扱いとして陰のお花 
ハラン
 ハランは、日陰を好むお花です。綺麗な緑色にしたい場合は、日陰に植えるといいでしょう。
陰性の花と共に葉乱(ハラン)とも書き乱れるのを避ける事からお祝い事に用いないという説もございます。流派によりましては、ハランに始まりハランに終ると言われるぐらい好んでお稽古を致します。生け方も春夏秋冬とそれぞれ生け方が有るくらいで勉強のし甲斐のあるおはなです。
法事の時にかぎらず普段生けて良いと思いますが、祝い事の時は、用いない方が良いでしょう。    
河骨(こうほね)

 浅い池や沼に生息し、初夏から夏にかけて鮮やかな黄色の花と濃い緑色の鮮やかな対比をみせるスイレン科の花で、根茎は、白く長く横ばいし、骨に似ている所から河骨と名づけら特に夏の季節感をあらわすのに良く好んで生けます。これら名前の由来などよりあまりお祝い事には、もちいません。

   扱いとして陽のお花
万年青 (半陰陽)   
 万年青は、日陰を好むお花です。綺麗な緑色にしたい場合は、日陰に植えるといいでしょう。
しかし、万年青(オモト)と書き、常に青く枯れる事が無いイメージからめでたい花。
また赤い実がつく事からめでたい花とされました。また花はが、土中花と申しまして土の中で咲き実が土の外へ出て一つ出たら土の中でまた一つ花を咲かしている事から子宝に恵まれるとか申します。ただもともと陰性の花なので其性質上喪中のお正月には、松飾は、致しませんが万年青だけは、許されています。もちろん普通に(何時もの)お正月に飾れます。

赤い実の花 (お正月飾りに)
 千両や南天は、お正月のお花用として花屋さんの店先に溢れますが、千両は、千両箱、千両役者に通じるところからまた南天(ナンテン)は、「難を転て苦を逃れる」という縁起のよさからとやはり双方ともに赤いみがめでたさを増す為に好んでお祝い事に用います。
 
 慶び事に好んで使うか、控えるかという事は、語呂合わせ的縁起かつぎ等も有るようですが、古くから伝わって参りました。