新着オーディオ機器試聴レポート

RCAケーブル偏

注意(HP上の画像は一部サウンドトレイルさんの許可を得て拝借編集しました)

サウンドトレイルさんの新製品シリウスSCRー11



スイスのスーナー社のブルースーナー6mmをダブルで使ったケーブルだ。
わたしはケーブルなど何でも良いと考えているケーブル無信者である。
そのわたしが惚れ込んで使っているのがブラックスーナー11mmだ。

スーナーケーブルの特徴はクセの無いナチュラルなピュアな音が持ち味。
わたしはスーナー最強と言われる11mmの愛用者である。
正直に白状するとダブルとはいえ所詮6mmのケーブルなので
おそらく11mmには敵わないと・・・

愛用中の自作11mmを外しSCRー11を装着。
音を出してみる。
あれっ、あまりかわらないゾ。
高音が柔らかくなって物足りない。
ダブルとは言え6mmではこれが限界かと。
CDを替えて違うソフトをかけると
ビックリ驚いてしまった。
音の波が怒涛のように押し寄せてくる。
このCDにこのような音が入っていたの?って。
具体的なソフトの名前は伏せるが
情報量の少ないソフトからは音数は期待できない。
逆に情報量の豊富なソフトからは底知れない音を聞く事ができる。
つまりスーナー11mmでさえ大切な情報量を欠落させていたということか。
わたしの自作ケーブルの完敗である。
SCRー11が真価を発揮したのがSACD。
情報量が増えて透明度抜群。
空間表現が良く、リスニングルームがプライベートホール化する。
全てのラインケーブルをシリウスSCRー11で統一したことも要因と思えるが
音は素直にストレート。
ソフトの音がそのままスピーカーから出ていると思ってよい。
アンプを介しているのを忘れてしまう。
繊細でありダイナミックでありゴリっとした生生しさが再現される。
音の良いソフトからは感動で涙が出るくらいの音が聞ける。
たかがケーブルでこれほど変わるものなのか。
音場表現は言うに及ばず、音場空間は更に広大となり奥行きがぐ〜んと深くなっている。



SK-6も拝聴させてもらった。
聞いたのはじつはまだ発売前だったので感想は控えていたのだが
すでに発売されているようなので遅ればせながらレポートさせてもらう。
おおよその構造は聞いているのだがサウンドトレイルさんのHPでもあまり触れていないようなので
省略させてもらう。常識とは逆転の発想とだけ言って置く。

スーナーケーブルなので硬いことは硬いのだが
SCRー11のような強固な感じではなく取り回しはやりやすい。
音もこれまたスーナーだと思って聞くと驚いてしまう。
実に柔らかいのだ。それでいて出るものはしっかり出る。
個人的にはSCRー11を取るが人によってはSK-6が好みという人も居ると思う。
同じケーブルを使っているのに少し構造を変えると
こんなにも変化するものかと驚いてしまった。

化け物ケーブル導入



シリウスケーブルの最高峰SCR-15
スーナー11mmをダブルで使った極太ケーブル。
サウンドトレイルさんのHPで紹介されていたが
現物を見るとまさに「化け物」
そしてC/P重視の同社においてもかなりの高価格商品。
わたしが手だしできる金額ではない。
それがどうして???
じつは本物のSCR−15ではなく試作実験用のSCR-15なのである。試作品なのでSCRX-15かな。
どうせなら最高のシリウスシステムで聞いてもらいたいと
社長の善意で安く提供してもらった商品である。
説明では販売中のSCR-15の性能には及ばないが
SCR-11よりはるかに伝送特性がよいとの事。

さて、愛用中のSCR-11を取り外しSCR-15に繋ぎ換えてみる。

CDプレーヤー→SCR-15→プリアンプ→SCR-15→パワーアンプ→SCS-32→スピーカー

あれっ?てお気づきになった方もおられるだろう。
そう、バイアンプ仕様ではなくシングルになっている事だ。
以前からチャンデバの弊害に気づいていながら
低音の駆動力不足があって中々撤去に踏み切れなかった。
SCR-15で伝送ロスが激減するので大丈夫との社長のアドバイスを頂き
思いきってシングル駆動にしてみたのだ。

さて、出てきた音であるが完全にバイアンプ仕様を凌駕している。
低音の甘さなど何処吹く風。
このアンプ(P−800)でのシングルドライブは
過去に何度か行ったがどうしても低音が甘くなるので
他のパワーアンプを宛がい誤魔化していた。
P-800はこんな音なのだろうと思いこみもあった。
それが伝送ロスを減らす事で能力が発揮されてきた。
大きな筐体に似合う図太い低音。
もう限界と思われた情報量が更に引き出される。
伝送ロスを最小にするという基本的事柄が如何に重要であるか思い知らされた。

アンプにしてみれば非常に迷惑な話で
充分な信号を送ってこないまま増幅しろと
無理難題を押し付けられている。
低音が甘い、情報量が足りないと難癖をつけられ
あげくに買い換えられてしまう。
アンプ道楽はこれの連鎖である。
オーディオの基本に立ち戻りアンプを交換する前に伝送ロスを減らす努力を行う。
我々素人が出来る伝送ロス低減方法は優秀なケーブルを選択することだ。

(注意)
この記事を見てそれじゃあわたしも試作品をと希望されても
わたしのところへ来たケーブルが最後らしいので市販品をご購入してください。
高価ではありますが期待を裏切らないと思います。


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