matsumo,matsumo2,matsumoto,matumoto,LPレコード,
English Japanese

前ページ クラシック音楽の紹介目次 mp3ファイル目次 Home(coocan) Home(Geocities) 次ページ

LPレコード等(32)

初回:2012. 7. 1

 インターネット上で,無料でクラシック音楽のmp3ファイルを配布している最も大きなサイトは「yung君氏」による「クラシック音楽へのおさそい〜Blue Sky Label〜」ではないかと思いますが,ついにここも,flacファイル,すなわち,フリーソフトで変換すれば,16bit・44.1KHzのWAVEファイルとなるCD音質のファイルで配布するようになりました。すなわち,このサイトからダウンロードし,WAVEファイルに変換すれば,パソコンにて市販品CDと同音質のものが簡単に作れると言う訳です。しかしながら,私はこれは「商売の邪魔をしているので」行き過ぎではないかと思っていますので,今後も本ホームページではmp3ファイルのみのupの予定です。


グリーグ:劇音楽「ペール・ギュント」
[トーマス・ビーチャム指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団,ビーチャム合唱教会,イルゼ・ホルヴェイグ(S)]
録音:1956年
(Toshiba EMI EAC30035,A面・B面)

 ノルウェーの劇作家・詩人のヘンリック・イプセンの作品と言えば,戯曲「人形の夢」が有名で,日本国内でも舞台で演じられていますが,クラシック音楽ファンにとっては,やはり,韻文で書かれた戯曲「ペール・ギュント」の作者であることだと思います。この戯曲は1867年に完成し,1876年にクリスチャニア(現オスロ)の国民劇場で初演されました。その際,イプセンの依頼でグリーグが劇音楽を作曲しました。
 なお,この戯曲の内容は「自由奔放なペールギュントが旅に出て,年老いてからようやく故郷に帰ってくる」と言うものですが,その粗筋はインターネット上の百科事典「WikiPeidia」を,また,日本語翻訳はインターネット上の「アーカイブ」をお読み下さい。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound740」中の以下のファイル
 A面:結婚行進曲,イングリッドの嘆き,山の魔王の殿堂にて,朝,オーゼの死:Grieg_PeerGynt_Beecham_Royal_po_1956A.mp3(18.8MB)
 B面:アラビアの踊り,ソルヴェイグの歌,アニトラの踊り,ペール・ギュントの帰郷,子守歌:Grieg_PeerGynt_Beecham_Royal_po_1956B.mp3(19.2MB
)

 なお,これはステレオ録音です。
ベルク:バイオリン協奏曲
[ヨゼフ・シゲティ(vn),ディミトリ・ミトロプーロスNBC交響楽団]
録音:1945年,Live
(Nippon Columbia OZ7536BS)

 アルマ・シントラー(1879〜1964)は1902年,作曲家兼指揮者のグスタフ・マーラー(1860〜1911)と結婚しましたが,結婚前に彼女は画家のグスタフ・クリムト及び作曲家のアレクサンダー・ツェムリンスキーとつきあっていました。そして,結婚後は,今度は建築家のグロピウスとつきあうようになりました。
 1911年のグスタフ・マーラーの死後,画家のココシュカらとも関係を深めながらも(ココシュカの油彩画「風の花嫁」は,アルマとの性交渉を赤裸々に描いた作品として有名です),グロピウスと再婚し,娘マノンを生みました。しかしながら,マノンは聡明で美少女でしたが,虚弱で夭逝してしまいました。このマノンのことを可愛がっていたのが,作曲家のアルバン・ベルクであり,ベルクはマノンの死後に,バイオリン協奏曲<ある天使の思い出に>を作曲しました。ここで「天使」と呼ばれているのがマノンのことで,ベルクはまだ生家が裕福だった思春期に,使用人の女性に娘を身ごもらせた過去があり,その女性や娘と引き離された上,結婚相手の女性とは幸せな家庭をつくることができなかったことからベルクは,マノンをわが子と重ね合わせていたと考えられています。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound745」中の以下のファイル
 第1〜第3楽章:Berg_ViolinConcerto_Szigeti_Mitropoulos_NBCso_1945A.mp3(22.7MB)


 なお,これは実況録音です。
アルビノーニ:オーボエ協奏曲変ロ長調
[イヴリン・ロスウェル(ob),ジョン・バルビローリ指揮プロ・アルテ管弦楽団]
録音:1959年
(Teichiku Records UDL-3084-Y,A面)

 トマゾ・ジョヴァンニ・アルビノーニ(1671〜1751)はイタリア生まれの作曲家で,生前は50曲程の歌劇を作曲しましたが,現在はほとんど演奏されず,演奏されるのは器楽曲,とりわけ,オーボエ協奏曲が演奏されています。なお,アルビノーニの器楽曲は,ヨハン・ゼバスティアン・バッハが非常に関心を持っており,アルビノーニの主題によるフーガを少なくとも2曲,遺しています。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound706」中の以下のファイル
 第1〜第3楽章:Albinoni_OboeConcerto_B_flat_major_Rothwell_Barbirolli_ProArte_O_1959A.mp3(8.11MB)


 なお,これはステレオ録音です。
モーツアルト:ピアノソナタ第8番
[ディヌ・リパッティ(pf)]
録音:1947年
(EMI CDH7698002)

 「モーツアルト:ピアノソナタ第8番イ短調」は1778年頃に書かれた悲劇的な曲調を持つ曲であり,同年 7月に母を亡くしてしまったことが反映しているといわれている曲です。なお,モーツアルトは全部で18曲のピアノソナタを作曲しましたが,短調のものは,この第8番と第14番ハ短調のみです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound702」中の以下のファイル
 第1〜第3楽章:Mozart_PianoSonata_No08_Lipatti_1947_effect.mp3(12.4MB)


なお,これは響きが少なすぎるため,リヴァーブを掛けて,響きを豊かにしております。

ベートーベン:ピアノソナタ第30番
[エルンスト・フォン・ドホナーニ(pf)]
録音:1960年
(Nippon Columbia HRS-1016-EV,A面)

 エルンスト・フォン・ドホナーニは1877年,ハンガリーのポリニー(プレスブルグ)で生まれ,6歳でピアノを演奏,7歳で作曲,8歳で独奏会を開いたと言う神童です。ハンガリーの作曲家と言えば,バルトークが有名ですが,ドホナーニは作曲家でもありましたが,それよりもピアニストとして有名になりました。彼が82歳の時に録音が行われ,ベートーベンのピアノソナタ第30番及び第31番が録音されましたが,その直後には亡くなってしまいました。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound598」中の以下のファイル
 第1〜第3楽章:Beethoven_PianoSonata_No30_Dohnanyi_1960A.mp3(15.9MB)


 なお,これはステレオ録音です。

ブルックナー:交響曲第7番
[フランツ・コンヴィツニー指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団]
録音:1958年
(edel CLASSICS 0002322CCC)

 私が初めて「ブルックナー:交響曲第7番」を聴いたのは,FM放送から流れてきた「ゲオルク・ショルティ指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団」による来日時のコンサートの実況録音だったと思います。当時は,まだ,同オーケストラが来日すること自体,珍しいことだったので,この実況録音が何回か,流されたことを覚えています。
 この交響曲題7番の作曲は1881年 9月末から始まり,第2楽章の作曲中に,リヒャルト・ワーグナーが危篤となったことから「ワーグナーの死を予感しながら」書き進め,1883年 2月13日にワーグナーが死去すると,その悲しみの中でコーダを付加し,第184小節以下をワーグナーのための「葬送音楽」と呼んだそうです。そして,1883年 9月 5日に全4楽章が完成し,1884年12月30日,アルトゥル・ニキシュ指揮ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によりライプツィヒ歌劇場で初演され,大成功をおさめたそうです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound721」中の以下のファイル
 第1・第2楽章:Bruckner_Symphony_No7_Konwitschny_Gewandhsus_O_1958Y.mp3(38.7MB)
 第3・第4楽章:Bruckner_Symphony_No7_Konwitschny_Gewandhsus_O_1958Z.mp3(21.1MB)


 なお,これはステレオ録音です。
ベートーベン:ピアノソナタ第31番
[エルンスト・フォン・ドホナーニ(pf)]
録音:1960年
(Nippon Columbia HRS-1016-EV,B面)

 「ベートーベン:ピアノソナタ第31番」は,ベートーベンが1821年に完成したピアノソナタで,私が好きな曲の1つです。特に,第3楽章の「嘆きの歌」と呼ばれる哀切な旋律と歓喜に満ちたフーガが入れ替わりながら繰り返される部分が好きです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound599」中の以下のファイル
 第1〜第3楽章:Beethoven_PianoSonata_No31_Dohnanyi_1960B.mp3(16.1MB)

 なお,これはステレオ録音です。
デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」
[シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団]
録音:1957年
(RVC RGC-1088,B面)

 ゲーテの詩や戯曲は色々な作曲家に使われていますが,その1つが”デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」”です。すなわち,この曲は,ゲーテがサモサタのルキアノスの詩「嘘を好む人たち」を敷衍したバラード「魔法使いの弟子」に基づいたもので,1897年に「ゲーテによる交響的スケルツォ」として脱稿し,同年に初演され,好評だったそうです。また,この曲は,ディズニー・アニメ「ファンタジア」にも使われ,そこではレオポルド・ストコフスキーが編曲したものがストコフスキー指揮で演奏されていたそうです。
 なお,このゲーテの詩の内容は「老いた魔法使いが若い見習いに雑用を言い残し,自分の工房を旅立つ。見習いは命じられた水汲みの仕事に飽き飽きして,箒に魔法をかけて自分の仕事の身代わりをさせるが,見習いはまだ完全には魔法の訓練を受けていなかった。そのため,やがて床一面は水浸しとなってしまい,見習いは魔法を止める呪文が分からないので,自分に箒を止める力がないことを思い知らされる。絶望のあまりに,見習いは鉈で箒を2つに割るが,さらにそれぞれの部分が水汲みを続けていき,かえって速く水で溢れ返ってしまう。もはや洪水のような勢いに手のつけようが無くなったかに見えた瞬間,老師が戻ってきて,たちまちまじないをかけて急場を救い,弟子を叱り付ける。」と言うものです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound741」中の以下のファイル
 Dukas_The_Sorcerer's_Apprentice_Munch_Boston_so_1957B.mp3(9.56MB)

 なお,これはステレオ録音です。
ベートーベン:バイオリンとオーケストラのためのロマンス第1番
[イーゴリ・オイストラフ,フランツ・コンヴィツニー指揮ライプツィヒ・ゲバントハウス管弦楽団]
録音:1955年
(Nippon Grammophon SMH-1034,B面)

 イーゴリ・オイストラフはソ連のバイオリン奏者「ダヴィート・フョードロヴィチ・オイストラフ」(1908〜1974)の息子で,1931年にオデッサで生まれました。バイオリン奏者になるため,モスクワ中央音楽学校に進み,1948年,コンサート・デビューしましたが,1949年から1955年までモスクワ音楽院で学びました。1958年,同音楽院でバイオリンを教えるようになり,1965年,同音楽院の講師となりました。また,このほか,1996年までブリュッセル王立音楽院の教授を勤めました。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound595」中の以下のファイル
 Beethove_Romance_No1_Oistrach_Konwitschny_GewandhausO_1955B.mp3(6.23MB)


 なお,これは擬似ステレオです。
メンデルスゾーン:交響曲第5番
[アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBC交響楽団]
録音:1953年
(RVC RCCD-1007)

 メンデルスゾーンの交響曲には,習作的な交響曲である全13曲ある「弦楽のためのシンフォニア」(1821〜1823)のほか,番号が付いた5つの交響曲,すなわち,交響曲第1番(1824),交響曲第2番「賛歌」(1840),交響曲第3番「スコットランド」 (1842),交響曲第4番「イタリア」(1833),交響曲第5番「宗教改革」(1830)があります。すなわち,メンデルスゾーンの交響曲は番号通りに作曲されたものではなく,「13曲のシンフォニア→第1番→第5番→第4番→第2番→第3番」の順に作曲されたと言う訳です。
 この内の第5番ですが,メンデルスゾーンはユダヤ人でしたが,ユダヤ教ではなくキリスト教のルター派の信者だったそうで,曲のモチーフにルター作曲のコラール「神はわがやぐら」,そしてドイツの賛美歌「ドレスデン・アーメン」が用いられているのが特徴です。この曲は1829年12月に開始され,ベルリンにおける翌年6月の「アウクスブルクの信仰告白の300周年」にこれを演奏するつもりでしたが,健康を害したために5月までかかってしまい,結局,演奏されなかったそうです。結局,1832年に改訂し,ようやく,初演されたのだそうですが,その後も,改訂を繰り返していたそうです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound582」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Mendelssohn_Symphony_No5_Toscanini_NBCso_1953.mp3(27.1MB)




前ページ クラシック音楽の紹介目次 mp3ファイル目次 Home(coocan) Home(Geocities) 次ページ