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LPレコード(16)

初回:2010.12.30

 インターネット上のmp3ファイル配布サイトは,一般的にはCDからリッピングし,それをmp3ファイルにしてupしているのだと思いますが,本ホームページにおいては,基本的にLPレコードを再生し,それをWAVE Recorderで録音してWAVEファイルとし,パソコンでゴミ等によるノイズを低減等の編集を行った後,mp3ファイルとしています。ですから,CDからの単なるリッピングに比べて,手間がかかっております。LPで持っているものの大部分はCDででも持っていますので,CDからリッピングしたものをupすることは可能ですが,私の装置ではLPの方が良い音がしますので,わざわざ,このような方法で行っています。


モーツアルト:ピアノ協奏曲第23番
[ワルター・ギーゼキング(pf),ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団]
録音:1951年
(Columbia Record/CBS 32160371,B面)

 ドイツ生まれのピアニスト「ワルター・ギーゼキング」(1895〜1956)は,一般的には,ドビュツシー,ラヴェル,そして,モーツアルトのピアノ曲の大部分を録音したことで知られていますが,私にとっては,SPレコード時代に「ブルーノ・ワルター指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団」の伴奏により「ベートーベン:ピアノ協奏曲第5番」を録音したピアニストであったことです。この録音は,指揮者とピアニストが合わなかったことで有名で,第二次世界大戦後にギーゼキングが来日した際,このレコードに関して質問された際,うつむいてしまい,何も答えなかったそうです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound442」中の以下のファイル
 第1〜第3楽章:Mozart_Piano_Concerto_No23_Gieseking_Karajan_1951B.mp3(23.2MB)

モーツアルト:管楽器のための協奏交響曲変ホ長調
[ウィーン管楽グループ,ヘンリー・スヴォボダ指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団]
録音:1949年
(Nippon Colunbia OC-8015-AW,B面)

 協奏交響曲は,交響曲と協奏曲の合いの子ですが,独奏楽器は1つではなく複数のものであることが特徴です。しかしながら,有名なものは少なく,モーツアルトによる2曲以外に,せいぜい,ハイドンによる「バイオリン,チェロ,オーボエ,ファゴットのための協奏交響曲変ロ長調」位でしょうか。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound444」中の以下のファイル
 第1〜第3楽章:Mozart_Sinfonia_Concerto_for_Wind_Vienna_Philharmonic_Wind_group_1949B_effect.mp3 (29.8MB)


 なお,この曲は非モーツアルト的な箇所があり,また,この曲の自筆譜は失われていることから,偽作あるいは他人による編曲ではないかとの説もありますが,私にとっては,この曲はモーツアルト作曲のものです。
モーツアルト:バイオリンとビオラのための協奏交響曲変ホ長調
[ワルター・バリリ(vn),パウル・ドクトール(va),フェリックス・プロハスカ指揮ウィーン国立歌劇場管弦楽団]
録音:1951年
(Nippon Colunbia OC-8015-AW,A面)

 モーツアルトのもう1つの協奏交響曲は,「モーツアルト:バイオリンとビオラのための協奏交響曲変ホ長調」です。この曲では,独奏ビオラは全ての弦を通常より半音高く調弦すること(スコルダトゥーラ)を指定していますが,一方,独奏ビオラのパート譜は変ホ長調の半音下のニ長調で書かれているそうです。弦の張力を上げることにより華やかな響きとなり,更にビオラが響きやすいニ長調と同じ運指になることで,地味な音色であるビオラがバイオリンと対等に渡り合う効果を狙ったのではないかと言うことです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound439」中の以下のファイル
 第1〜第3楽章:Mozart_Vn_Vc_Sinfonia_Concertanto_Barylli_Doktor_Prohaska_1951A_effect.mp3 (29.2MB)


ベートーベン:ピアノソナタ第18番
[クララ・ハスキル(pf)]
録音:1955年
(Nihon phonograph PC-1598,B面)

 クララ・ハスキルは1895年生まれのルーマニア出身のピアニストで,脊柱側湾の病を持っていたこともあり,病弱で,演奏会も中々,うまく行かず,貧困生活を送っていたそうです。そして, 1949年になってようやく脚光を浴びるようになりましたが,1960年末にブリュッセルの駅で転落した際に負った怪我がもとで亡くなったそうです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound437」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Beethoven_Piano_Sonata_No18_Haskil_1955B.mp3(21.5MB)


ベートーベン:荘厳ミサ
[カール・ベーム指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団,Maria Stader(S), Marianna Radev(A), Anton Dermota(T), Josef Greindl(Bs),St. Hedwig's Choir]
録音:1955年
(Polydor MH5019/20,A面〜D面)

 「楽聖ベートーベン」,「気骨の楽聖」,「人間ベートーベン」,「ベートーベンの甥」及び「敬愛なるベートーヴェン」等,ベートーベンを描いた映画は幾つもありますが,その1つに「不滅の恋 ベートーヴェン」(バーナード・ローズ監督)があります。この映画の冒頭は,ベートーベンの葬儀で,馬車に乗せられたベートーベンの棺が出て,大群衆の中を進みます。ここで,「ベートーベン:荘厳ミサ」が流れると言う圧倒的な場面です。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound476」中の以下のファイル
 A面(Kyrie, Gloria):Beethoven_Missa_Solemnis_Bohm_Berlin_po_1955A.mp3(26.0MB)
 B面(Credo)  :Beethoven_Missa_Solemnis_Bohm_Berlin_po_1955B.mp3(18.5MB)
 C面(Sanctus) :Beethoven_Missa_Solemnis_Bohm_Berlin_po_1955C.mp3(15.0MB)
 D面(Agnus Dei) :Beethoven_Missa_Solemnis_Bohm_Berlin_po_1955D.mp3(15.6MB)


 歌詞及び訳詞は,インターネット上の「オペラ対訳プロジェクト」をご覧下さい。
メンデルスゾーン:バイオリン協奏曲ホ短調
[フリッツ・クライスラー(vn),レオ・ブレッヒ指揮ベルリン国立歌劇場管弦楽団]
録音:1926年
(Nippon Columbia OC-7202-RC,A面)

 バイオリニストのフリッツ・クライスラー(1875〜1962)は3歳の頃からヴァイオリンを習い始め,7歳で特例としてウィーン高等音楽院に入学してヨーゼフ・ヘルメスベルガー2世に演奏を,アントン・ブルックナーに作曲を学び,10歳にして首席で卒業しました。その後,パリ高等音楽院に入学,12歳で首席で卒業して,デビューし,神童ともてはやされたそうですが,一般教養をつけるために高等学校に入学し,更に,オーストリア陸軍に入ったのだそうです。そして,除隊後,バイオリニストとして復帰し,大活躍しました。
 そのクライスラーによる録音は多数ありますが,やはり,テクニックがある若い時のものの方が人気があるようですが,録音技術の面から,当然,音が悪くなります。
 と言うことで,まだ,テクニッックが十分にある1926年に録音された「メンデルスゾーン:バイオリン協奏曲ホ短調」です。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound458」中の以下のファイル
 第1〜第3楽章:Mendelssohn_Violin_Concerto_Kreisler_Blech_1926A_LowNoise.mp3 (23.8MB)


 なお,SPレコードのパルス性ノイズを除去するフリーソフト「LRISpMmpMra.exe」を使用しております。
バッハ:管弦楽組曲第2番
[アドルフ・ブッシュ指揮ブッシュ室内合奏団,マルセル・モイーズ(fl)]
録音:1936年
(Toshiba EMI GR-2248,A面)

 現在は,バロック音楽や古典派音楽の演奏は,所謂,オリジナル楽器やオリジナル奏法による小オーケストラによるものが流行で,現代の大オーケストラによるものでも,その奏法を取り入れたり,奏者の数を減らしたものが流行となっています。この傾向は,第二次世界大戦前からあったようで,例えば,「ブッシュ指揮ブッシュ室内合奏団」は,現代楽器によってですが,小人数にて,バッハの管弦楽曲や協奏曲の録音をしております。
 この管弦楽組曲は,「序曲・ロンド・サラバンド・ブーレ・ポロネーズ・メヌエット・バディヌリー」の7曲から成ってます。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound483」中の以下のファイル
 7曲:Bach_Suite_No2_Busch_Busch_Chamber_Players_1936A.mp3(19.4MB)

バッハ:管弦楽組曲第3番
[アドルフ・ブッシュ指揮ブッシュ室内合奏団]
録音:1936年
(Toshiba EMI GR-2248,B面)

 バッハの管弦楽組曲は4曲ありますが,やはり,第2番及び第3番が名曲だと思います。中でも,第3番の序曲は壮大な感じで大好きです。
 この管弦楽組曲は「序曲・エア・ガヴォット・ブーレ・ジーグ」の5曲から成っています。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound484」中の以下のファイル
 5曲:Bach_Suite_No3_Busch_Busch_Chamber_Players_1936B.mp3(18.6MB)


バッハ:二台のバイオリンのための協奏曲 ニ短調
[フリッツ・クライスラー(vn),エフレム・ジンバリスト(vn),不明弦楽四重奏団]
録音:1915年
(Nippon Columbia OC-7202-RC、B面)

 SPレコードには,機械式録音のものとと電気式録音のものの2種類があり,その交代は1920年代中頃に行われました。勿論,後者の方が音が良い訳で,後者が実用化されると,前者のSPは追放状態になったようです。しかしながら,それでも,それしか聴けない録音もある訳で,その1つが,フリッツ・クライスラーとエフレム・ジンバリストと言う二大バイオリニストが揃い踏みで録音された「バッハ:二台のバイオリンのための協奏曲 ニ短調」です。なお,伴奏はオーケストラではなく,弦楽四重奏団です。これは当時の録音技術では,オーケストラ伴奏では綺麗な録音ができなかったためだと思いますが,現在は録音経費を少しでも少なくするためか,バロック音楽の協奏曲では伴奏のオーケストラを1パート1名にすることも流行っているみたいですので,それを先取りしていたと言えないこともないですね。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound453」中の以下のファイル
 第1〜第3楽章:Bach_2_Violins_Concerto_Kreisler_Zimbalist_1915B_LowNoise.mp3(12.0MB)


 なお,これも,ノイズ低減ソフト「LRISpMmpMra.exe」を使用して,SPノイズを低減しておりますが,それでも,かなり聞こえます。
ヘンデル:水上の音楽
[ボイド・ニール指揮ボイド・ニール管弦楽団]
録音:1954年
(Decca ECS698,A面・B面)

 1960年前半頃までは,バッハやヘンデル等のバロック音楽は,現代楽器を使用した大オーケストラで演奏するのが普通でしたが,その後は,所謂,作曲当時の楽器や奏法と称するもので演奏するのが流行になって,それが現在でも続いています。一方,これとは別に,第二次世界大戦前からブッシュ室内合奏団等の現代楽器を使った小オーケストラによる演奏もあり,特に,第二次世界大戦後は,シュツトガルト室内管弦楽団やローマ合奏団等,多数の小オーケストラが設立されました。
 このような状況の中で,英国では,第二次世界大戦前より「ボイド・ニール指揮ボイド・ニール管弦楽団」が有名となり,彼らは,「ヘンデル:合奏協奏曲作品6(全12 曲)」,「バッハ:ブランデンブルク協奏曲(全6曲)[デニス・ブレイン(Hr)]」等のほか,「ヘンデル:水上の音楽」を録音を残しています。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound456」中の以下のファイル
 A面(Overture, Adagio e staccato, Allegro, Moderato, Air, Bourree and Hornpipe, Minuet):Handel_Water_Music_Neel_Neel_O_1954A.mp3(19.7MB)
 B面(Allegro molto, Allegro, Minuet, Aria, Lentement, Allegro, Menuet, Coro, Air, Hornpipe):Handel_Water_Music_Neel_Neel_O_1954B.mp3(19.5MB)


 なお,これは擬似ステレオです。


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