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LPレコード等(01)

最終改訂:2008. 1.26(前回:2006. 8.27)

 第二次世界大戦中,ドイツ・オーストリアでは,種々の演奏会が放送用に磁気テープ等に録音され,それが放送局に残されていましたが,そのほとんどは戦後(1945年),旧ソ連に略奪されてしまいました。そして,1959年に旧ソ連にてそれらの一部がLP化され,1966年頃に再発売されました。そして,旅行者により第二次世界大戦中のフルトベングラーの録音がLP化されていることが西洋に知られて非常な話題となり,そのLPを再生してテープが起こされ,1968年に西洋でそのLPが販売されました。

 それらは,日本国内には,当初米国製廉価盤のLPとして入荷し,輸入レコード店に並びました。私も,それらのターナバウトやエベレストレーベルの輸入盤を購入しました。勿論,当時でもヒンミンであった私は,その一部,すなわち,「ベートーベン:交響曲第3番(1944)」,「ブラームス:ピアノ協奏曲第2番(1942)・ハイドン変奏曲(1943)」及び「ベートーベン:交響曲第9番(1942)」しか購入することはできませんでした。

 現在,旧ソ連にあった録音は,そのコピー(やはり,元テープは返還されていないようです)がドイツに戻されているそうですし,また,それを元にしたCDも発売されておりますが,アナログ録音による磁気テープは地磁気の影響を受けますし,また,テープの材質(アセテート?)も経年変化がありますので,音は劣化していると思われます。劣化が最も少ないのは,おそらく,旧ソ連で販売されていたLPではないかと思います(LPの原料である塩化ビニールは経年変化は少なく,熱等で変形を起こさない限り,発売時とほぼ同じためです。ただし,可塑剤の添加物は析出してくる可能性有ります)。このため,現在では,この旧ソ連のLPを再生して,CD化しているものが最も音が良いようです。

 と言うことで,私の持っているLPは旧ソ連のものではなく,ターナバウトのものですが,購入時と音はそれほど変わっていないのではないかと言うことで,それを再生して,mp3ファイル化してみました。なお,今回のものは,手数を省くために,音源としては,LPから直接以前に,カートリッジ「オーディオテクニカ:AT-3M」+「マランツ:PM-78」で再生したものを直接,USBオーディオ「EDIROL:UA-3FX」に取り込んでWAVEファイル化→mp3ファイル化するのではなく,以前に,ミニディスクプレーヤー「アイワ:AM-F70」に録音したものを用いました。ただし,取り込む際,少し,Low Boostを行いました。このため,直接,LPより取り込むより,音質的に劣っていると思います。

 この1944年の録音は,西洋にて「ウラニア盤」として発売されたことがあるもので,その時はまだ生存していたフルトベングラーにより,発売中止になったものですが,ウラニア盤はなぜか,再生速度が速く,その分,音も高くなったので,より,迫力があったようです。しかしながら,ターナバウトのものは正しい速度のようです。


ベートーベン:交響曲第3番
[ウィルヘルム・フルトベングラー指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団]
録音:1944年,Live
(TURNABOUT TV4343,A面・B面)

 この1944年のラジオ放送録音を元にしたLPでは,ウラニア社で製造・販売された「ウラニア盤」が有名ですが,このLPはウラニア盤ではなく,ドイツから略奪したテープを元にソ連が製造・販売したLPを復刻したものです。なお,私は,ウラニア盤はソ連から何らかの形で得たテープを元に製造した可能性が高いと思っております。
 この録音は,ドイツが戦争に負ける直前のコンサートのものであり,演奏自体も平時とは異なるような気がしています。

<mp3ファイル>
「cocolog-nifty」中 の以下のファイル
 第1楽章・第2楽章:Beethoven_Symphony_No_3_Furtwangler_1944-1.mp3(29.1MB)
 第3楽章・第4楽章:Beethoven_Symphony_No_3_Furtwangler_1944-2.mp3(16.9MB)
ベートーベン:交響曲第9番
[ウィルヘルム・フルトベングラー指揮ベルリンフィルハーモニー管弦楽団,ティラ・ブリーム(S),エリーザベト・ヘンゲン(A) ,ペーター・アンダース(T),ルドルフ・ヴァッケ(Bs),ブルーノ・キッテル合唱団]
録音:1942年,Live
(TURNABOUT TV4343,A面/C面)

 この録音は,1942. 4.19の「ヒトラー生誕祝賀前夜祭」の演奏会の録音と言われてるものです。ともかく,異様な雰囲気のコンサートです。
 なお,このLPは交響曲第3番と同様に,ドイツから略奪したテープを元にソ連が製造・販売したLPを復刻したものです。

<mp3ファイル>
「cocolog-nifty」中 の以下のファイル
 第1楽章・第2楽章:Beethoven_Symphony_No_9_Furtwangler_1942-1_2.mp3(26.5MB)
 第3楽章:Beethoven_Symphony_No_9_Furtwangler_1942-3.mp3(18.7MB)
 第4楽章:Beethoven_Symphony_No_9_Furtwangler_1942-4.mp3(22.8MB)


 また,第4楽章の歌・合唱部分のドイツ語歌詞の和訳に関しては,インターネット上の百科事典「Wikipeidia」をご覧下さい。
シューベルト:歌曲集「冬の旅」
[ゲルハルト・ヒュッシュ(Br),ウド・ミュラー(pf)]
録音:1933年
(Victor LH-16,A面・B面)

 この録音は1933年とSP時代のもので,このLPは勿論それの復刻盤ですが,未だにこれはこの曲の規範のなっている程,素晴らしいものだと思います。

 A面:(1)おやすみ,(2)風見の旗,(3)凍ゆる涙,(4)凍ゆる胸,(5)菩提樹,(6)あふるる涙,(7)川にありて,(8)顧みて,(9)鬼火,(10)憩い,(11)春の夢
 B面:(12)孤独,(13)郵便,(14)霜おく髪,(15)からす,(16)いやはての望み,(17)村にて,(18)嵐の朝,(19)まぼろし,(20)道しるべ,(21)はたごや,(22)勇気,(23)幻の陽,(24)老楽手

<mp3ファイル>
「cocolog-nifty」中 の以下のファイル
 A面:Schubert_Winterreise_1_Husch-e.mp3(31.3MB)
 B面:Schubert_Winterreise_2_Husch-e.mp3(28.6MB)

 ドイツ語の歌詞の和訳ですが,神崎昭伍氏による日本語訳詞が「木川田誠氏のページ」,藤井宏行氏による日本語訳が「梅丘歌曲会館」にあります。
バッハ:無伴奏バイオリンのためのソナタとパルティータ
[ジョルジュ・エネスコ(vn)]
録音:1948/49年
(Olympic Record 811713,A面/F面)

 この録音は1948年から1949年にコンチネンタルと言うマイナーレーベルに録音されたものですが,その会社は倒産したため,極めて短い期間しかそのLPは販売されなかったようです。また,元の録音テープも行方不明になったか保存状態が悪かったため,その後はそのコンチネンタル盤LPからの復刻LPが色々な会社から発売されました。このオリンピックのものも,その復刻LPの1つです。

 「J.S.バッハ:無伴奏バイオリンのためのソナタとパルティータ(全6曲)」は当時のバイオリンでの演奏を目的に作られた曲であることから,現代のバイオリンと弓で演奏することはかなり難しく,特に,幾つかの音を同時に弾くことは難しいらしいそうです。と言っても,バイオリンはバッハが作曲された頃とあまり変わっていない筈ですが,大きな音が出るように,駒を高くし,弦は強力に張った上,弦も羊の腸を使ったものから,鉄線に変わっています。加えて,弓の形も変わっていて,以前は本当の弓形だったのだそうで,それならば,同時に幾つかの音を出すのは簡単なのだそうです。

<mp3ファイル>
「cocolog-nifty」中 の以下のファイル
 ソナタ第1番:Bach_Vn_Sonata_No_1_Enesco_1948_49.mp3 (15.1MB)
 パルティータ第1番:Bach_Vn_Partita_No_1_Enesco_1948_49.mp3 (21.7MB)
 ソナタ第2番:Bach_Vn_Sonata_No_2_Enesco_1948_49.mp3 (20.1MB)
 パルティータ第2番:Bach_Vn_Partita_No_2_Enesco_1948_49.mp3 (25.4MB)
 ソナタ第3番:Bach_Vn_Sonata_No_3_Enesco_1948_49.mp3 (21.7MB)
 パルティータ第3番:Bach_Vn_Partita_No_3_Enesco_1948_49.mp3 (15.6MB)


<mp3ファイル>
「OneDrive」中の「sound927」中の以下のファイル
 ソナタ第1番:Bach_JS_01_ViolinSonata_No1_Enesco_1949A_mono.mp3(15.2MB)
 パルティータ第1番:Bach_JS_02_ViolinPartita_No1_Enesco_1949B_mono.mp3(21.8MB)
 ソナタ第2番:Bach_JS_03_ViolinSonata_No2_Enesco_1949C_mono.mp3(20.2MB)
 パルティータ第2番:Bach_JS_04_ViolinPartita_No2_Enesco_1949D_mono.mp3(25.5MB)
 ソナタ第3番:Bach_JS_05_ViolinSonata_No3_Enesco_1949E_mono.mp3(21.8MB)
 パルティータ第3番:Bach_JS_06_ViolinPartita_No3_Enesco_1949F_mono.mp3(15.7MB)
シューベルト:歌曲集「冬の旅」
[ゲルハルト・ヒュッシュ(Br),ウド・ミュラー(pf)]
録音:1933年
(東芝音楽工業 GR2139,A面・B面)

 元のSPは同一の筈ですが,上記はビクターが製造販売,こちらは東芝音楽工業が製造販売したものです。復刻者が同一かどうかは不明です。

 A面:(1)おやすみ,(2)風見の旗,(3)凍った涙,(4)氷結,(5)菩提樹,(6)あふるる涙,(7)川にありて,(8)顧みて,(9)鬼火,(10)憩い,(11)春の夢
 B面:(12)孤独,(13)郵便,(14)霜おく髪,(15)からす,(16)いやはての望み,(17)村にて,(18)嵐の朝,(19)まぼろし,(20)道しるべ,(21)はたごや,(22)勇気,(23)幻の陽,(24)老楽手

<mp3ファイル>
「cocolog-nifty」中 の以下のファイル
 A面:Schubert_Winterreise_Husch_1933-1.mp3 (31.9MB)
 B面:Schubert_Winterreise_Husch_1933-2.mp3 (29.7MB)


 ドイツ語の歌詞の和訳ですが,神崎昭伍氏による日本語訳詞が「木川田誠氏のページ」,藤井宏行氏による日本語訳が「梅丘歌曲会館」にあります。
ベートーベン:弦楽四重奏曲第 7番
[ブッシュ弦楽四重奏団]
録音:1942年
(CBS Sony SOCU12,A面・B面)

 ブッシュ弦楽四重奏団のLPと言うと,東芝音楽工業のGRシリーズと言うのが通り相場だったのですが,当然,CBS/SONYから第二次世界大戦直前あるいは最中の録音がまとめて発売されました。これはその1枚で,1942年の録音です。

<mp3ファイル>
「cocolog-nifty」中 の以下のファイル
 第1・第2楽章:Beethoven_String_Quartet_No07_Busch_SQ_1942-1.mp3 (18.4MB)
 第3・第4楽章:Beethoven_String_Quartet_No07_Busch_SQ_1942-2.mp3 (18.5MB)
ベートーベン:弦楽四重奏曲第 8番
[ブッシュ弦楽四重奏団]
録音:1941年
(CBS Sony 20AC1295,A面)

 このLPはブッシュ弦楽四重奏団による米国録音で,最後に出たもので,第7番・第13番が出た後,かなりの期間の後に発売されました。1941年の録音です。

<mp3ファイル>
「cocolog-nifty」中 の以下のファイル
 第1楽章〜第4楽章:Beethoven_String_Quartet_No08_Busch_SQ_1941.mp3 (32.8MB)
ベートーベン:弦楽四重奏曲第 9番
[ブッシュ弦楽四重奏団]
録音:1933年
(東芝音楽工業 GR2232,A面)

 この録音は1933年ですが,SP時代より名演として有名なものです。

<mp3ファイル>
「cocolog-nifty」中 の以下のファイル
 第1楽章〜第4楽章:Beethoven_String_Quartet_No09_Busch_SQ_1933.mp3 (25.8MB)
ベートーベン:弦楽四重奏曲第10番
[バリリ弦楽四重奏団]
録音:1956年
(Warner Pioneer Corporation WPCC4106)

 残念ながら,ブッシュ弦楽四重奏団による第10番の録音は残っていないようです。このため,バリリ弦楽四重奏団による1956年の録音を選びました。

<mp3ファイル>
「cocolog-nifty」中 の以下のファイル
 第1楽章〜第4楽章:Beethoven_String_Quartet_No10_Barylli_SQ_1956.mp3 (32.0MB)
ベートーベン:弦楽四重奏曲第11番
[ブッシュ弦楽四重奏団]
録音:1933年
(東芝音楽工業 GR2232,B面)

 こちらも,有名な録音です。録音年代は1933年です。

<mp3ファイル>
「cocolog-nifty」中 の以下のファイル
 第1〜第4楽章:Beethoven_String_Quartet_No11_Busch_SQ_1933.mp3 (17.2MB)


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