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LPレコード(11)

最終改訂:2016. 6.30(前回:2010. 4.25)

 ここのところ,私のブログでは週1回の割で,LPレコード等を再生してmp3ファイル化したものをupしていますので,ドンドン,増えています。「トスカニーニTVコンサート」のLDからのmp3ファイルは,コンサートの雰囲気を保つために,2つ以上の曲が演奏された場合でも1つのファイルとしましたが,将来はインデックスを作成したいと思っていますので,また,曲1つに1つのファイルに戻しました。


フランク:交響曲ニ短調
[アンドレ・クリュイタンス指揮フランス国立放送局管弦楽団]
録音:1953年
(東芝音楽工業 EAB5005,B面)

 私が「フランク:交響曲ニ短調」を初めて聴いたのは,ソノシート本「世界の音楽」(発行所:小学館)にてでした。と言っても,付録ソノシートには第1楽章しか入っていませんでしたが。しかしながら,全曲を聴いたのはいつだったか,記憶が全くありません。あ,このソノシートの録音は,「渡辺暁雄指揮日本 po.」によるものでした。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound171」中の以下のファイル
 第1〜第3楽章:Frank_Symphony_Cluytens_1953B.mp3 (34.4MB)


 なお,クリュイタンスはベルギー生まれの指揮者で,フランスとドイツと国境が接しているためか,フランス音楽もドイツ音楽も得意とした人で,フォーレ,ドビュッシー,ラヴェル等の録音は勿論,ベートーベンの録音も名演とされているものが多いです。また,バイロイト祝祭音楽祭にも登場し,ワーグナーの歌劇「タンホイザー」・「ローエングリーン」,楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」を指揮した実況録音も,CDで販売されています。

サンサーンス:交響曲第3番
[アンドレ・クリュウタンス指揮パリ音楽院管弦楽団]
録音:1955年
(東芝音楽工業 EAB5005,A面)

 フランスの作曲家「カミーユ・サン・サーンス」の曲と言えば,私にとっては,まず,バイオリンとオーケストラのための曲である「(1)序奏とロンド・カプリチオーソイ短調」と「(2)バイオリン協奏曲第3番」でしょうか。後は,オーケストラのための曲の”(3)組曲「動物の謝肉祭」”,オーケストラとオルガンのための「(4)交響曲第3番」です。特に,(1)は,竹宮惠子のアイススケート漫画「ロンド・カプリチオーソ−氷の旋律−」で,主人公が踊る曲として使われており,ものすごく美しい曲として描かれています。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound170」中の以下のファイル
 第1・第2楽章:Saint-Saens_Symphony_No3_Cluytens_1955A.mp3 (31.8MB)


 この交響曲第3番は,オルガンが大活躍するもので,コンサートだとオルガンの音が圧倒的ですね。

 
モーツアルト:セレナード第13番「小夜曲」
[ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団]
録音:1946年
(Toshiba EMI EAC-30108,B面)

 カラヤンと言えば,一般的には1960年以降の「華麗なるカラヤン」と言うイメージが強いですが,1940年代にはさわやかな感じのモーツアルトを演奏していたようです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound184」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Mozart_Serenade_No13_Karajan_1946B.mp3 (13.8MB)

モーツアルト:フリーメイソンのための葬送音楽
[ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団]
録音:1947年
(Toshiba EMI EAC-30108,B面)

 この曲では,「ブルーノ・ワルター指揮コロンビア交響楽団」によるステレオ録音が最も好きですが,この若き日のカラヤン指揮によるものも中々のものだと思います。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound186」中の以下のファイル
 Mozart_Masonic_Funeral_Karajan_1948B.mp3 (5.71MB)

モーツアルト:アダージョとフーガ ハ短調
[ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
(Toshiba EMI EAC-30108,B面)

 モーツアルト作曲の短調の曲はどれも素晴らしいと思いますが,これも傑作だと思います。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound181」中の以下のファイル
 Mozart_Adageo&Fugue_Karajan_1947B.mp3 (8.03MB)


シベリウス:バイオリン協奏曲ニ短調
[カミラ・ウィックス(vn),シクステン・エールリンク指揮ストックホルム放送交響楽団]
録音:1952年
(Toshiba EMI GR-2202,A面)

 シベリウスは協奏曲は1曲しか書かなかったようで,その1曲が「バイオリン協奏曲ニ短調」です。しかしながら,この曲は初演後に大幅に改訂されたそうで,現在,普通に演奏されるのはこの改訂版の方です。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound189」中の以下のファイル
 第1〜第3楽章:Sibelius_Violin_Concerto_Wicks_1952AB.mp3 (28.8MB)


 バイオリニストのカミラ・ウィックスは1928年ニューヨーク生まれで,ノルウェー系一家だったためか,18歳の時に北欧に戻りました。ヘルシンキでシベリウスのヴァイオリン協奏曲を演奏した後,感激したシベリウスが彼女と面会して「私のヴァイオリン協奏曲の最高の解釈者」と褒め称えたそうです。しかしながら,家庭の幸せを選んだ彼女は,30歳代で早々に引退しまったそうです。と言う訳で,この録音は,この曲の作曲者の意図がかなり反映したものだと思います。
ベートーベン:交響曲第9番「合唱」
[エーリッヒ・クライバー指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団,ヒルデ・ギューデン(S),ジークリンデ・ワーグナー(A),アントン・デルモータ(T),ルードウィッヒ・ウェーバー(Bs),ウィーン・ムジークフロイデ協会合唱団]
録音:1952年
(King Recors MR5057,A面・B面)

 日本のクラシック音楽界における年末の行事と言えば,「ベートーベン:交響曲第9番」です。クラシック音楽ファンで,年末には必ずこの曲のコンサートに行くと言う方は多いのではないでしょうか。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound196」中の以下のファイル
 第1・第2楽章:Beethoven_Symphony_No9_Kleiber_1952AB01.mp3 (23.9MB)
 第3・第4楽章:Beethoven_Symphony_No9_Kleiber_1952AB02.mp3 (36.1MB)

 現在ではクライバーと言えば,「カルロス・クライバー」のことだと思う人が多いのですが,氏の父親である「エーリッヒ・クライバー」も第二次世界大戦頃は名指揮者として有名で,ワルター,トスカニーニ,クライバー,クレンペラー,フルトヴェングラーの5人が一緒に写っている写真はよく知られています。

 また,第4楽章の歌・合唱部分のドイツ語歌詞の和訳に関しては,インターネット上の百科事典「Wikipeidia」をご覧下さい。
モーツアルト:フルート四重奏曲第1番〜第4番
[クルト・レーデル(fl),オットー・ブヒナー(vn),ジョージ・シュミダ(va),ウィリー・シュネッラー(vc)]
録音:1957年
(Nippon Columbia REM-1019-RE,A面・B面)

 モーツァルトはフルート(の音色)が嫌いだったそうで,父宛ての手紙の中で「我慢できない楽器のための作曲をずっと続けなければならないと,おわかりのように,僕はうんざりしてしまうんです。」と書いていますが,オランダの裕福な商人フェルディナント・ドゥジャンの依頼で,マンハイムにて2曲のフルート協奏曲(ただし,内1曲は旧作のオーボエ協奏曲の編曲)と3曲のフルート四重奏曲を作曲したそうです。その後,ウィーンにて,もう1つフルート四重奏曲を作曲し,結局,フルート四重奏曲は全部で4つ作られ,そのほか,「フルートとハープのための協奏曲」もあることを考えると,意外に,フルートはモーツアルトに合っていたのかもしれません。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound193」中の以下のファイル
 第1番・第4番:Mozart_Quatre_Quatuors_Avec_Flute_No1_&_No4_Redel_1957A.mp3[24.2MB]
 第3番・第2番:Mozart_Quatre_Quatuors_Avec_Flute_No3_&_No2_Redel_1957B.mp3[22.5MB]

ベートーベン:交響曲第5番
[アルトゥール・ニキッシュ指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団]
録音:1913年
(Nippon Columbia HR-1032-EV,A面+B面)
 「ベートーベン:交響曲第5番」の最初の録音は,従来,「アルトゥール・ニキシュ指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団」が機械式録音時代の1913年に録音したものと言うのが定説でしたが,そうやら,それは間違いのようで,実際は,1910年に「フリードリヒ・カーク指揮グロッセス・オデオン・ストライヒ管弦楽団」によるものだそうです。そして,現在では,この録音はCDで入手することができます(Wing Disc WCD62)。
 しかしながら,演奏自体は,名指揮者と言われたニキシュの方が,やはり良いそうで,こちらは,LP時代には既に覆刻され,聴くことができました。この録音は録音室に3個の録音用ラッパが取り付けられ,オーケストラは3つに分かれて着席しましたが,管楽器奏者は指揮者と背中合わせになったため,鏡に映る指揮者を見ながら演奏したそうです。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound192」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Beethoven_Symphony_No5_Nikisch_Berlin_po_1913AB.mp3 (28.1MB)


 なお,アルトゥール・ニキシュは1855年に現在のハンガリーに生まれ,39歳にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団とベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者になると共に,亡くなる1922年まで,ライプツィヒ歌劇場の音楽監督を務めた指揮者です。現在残されているニキシュの指揮姿を記録したサイレント映画では,腕を顔の近くまで高く上げて指揮をいるそうで,作曲家のチャイコフスキー曰く,「魔術に没頭するような」指揮であったそうです。そして,彼の生み出す響きは非常に神秘的な色彩を帯び,当時の作曲家たちは自らの作品がその色に染まっていく様を,驚きを持って聴き入っていたそうです。なお,「ブルックナー:交響曲第7番」はこのニキシュにより初演されました。


  「ベートーベン:交響曲第5番」全曲の最初の録音は,長い間,「アルトゥール・ニキシュ指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団」による1913年録音と言われていましたが,実際は,「フリードリヒ・カール指揮大オデオン弦楽合奏団」による1910年録音なのだそうです。これ,レーベルには弦楽合奏団と書かれていますが,実際に聴くと,金管楽器や木管楽器が入ったフル編成によるものとわかったそうです。ただし,当時は機械式録音のため,バイオリンは発音機構にラッパを取り付けて音を大きく,かつ,指向性を持たせた「シュトローバイオリン」を使用,周波数特性の問題からコントラバスは外され,代わりにサキソフォンやチューバがコントラバスのパートを吹いていたと思われます。この1910年の録音は第2楽章の前半のみですが,CD化されたものを持っており,それを聴いてみましたが,まあ,聴ける音でしたし,この曲だと言うことが十分,わかるものでした。

<mp3ファイル>
「Google Drive」中の「sound991」中の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Beethoven_Symphony_No5_Nikisch_Berlin_po_1913A_B.mp3(28.2MB)

ヴィオールのためのフランス古典音楽選
[パーセル・スコラ・カントゥルム・ヴィオール四重奏団]
録音:1956年?
(Nippon Columbia REM-1012-RE,A面・B面)

 ドイツ古典・ロマン音楽大好きな私にとっては,珍しくも17世紀のフランスの音楽です。すなわち,分類から言うと,フランス・バロック音楽です。使われている楽器は,音が小さいためか,形が似ているバイオリンに滅ぼされてしまったヴィオールです。ヴィオールと言えば,「めぐり逢う朝」(アラン・コルノー監督)と言う映画があり,その中では,17世紀の音楽家マラン・マレと,その師サント・コロンブの葛藤と彼の娘との愛を描かれているのですが,ここでは,ヴィオールの演奏場面が多数あり,クラシック音楽が好きな方は必須の映画だと思っています。

<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound198」中の以下のファイル
マルカントワーヌ・シャルパンティエ:ヴィオール四重奏のためのコンセール
ルイ・クープラン:幻想曲 No.126〜No.130
 Music_for_Violes_A.mp3 (21.0MB)

デュ・コーロワ:幻想曲No.3, No.12, No.24
ル・ジュース :四声の幻想曲No.1
E・ムーリニエ:幻想曲 No.1〜No.3
 Music_for_Violes_B.mp3 (22.0MB)



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