〜ミラノ・湖水地方〜 2000,9,9〜12

やっぱりドゥオモが好き!

ファッションの街、経済・商業の中心地―どれも私には縁のないものばかり。
でも市内ブラブラ一人歩きや、ちょっと北に足を延ばして自然を楽しむのもミラノの過ごし方なのだよ。


空港から中央駅まで

 Yo子とはロンドンで別れ、単独ミラノへ。
宿は、春からミラノにいる飲み友達のKW君ち。3時35分、マルペンサ空港着。 入国審査のオジさんが日本語で「ミラノでナニしますか?」と笑顔で聞いてくる。 ミラノに限った事じゃないけど、日本人には結構愛想がいい。当然、難なく通過。 荷物を取ってシャトルバスのチケット(1万3000リラ)売り場へ。
5万リラを出し「中央駅行き一枚」と言うと、オネーさんはちゃんと出してくれた。が、なかなかおつりをくれない。 他の人の応対もしているのはわかるけど、明らかに誤魔化そうという魂胆ミエミエ。
辛抱強く窓口を離れず待つ。
何も言わないからって諦めて帰ると思うなヨ!という意思をおもむろに顔に出している私。
やっと私のところに来て「えっと…おつり渡したっけ?」と聞いてきた。
もらってないからいるんじゃないの!とは言えないので「ノン」とだけ。
電話するために小銭がいるのよ!5万リラ出したのも憶えてないフリ。でも、咄嗟に出てこなくて 「ファイブ・ゼロ・ゼロ・・・」あー、バカな私。
ま、ちゃんとおつりをもらえればいいのよ。
そしてめでたく電話もかけることができバスに乗り込んだ。
中央駅に迎えに来てくれたKW君は、私のバックパッカーノリの格好にビックリしてたみたい。 確かにファッションの街・ミラノに似つかわしくないけど、これが私の旅のスタイル

というわけで、引っ越して一週間もたってないKW君の新居は駅から4つめのバス停で下車。
そんなに遠くないのに住宅街・・・っていうか団地っぽい雰囲気だった。 エレベーターは最上階の8階で止まり、降りると正面が彼の家。
中に入り、最初に目に入ったのが私の寝床となるソファー。 向かい側はダイニングキッチン、バスルーム、寝室と並んでいる。 12月に来ることになっている奥さんのKaちゃんを差し置いてしまった。 申し訳ない気持ちと「昔からの友達じゃん!」的なズーズーしさと…ほとんどは後者だな。

屋上からの眺めもバツグン!かすかに見えるドゥオモ、反対側にはアルプスの山々…は霞んで見えなかった。 「休みの日には屋上でブランチなんてイイじゃん!」と提案しても私んちじゃないのよね。

◆ 本日の食事へ→KWシェフ登場


テラス 国境越えの湖

 「コモ湖はあまり綺麗じゃないよ」と言うKW君。
最近知れわたっているし、近くにアウトレットもあるらしいから人も多いんだろうな。 せっかくの自然満喫なのに観光客見てもしょうがないので、素直にマッジョーレ湖行きに賛成。 11時18分、ストレーザに向けて発車。
約1時間かけて、ミラノから北西にあるこの湖に着いた。 細長く、北はスイスにまたがっている。5分ほど歩いて湖に着き、窓口前にコースが描かれてある地図を見て、 ベッラ島・ペスカトーリ島・マードレ島の3島と対岸まで行けるチケットを買った。

“美しい”という意味のベッラ島は、ボッロメオ家の宮殿と豪華な庭で占めている。外からチョコっと見ただけだけど。
同じく、ペスカトーリ(漁師)島もマードレ(母)島も本当に小さな島で、ほそーい路地にお土産物屋が並んでいた。 船着場前にはレストランもあり、お客さんもそこそこ入っていた。
写真

パレード マードレ島を通過し、対岸の町(イントラかラヴェーノ)へ行くと、ヤヤヤ?なにやら賑やかしい。 沿道はパレードを待つ人たちでいっぱいだった。どうやら、この町の小さなお祭りらしい雰囲気。
全体を花で飾られた車に乗った数人の若い女性が花を投げていた。花祭りにしては時期が違う気がする。一体なんザンショ??
KW君は「セコい祭り」と興味なさそうだったけど、偶然遭遇するイベントものが私は結構好きだったりする。
アマルフィでもここでも見られて、実は嬉しい私だった。

驚いたのは、脇のほうで売られていたピカチュウの風船(右の黄色い風船)。 こんな町にも上陸してるなんて、世界的ブームをつくづく実感。
最後に、通過したマードレ島に寄った。この島も他の島と同様、私たち以外に日本人がいない。 船を待っている間ベンチに腰掛けていると、子供たちの視線…ジーッ。東洋人が珍しい証拠。
ふと横を見ると水道が二つ。一つは飲み水らしく、立ち止まり喉を潤している。 駅で買ったペットボトルの水はまだ半分弱残っていたが、継ぎ足そうとするとKW君が「じゃあ、交換して」と自分の空のペットボトルを出した。やっぱりこっちの生水を信用してないな。
アマルフィですっかり馴染んでしまった私は、ここの水道水も素直に受け入れられる。 生活しているKW君と旅行者の私、神経が逆のような気がする…。 それ以上に強靭な内臓の持ち主である私は、どこでも暮らせる?

写真撮影をしてて帰りの船に乗り遅れたのに、駅に向かう道すがらも撮ってたら電車にも乗り遅れてしまった。間隔は1時間に1本。
私は冷たいビールがあればそれで良し。そこで駅のバールで待つ事に。
ここら辺に別荘を持っている人は当然電車なんか利用しないので、人影も殆どない。 開けっ放しのドアから時おり入ってくる風が心地よく、彼の言う通りマッジョーレ湖にしてよかったと思った。 お腹が空いてパニーニをほおばっていたKW君には申し訳ないけど、電車を待つ間までも素敵な時間だったよ。

◆ 本日の食事へ→電車でランチ〜華僑の店


ボローニャナポリ&カプリ1ナポリ&カプリ2アマルフィアマルフィ&ソレントローマ→→→ロンドン→→→ミラノ1→ミラノ2
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