◇サマータイム ガーシュウィン 2分12秒
| Summertime ~PORGY and BESS |
| G.Gershwin |
| Summertime Summertime and the living is easy Fish are jumpin’ an’ the cotton is high Oh Yo’ daddy’s rich an’ yo’ Ma is good−lookin’ So hush litte baby,baby don’t yo’ cry One of these mornin’s you goin’ to rise up singin’ Then you’ll spread yo’ wings an’ you’ll take the sky But till that mornin’s a nothin’ can harm you With daddy an’ mammy standin’ by |
| サマータイム 作 詞 デュボウス・ヘイワード ああ、夏だわ・・そして(きっと)暮らしも豊かになる 魚は飛び跳ね 綿花はスクスク育つ あんたの父さんは金持ち 母さんはきれいだよ だから泣くのはおやめ いい子だから いつかあんたも立ち上がって 雄々しく歌い叫ぶ朝がくるんだろうね それから大きく羽を広げて 空に飛び立っていくんだわ でもその日までは あんたはここにいて なんの心配もいらないよ 父さんと母さんがいつもそばにいて あんたを守ってあげるから |
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サマータイム 〜オペラ ポーギーとベスより 作 曲 G.ガーシュウィン |
| オペラ『ポーギーとベス』は、足の不自由な心優しい貧しい黒人の青年 ポーギーと、ならず者の沖仲仕クラウンの情婦ベスとの悲恋物です。 そして中でも一番有名になった、この『サマータイム』はジャズのスタンダー ドとしても世界中で多くのプレイヤーによって常に歌われ、演奏され続け ています。 この歌は、『ポーギーとベス』の第一幕(他)で漁夫ジェイクの女房クララ が、暑苦しい夏の夜に赤ん坊を抱きながら豊かな夏の生活を夢見て 情感たっぷりに歌うブルースの子守唄です。 アメリカ南部、チャールストン・スラム街のしけた長屋「キャットフィッシュ・ ロウ(ナマズ長屋)」。貧しい黒人達がひしめきあって厳しい暮らしを強い られている、という1920年代頃の舞台背景です。 そこには絶望的な現実だけが待っていますが、ミクロな希望にすがって 生きざるを得なかった人々の魂が熱くせまってきます。 1935年9月に初演されたこのオペラは、長いオペラの歴史の中でも、 初めて黒人が主人公となった、黒人だけが出演する作品です(白人 警官役のみ白人)。 ガーシュウィンは、特に差別の激しかったアメリカ南部の黒人達の悲しい 運命をゴスペルやジャズの雰囲気をふんだんに取り入れ、かつ、西洋の クラシックも基本にして作りました。 この「サマータイム」は、詩を読んでいるうちにメロディがすぐに飛び出して きて短時間のうちに作られたそうです。黒人の生活を題材にしているの で、生活の安楽へのこだわりや、子供が大きくなると北部へ出て行って しまうかもしれない、という黒人家族の中に出来上がっていた一種の 前提のようなものが示されています。 原作は、サマータイムの作詞者でもあるヘイワードの『ポーギー』という本 からガーシュウィンが感銘を受けてオペラを書きました。 ◆ブルース blues(Am.) アメリカの黒人の間で生まれた歌およびその形式。奴隷制度下の 苦悩を歌ったワーク・ソング、黒人霊歌を母体とし、19世紀後半 に形成されたもので、 @3行詩形式で1行が4小節の12小節形式 A多くが長調で3度と7度の音が半音近く下がるブルース音階(= ブルー・ノート blue note)を使うのが特徴。 ↓ ド、♭ミ、ファ、(♭)ソ、ソ、♭シ、ド等 |
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MIDI:Piano1001 写真画像:Four seasons
参考資料:村田 陸男 著/ジャズ詩大全2 : 中央アート出版社、他