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ポータブルWAVE Recorder:H2

初回:2010. 4.25
 前述のごとく,私はポータブルWAVE Recorderとして,「ローランド: EDIROL R-09」を持っていますが,これは「2チャンネル・ステレオ録音」ができ,かつ,「24bit・48KHz・WAVE」までの音質で録音できるものです。しかしながら,最近は「24bit・96KHz・WAVE」までの音質で録音できるものが一般的であることと,4チャンネル録音ができるものが欲しくなったので,2年半前に発売されたものですが,現在,低価格で販売されている4チャンネル・レコーダー「Zoom:H2」を入手することにしました。

 そして,2010. 1. 1(金)の正月元旦の新聞に入っていた「ヨドバシカメラ」(秋葉原店)の「お年玉セール」のチラシで,「正月3ヶ日限り」と言うことで,「本体16,800円・ポイント10%」で,実質15,120円になってたので,最終日の2010. 1. 3(日)に行ったのですが,筐体が華奢な感じで気に入らなくて止めました。しかしながら,その後,色々,考えた末,やはり,手軽に4チャンネル録音をしてみたいと言うことになり,後日,行ったら,19,800円になっていました。でも,この機種,売れそうもないので,「1/9(土)〜1/11(月)」の三連休にはきっとまた,元に戻るのではないか思い,1/9(土)に行ったら,予想通りに「1/11まで」と言うことで,16,800円・ポイント10%に戻っていたので,入手したと言う訳です。

 なお,この機種,2007.10頃に標準価格:29,400円で発売されたものですが,現在,在庫整理中のようで,価格.comの最低は13,980円+送料525円=14,505円,一方,amazon.co.jpでは本体16,800円+送料525円=17,325円でした。 
 パッケージには,本体の保護のための「シリコンジャケット」がおまけに付いていました。
 家に帰って,早速,箱を開けようとすると,本の表紙みたいな形式になっていますので,マジックテープで留められた表紙に相当する部分を開けてみました。

 それにしても,このパッケージ,全部,米語で書かれていて,日本語は全くありません。パッケージの裏側には本体の各部の名称や差し込む機器に関する説明が,また,表紙をあけると,簡単な説明と中に入っているものが写真と共に記載されていました。ただし,ここからは,中のものを取り出すことができず,結局,上の蓋を開けて中を取り出します。
 各種のコードのほか,ヘッドフォン,ACアダプター,ウィンドスクリーン,布袋,2種のスタンド,1GB-SDカード(パッケージには512KB-SDカードと書かれていましたが,今や,1GB-SDカードの方が入手しやすいのでしょうね),説明書や保証書(これは勿論,日本語でした)等,そして,勿論,本体が入っていましたが,残念ながら単三電池2本は入っていませんでした。ううん,これは完全な手落ちだと思いますが,やはり,倉庫内にある時の電池切れが嫌なのでしょうね。それにしても,この価格でこれだけのおまけが入っているとは大したものです。特に,ウィンドスクリーンが入っていたのがいいです。
 なお,おまけの「シリコンジャケット」ですが,これは標準価格:1,470円のものだそうです。
 とりあえず,動作確認と言うことで,本体に1GB-SDカードを入れようとしましたが,インターネット上の掲示板やブログに書かれている通り,差し込み口の蓋部分がひどく華奢で,今にも壊れそうな感じですので,慎重に,少しづつ力を入れて,ようやく,SDカードを入れるようにあけることができました。この機種は「Roland:R- 09」とは異なり,SDカードは入れっぱなしとし,USBケーブル経由で,WAVEファイルをパソコンに移動させた方が安全のようです。そして,単三型ニッケル水素電池を入れてから,スイッチを入れました。
 左は,ウインドスクリーンと手持ち用スタンドを付けたものです。

 まず,私の声を録音してみたのですが,きちんと録音できましたので,とりあえず,初期故障は無いようです。なお,本体内のシステムはVer1.40 で,インターネット上には現在,Ver1.70が上がっており,その途中は1.50,1.60があった筈ですから,店に出す前に,メーカーの方で,自主的に,少なくともVer1.60に上げておいて欲しかったです。このため,早速,インターネットのZoomのホームページから最新のシステムファイルをダウンロードし,バージョンアップを行いました。

<購入後の感想等>
 (1)付属品ですが,R-09と比較して非常に豊富で,前述のごとく,ACアダプターのほか,ステレオミニジャック・ピンプラグケーブル,USBケーブル,ヘッドフォン,2種類のスタンド,そして,ウインドスクリーン等があり,R-09には付いていなかったスポンジ製のウィンドスクリーンが良いです(R-09にはACアダプターが付いてきたのみでした)。

 (2)重さですが,非常に軽いです。ヨドバシカメラで観た時は,あまりの軽さと筐体の安っぽい感じに驚き,「こりゃあ,オモチャだ」と思ったのですが,実際に入手すると,逆に,この軽さが有り難いです。

 (3)操作性についてです。本機はタッチノイズが大きく,手に持って,指等を動かすと,ガサガサと言う音が録音されてしまいますので,多少はこれに対する効果があるのではと言うことで,シリコンジャケットで覆いました。R-09では後で記載するように持ち方が違うせいか,このような経験は無かったので,やはり,H-09は本機より価格は高いながらも,よく考えて作られていると思います。シリコン・ジャケットを付けた状態だと,滑りにくくなったせいもあるかもしれませんが,手に持って録音している時は,持った指等を動かさないこともあり,タッチノイズのゴソゴソと言う音は録音されませんでした。

 (4)録音の仕方と言うか,H2の音源に対する向け方です。私はR-09での録音に慣れていますので,音源に向けてR-09を突き出すような形,すなわち,R -09をほぼ水平に保って録音するのですが,H2では,表面(液晶画面側)と裏面の両方にマイクが各2ケづつあることから,H2を水平ではなく,垂直に立てて録音する必要があり,これは持ちにくいですし,ものすごく違和感を覚えます。

 (5)前述のごとく,H2の製品コンセプトは演奏者が自分の前にディスプレイ(表面)が見えるように置いて,ディスプレイのレベルメーターを見ながらギター等を演奏して録音すると言うものです。しかしながら,私のように外で自然音等を録音する場合は,ディスプレイを見ながら,裏面のマイクを音源に向けると言う使い方をします。しかしながら,両者とも,デフォルトの設定のままだと,一般の人には左右が反転してしまいます。このため,「メニュー画面」より「L/R POSI=PLAYER」から「L/R POSI=LISTEN」にする必要があります。

 (6)「メニュー画面」ですが,「メニューキー」を押すとその画面になるのはいいのですが,液晶画面の上から下に移動するのに,十文字キーの内の右キーを押すと言うのは違和感を覚えます。やはり,下に移動する時は下向きのキーを押したいです(これは,メニューキーが上向きキーに相当する所にあるためで,R-09ではメニューキーは別な場所にありますので,自然な感じにキー押しができます)。なお,4CHの場合もこの設定でOKです。

 (7)録音する際,中央の赤い録音ボタンを押して,録音一時停止状態で左右の矢印キーで録音レベルを設定し,そして,再度,録音ボタンを押すと録音が始まると言うのは,R-09と似た感じでOKなのですが,録音を止める時も録音ボタンと言うのも違和感です。普通は停止キーだと思うのですが,H2ではこのキーが無いことが原因だと思いますが。

 (8)肝心な音についてですが,特に悪いと言うことはなく,音的には,今のところ,特に問題はありません(H2はR-09ではできない24bit・96KHzで録音しています。勿論,これは2ch録音の場合で,4ch録音の場合は16bit・44.1KHz になってしまいますが)。

 (9)4ch録音を行うと,WAVEファイルが2つできてしまいます。しかしながら,H2では4chの再生はできませんし,また,家にあるオーディオ装置やパソコンでも4chの再生はできませんので,最終的に,2chステレオにする必要があります。これには,フリーソフトの「audacity」を使えば,前面の左と後面の左,前面の右と後面の右 の音を合成しますので,再生は可能になります。また,同じくフリーソフトですが,「Sonic Foundry Encode 1.0」を使うと,4ch→5ch化ができるそうです。

 (a)附属のSDカード,1GBの普通のSDカードだと言うのに「東芝:dynabook Satelite K21」のSDカードスロットでは全く認識されませんでした(PCカードアダプターを使うと,問題なく認識できました)が,「東芝:NB100」のSD カードスロットでは認識されました。ううん,両方とも「Windows XP SP2」がインストールされたパソコンだと言うのに,どうなっているのでしょうか。

 (b)2006年とは言え,R-09は37,800円で入手したのに対し,H2はその4年後に半額以下の16,800円で入手した上,まあまあの音で4chまで録音できますので,大満足です。

<現在の設定>
 LOW CUT=OFF
 REC MODE=96/24
 AGC/COMP=LIMIT 3
 FILE=
 FOLDER=01
 MONITOR=OFF
 PLUG-IN=OFF
 PRE REC=OFF
 AUTO REC=
 MONO MIX=OFF
 L/R POSI=LISTEN
 METROME=
 TUNER=
 PLAY MODE=ALL
 AB REPEAT
 LIGHT=15sec
 CONTRAST=5
 BATTERY=Ni-MH
 SD CARD=
 USB=
 DATE/TIME=

<付録>
「AGC/COMP」の設定(Zoom社よりの聞き取り)
 (1)LIMIT1(GENERAL) THRESHOLD -14.4db RATIO 60:1 LEVEL 80 RELEASE 10
 (2)LIMIT2(CONCERT)THRESHOLD -13.8db RATIO 32:1 LEVEL 82 RELEASE 2
 (3)LIMIT3(STUDIO) THRESHOLD  -12db RATIO  8:1 LEVEL 82 RELEASE 10
 Thresholdはリミッターが効き始める音量レベル,Ratioは圧縮率,ReleaseはThreshold以下に音量が落ちた時に圧縮を解除する時間(多分ミリ秒)ですが,Levelの意味は不明です。この仕様を解釈すると,(1)はリミッターの効き始めが早く高圧縮なので,録音対象の最大音量が予測不能でかつダイナミックレンジが広い場合,例えば,雷など自然音向。ConcertはGeneralに似るが,圧縮率がやや小さくReleaseが早いので,文字通りに音楽コンサート向け,(3)は圧縮率が軽度で,予め最大音量が予測可能な場合と思われます。


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