前へ  目次へ  次へ


     第二節 戦争の目的は戦争を消滅することにある

 戦争――人類がたがいに殺しあうこの怪物は、人類社会の発展が、終局的にはこれを消滅するし、しかも遠くない将来にこれを消滅するにちがいない。だが、それを消滅する方法はただ一つしかない。つまり、戦争をもって戦争に反対し、革命戦争をもって反革命戦争に反対し、民族革命戦争をもって民族反革命戦争に反対し、階級的革命戦争をもって階級的反革命戦争に反対することである。歴史上の戦争には、正義のものと不正義のものとの二種類しかない。われわれは正義の戦争を支持し、不正義の戦争に反対する。すべての反革命戦争は不正義のものであり、すべての革命戦争は正義のものである。人類の戦争生活の時代は、われわれの手で終わらせることになる。われわれがすすめている戦争は、疑いもなく最終的な戦争の一部分である。だが、われわれが直面している戦争は、また疑いもなくもっとも大きな、もっとも残酷な戦争の一部分である。もっとも大きな、もっとも残酷な不正義の反革命の戦争が、われわれの頭上にのしかかっており、われわれが、もしも正義の戦争の旗じるしをかかげないなら、人類の大多数はふみにじられてしまう。人類の正義の戦争の旗じるしは、人類を救う旗じるしであり、中国の正義の戦争の旗じるしは、中国を救う旗じるしである。人類の大多数と中国人の大多数がおこなう戦争は、疑いもなく正義の戦争であり、人類を救い、中国を救うこのうえもなく光栄な事業であり、全世界の歴史を新しい時代にうつらせるかけ橋である。人類の社会が、階級を消滅し、国家を消滅するところまで進歩したときには、どんな戦争もなくなる。反革命戦争はなくなるし、革命戦争もなくなる。不正義の戦争はなくなるし、正義の戦争もなくなる。これが人類の永遠の平和の時代である。われわれが革命戦争の法則を研究するのは、すべての戦争を消滅しようとするわれわれの願望からでており、これがわれわれ共産党員とすべての搾取階級とを区別する境界線である。