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ロナウジーニョはかく語りき

 

第4部

 

 以下は、Champion’s League Weekly に平成17年4月1日に掲載された

ロナウジーニョのインタビューを私、マルクが和訳したものです。  

 リーガ・エスパニョーラ04−05シーズン優勝記念コンテンツ 

 

 

※ 「  」内がロナウジーニョの談話です。

 

 バルサのスター、ロナウジーニョに関するゴシップ記事はパリにいた頃よりは幾分、減っている。パリSGでは、彼はしばしばチームの宿舎を抜け出したため、夜遊び好きとの噂が広まった。しかし、彼は「夜遊びはしないよ」と否定する。


「パリは大都市だから、『誰々がここにいた、そこにいた』と、作り話をでっち上げやすいんだ。バルセロナはパリに比べればかなり小さいから、僕がどこにいるかなんて誰もが知っている。作り話をでっち上げるのは難しいだろうね」


 彼はバルセロナ郊外にある大きな家で、飼っている犬、インストゥルメンタル音楽、友人や家族に囲まれて暮らしている。彼の母、ドナ・ミゲリーナは今でもブラジルに住んでいるが、バルセロナに来たときには家族の世話をする。兄のロベルトは彼の代理人であり、良きアドバイザーでもある。姉のデイシは彼の生活全般の世話をしている。彼らは調和して、ロナウジーニョの家族を形成している。

 

「完璧だよ。僕の家族はいつも温かいし、日ごとに絆が一層、深まっているよ」

  

 ロナウジーニョは父を亡くした日のことを思い起こした。プール付きの新居に引っ越して間もなく、そのプールで父は心臓発作を起こし、そのまま帰らぬ人となってしまった。ロナウジーニョはまだ8才であった。
   

「僕はとても幼かった。兄が我が家の家計を支えたんだ。僕にとっては友人のようでもあり、父のような存在でもあった。だから今でも僕は兄を尊敬しているし、父のように思っているんだ」


 

 サッカーの次にロナウジーニョが情熱を傾けているのが音楽だ。彼は熱心なパーカッション奏者で、サンバ演奏会でブラジルチームの指揮者をしている。
   

「素晴らしい太鼓奏者になりたくて努力しているけど、まだ自分の腕前には自信がないんだ」

      

 隣人にとって幸運であったのは、ロナウジーニョの豪邸からは距離が離れているということだが・・・。
 「いつか真剣に音楽に取り組みたい」と彼は話すが、今はまだサッカーが優先事項である。
 

「今のところは、まだ元気にサッカーをやっていくよ」
 

 実は、彼は卓球にも熱中している。子どもの頃からやっており、サッカーのチーム合宿でも卓球を楽しんでいる。
 

「卓球は大好きだよ。友人とプレーできるように家に卓球台があるんだけど、僕はあまり上手くないんだ(笑)」


 バルサとブラジル代表の両方でチームメートのエジミウソンが、彼の「卓球のライバル」の1人だ。       

 ここで、ニワトリの鳴き声がして私達の会話が中断してしまった。ロナウジーニョの携帯の着信音であった。彼は携帯をチェックしてから謝り、再びサッカーの話に戻った。  

 彼はチャンピオンズ・リーグに新しくノックアウト・ラウンドが採用されたことを喜んでいる。


「どの試合も決勝みたいに盛り上がるから、最高だよ」 


 人々が大いに盛り上がったのは2002年W杯・準々決勝のイングランド戦だろう。決勝ゴールを決めた後に退場処分となった、あの試合である。
   

「誰もがあのゴールについて聞いてくるよ。あれは狙って打ったけど、僕が思っていたのと逆のサイドに決まったんだ。シュートが少し強めだったのと、ボールの軌道が変化したせいで前目のポジションをとっていたデイビッド・シーマンの背後にうまく落ちたんだ。信じられないよ。
 カフーに『シーマンがゴールから離れているぞ』と言われたから、思い切ってシュートを打ったら、狙ったのとは別のサイドに入ったんだ」

            

 

   

 彼はFCバルセロナに永遠の愛を誓っており、最近も永久契約の話が出たばかりだ。


「僕はピッチでも、ピッチ以外でも、ここがとても気に入っているんだ。毎日、新しい驚きがある。文化がブラジルによく似ているから、プレーしやすいんだ。どこか他の所に住んでいる自分は想像できないよ」
   

 彼はまた、フランク・ライカールト監督の手腕にも感銘を受けている。

         

「ライカールトは『ピッチを縦横無尽に動き回るように』と言ってくれる。それが僕にピッタリのプレースタイルだからって。でも、今シーズンはライバルたちが僕のプレーを研究しているから、バルサに初めて来た頃のようなインパクトを与えることは難しくなっているね」


 では、敵のチームで印象深い選手は?


「アスレティック・ビルバオのアンドニ・イラオラは、僕を的確にマークしてきたなぁ」


 チャンピオンズリーグで優勝して欲しいチームは?

 

「今となっては、僕らは優勝できないし、どれか1チームを選ぶのは難しいね。個人的には良いプレーをしているチームに優勝して欲しいけどね。ブラジルの友人たちが優勝メダルを掲げているところを見たいものだよ。
 アドリアーノがいるインテル、カフーのいるACミラン、ジュニーニョのいるリヨンとかね。彼らは大切な友人だよ。あとはユベントスもそうだね。エメルソンが友人だから。もし、このチームのうちの1チームが優勝したら、僕はとてもハッピーだよ」


 彼は最後に、いつも笑顔でいる理由を教えてくれた。

 

「僕はハッピーだし、素晴らしい家族がいて、健康だ。そして何よりも、僕が一番好きなサッカーが出来るんだ。満たされているから、僕は笑うんだ。自然なことだよ」

         いつも応援ありがとう!

 

  

 

 

 

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