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LPレコード(12)

初回:2010. 4.25

 LPやSPからmp3ファイルを作成していると,私の場合、前に作ったものは気に入らなくなり,作り直したくなることがよくあります。これにより,今回は「フルトベングラー指揮ウィーンpo.」による1944年実況LPのmp3ファイルの作り直しを行いました。


ドボルザーク:交響曲第8番
[ヴァーツラフ・ターリッヒ指揮チェコフィルハーモニー管弦楽団]
録音:1952年
(Nippon Columbia HR-1043S,A面+B面)

 ドボルザークと言えば,「交響曲第7・8・9番,スラブ舞曲集,チェロ協奏曲ロ短調,弦楽四重奏曲第12番,ユモレスク」等が有名で,私もこれらの曲は好きですが,なぜか,あまりこれらの曲は聴かないですし,それらの曲の録音もあまり持っていないと思います。特に,弦楽四重奏曲第12番なんて,素晴らしい曲だと思うのですが。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound197」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Dvorak_Syphony_No8_Talich_1952AB.mp3 (31.4MB)

 ヴァーツラフ・ターリッヒは,私はほとんど聴かない指揮者の1人ですが,ドボルザークと同郷のチェコ出身で,1919〜1949年にチェコpo.の主席指揮者を勤めました。このLPは1952年の録音ですので,主席指揮者を辞めた後,チェコpo.を指揮したものです。
ブラームス:ドイツレクイエム
[ブルーノ・ワルター指揮ニューヨークフィルハーモニック.,イルムガルト・ゼーフリート(S),ジョージ・ロンドン(Bs-Br),ウェストミンスターcho.]
録音:1954年
(CBS-Sony Record SONC10445M,A面・B面)

 CDやLP等を発売するための録音は一般的にはレコード会社が行いますが,諸般の事情により,その後,いつまで経っても発売されないものが結構あるようです。例えば,ブルーノ・ワルター指揮の録音では,SP時代の1937年にEMIにより実況録音された「モーツアルト:レクイエム」(ワルター指揮ウィーンpo.)はLP時代末期の1986年にようやく発売されましたし,1954年にCBSにより録音された「ブラームス:ドイツレクイエム」(ワルター指揮ニューヨークpo.)は,これまたLP時代の1971年にようやく発売されました。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound200」中の以下のファイル
 第1〜第3楽章:Brahms_Deutsches_Requiem_Walter_1954A.mp3 (29.3MB)
 第4〜第7楽章:Brahms_Deutsches_Requiem_Walter_1954B.mp3 (28.7MB)


 それにしても,私はこの曲の第2曲「人はみな草のごとく」を聴くと,いつも,「モーゼが民を率いて紅海を渡る場面」を聴いているような気分になります。なお,歌詞はインターネット上の百科事典にあります。
ベートーベン:交響曲第3番
[ウィルヘルム・フルトベングラー指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団]
録音:1944年,Live
(turnabout TV4343,A面+B面)

 上記のLPからのmp3ファイルは既にupしていますが,そのファイルは私がmp3ファイルを作成し始めた頃のもので,また,このLPでは第2楽章がA面とB面の2面に渡っていることから編集が面倒くさかったため,MDに録音してあったものから作成したものでした。しかしながら,以前より,録音・編集も慣れてきましたので,今回,新たにLPから作成しなおしました。
 第二次世界大戦の真っ最中の1944.12.16〜20に,ウィーンのムジークフェラインにて放送用として,「フルトベングラー指揮ウィーンpo.」による「ベートーベン:交響曲第3番」が録音されました。そして,それが,1953年にアメリカとフランスの海賊盤レーベルのウラニアにより,LPとして販売されました。しかしながら,フルトヴェングラーの許可が無い状態で発売したことから,フルトベングラーが販売差し止め訴訟を起こし勝利したことより,市場から消えてしまいました。このため,このLPは入手不能となりましたが,その演奏はあまりに素晴らしかったので「ウラニアのエロイカ」と呼ばれて,長く伝えられました。元々,この録音テープはソ連が戦利品としてドイツから略奪したもので,それから作られたLPが1959年頃にメロディア盤として発売されましたが,長い間,西洋には全く知られませんでした。しかしながら,1969年頃にそれが西洋に流れ,1970年には,それのコピー製品が西洋でも発売されました。
 私が入手したのは,米国の廉価盤TurnaboutレーベルのLPで,前述のごとく第2楽章はA面とB面に渡っておりました。また,ウラニア盤もそうでしたが,音が半音程高い,すなわち,実際よりテンポが速いものでした。半音低くして,テンポも遅くしたCDも聴いたことがありますが,この半音高く,また,テンポが速いものの方が,遙かに感動的だと思います。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound195」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Beethoven_Symphony_No3_Furtwangler_Vienna_po_1944AB.mp3 (46.1MB)

 なお,ジャケットには「ウィーンpo.」ではなく,「ベルリンpo.」と書かれています。これだけ大きく書いてあるものを間違えてそのまま発売するなんて,米国の会社らしいと思います。
ベートーベン:交響曲第6番
[ウィルヘルム・フルトベングラー指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団]
録音:1944年,Live
(turnabout TV4408,A面・B面)

 「フルトベングラー指揮ウィーンpo.」による第二次世界大戦中の録音の続きです。今回は「ベートーベン:交響曲第6番」のLPです。これは,「ベートーベン:交響曲第3番」(フルトベングラー指揮ウィーンpo.,録音:1944年)のLP発売の約1年後に米国turnaboutより発売されました。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound199」中の以下のファイル
 第1・第2楽章:Beethoven_symphony_No6_Furtwangler_1944A.mp3 (22.8MB)
 第3〜第5楽章:Beethoven_symphony_No6_Furtwangler_1944B.mp3 (17.2MB)

 これも,「ベートーベン:交響曲第3番」と同様に,第二次世界大戦の終了間近な1944年に録音されたものです。
ブラームス:ピアノ協奏曲第2番
[エドウィン・フィッシャー(pf),ウィルヘルム・フルトベングラー指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団]
録音:1942年,Live
(turnabout TV4342,A面・B面)

 「ブラームス:ピアノ協奏曲第2番」は,既に「ウィルヘルム・バックハウス(pf),カール・シューリヒト指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団」の録音のmp3ファイルをupしておりますが,こちらは第二次世界大戦中のフルトベングラー指揮による録音のLPからです。こちらもソ連のLPから製造された米国turnabout盤です。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound194」中の以下のファイル
 第1・第2楽章:Brahms_Piano_Concerto_No2_Fischer_1942A.mp3 (23.3MB)
 第3・第4楽章:Brahms_Piano_Concerto_No2_Fischer_1942B.mp3 (20.0MB)

 このLPは,「ベートーベン:交響曲第3番」(turnabout盤)と同時に発売されました。
モーツアルト:弦楽四重奏曲第16番
[ブッシュ弦楽四重奏団]
録音:1942年
(CBS/SONY INC. SOCU20,B面)

 弦楽四重奏曲と言えば,事実上,ヨゼフ・ハイドンが創始したと考えても良いと思いますが,モーツアルトはハイドンの弦楽四重奏曲を勉強して,全6曲の弦楽四重奏曲を作曲し,それをハイドンに捧げました。それが所謂「ハイドン・セット」と呼ばれるもので,弦楽四重奏曲第14番〜第19番がそれに当たります。なお,6曲をまとめて捧げたのは,ハイドンの「太陽弦楽四重奏曲op.20」や「ロシア弦楽四重奏曲 op.33」に代表されるように,この種のものは6曲まとめて出版するのが習慣だったためのようです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound191」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Mozart_String_Qartett_No16_Busch_String_Quartett_1942B.mp3 (22.7MB)

 なお,この録音も第二次世界大戦の真っ最中である1942年のものです。ブッシュ弦楽四重奏団は,南米に演奏旅行中に第二次世界大戦が起こったため,ドイツに帰ることができなくなり,米国に行き,そこに住んでいる時の録音です。
モーツアルト:弦楽五重奏曲第4番ト短調
[プロアルテ・カルテット,アルフレット・ホビディ(va)]
録音:1934年
(Toshiba EMI GR-2026,A面)

 モーツアルトには弦楽五重奏曲を6曲,作曲しました。モーツアルトの弦楽五重奏曲は,バイオリン2台,ビオラ2台,チェロ1台のために作られていますので,「弦楽四重奏団+ビオラ奏者」の5名で演奏することができます(一方,シューベルトも1曲のみですが弦楽五重奏曲を作曲しました。こちらは,「弦楽四重奏団+チェロ奏者」での演奏と,モーツアルトの曲よりも低音が充実しています)。私はモーツアルトの曲では,短調のものが好きですが,弦楽五重奏曲では第2番と第4番が短調です。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound188」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Mozart_String_Quintett_No4_ProArte_1934A.mp3 (26.6MB)


モーツアルト:歌劇「魔笛」序曲
[ブルーノ・ワルター指揮ニューヨークフィルハーモニック]
録音:1954年
(SONY Music SMM5023112)

 ブルーノ・ワルター指揮の録音と言えば,やはり,モーツアルトとマーラーが上げられると思います。モーツアルトに関しては,氏の本業であった歌劇の指揮の正規録音が無いのは残念ですが,それでも,音は悪いですが,全曲の実況録音の「フィガロの結婚」:2種(1937・1944年),「ドン・ジョバンニ」:2種(1937・1942年),「魔笛」:3種(1942・ 1949・1956年)残っており,CD化されています。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound183」中の以下のファイル
 Mozart_Magic_Flute_Walter_1954.mp3 (6.39MB)
モーツアルト:フリーメイソンのための葬送音楽
[ブルーノ・ワルター指揮ニューヨークフィルハーモニック]
録音:1954年
(SONY Music SMM5023112)

 フリーメイソンに加盟していた有名人は結構,多いようで,作曲家ではモーツアルト,作家ではゲーテがいます。そして,ゲーテはフリーメインソンを描いた小説「ウィルヘルム・マイスター修業時代」を書き,モーツアルトは「フリーメイソンのための葬送音楽」及び歌劇「魔笛」を作曲しました。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound182」中の以下のファイル
 Mozart_Freemayson_Walter_1954.mp3 (6.18MB)

モーツアルト:ピアノ四重奏曲第1番ト短調
[アルトゥール・シュナーベル(pf),プロアルテ・カルテット]
録音:1934年
(Toshiba EMI GR-2026,B面)

 ウィーンのホフマイスターは,アマチュアが家で演奏する音楽を出版して一稼ぎしようというもくろんで,モーツアルトに3曲のピアノ三重奏曲の作曲を依頼しましたが,最初の曲を受け取ったホフマイスターは,「一般大衆には受け入れにくい難解な作品であり,誰も買おうとしないだろう」とモーツアルトに苦言を呈したそうです。このため,結局,モーツアルトは2曲しか作らず,最初の曲はホフマイスターから出版され,2つ目はアルタリアから出版されたそうです。確かに,家庭で演奏するのにはト短調の曲は合いませんね。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound187」中の以下のファイル
 第1〜第3楽章:Mozart_Piano_Quartett_No1_ProArteSQ_1934B.mp3 (27.3MB)




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