シュヴァルツヴァルト 2005 Oct.秋のドイツ1  カジノ ドイツの温泉 マリカサイト地図  春のドイツの温泉
Bad Herrenalbの木々も紅葉がはじまった。 バーデン・バーデンの目抜き通りのカフェに座って、道行く人を眺める
温泉に入った後
通りのカフェでケーキとお茶をしながら
お喋りを楽しむ。
この後、カジノ劇場で
4時から演奏会鑑賞。
プログラムは
シュトラウスの「こうもり」他。
Die Fledermaus/Il Pipistrello/
La Cauve-Souris

晩ごはんは、国境を超えて
シュトラスブルクで。
おいしいアルザス料理。
そうか、今は、フランス領なんだ。
でも、アルザス人はアルザス人。
悲しい歴史があったから
シュトラスブルクは欧州の首都の
地位にふさわしい。
温泉の入り口がこれまたすごい。ヨーロッパで一番だというのが理解できる。階段を上がり男女別に着替えるが、温泉の中は一緒。
 
Baden Badenはどこも、かしこも、リッチでスノッブな雰囲気がびんびん響いて、その空気に触れるだけで精神が磨かれそう。
バックパッカーとかがいない街。温泉に入り、劇場で芸術作品の上演を見たり、クアハウスでカジノをしたり、
洒落たレストランで食事をしたり、高級そうなファッションのお店でショッピングをしたり。
物価はすごく高い。18歳で初めてドイツへ行った時、ミュンヒェンのユースホステルに泊まった私は
後にこのような場所へ旅行するなど、到底考えもしなかった。これが時の流れ。
バーデン・バーデンはいつもここにあったのに、当時の私には高嶺の花で、存在すらしなかった。
変わったのは私の方だ。この数十年で私はバーデンバーデンに近づいたのだ。
小さな温泉町Bad Herrenalbの町の入り口の風景。崖の岩が見える。町の中央に位置する温泉。日本人はいなかった。
ドイツには温泉が
たくさんあるのに、
これまで、ドイツの温泉に
入ったことがなかった。
18歳や19歳の時には、
オーストリアを出た後、
ユーレイルパスで
ミュウヒェン、ハイデルベルク、
ローテンブルク、フランクフルト、
コブレンツ、マインツ、ハメルンを
まわったが、温泉など考えも
しなかった。
十代に温泉文化は早すぎる。
今の自分には、丁度いい。
バート・ヘレナブルは、町といっても、本当に一並びのお店が軒を連ねるだけのささやかな温泉地。一番大きなホテルがTreff Hotelsで、
私が泊まった時は、会議が開かれていて、参加者がみんな家族連れで泊まっていた。
町の中心に位置するBad Herrenalb温泉は、バーデンバーデンと違って混浴ではないので、
外人の裸を見るためにはるばる日本からやって来た、変態のおのぼりさんは、こういう、正真正銘、
由緒正しき、療養目的や健康志向の人が集まるバート・ヘレナーブレの温泉は退屈するかも。
私たちは、コンサートを聴きにバーデンバーデンのカジノへ行ったり、晩御飯を食べにフランスへ行ったりして、ここは
静かな滞在場所として数泊利用した。
バート・ヘレナーブレには、おいしいケーキ屋さんがあって、温泉の後に、カフェラッテしながらケーキを食べた。
バーデン・バーデンからわずか20分くらいなので、山歩きの拠点としても便利。
その他の温泉:行きっぱなし、入りっぱなし、今、準備中。(平成18年5月7日現在)
これらについては、こちらでお話しいたします。
ドイツ温泉巡り一考察:

ドイツの温泉は日本の温泉文化と違うから、日本人が温泉巡りをするのは、個人客ならともかく、
団体のおのぼりさんが日本からはるばる押し寄せて、ドイツの迷惑にならないかなと私は思う。
鬼怒川に社員慰安旅行で行ったとしよう。
温泉に入り、宴会でへそ踊り、マツケンなどの隠し芸など登場し、
演歌歌手と芸者も呼んで大いに盛り上がり、その後二次会で酔った勢いで
コンパニオン相手に歌い、下ネタたジョークを連発し、
千鳥足で解散後、さらに露天風呂に入り、月見酒で一杯やり、部屋に按摩を呼んで、
やっとご就寝。翌朝、ニワトリの鳴く前から朝風呂で一杯やり、朝食後、あたふたと
チェックアウトして、観光に出発。
こういう温泉旅行に慣れている日本人が、「さあ、ドイツ行って、温泉入るべえ」
田舎根性丸出しで、大勢で日本語話しながら、それも、大半がおやじ、
または、うるさ型のおばさん連中がイナゴのように押し寄せたら、どうなるのだろう。
羞恥心がないものだから、ドイツの混浴温泉で、「そこの金髪のおねさん、
きれいだね」とか、「オッパイ大きいね」なんて、どうせ誰もわからないとたかをくくり、
平気で思い切り大声で、他の客の裸の品定めなど始めたら、ドイツ人は怒るだろう。
サルは出て行け!ドイツの温泉来るな!
宴会のノリで温泉につかって大いに盛り上がろうという日本人が大挙してドイツの温泉に
押し寄せたら、一体どんな結末になるのだろう。
日本人はそれでも、中国人団体観光客と比べて大人しいくらいで、中国人観光客が
どっと静かなドイツの温泉に押し寄せでもしたら、これはもう、ドイツの温泉文化の
危機的状況になるだろう。
文化や言語を解さない、うるさ型の外国人がお金だけ持ってやって来た場合、
ドイツの温泉施設は、難しい選択を迫られるだろう。

私は、日本の温泉にも同じことが言えると思う。
家からスクーターで25分で行かれる南麻布温泉というのがある。
形態は公衆浴場なのに、本物の天然重曹温泉で、湯船から、洗い湯まで、重曹温泉水を
使用していて、サウナもあり、地元新宿の都庁前にあるの新宿温泉より数段良いため、
足を伸ばして通っていたのだ。
これは、xxxx大使館の斜め後ろにあるところから、xxxx人もよく入りに来ていた。
xxxx人が入るのが嫌だと言っているのではない。
マナーがないからおいでいただきたくないと言っているのだ。
日本人は、洗い場で、両膝を閉じて、そそくさと、さりげなく洗うのに、xxxx人は
羞恥心がないから、両足を文字通りおっぴろげて、うんちんぐスタイルになって、
ごしごし洗う。
どうして、そういうデリカシーのないことするわけ。
それで、サウナに入ると、ミネラルウォーターのペットボトルを持ち込んで、ごくごく
飲みながらxxxx語でくっちゃべっている人、氷砂糖を袋ごと持ち込んで口に入れている人、
漫画を持って来て読んでいる人、はたまた、爪きり鋏を持ち込んで、爪を切ったり、
やすりで爪の形を整えている人がいる!!
みんな裸でサウナに入っているのに、どうして、刃物なんか、持ち込むわけ。
注意したかったけれど、向こうが刃物を持っていて、怖くて何も言えなかった。
以前、新宿のグリーンサウナで、同じくxxxx人に、サウナの中で物を食べないでと
言ったら、「あんたに関係ないよ」と言われ、向こうはお水で、常連みたいで、
出勤前に入りに来たみたいだったから、すごく怖い思いをして、それから、
グリーンサウナへは行っていない。
xxxx人に南麻布温泉へ来るなと言っているのではない。
常識的なマナーを重視しろと言っているのだ。
私が行った場所が、新宿とか、麻布とかだったから、お水のxxxx人がいたのだろう。
お水のxxxx人は、温泉に来るなと私は言いたい。
職安通りのルビーサウナなら、以上のような目に余るマナー違反をしても、
全員が多かれ少なかれそういった行動をしているかもしれないから、全然
目立たないだろうし、本人たちも気が楽だろう。
日本人が仕事の後、心と身体を癒しにくる場所に、特殊なカテゴリーのxxxx人は
ちょろちょろ立ち入るな。
さて、これを書いていて思ったことは、日本人も、大手を振って、ドイツの温泉ここかしこに
大挙して出没するようになると、ドイツ人にこれと似たような感情を持たれかねないということ。
今は、ドイツの温泉で日本人は、マイナリティー。
頻度もたまに来るくらいだろうし、それも夫婦連れとか、現地の人と一緒とか、少数の日本人同士が
つるんで来る程度。

3ヶ月ほど前、ドイツの温泉でこういう日本人を見た。
その日本人の男は、男女一緒に全裸でシャワーを浴びたり、サウナに入るのをびびって、
恥ずかしがって腰に巻いたバスタオルをぜんぜん取ろうとしない。
バーデンバーデンのカラカラ浴場の2階のサウナ用のシャワー前のこと。
入場料払って中に入って、ずっと、バスタオルを巻きつけたまま、シャワーや混浴湯や
サウナに入らず、廊下の隅の椅子に座ったり、立ったりしながら、たまに
決心してシャワーのあたりまで徘徊する様子は、おかしくも、哀れでもある。
せっかくここまで来たのだから、シャワーくらい浴びてやるぞ、僕はやるぞ、
負けないからな、さあ、矢でも鉄砲でも持って来いとばかりにシャワーに
近づくと、隣とぜんぜん囲いのないシャワーに数人の男女が、平気な顔をして
冷たい水のシャワーを浴びている。
それだけならともかく、日本人とおぼしき女性までがドイツ人に混じって全裸で
シャワーを浴びている。
なんなんだ、この日本人は。
恥ずかしくないのか。
おっぱい見えてるだろ。
下のヘアだって見えてるだろうっているの、そんなもの見せていいのか。
お前、、日本だったらそういうことしないだろ、隠してんだろ。
なんで外国だと恥ずかしくないんだ、僕なんか、めいっぱい恥ずかしくて、
バスタオルをはずせないっていうのに。
私が、シャワーの後、温度の違うサウナいくつかに入って、数十分してから、
汗を流すためにそのシャワーに戻って来たら、そのバスタオル男、まだ、メガネをかけて
バスタオルを巻いたまま、同じ場所にいた。
かわいそうに。
メガネ、蒸気で曇って、何も見えないでしょ。
なんで一人で来たの。
こういうところは、一人で来ると気後れするから、現地のお友達にエスコートされて
一緒に来ればよかったのに。
そうしたら、一人ではできないことでも経験できるし、現地の人と一緒に楽しめるのに。
そう、郷に入れば郷に従え、現地の人と一緒に、現地の人の目線で、現地のモラルで
温泉に入るのが一番なのだ。
だから、ドイツに限らないけれど、外国の温泉は日本人同士では行かない方がいい。
現地の文化に興味を持ち、いろいろわかりだしたら、現地のお友達をつくり、
一緒に温泉を楽しむ手助けをしてもらうのがいい。
そうするのに数ヶ月とか、数年かかってしまうのかもしれないけれど、行くまでの
その過程が、本当は一番わくわくする時なのかもしれない。
なにせ、その準備期間をどう生かすか、何を学ぶか、どんな人と知り合いになれるかで
温泉の楽しみは全然違ってくる。
温泉に入ることはいわば、総合芸術であり、文化なのだ。
温泉に入ればいいのではない。
誰と、いつ、どう、温泉に入るのか。
自分の中のドイツを大切にした時、自分の「ドイツ温泉の旅」が楽しめる。
ドイツの温泉、万歳!!!
ドイツの温泉は、永遠なり!

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