matsumo,matsumo2,matsumoto,matumoto,LPレコード,
English Japanese

前ページ クラシック音楽の紹介目次 mp3ファイル目次 Home(coocan) Home(Geocities) 次ページ

LPレコード等(15)

初回:2010.12.30

 最近は,CDからリッピングしたWAVEファイルを,可逆圧縮してfalcファイルとし,それを配布しているサイトがあります。このファイルは非常に大きなものですが,ダウンロード後,WAVEファイルに戻し,CD-Rに音楽用CDとして書き込めば,市販CDと同じ音がするものができる筈です。ですから,これは,CD販売者にとっては脅威になると思います。と言っても,現在でも,「板おこし」と呼ばれているCDが販売されていますので,それの無料版と言うところでしょうか。


ブラームス:交響曲第3番
[ブルーノ・ワルター指揮ニューヨークフィルハーモニック]
録音:1953年
(CBS SONY SOCF119,A面)

 「ブラームス:交響曲第3番」は1983年に「ハンス・リヒター指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」により初演され,大成功だったそうです。また,その際に演奏された他の曲は,2ヶ月程前に初演された「ドボルザーク:バイオリン協奏曲イ短調」で,ドボルザークもその劇場にいたそうです。その時のオーケストラの規模ですが,現代のフルオーケストラとほぼ同じだったそうで,昔のオーケストラって,規模が小さいような感じがしますが,当時から,現代と同様な大きさだったのですね。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound435」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Brahms_Symphony_No3_Walter_NewYorkpo_1953A.mp3(28.9MB)
ベートーベン:歌劇「フィデリオ」
[アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBC交響楽団,Peter Wilhousky - ?cho.,R.Bamption(S), J.Peerce(T),S.Balarsky(Bs), H.Janssen(Bs), E.Steber(S), J.Laderoute(T), N.Moscona(Br)]
録音:1944年
(日本ビクター AT-1099/100,A面〜D面)

 もう何回も書いているような気がしますが,西洋の所謂クラシック音楽の花は「歌劇」と「教会音楽」であり,日本では人気がある「交響曲」等のオーケストラ曲は脇役です。私も昔は歌劇を「河原者」達が歌い演技する下賎なものと思っていましたが,上記を知って以前から不思議に思っていたこと,すなわち,ベートーベンが何で歌劇「レオノーレ」を作曲し,初演で大失敗してから何回も何回も改訂したのか,ベートーベンの頃のウィーンで最も人気があった作曲家はロッシーニであり,みんなロッシーニに夢中であったこと,シューベルトが何で20曲位もの歌劇を作曲したのか等を理解しました。そして,”ベートーベン:歌劇「レオノーレ」”の最終改訂版が”ベートーベン:歌劇「フィデリオ」”です。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound427」中の以下のファイル
 フィデリオ序曲:Beethoven_Fidelio_Act1(+Oveture)_Toscanini_NBCso_1944A_B01.mp3(5.99MB)
 第1幕:Beethoven_Fidelio_Act1(+Oveture)_Toscanini_NBCso_1944A_B02.mp3(47.4MB)
 第2幕第1場:Beethoven_Fidelio_Act2-1_Toscanini_NBCso_1944C.mp3(25.7MB)
 レオノーレ序曲第3番・第2幕第2場:Beethoven_Fidelio_Act2-2(+Overture)_Toscanini_NBCso_1944D.mp3(24.2MB)


 なお,この歌劇は,歌と台詞から成り立っているのですが,この録音では台詞部分は省略されています。また,グスタフ・マーラーから始まった,第2幕第2場の始まる前に,レオノーレ序曲第3番が演奏されています。そして,この歌劇の粗筋に関しては,インターネット上の百科事典「wikipedia」をご覧下さい。
 この歌劇「フィデリオ」は記念の時によく演奏される曲のようで,第二次世界大戦後にウィーン歌劇場が再建された時は,ブルーノ・ワルターがこの歌劇を指揮したいと言ったにもかかわらず,第二次世界大戦前は最高のレオノーレ役だったソプラノ歌手「ロッテ・レーマン」の臨席の下,総監督のカール・ベームが指揮して演奏されました。
モーツアルト:交響曲第35番
[カール・シューリヒト指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団]
録音:1956年
(キングレコード LS5037,17cmLP,A面・B面,ステレオ)

 商業的なステレオ録音は1954年頃から行われたそうですが,デッカでは1956年には完全にモノラル録音からステレオ録音に移行していたようです。この1956年に録音されたものとして,「カール・シューリヒト指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団」による「モーツアルト:交響曲第35番」があります。
 シューリヒトは生前,日本では全く人気が無かった指揮者の1人で,小沢征爾著「ボクの音楽武者修行」の中に「日本であまり名を聴かない人では,カール・シューリヒトと言う 80歳を超えているかと思われる老指揮者がいる。この人は棒を振るかわりにギョロリと鋭い目をむく。その眼力でオーケストラの人たちに音を出させるような変わった指揮をする」と書かれています。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound414」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Mozart_Symphony_No35_Schricht_Vienna_po_1956A_B.mp3(16.5MB)
シューベルト:劇音楽「ロザムンデ」より「序曲,舞踊音楽第2番,第3幕間奏曲」
[ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団]
録音:1955年
(CBS SONY SOCF114,B面)

 シューベルトは多数の歌劇を作曲し,ことごとく,失敗に終わりました。その原因はシューベルトの音楽は歌劇に向いていないことと,筋や歌詞が稚拙だったことが原因と言われています。氏は劇の上演の際に演奏される音楽も作曲しましたが,その内の代表作「ロザムンデ」も,筋が稚拙であったため,上演は失敗で,楽譜のみ,残されたようです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound420」中の以下のファイル
 3曲:Schubert_Rosamunde_Walter_Columbia_so_1955B.mp3(19.0MB)
ヨハン・シュトラウス2:皇帝円舞曲
[ブルーノ・ワルター指揮ニューヨークフィルハーモニック]
録音:1942年
(CBS SONY SOCF114,B面)

 ヨハン・シュトラウス2世を描いた米国映画として,「グレート・ワルツ」(ジュリアン・デュヴィヴィエ監督)がありますが,その中の最後の方で演奏されている曲に「ヨハン・シュトラウス2:皇帝円舞曲」があります。この映画,完全に作り物で,内容も史実に反するものばかりですが,それでも,美しい容姿をもったソプラノ歌手のミリツア・コロユスの歌を聴くことができるので,貴重だと思います。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound419」中の以下のファイル
 J_Strauss2_Emperor_Waltz_Walter_NewYork_po_1942B.mp3(8.43MB)
プッチーニ:歌劇「トスカ」より「第2幕」
ベルリーニ:歌劇「ノルマ」より「戦いの声をあおる者は誰だ」・「清らかな女神よ」

[マリア・カラス(S),Tito Gobbi(Br), Albert Lance(T),George Sebastian - Paris National Opera Theater O. & Cho.]
録音:1958年,Live
(DreamLife Co.Ltd. DMLB-30,A面・B面)

 ソプラノ歌手の「マリア・カラス」は,「カラス以前」と「カラス以後」に分けられ程,評価が高い歌手ですが,私は氏の声の質が嫌いで,長い間,氏の良さがわかりませんでした。しかしながら,LDにて,彼女の映像を観た途端,なるほど,氏は演技と声が表裏一体のものであり,LPやCD等の声だけではなく,劇場や映像で観なければ,氏の良さはわからないのだと納得しました。そのLDに収録されていたのは,氏がパリに進出し,歌った時で,そのニュース・フィルムみたく見えるものです。ですから,それには,劇場にあらわれた当時の大統領は勿論,人気女優のブリジッド・バルドーまで写っています。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound410」中の以下のファイル
 歌劇「トスカ」第2幕:Pussini_Tosca_Act2_Callas_1958B.mp3 (37.4MB)
 歌劇「ノルマ」より「戦いの声をあおる者は誰だ」・「清らかな女神よ」:Bellini_Norma_Casta_diva_1958A.mp3(10.6MB)


 なお,歌詞の伊和対訳ですが,「オペラ対訳プロジェクト」をご覧下さい。
バッハ:二台のバイオリンのための協奏曲 ニ長調
[アドルフ・ブッシュ(vn), フランシス・マグネス(vn), アドルフ・ブッシュ指揮ブッシュ室内合奏団]
録音:1945年
(CBS SONY SOCU18,A面)

 「一台のバイオリンのための協奏曲」,すなわち,「バイオリン協奏曲」は,ビバルディ,バッハ,モーツアルト,ベートーベン,メンデルスゾーン,シューマン,ブラームス,ヴィオッティ,ブルッフ,ドボルザーク,ラロ,チャイコフスキー,サンサーンス,シベリウス,ベルク,ハチャトリアン等により名曲と言われているものが作曲されましたが,「二台のバイオリンによる協奏曲」は,バッハによる「二台のバイオリンのための協奏曲ニ短調」,ビバルディによる「二台のバイオリンのための協奏曲イ短調・ト短調・ト長調」等がありますが,前者に比較して遙かに少ない感じです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound425」中の以下のファイル
 第1〜第3楽章:Bach_Two_Violins_Concerto_Busch_Busch_1945A.mp3(15.0MB)
ベートーベン:ピアノ協奏曲第4番
[ワルター・ギーゼキング(pf),ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮フィルハーモニア管弦楽団]
録音:1951年
(Columbia Record/CBS 32160371,A面)

 「ベートーベン:ピアノ協奏曲第4番」はベートーベン自身のピアノと指揮により1808年に初演されたそうですが,もう,ベートーベンはひどい難聴になっており,ピアノ独奏は聴くに耐えない程,乱暴の上,譜面台の蝋燭を倒す等,さんざんなできだったことから,それ以降,ベートーベンはピアニストとして,公の場で弾くことは無かったそうです。なお,その時のプログラムは,前半は交響曲第6番,アリア「ああ不幸なる人よ」,ミサ曲ハ長調(抜粋),ピアノ協奏曲第4番,後半は交響曲第5番,ラテン語賛歌,幻想曲(ピアノ独奏),合唱幻想曲 と現在のコンサート2回分に相当する長大なものでの上,まるで学芸会のように色々な種類の曲を聴かせると言うものでした。すなわち,当時の演奏会は現在とはかなり異なっていたようです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound438」中の以下のファイル
 第1〜第3楽章:Beethoven_piano_Concerto_No4_Gieseking_Karajan_1951A_effect.mp3(29.8MB)


バッハ:バイオリン協奏曲第2番
[アドルフ・ブッシュ(vn),アドルフ・ブッシュ指揮ブッシュ室内合奏団]
録音:1942年
(CBS SONY SOCU17,B面)

 バッハのバイオリン協奏曲は2曲(正確には「2台のバイオリンのための協奏曲」を入れると3曲ですが)あり,人気があるのは第1番ですが,私は第1番より第2番の方が好きです。と言うのは,第2番の第2楽章アダージョが好きだからです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound426」中の以下のファイル
 第1〜第3楽章:Bach_Violin_Concerto_No2_Busch_Busch_1942B.mp3(16.8MB)


ベートーベン:交響曲第5番
[アルトゥーロ・トスカニーニ指揮NBC交響楽団]
録音:1952年
(ビクター音楽産業 RGC-7573/74,B面)

 「ベートーベン:交響曲第5番」と言えば,LP時代は「運命/未完成」と言うキャッチ・フレーズで,「シューベルト:交響曲第8番」とのカップリングで販売されることが多かったです。これは 30cmLPの場合,両曲共,片面に収録できたと言うことが大きかったと思いますが,勿論,非常に人気があった曲と言う面も大きいです。すなわち,両曲はクラシック音楽の入門と言うか,代表的なクラシック音楽だったと言う訳です。このカップリングの「カラヤン指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団」によるLPはものすごい数が売れたと思います。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound429」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Beethoven_Symphony_No5_Toscanini_NBCso_1952B.mp3(26.7MB)



前ページ クラシック音楽の紹介目次 mp3ファイル目次 Home(coocan) Home(Geocities) 次ページ