写真展「私の出合った日本百名山」 お礼の挨拶 

 

 私のつたない写真展「私の出合った日本百名山」をご覧くださり、ありがとうございました。学生時代から30年間、日本の山々を歩き、昨年夏にようやく達成することができました。草津白根山・大山・焼岳のように活火山で山頂へは入山禁止の山や台風で道路が落ち入山できなかった山もありました。30年間の山歩きにはたくさんの思い出が詰まっていますが、写真には上手く表せなかった山もあります。また、古い写真で劣化してしまったものもあります。
 これらの山には、主に夏と正月の休みを使って登ってきました。このように登れたのも家族や職場の人たちの協力のおかげです。また、山を整備してくれている人たちや登山口などを聞いたとき親切に教えてくれた地元の人たちのおかげです。ほんとうにありがたく思っています。
 今年度は日本百名山の著者、深田久弥氏が誕生して百年になります。日本百名山は、天気さえ良ければだれでも登れることから中高年のブームにもなっています。そのため、この写真展に向けて発行してきた『週刊 私の出合った日本百名山』のメールマガジンも全国に1400名近い読者がいます。また連動して作成しているHPの閲覧者も増えています。
 逆に百名山ばかりがオーバーユーズになり、他のすばらしい山でも登山客が集まらないく閑古鳥が鳴いているということも起きています。登山客の多すぎによる植生破壊や屎尿等の問題は早期に解決しなくてはならないと思います。他のすばらしい山についてはマスコミや私たち登山者が良さをPRしていく必要があると思っています。
 私は1つの百名山で多くて6回登っています。6回とも違った良さがありました。そこで皆さんに「1つの頂に百の喜びあり」という言葉を贈りたいと思います。季節により、天候により、登る仲間によって等々で山の印象は変わってきます。また一緒に登っても私とあなたとでは感じ方が違うでしょう。今回の「私の出合った・・・」と言う言葉には、山はいろいろな表情を見せるが私が登った時はこんな感じだったという気持を込めています。
 また、百というのはたくさんという意味でもあります。日本にはたくさんの素晴らしい山があります。
 東北に行ったついでに世界遺産の白神山地や山内丸山遺跡などに寄ったり、多くの温泉に入ったりするのも楽しみでした。このように百名山をきっかけに全国を歩けたり、風物や文化を知ったり、知人が増えたりしたことは人生の大きなプラスでした。これからも皆さんと楽しい山歩きや写真撮影をしてきたいと思っています。

2004.3.25 masarus