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「ストーリーテラー」1 巻〜8 巻

作品のあらすじ:第1 巻には次の短編が収録されています。

砂(仮題):これは、二人の兄弟の間の素晴らしい愛情の物語である。ヨーロッパが世 界第二次大戦の戦火にもまれる中、兄弟は一緒に世界を旅しながら生計をたてエジプ トに落ち着く。エジプトにいる間に、兄弟の弟のほうが略奪者に殺され、このときから「反対側(死の世界)」にいる弟の観点から見るもう一つの世界が広がっていく。




魔女(仮題):若い新聞記者が土地取引を取材するためにメキシコのある小さな町に派 遣される。ところが、記者がその町に着くと、町中の人から町に住む魔女には近づくな と警告される。その魔女はこれまでにたくさんの人を殺しているというのだ。どうもその 魔女は、魔術で町中の人を人質にしているようだ。若い記者は魔女など信じていないし、災難を招くようなことをするわけではないのだが、魔女は記者の後をついて回って殺そ うとしているようだ。でも、いつもうまくいかない。若い記者は町の善良な市民の救済と 自分の取材との板挟みになっている自分に気付く。命を狙う魔女の攻撃からいつも逃 れている記者、そして最後はさらに面白い展開となっていく。

天才児(仮題):ある夫婦が結婚後7 年目にしてようやく子宝が授かり妊娠する。子ど もの誕生を楽しみに待ち望む夫婦だったが、子どもは未熟児で生まれ、子どもの生存 が危ぶまれる。数ヶ月の必死の努力の甲斐あって子どもは生き延びるが、しばらくして 夫婦はこの子どもが普通の子どもでないことに気がつく。子どもはテレキネシス、超能 力を持った子だった。問題は、この子がこの能力をコントロールできるかどうかであり、 時間が経つにつれ夫婦は子どもがこの能力を隠して平凡な人生を歩める方法を探そう とする。が、次第に手に負えない事態となっていく。この物語は、父親の観点から語ら れる助けを求める叫びである。

作品のあらすじ:第2 巻には次の短編が収録されています。

逆戻り(仮題):ある男は自分の死が間近であることがわかり、自分の人生の映画を見 ることのできる場所に送られ、楽しかった時やつらかった時を思い出すが、その当時一 番の親友が死んだときのことを懐かしく思い出す。そして、自分が親友と立場を交換し て親友が生き残り、二人が若かった頃、親友がやりたかったいろいろなことをすべてで きたらと自問する。いろいろ考えた末、彼はその頃に逆戻りするチャンスを得て、親友と 入れ替わる。

6 分、45 秒:米海軍特殊海兵隊員の船が爆撃され海に沈没するが、なんとか小さなボ ートへ乗り移ることができる。しかし、このボートにはビデオカメラしか乗っていない。彼 は長い間海を漂い、その漂流のさまを記録する。このビデオカメラの乗った小さなボー トは、カメラにビデオテープを入れたまま、この後数年経ってからマレーシアで見つかる。 このテープが映し出したものは、どんな論理的説明も及ばないものだった。そして、わ ずか6 分45 秒のビデオテープが、説明することのできない知られざるものについて多くの疑問への扉を開ける。

インドのハート(仮題):これは、二重生活を送っている非常に腕のよい国際的な宝石 泥棒の物語である。昼間は最も評判の高い有名な宝石専門家であり認定家。夜間は 中東から来たとても欲張りで自分のコレクションのために宝石を得る唯一の手段として この泥棒を利用する男のために働く。そんなある日、泥棒は非常に暗い呪われた過去 を持つ極めてまれな宝石を盗むことになる。同じとき、泥棒は自分が盗みを働いた男に 捕まるが、この男の妹と恋に落ちる。さて、泥棒はどうする?

作品のあらすじ:第3 巻には次の短編が収録されています。

イカルス(仮題):ある漫画家が自分とそっくりな男の夢を毎晩見る。この夢に出てくる 男には羽があるのだが、天使ではない。同時に、ある羽を持つ男が、毎晩生活のため に漫画会社のために漫画を描いている男の夢を見る。この二人が夢の世界を通じて結 びついているのは確かである。二人はお互いを敬服し合いお互いの世界についてもっ と知りたいと願う。時と空間を越えて、この二人が出会ったらどうなるのだろうか?

夢(仮題):著者がこれまでにみた奇妙な夢のコレクションで、必ずしも小説には繋がら ないが、別の現実や人間の心をさらに解明する。あなたの命を奪うかも(仮題):これは、カナダにある私立男子校にずっと「閉じ込めら れた」少年の話である。誰かが少年の授業料をずっと払い続けているのだが、少年も 含めて誰も少年がどこから来たのか少年の両親が誰なのか知らない。少年はもう一人 のクラスメート(意地悪な少年)と一緒に学校から逃げ出すことに成功するが、その逃 げ出す途中の事故でクラスメートは死んでしまう。ところが、この少年が死んだクラスメ ートと間違えられてしまう。少年は新しい身元を引き継いで、自分の出生の事実を見つ けようとするところで、事態はエスカレートしていく。

作品のあらすじ:第4 巻には次の短編が収録されています。

聖死(仮題):ある教師は、カソリック教会からはまず公式に「聖死」と見なされないであ ろうメキシコ人の聖人が特別に好きだった。この聖人は「死」を象徴し、善人でも悪人で もすべての者の願いを叶える。そんなある日、教師は夜間の副業(彼は小児愛者を殺 す殺し屋なのだ)をしている最中に臨死体験をし、その後「聖死」と話をしたり見えたり するようになる。メキシコ政府は幼児虐待者に対して何もしないので、彼らはほとんど 何の処罰も受けずに戻ってくる。教師は、子どもたちを変質者の害から守るために夜間 彼らに自ら制裁を加えることにする。しかし、「聖死」は「死」の観点から、現実や命がど のようかものか物事の真相を明らかにする。

ラ・レジオン・エトランジェ(仮題):ある大都市に住むやり手弁護士が、兄からアフリカの ある場所で落ち合ってくれと懇願する手紙を受け取る。弁護士はこの兄とは何年も会っ ていないが、行くことに決める。だが、なんと他でもないラ・レジオン・エトランジェの男た ちに誘拐されてしまう。彼らは、弁護士の双子の兄が任務中行方不明になってしまった ので、この弁護士を代わりにしようというのだ。双子の兄弟がラ・レジオンで出会うこと になったらどうなるか?一介の民間人がどうやってラ・レジオンの野蛮な訓練に慣れる ことができるのだろうか?

作品のあらすじ:第5 巻には次の短編が収録されています。

あなたたちの間で(仮題):ある生物が第11 次元から地球にやってきて14 歳の少年 の身体を借りて、地球の現在の進化状態を探ろうとする。この少年は窓から身を投げ て自殺しようとしていた。ところが、この身体を借りた少年の弟は、この奇妙な生物が自 分の兄の身体をのっとるのを、そう簡単に許さない。

許されざるもの(仮題):これは、体の不自由な少年が日々の苦難を乗り越えようとする かたわら、ある漫画の登場人物が二人の兄弟を団結させようとする話である。この少 年が、「許されざる者」を書く漫画作家の秘密に近づき、大きなパズルを解き明かす。

無感覚の手触り(仮題):これは、ある特別でまれな才能を持って生まれたとても変わった若い男の話である。男は誰かに触れるたびに、その人の印象やイメージが伝わり、触った人のことがすべて分かってしまうのだ。しかし、男の一番の友だちであり生涯の 恋人が殺され、男がその殺人の有力容疑者とされてしまう。彼女の死体を触るのは、まるで感覚のない手触りだ。果たして男は、犯罪を解決すると共に自分の無実を証明 できるだろうか?

作品のあらすじ:第6 巻には次の短編が収録されています。

銀の拍車(仮題):1830 年代にテキサスのとても腕のよい賞金稼ぎが、カンサスのある 銀行へ行って賞金稼ぎが最後に稼いだ賞金の小切手を現金に換えようとする。ところ が、もう一人の男に拳銃を突きつけられて、やむなくその銀行を襲うことになる。苦心の 末二人ともなんとか銀行から逃げ出し、賞金稼ぎはテキサスまで金を持って逃げ戻る。どうしたものか数ヵ月後、賞金稼ぎはカンサスで銀行強盗をさせられた男に出くわす。 さて、ここから二人はどうするか?

白い騎士、黒い騎士(仮題):これは、王となるように定められた双子の兄弟の話で、二 人とも王と王女の間に生まれたが、どちらが先に生まれたかは定かでない。二人は奇 妙なメダルによってタイムトラベルをしてしまう。一人の騎士は自分に約束された王国 を治めるために自分のいた時、時代に戻ろうとする。もう一人の騎士は、弟が国を専制 支配するかもしれないことを知って彼に敵対する。

作品のあらすじ:第7 巻には次の短編が収録されています。

アイスマン(仮題):これは、イタリアアルプスの氷塊の中から発見された氷河期に生き ていたエッツィーの話と並行するものである。法医学人類学者が2008 年にエッツィー を解凍してこの男の調査を開始するかたわら、もう一つの話が同時に語られる。それ は、この男が野生動物や病気またその他の冷酷な人間たちから生き延びる日々の苦 闘をはじめ、男の日々の暮らしぶりや恐れていたこと、幸せだったことや好きだったこと などの話である。この男は、3 つに分割することを余儀なくされた自分の一族を維持し、お互いがコミュニケーションをとり続けることができるようにした重要な要だった。

木曜日の朝(仮題):ある平凡な男が、ある木曜日の朝、いつものように地下鉄に乗っ て仕事にでかける。ところが、男の乗った地下鉄が他の地下鉄と衝突する。たくさんの 負傷者が出て、男はもう一人の男、聖職者、と何人かを助ける。しかし、恐ろしいトンネ ルの中で大爆発が起こり、その後の二人の人生は大きく変わる。人生が、他の時間か らの夢のように思えるのだった。

どこに行っても(仮題):これは、自分の不注意な運転のために自分の弟が死に、自分 を責める若い男の奇妙な話である。事故のあった5 年後、この男は警察署で死んだは ずの弟が生きている人間の間を歩いているのを見る。このときから、死んだ弟は彼を 霊能力者として働くようして、警察の難事件の謎を解くように導く。こうする間もずっと、男は死んだ弟が彼に語りかけ、彼を死に追いやったことを許してくれることを望むのだ った。

作品のあらすじ:第8 巻には次の短編が収録されています。

ユニークな仲間(仮題):これは、公平に正しく事件が解決するように、国連のために隠 密に仕事をする非常に特殊なチームを形成するある男の物語である。この特殊チーム は、外交手続きを踏まずにどの国へも入り込み問題を解決することができるが、それ ぞれの国の権利を不法に侵害することはできない。チームは、自分の人生への情熱を 失くしてしまい、任務中にも他に何も失うもののない元米海軍特殊部隊員に率いられて いる。面白いのは、任務に就くたびに彼は特別な薬を飲まなければならないことだ。こ の薬を飲むと、自分の過去をすべて忘れ、目標を遂行できるようにその特定の任務の ために頭脳の中に「新しいソフトウェア」として新しい人格が設定されるというものだ。問 題は、本当の記憶が戻って彼を悩ませることになるかどうかだ。

フェニガン・ケース(仮題):1932 年にかけた奇妙な電話が、なぜか現代のあるテレビ 局のニュース編集室にまぎれこみ、ニュース編集長がそれを受ける。かかってきた電 話で得た情報から、編集長は二人のリポーターを調査のために「犯罪現場」へ送り込 むが、この二人のリポーターが現場へ駆けつけて見つけたものは廃墟となった屋敷だ けで、あたりには誰もいない。二人が立ち去ろうとするそのとき、誰かがドアを中から開 け、彼らは屋敷の中へ足を踏み入れる…が、それは別の時間、別の次元、そして別の 時代だった。二人はそれを世界中が見られるように、すべてをテレビの生放送で捉える。

隠された知識(仮題):17 歳の少年がより良い生活を求めて、母親と一緒にニューヨー クの大都会へ引っ越す。学校や新しい友だちに慣れるかたわら、少年は題名さえ見え れば、誰かが書いていることを同時に紙に書き出すことができる変わった能力があるこ とに気付く。この新しい能力で、少年はクラスメートのテストを「写した」り、公園で誰か が書いている愛の詩を書いたりしている自分に気付く。そんな時、まもなく子どもを誘拐 しようとして身代金要求の手紙を書いている人間に出くわす。果たして、我々のヒーロ ーは、子どもを誘拐の危機から救えるだろうか?