- 僕にとって2回目のフジロック。今年も一段と幸福を感じました。
- そうなんだよね、音楽が満ち溢れていて、音楽好きな人間があんなに沢山集まっているんだもん、幸福に決まっている! そんな単純なことに今更気づいて感動しちゃったなぁ。
- 部屋を出て、音楽に触れるってぇことは・・・やっぱ、素敵だと思うよ。
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- 今年、僕が観たアーティストは以下の通り。 ()内はステージカラー。
- ●エイジアン・ダブ・ファウンデイション(緑) ●マニック・ストリート・プリーチャーズ(緑) ●モス・デフ(白) ●トリッキー(白) 以上、27日
- ●ホットハウス・フラワーズ(緑) ●パティ・スミス(緑) ●ステレオフォニックス(緑) ●ニール・ヤング with
クレイジー・ホース(緑)以上、28日
- ●ロン・セクスミス(赤) 以上、29日
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- 実を言えば、今年の出演アーティストは僕の個人的な嗜好とは合致していなかった。観たいアーティストのスケジュールにも迷う必要が無かったくらいだ。 日本のアーティストのライブが観れなかったのは残念。(だって、観たいヤツは遠い会場ばっかりなんだも〜ん!) 僕の最大の目玉だったニール・ヤングのライブで燃焼してしまった為、最終日は積極的にライブを観る気力が萎えてしまったのも残念。 来年は体力をつけて参加しないとね!
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- 以下、個々のレポート。
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- ■エイジアン・ダブ・ファウンデイション…僕は諸事情からADFは観れない予定だったのだけど、唐突にチャンス到来! 「駆けつけ3杯」で食べたパキスタンカレーでエネルギーを補填。このカレーが身体に含んだガソリンとなり、いきなり引火。踊りましたねぇ。 メンバーチェンジでドラムスとパーカッションが加わり、複雑なポリリズムを構築。正直に言えば、少し焦点がボケたかも・・・。今後の動向が気になる。
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- ■マニック・ストリート・プリーチャーズ…僕はラウドギターポップ(ロック)って、あんまり好きじゃないんだけれど、最後まで退屈しないで楽しめたなぁ。CDをちゃんと聴いてみようかしら。
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- ■モス・デフ…拾いモノでした! 一言で言えば、ミクスチャー系ブラックロック。バンド形態(サンプラーもあり)でヒップホップ、レゲエ、ロック等のごった煮サウンドをパワフルに演奏。観客とのコミュニケーションもよかったし、僕は踊れました。 ハイレベルな演奏にも驚愕。中でもドラムスは素晴らしかったなぁ。各パーツのエッジが立っていて、フレージングもユニーク。ハイハットの“切れ”は尋常じゃなかったね。
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- ■トリッキー…うまく言葉にする自信が無いんだけど、すっげえ不思議なライブだった。ボーカリストを2人立ててのバンド編成。サンプラー頻度は意外にも低い。 どの楽曲もアンサンブルのどこかが壊れているような、意図的に“完成”を避けている音楽に思えた。音楽として「異形」だ。 にも関わらず、ジワジワと乗せられていくんだな。満足度は高いが、良かったのか悪かったのかはよくわからない…。 照明が異常に暗く、ステージ上の誰がトリッキーなのかさえ最初はわからなかった。(腕のタトゥーでやっと認識できた) 背中を丸め、首を神経質に振り、痙攣しながら叫ぶトリッキーもまた「異形」。大半の時間、客席に背を向けている。最終楽曲でナチュラルな照明があたるまで、僕はトリッキーの顔を確認できなかった。(前から3列目で観ていたにも関わらず!) そのラストシーンで一瞬だけ浮かび上がったトリッキーの顔が信じられない程に美しかったことを報告します。
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- ■ホットハウス・フラワーズ…いやぁ、良い演奏だった! シンプルで骨太の揺ぎ無いアンサンブル。大自然の中で聴くと格別! 正直に言うと、僕は彼等の高い評価をCDで理解できていなかったのだけれど、ライブではビンビンと伝わってくる。丘陵に寝そべって聴いていたら、周辺の若者があまり興味を抱いていない様子がありありと判った。ところが、クライマックスでケルト風楽曲を始めた瞬間に周辺の若者は身体を起こして聴き入り始め、最後のテックスメックス風楽曲で場内が爆発。終わってみたら、すごい拍手の嵐。 まさに音楽が純粋に聴き手を説得した瞬間だった。 感動しました。
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- ■パティ・スミス…僕は自分が過去に憧れていたアーティストに対して、冷たい対応をすることがある(ごめんね)。パティに対してもクールな態度で聴き始めた。元気いっぱいのパティが登場して声を出した瞬間に「あれ?」、と…。 声が変わっていないんだもん。ついつい引き込まれてしまった。『Frederick』でジーンとして、『Because
The
Night』は合唱しちゃった。 世代を超えたあまりにも多くの観客が感動している雰囲気が美しかったな。 ライブ直後に屋台に並んでいたら、何故か、知らない女の子から声をかけられた。彼女は熱い眼で「パティのライブがいかに素晴らしかったか」を語ってくれた。 な〜んか、良いでしょ?
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- ■ステレオフォニックス…ボーカルを含めてCDのまんまの演奏。ボーカル、いいっスね! 楽曲もいいしね。 ところがラウドギター系の音楽を聴き慣れていない僕が3バンドも続けて聴いた為か疲労感が噴き出し、ウトウトと居眠りしちまいました。演奏が安定していたから心地よく眠れた、とも言えますね。(言い訳)
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- ■ロン・セクスミス…シンプルな演奏で楽曲の良さを誠実に伝えてくれるライブ。でも、ちょい地味だったかな。 CDで聴く程には美声じゃなかったのも残念。
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- ■ニール・ヤング with
クレイジー・ホース…日本におけるロック興行史上、伝説に残る演奏だったと思う。2時間半に及ぶ怒涛のライブ。 冒頭から満身の演奏。入魂のサウンド。気迫が尋常じゃない。親の仇のようにギターを鳴らすニール・ヤングのオッサン。クレイジーホース共々、気合い満々なのがよ〜くわかる。ジャケット写真で見るフォーメイションのままに身体を寄せ合ってギターを弾くわ、弾くわ! また、1曲の演奏時間が異常に長いんだ。エンディング体制に入って「ジャ〜〜〜〜ン・・・」なんつって最後の音(「ジャン!」)を待つ状態から、オッサンは5分ぐらいギターを弾きまくる。キチガイじみたフィードバックでギュンギュン鳴ってんの! 選曲はベスト構成。かなり満足。 アコースティックセットでは『Only
Love Can Break Your Heart』を演奏! 僕は泣きそうになっちゃった。 クライマックスでは凶暴なフィードバックから『Hey
Hey , My My』。燃えました! そして、伝説に残る究極のクライマックスは・・・、『Like A
Hurricane』! フルコーラスを歌い終え、爆音ギターもタップリと聴かせ、エンディング体制に入った後で、なんと20分近くノイジーなギターを轟かせた! 弦が3本も切れた無残な「黒の56年型レスポールスタンダード」をグシャグシャに揺すって痛めつけながらフィードバックさせ続けるオッサンの姿は狂気・野蛮・無垢・(そして何故か)デリケートという印象で美しかった。いや、神々しかった、とさえ言える。あの大自然を完全に包み込んだ“巨大なサウンド”だった。 『Like A
Hurricane』の30分に及ぶ演奏の全てによって、フジロックフェスは全世界の野外ロックフェス史に伝説を刻んだ、と言っても絶対に過言ではない! その場に居合わせたことを心底幸福だと思います。(※演奏時間は僕の“体内時計”が測定しています。本当はもっと長かったのかも知れません。)
- 2度目(!)のアンコール最終曲は『Tonight's The
Night』。ギターを背負ったままピアノに向かって座り、ピアノの弾き語りと間奏の爆音ギターという“ニール・ヤング100%”の演奏。 「ギターを抱いた渡り鳥」よろしく背中に回したギターをピアノに向かって腰掛けたまま、まるでお尻を掻くように振り返りもせずにかき鳴らしてフィードバックを起こしたシーンがあった。あんな無作法な演奏で空気を一変させてしまう人間が世界中どこにいるだろうか? ニール・ヤングの前には全ての参加アーティストは「青二才」だったな。
- こんなオッサンが走り続けてくれていること自体が無言のままに「勇気」を与えてくれる。 ニール・ヤング、本当に素敵なオッサンでした。 大好きです。
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- 移動中にチラッと聴いたジュノ・リアクターはバングラムードに満ちた素敵な音楽だったし、食事をしながら聴こえてきたスーパーカーの演奏はむちゃくちゃカッコよかった。
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- オアシスの演奏にはまるっきり接触しませんでした。 ごめんね、ファンじゃなくて!
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