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LPレコード(20)

最終改訂:2016. 1.31(前回:2011. 3.31)

 2011. 3.11(金)に東北関東大地震,もう3週間近く経っていると言うのに,まだ,悲惨な状況が続いています。特に,都内に住んでいる私には,福島原子力発電所の事故が未だに解決の方向さえ見えない状態が気になります。この事故により,原発の周囲30km以内の人達には事実上の避難勧告がなされ,ほとんど人は残っておりません。その上,放射性物質は200km以上離れた東京の空まで飛んできており,大気は勿論,水道水さえ,汚染されています。これらを含めた今回の地震による大災害が一刻も早く回復し,人々が平和と幸せに生活できることを祈ります。


シベリウス:交響曲第1番
[アンソニー・コリンズ指揮ロンドン交響楽団]
録音:1952年
(Decca ECS581,A面・B面)

 シベリウスの交響曲は8曲,すなわち,第1番から第7番のほかに,1892年に初演された「クレルヴォ交響曲」があります。この交響曲は,叙事詩「カレワラ」に基づき,ソプラノ,バリトン,男声合唱と管弦楽団によって演奏されるものです。
  そして,シベリウスはその後,交響詩「フィンランディア」,「4つの伝説曲」等を作曲し,1899年に「交響曲第1番」を完成,同年に初演,更に1900 年に改訂しました。この曲を作曲する前にシベリウスは酒におぼれて,浪費癖と自堕落な生活を送っていたそうですが,作曲当初は酒も葉巻も控え作曲に集中し たそうです。しかしながら,それも長続きはせず,酒に酔ったあげく乱闘騒ぎまで起こしているそうです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound460」中の以下のファイル
 第1楽章〜第4楽章:Sibelius_Symphony_No1_Collins_London_so_1952A_B.mp3(31.6MB)

「OneDrive」中の「sound945」中の以下のファイル
 第1楽章〜第4楽章:Sibelius_Symphony_No1_Collins_London_so_1952A_B.mp3(31.7MB)

 なお,これは擬似ステレオです。
バッハ:ブランデンブルグ協奏曲第3番
[アドルフ・ブッシュ指揮ブッシュ室内合奏団,アドルフ・ブッシュ(vn),ルドルフ・ゼルキン(pf)]
録音:1935年
(Toshiba EMI GR-2251,A面)

 1960年頃を境にバッハの演奏法は大きく変わったような気がしています。すなわち,その頃までは,チェンバロ独奏曲は勿論,チェンバロ協奏曲,通奏低 音もピアノで演奏されるのが普通でしたが,その後は,ピアノ独奏曲以外はチェンバロで演奏するのが一般的になり,チェンバロ独奏曲もピアノで演奏されるの は少なくなっているような気がします。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound480」中の以下のファイル
 第1楽章〜第3楽章:Bach_Brandenburg_Concerto_No3_Busch_Busch_Chamber_Players_1935A.mp3(8.18MB)
バッハ:ブランデンブルグ協奏曲第4番
[アドルフ・ブッシュ指揮ブッシュ室内合奏団,アドルフ・ブッシュ(vn),ルドルフ・ゼルキン(pf)]
録音:1935年
(Toshiba EMI GR-2251,A面)

 私がこの曲を初めて聴いたのは,チェンバロ+現代室内管弦楽団による「ミュンヒンガー指揮シュツトガルト室内管弦楽団」による録音だった関係もあり,ピ アノだとやはり違和感を覚えますが,それでも,ブッシュ+ゼルキンによる演奏は中々のものだと思います。ただし,ゼルキンによると,チェンバロ曲を現代ピ アノで弾くことは難しいのだそうです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound481」中の以下のファイル
 第1楽章〜第3楽章:Bach_Brandenburg_Concerto_No4_Busch_Busch_Chamber_Players_1935A.mp3(14.1MB)
バッハ:ブランデンブルグ協奏曲第5番
[アドルフ・ブッシュ指揮ブッシュ室内合奏団,アドルフ・ブッシュ(vn),ルドルフ・ゼルキン(pf),マルセル・モイーズ(fl),ルイス・モイーズ(fl)]
録音:1935年
(Toshiba EMI GR-2251,B面)

 最近は,所謂,古楽器による古楽器奏法の演奏が流行ですが,これは私にはものすごく違和感があります。私の好みは現代楽器による小編成の演奏です。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound482」中の以下のファイル
 第1楽章〜第3楽章:Bach_Brandenburg_Concerto_No5_Busch_Busch_Chamber_Players_1935B.mp3(20.7MB)
ワーグナー:管弦楽曲集
[アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBC交響楽団]
録音:1952年(トリスタンとイゾルデ)・1946年(ニュルンベルクの名歌手)・1949年(ラインへの旅)・1952年(葬送行進曲)
(RVC RVC-1544,A面・B面)

 アルトゥーロ・トスカニーニはワーグナーの歌劇・楽劇を得意としており,当時,ウィーン王立歌劇場の総監督であったグスタフ・マーラーは,ミラノ・スカ ラ座においてトスカニーニ指揮の楽劇「トリスタンとイゾルデ」の上演を観て,「いい演奏だった」旨をブルーノ・ワルターに話したそうです。また,トスカ ニーニは,イタリア人として初めて,バイロイト音楽祭に歌劇「タンホイザー」,楽劇「トリスタンとイゾルデ」及び「パルジフェル」指揮しています。そし て,ザルツブルグ音楽祭で指揮した「ニュルンベルクの名歌手」の全曲録音まで残っています。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound445」中の以下のファイル
 A面:楽劇「トリスタンとイゾルデ」より「前奏曲」と「愛の死」・楽劇「ニュルンベルクの名歌手」より「第1幕前奏曲」: Wagner_Orchestra_Pieces(1)_Toscanini_NBCso_1952_1946A_effect.mp3(25.2MB)
 B面:楽劇「神々の黄昏」より「夜明けとラインへの旅」・楽劇「神々の黄昏」より「ジークフリートの死と葬送行進曲」: Wagner_Orchestra_Pieces(2)_Toscanini_NBCso_1949_1952B_effect.mp3(22.5MB)


 なお,聴きやすくするため,リバーブをかけております。
シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番
[ルドルフ・ゼルキン(pf),アドルフ・ブッシュ(vn),ヘルマン・ブッシュ(vc)]
録音:1935年
(Toshiba EMI GR-2243,A面・B面)

 ルドルフ・ゼルキン(pf),アドルフ・ブッシュ(vn),ヘルマン・ブッシュ(vc)による「シューベルト:ピアノ三重奏曲第2番」の録音は1940年頃のものと1935年の2種類があり,前者は既にupしてありますが,今度は後者のものです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound496」中の以下のファイル
 第1楽章〜第4楽章:Schubert_Piano_Trio_No2_Busch_trio_1935A_B.mp3(34.7MB)
ベートーベン:ピアノ協奏曲第5番
[ウラディミール・ホロヴィッツ(pf),フリッツ・ライナー指揮シカゴ交響楽団]
録音:1952年
(Victor Ongaku Sangyou RGC-1024,A面・B面)

 ピアニストのウラディミール・ホロヴィッツは,指揮者アルトゥーロ・トスカニーニの娘と結婚しましたが,非常に神経質な人だったらしく,夫婦でトスカ ニーニの家に泊まると,よく眠れなかったそうです。しかしながら,ウトウトしかけると,夜遊びから帰って来たトスカニーニが騒ぐので目が覚めてしまって 困っていたそうです。そして,その神経症が高じて,1953年から1965年まではコンサートに出演することはありませんでした。その後,1983年に初 来日し,コンサートを行いました(S席: 50,000円)が,あまりのひどい演奏に,音楽評論家「吉田秀和」氏により「ひび割れた骨董」と評されました。しかしながら,この時のホロヴィッツは薬 中毒だったそうで,その1年後以降のコンサートでは良い演奏になったそうです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound466」中の以下のファイル
 第1楽章〜第3楽章:Beethoven_Piano_Concerto_No5_Horowitz_Reiner_1952A_B.mp3(33.7MB)


 なお,この録音は擬似ステレオです。
リハーサル「ベートーベン:交響曲第5番」
[ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団]
録音:1958年,Live
(CBS/SONY SONF01112,A面・B面)

 アルトゥーロ・トスカニーニも沢山のリハーサル風景の録音を残していますが(ベルディ:歌劇「椿姫」のリハーサル録音だけでもLP換算で10枚位あると のことです),ブル−ノ・ワルターも,「モーツアルト:交響曲第36番」,「ベートーベン:交響曲第5番」,「ブラームス:交響曲第2番」,「ワーグ ナー:ジークフリート牧歌」等,LP換算で5枚以上を残しています。
 ワルターは第二次世界大戦前に米国に住むようになったことと,オーケストラは米国のものですので,リハーサルは米語で行われています。しかしながら,長 い説明等は行わない極めて簡素なものの上,発音がクリアーですので,聴いていて,何をしゃべっているのか,十分にわかると思います。私はこの中では 「more! more! more!」,「This is a trumpet solo.」なんて言う箇所が好きです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound506」中の以下のファイル
 第1楽章:Beethoven_Symphony_No5-1_Walter_ColumbiaO_1958A.mp3(21.0MB)
 第2楽章:Beethoven_Symphony_No5-2_Walter_ColumbiaO_1958B.mp3(21.0MB)


 このリハーサル後に録音が行われましたが,私は現在,販売されているものより,このリハーサルの時の方が遙かに生き生きした演奏だったと思っています。
ベートーベン:ピアノソナタ第27番
[アルトゥル・シュナーベル(pf)]
録音:1932年
(Toshiba EMI EAC-30209,A面)

 第二次世界大戦前はSPレコードの時代でしたが,その頃は「協会レコード」と言うのが流行っていたそうです。これは,SPレコードでの全集を出すのに, 「○○協会」と言うのを作り,ここがその全集を出すための予約と予約金を集めて企画実現に必要な費用を賄って,レコードを発売すると言うものでした。この 第一弾が「ヴォルフ協会」によるエレナ・ゲルハルト(MS)が歌った「ヴォルフ歌曲集」で,第二弾が「ベートーベン・ピアノソナタ協会」によるアルトゥ ル・シュナーベルが弾いた「ベートーベン:ピアノソナタ全集」だそうです。勿論,この全集は世界で最初のものでした。なお,この際,日本からの予約が 2000組にもなったそうで,この時代から考えると,全く驚くべきことでした。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound490」中の以下のファイル
 第1楽章・第2楽章:Beethoven_Piano_Sonata_No27_Schnabel_1932A_effect.mp3(11.6MB)


 なお,聴きやすくするため,リバーブをかけております。
ブルックナー:交響曲第7番
[ウィルヘルム・フルトベングラー指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団]
録音:1951年
(Deutsch Grammophon 2535161,A面・B面)

 ブルックナーの「交響曲第7番」は,彼の交響曲中,初演が成功した初めての曲だそうです。成功した理由として,演奏したのが「アルトゥル・ニキシュ指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団」と言う,当代随一の組み合わせだったことも大きいと思いますが,旋律が美しいこともあると思います。ブルック ナーはこの曲の第2楽章を作曲中に,リヒャルト・ワーグナーが危篤であることを知り,「ワーグナーの死を予感しながら」書き進め,ワーグナーが死去する と,その悲しみの中でコーダを付加し,第184小節以下をワーグナーのための「葬送音楽」と呼んだのだそうです。と言うことで,この第2楽章は,有名な人 が亡くなった時に,捧げられることもあります。なお,この曲は,あのバイエルン国王ルートヴィヒ2世に献呈されたのだそうです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound494」中の以下のファイル
 第1楽章・第2楽章:Bruckner_Symphony_No7_Fuerwangler_Berlin_po_1951A_B_effect.mp3(37.7MB)
 第3楽章・第4楽章:Bruckner_Symphony_No7_Fuerwangler_Berlin_po_1951B_effect.mp3(19.6MB)

 なお,この録音は響きが少なかったため,リバーブをかけています。


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