◇フルートとハープのための協奏曲 モーツァルト 2分28秒
Concerto En Majeur K.299
pour flute,harpe et orchestre
W.A.MOZART
フルートとハープのための協奏曲 ハ長調 K.299
作曲 W.A.モーツァルト  |
モーツァルトは1778年22歳のとき、パリ滞在中にこのロココ
趣味溢れる優美な曲を書きました。
フルート演奏に秀でていたド・ギーヌ公爵と、ハープを習って
いたその令嬢からの依頼です。
フルートとハープの組み合わせは、この時代(古典派)の
協奏曲の中では大変異例なセッティングでした。
しかし、同時に18世紀末近くのパリでは、マリー・アントワ
ネット以下、上中流の夫人、令嬢たちが”たしなみ”として
ハープを演奏することがたいそう流行していたことから必然的
に生まれた曲でもあったようです。
マリー・アントワネット
そのような意味でいうと、ハープという楽器はどちらかというと
ご婦人方のお遊び?というイメージだったようですが、
モーツァルトの霊感を味方にできたおかげで(このような曲が
誕生し)、以来一流の芸術家たちに愛奏される楽器に格
上げされたともいえます。
モーツァルト自身はハープを一度も弾いたためしもなかった
そうですが、その音楽的イマジネーションの非凡さから、
繊細さのサンプルともいうべき美しい曲を作りました。
フルートは管楽器の女王と呼ばれていますし、ハープも
ピアノとほぼ同じ位の広い音域を持ち、楽器の女王とも
呼ばれています。楽器の女王はピアノ、オルガン、ヴァイオリン
なども『女王』と呼ばれているのですが・・。
(誰が本当の女王様なのでしょうか。きっと全部でしょう)
しかし、ハープはなんといってもその優雅な音色と美しいフォル
ムや演奏している姿も大きな魅力です。
その二大ゴージャス系が、管弦楽を従えているのですから
素晴らしさも格別なのです。
日本でもハープのコンチェルトは皇室関係ニュースのバックにも
よく採用されます。華があって典雅な色彩が、聴く者をいつの
まにか高揚させます。これも癒しのひとつかもしれません。
◆参考リンク
フルート(YAMAHA音楽博物館:オーケストラの楽器)
ハープ (YAMAHA音楽博物館:オーケストラの楽器)
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