茶とは 目 次
茶の分類と種類    日本茶の生産    日本茶の産地 日本茶の品種特殊なお茶
 茶の生産動向茶の消費茶の輸出入世界の茶の動向世界の茶とは
 茶の栽培


特殊なお茶

 日本茶の中には特殊な製法のものや、地域によって変わった飲み方をする茶があります。

@足助寒茶あすけかんちゃ
  愛知県足助あすけ地方で作られる番茶。秋に整枝を行わずに、そのまま伸育した茶芽を寒中に
 鎌等で刈り取り、ゆでた後、2日くらい日干しし、後室内で干したものを飲用する。蒸した後に
 室内で広げて乾燥させるものもある。多少酸味を感じる味。

A阿波番茶あわばんちゃ相生あいおい番茶)
  徳島県(阿波あわ)の山間地一帯で夏に作られる番茶で、徳島県、香川県の一部、淡路島などで
 飲まれている。主産地は相生町、上勝町など。7月中、下旬に茶樹の葉をしごきあげて全部摘
 み取り、土間に2〜4日堆積、むれないように切り返しを行った後、大釜の沸騰している湯で30
  〜40分煮る。茶汁を切って揉捻して桶に詰め、重石をのせて7〜10日間漬け込む。別に蓄えて
 ある茶の煮汁を注ぎ、腐敗を防ぐ。醗酵の匂いがただよい、茶汁が滲み出てくる頃、熊手で取り
 出して固まりをほぐして莚に広げ、日干し、乾燥する。

B京番茶
 古典的な番茶 。京都の宇治地方で生産される。煎茶や玉露用に摘採した残りの芽葉を2段刈
りし、蒸し製でつくられる。宇治田原が本場とされ、煎じ茶の飲み方の他、塩を加えて茶筅ちゃせん
てて飲む塩茶の飲法がある。

C郡上番茶ぐじょうばんちゃ
 岐阜県郡上郡付近で作られていた古典的な番茶で、今でも白鳥町に残る。焼畑に伴う畦畔けいはん
(田畑の畦などに防砂やその他の目的を兼ねて植えられた茶木。)から作る自家用の茶だが、
ヤマチャを使うほうがよいという。新芽を鎌で刈り取り、大釜で5〜10秒間湯通しした後、むしろの
上で軽く揉み、4〜5日陰干しする。蒸す場合もあり、日干しする場合もある。佃煮になった葉南蛮
(葉唐辛子)を冷たい郡上番茶でサラサラっと頂く「葉南蛮茶漬け」がある。

D黒茶
 富山県朝日町のバタバタ茶に使われる後発酵の茶。枝のついた硬葉を湯がき、荒揉みした後、
内側にむしろをまわした室に詰め、茶温が上がると切り返して詰め替え、20日間程度発酵させて
白カビがついた後、莚に広げて日干しして作る。中国茶の分類の1つをいう場合もある。

E碁石茶ごいしちゃ
 高知県に伝わる番茶の一つで、後発酵茶。茶葉を沸騰殺青して堆積しむしろで覆ってカビ付けした
後、大きな桶に詰め重石を乗せて漬け込み、発酵終了後、四角形に裁断し天日で乾燥する。
碁石茶の名はその日干風景を碁盤上の石に見立てたところからきている。飲用水に塩分が含まれ
ている瀬戸内海沿岸や島々で飲まれた。
 「おもいっきりテレビ」では碁石茶を使った茶粥が、中性脂肪、コレステロール値を低下させること
でダイエットに効果があることが紹介された。

Fバタバタ茶
 黒茶による喫茶法。富山県の東部、朝日町蛭谷びるだんのバタバタ茶の習俗が有名。1472年頃にはすで
に行われていたといわれている。黒茶の入った茶袋を茶釜に入れて沸かし、それを小振りの五郎八
茶碗に汲んで塩を少し加え、独特な茶筅を使って泡立てて飲む。せわしくバタバタと茶筅を振るところ
からこの名が付いたと言われている。

G日陰番茶ひかげばんちゃ
 日本の中国地方、鳥取、島根、山口、岡山の各県に今でもある日陰干しの番茶。茶が薬として飲ま
れていたことを示す例とされる。茶の葉を枝ごと鎌で刈り取って藁で束ねて編み、軒先に吊るして乾
かす。それをほうろうで炒って飲むか、あるいはいったん炒った物を日干し、貯蔵、保存したものを煎
じて飲む。

Hボテ茶
 愛媛県の松山で行われた喫茶習俗。クコ茶と大豆を2時間ほど煮出して各自の抹茶茶碗にいれ、
穂の荒い茶筅の先に塩をつけて泡立てる。その上に黒豆飯と具(かまぼこ、凍豆腐しみどうふ、ふき、しいたけ、
にんじんなどを微塵切りした煮物)をのせ、箸を使ってたべる。

Iボテボテ茶
 出雲地方で行われている喫茶習俗で、戦前までひろく愛好されていた食べ物。陰干し番茶と陰干し
した茶の花を茶袋に入れて煮出し、茶碗に汲み取り、茶筅の先に塩をつけ、左右に振って泡立てる。
泡の消えないうちに飯と好みの具(煮豆、佃煮、漬物など)をのせ、塩で味をととのえる。茶碗の底を
手でたたきながら片方に寄せた具をお茶と共に口に流し込む。


日本茶の品種

 日本茶の主な登録品種

 わが国では1953年(昭和28年)に茶の農林登録制度が発足し、この時に15品種が一括登録されました。平成15年現在、農林登録品種は53品種を数えるほどになりました。その中でも1975〜1980年の静岡県において、「在来実生園」から「やぶきた」への大転換がありました。そして全国へと波及し、今日では「やぶきた」は品種面積中83.3%全茶園面積の76.7%を占めています。この「やぶきた」種は、品質が優良で収穫も多く、生産が安定していて広域適応性があるので全国に普及しました。
 他に、最近栽培面積が増えているものに早生品種の「さえみどり」、関東地区では「ふくみどり」などが挙げられます。オーソドックスな品種としては、「やぶきた」に次いで栽培面積が多いのが、「ゆたかみどり」三番目が「さやまかおり」となっています。

 ●やぶきた       主産地の栽培面積の占有率は、静岡県91%、鹿児島県45%
               京都府62%、福岡県79%、埼玉県73%
となっている。

 ●ゆたかみどり    標準製造での品質は苦渋味が強く、形状はやや大形となるが被覆を行い、
               蒸しを強くすることで濃厚な水色と味になる。

 ●さやまかおり    耐久性が強く丈夫で経済樹齢の長い多収な品種。濃厚な香気に特徴がある。

       
主要茶産地における上位の栽培品種
(社団法人 日本茶業中央会2005)
産 地1位 2位3位4位5位
  埼玉県 やぶきた さやまかおり さやまみどり ふくみどり こまかげ
  静岡県 やぶきた さやまかおり おおいわせ かなやみどり やまかい
  愛知県 やぶきた さみどり やまとみどり さやまかおり おくみどり
  京都府 やぶきた おくみどり さみどり こまかげ やまかい
  福岡県 やぶきた かなやみどり おくみどり やまかい さやかかおり
  熊本県 やぶきた おおいわせ かなやみどり さやまかおり おくみどり
  宮崎県 やぶきた かなやみどり やまなみ ゆたかみどり さえみどり
  鹿児島県 やぶきた ゆたかみどり かなやみどり あさつゆ おくみどり


静岡県における品種別茶園面積の推移
                                     静岡県茶業の現状 単位:ha、%
品種名62年平19年平20年品種名62年平19年平20年
や ぶ き た17,90018,46218,235おおいわせ9510999
かなやみどり1249791さやまかおり270396389
つゆひかり 3141そ の 他158370378
や ま か い1417272小   計18,90019,29119,090
香   駿 在 来 種4,320248199
おくひかり 98102合   計23,20019,90819,666
山 の 息 吹 5049品 種 化 率81.598.899.0
さわみずか     


 新しい個性的な品種

はるみどり(茶農林48号)
 旨みを追求した品種。旨みが強く、渋みが少ないのが特徴。晩生で耐寒性が強いことから、中山間地高品質化とブランド化を目指す地域や生産者への導入が期待される。

そうふう(茶農林49号)
 香りが特徴の品種。早生品種のため、栽培適地は暖地といえる。ブドウやジャスミンに含まれるアントラニル酸メチルという香気成分を含有している。ただし、深蒸し茶にすると香気が薄れるのが難点。

日本茶の生産動向

 昭和40年代以降、茶の栽培面積は、昭和50年代の61,000haをピークに徐々に減少しています。一方、荒茶の生産量は、昭和50年代の105,000tをピークに減少していますが、優良品種の普及や生産技術の向上もあって、栽培面積が減少しているにもかかわらず生産量は面積ほど減少していません。しかし2004年(平成15年)頃から荒茶の生産量が増加傾向にあります。

平成21年産一番茶生産量(主産県) − 一番茶の荒茶生産量は、前年産から2,000t減少−
【調査結果の概要】(農林水産統計)
摘採面積
摘採面積は3万2,000haで、前年産に比べて500ha(2%)減少した。
生葉収穫量
生葉収穫量は14万5,900tで、静岡県等において品質を重視した早摘みが行われたこ とや、一部の県における低温の影響等により10a当たり生葉収量が減少したことから、 前年産に比べて1万2,600t(8%)減少した。
荒茶生産量
荒茶生産量は3万300tで、生葉収穫量が減少したことにより前年産に比べて2,000t (6%)減少した。
これを府県別にみると、静岡県が1万6,000t、次いで鹿児島県が8,030t、三重県が 2,880tとなっている
年次別生産量の推移
年 次栽培面積 (ha)荒茶生産量 (t)
1980年(A)61,000102,300
1985年60,60095,500
1990年58,50089,900
1995年53,70084,800
2000年50,40089,300
2001年50,10089,800
2002年(B)49,70084,200
(B)/(A)81%82%
2003年49,50091,900
2005年 100,000
2006年 91,800
2007年48,20094,100
2009年47,30086,000
2013年43,00083,000
  *農林通産省 「作物統計」 による

茶期別生産動向
  を生産する時期による種類は、その年の最初に収穫する「一番茶」、次いで「二番茶」、「三番茶」、「四番茶」、「秋冬春番茶」があり、生産量が一番多いのは一番茶で、その生産量は年間生産量の約50%を占めています。

茶種別、都府県別生産量
  を栽培製造方法により区分する種類には、「玉露」、「かぶせ茶」、「碾茶」、「普通煎茶」、「玉緑茶」、「番茶」、「その他」があります。玉露は京都府福岡県、かぶせ茶は三重県九州、碾茶は愛知県京都府、玉緑茶は九州地方が主産地です。煎茶や番茶は全国的に生産されており、煎茶(深蒸し煎茶を含む)は全国生産量の80%を占めています。
 都府県別に見た茶の栽培面積は平成15年では、25,000haの静岡県が一位で全国合計の5割を占め、次いで8,350haの鹿児島県、3,380haの三重県と続きます。荒茶の生産量も栽培面積の広さから、静岡県全国生産量の43%を占めています。
 
都府県別茶栽培面積(2003年)                         単位:ha
順 位都府県面 積順 位都府県面 積順 位都府県面 積
静 岡25,00013滋 賀70025東 京169
鹿児島8,35014愛 知69926岡 山162
三 重3,38015茨 城62727愛 媛156
熊 本1,69016高 知64528広 島139
福 岡1,59017大 分62229長 野101
京 都1,56018徳 島35730山 口99
宮 崎1,43019千 葉27131栃 木88
埼 玉1,22020神奈川26532群 馬62
佐 賀1,040  21島 根21533和歌山45
10岐 阜1,040  22香 川19834沖 縄40
11奈 良820  23山 梨172 その他77
12長 崎785  24兵 庫186 49,500
  *農林通産省 「作物統計」 による
都府県別茶栽培面積(2010年)                         単位:ha
順 位都府県面 積順 位都府県面 積順 位都府県面 積
静 岡19,00013滋 賀64525山 梨136
鹿児島8,69014愛 知64026岡 山131
三 重3,21015高 知49927香 川119
熊 本1,61016茨 城48028広 島 79
宮 崎1,61017大 分62629栃 木 69
京 都1,58018徳 島308    
福 岡1,43019神奈川274   
埼 玉1,01020千 葉220   
佐 賀1,01021島 根208   
10岐 阜1,000  22兵 庫167   
11長 崎755  23愛 媛143 その他314
12奈 良745  24東 京142 合 計46,800 
  *農林通産省 「茶統計年報」「工芸農作物統計」「作物統計」 による

府県別の栽培面積の推移をみてみると、埼玉県の栽培面積の減少が目に付きます。これは首都圏に近い所沢・狭山地区の宅地化などの開発によるものも、原因の一つと考えられます。

主要茶生産府県別茶栽培面積の推移                     単位:ha
年 次埼 玉静 岡三 重京 都奈 良福 岡熊 本宮 崎鹿児島
1985年
(順位)
3,170
(4)
23,000
(1)
4,090
(3)
1,730
(6)
1,530
(9)
1,600
(8)
2,140
(5)
1,710
(7)
7,620
(2)
2003年
(順位)
1,220
(8)
20,500
(1)
3,380
(3)
1,560
(6)
820
(11)
1,590
(5)
1,690
(4)
1,430
(7)
8,350
(2)
伸び率38%89%83%90%54%99%79%84%110%
  *農林通産省 「作物統計」 による

主要茶産地における栽培面積及び荒茶生産量
平成19年度(2007)農林水産省:作物統計より
府 県茶栽培面積(ha)荒茶生産量(t)合計
静岡県 19,900 39,900
鹿児島県 8,53024,100 
三重県 3,270 7,620
熊本県 1,640 1,740
宮崎県 1,620 3,830


主要茶産地における栽培面積及び荒茶生産量
平成22年度(2010)農林水産省:作物統計より
府 県茶栽培面積(ha)荒茶生産量(t)合計
静岡県 19,000 33,400
鹿児島県 8,69024,600 
三重県 3,210 7,100
熊本県 1,610 1,380
宮崎県 1,610 3,570


茶の消費

 供給ベースから見た消費量葉、昭和50年の約11万トンをピークに減少傾向だが、最近、健康飲料としての茶に対する関心の高まりもあって、平成元年以降僅かながら増加傾向を示し、最近では9万トンで推移しています。また、日本人一人当たりの年間消費量もほぼ同様な傾向で推移し、昭和50年頃の一人当たり1,000グラムを最高として減少し、最近では700グラム台で推移しています。総務省の家計調査によると、一世帯あたりの緑茶の購入量は、昭和40年代の2,000グラムをピークとして年々減少しています。
 一世帯あたりの茶の消費状況(平成13年)を都道府県庁所在地別に見てみると、多い順では

 静岡市 2,512g、 松江市 1,617g、 北九州市 1,571g・・・  

 また 少ない地域は、
 岡山市 560g、 広島市 611g、 高知市 632g・・・  

 なっています。

ペットボトルのお茶の動向

 近年、「ペットボトルのお茶」が人気を博し、市場を賑わせています。原料のお茶を抽出するところまではお茶を淹れるのと同じ手順ですが、大抵は、保存性をたかめるための酸化防止剤(ビタミンC)やpH調整剤、香料などが添加されています。茶系飲料の中でも、緑茶系飲料はメーカーの主力商品で、平成11年(1999)頃から急速にシェアを拡大し、最も売り上げを伸ばした平成17年(2005)には、265万キロリットル、推定で6000億円(小売換算)に達しています。また、緑茶系飲料の原料として推定2万6000tのお茶が使われ、新たなお茶の需要が生み出されました。

日本の茶の輸出入

茶の輸出

 茶の輸出は、江戸時代の1856年(安政3年)に本格的に始まったと言われています。明治にかけては、かつて生糸と並んで輸出産業の柱といわれましたが、戦時中に激減し、昭和29年の17,178トンをピークに減少し、平成3年には253トンと最低を記録しました。緑茶の主な輸出先はアメリカが最も多かったのですが、最近ではヨーロッパを中心に健康飲料としての関心が高まったため増加傾向にあり、平成13年には599トンとなりました。しかし価格の高さなどの要因で普及に限界があり、ここ数年は伸び悩んでいましたが、平成17年(2005)から政府の輸出促進事業が開始され、日本茶の輸出が積極的に推進され、平成19年(2007)は1625t(前年比3%増)を記録しました。
 輸出先別では、アメリカが750t(全体の45%)と最も多く、次いでカナダ(8.5%)、シンガポール(5.8%)、ドイツ(5.5%)などとなっています。
海外での和食ブームに乗り、緑茶の輸出量が増加傾向にあります。特に平成25年にユネスコ無形文化遺産に「和食」が登録されたことにより、さらに増加すると予想されます。

         緑茶の輸出数量の推移    (財務省通関統計)  単位:t
国 名1995年2000年2005年2008年2010年
アメリカ148204234 7761,136
カナダ279255162 172
台 湾134873 107
ドイツ13710549124 100
イタリア131521  17
ベルギー12  14
その他132249286533 686
合 計4616846781,7012,232

茶の輸入

 日本では、紅茶及び烏龍茶は国内では殆ど生産していないため、全て輸入に頼っています。緑茶は国内の生産不足を補うために輸入されてきましたが、国内の生産が年々減少していることや、価格が安いことから増加傾向にあります。平成13年の緑茶の輸入量は約18,000トンで、緑茶輸入先では16,703トンで中国が圧倒的に多く、次いで813トンのベトナム、後はブラジル台湾となっています。これらの多くは緑茶加工製品の原料になります。
 日本の平成19年の茶の輸入量は4万4304t(212億800万円)でその内訳は烏龍茶が44.6%(2万1110トン)、紅茶は35.1%(1万6603t)、緑茶は20.3%(9591t)で、前年に比べ烏龍茶が増加し、紅茶と緑茶が減少しました。
平成21年(1月〜12月)茶輸入数量
                                           数量単位:t 金額単位:百万円
国 名緑茶数量紅茶数量不発酵茶数量単  価金  額
中   国5,23962516,52722,3922996,691
スリランカ9、9809,9894544,536
台   湾1512296323891288
イ  ン  ド3,166X3,1716902,188
イ ギ リ ス75771,649127
ベ ト ナ ム671121019031059
そ  の  他5273,429113,9663821,516
合   計5、86517,39916,84440,10838415,405


世界の茶の生産と流通

 世界の茶の生産

 茶の生産は世界に各地で行われていますが、中国をはじめ、インド、スリランカなど、アジアが世界の約90%を占め、ケニアを中心とするアフリカが10%弱となっています。世界の茶の生産状況は、ITC(Intemationai Tea Committee)の統計によれば2006年現在、栽培面積は304万ha,生産量は353万tです。

 国別の栽培面積では
 中国 が143万1000ha、インド52万3000ha、スリランカ18万9000ha、ケニア14万7000ha、インドネシア13万6000ha、

 続きこの5カ国で全世界の75%を占めています。日本は10番目の4万7000haです。

 国別の生産量は、
 中国 が102万800t、インドが95万6000t、ケニアが31万1000t、スリランカが31万1000t、トルコが14万2000t、
 続き、日本は8番目の10万tです。

 また、茶種別では,
 紅茶 が約235万t、緑茶が約97万t、烏龍茶が約21万t
と推定され、紅茶 約66%を占めています。

         主要国の茶栽培面積と生産量の推移    (茶関係資料)

FAOによる                 単位:面積 1,000ha 生産量 1,000t
項     目1990年2005年2007年2008年2013年
世 界 計面 積2,2602、6473,3012,8524,180
生産量2,5262、9363,7513,8044,907
ロ シ ア面 積
生産量
アルゼンチン面 積3938373842
生産量5168907085
イ ン ド面 積415504568不明564
生産量6888479459811,200
インドネシア面 積95154133132120
生産量156163137137134
中国(含台湾)面 積F 8431,1091,6291、7352,481
生産量5627031,158 1,2171,939
タンザニア面 積13212323 
生産量18243532 
ベ ト ナ ム面 積6080126131124
生産量3270148166180
注1.InternationalTea Committee「Annual of Statistics」による。
注2.茶は緑茶、紅茶、ウーロン茶などの計。

 世界の茶の消費

 茶は世界中で愛飲され、国によって飲まれる茶の種類は様々です。世界の茶の貿易量は約1,400千t弱に対し、緑茶生産国からの緑茶の輸出量は約190千t弱であることから、緑茶生産国以外の茶の消費は紅茶がほとんどです。


国別の消費量を表にすると次のようになります。(緑茶、紅茶、烏龍茶の合計値)

茶の国別消費量(上位10カ国)
順位 国  名消費量(万t) 順位 国  名1人当たり消費量
 1インド75.4 1イラク2.40kg
 2中国58.8 2アイルランド2.35kg
 3CIS諸国23.2 3リビア2.28kg
 4日本15.0 4イギリス2.17kg
 5トルコ14.3 5クウェート2.05kg
 6イギリス13.0 6トルコ2.01kg
 7パキスタン12.5 7カタール1.97kg
 8アメリカ10.2 8シリア1.63kg
 9エジプト7.4 9モロッコ1.58kg
10イラン6.410アフガニスタン1.56kg
15日本1.18kg
ITC統計2004-2006

 世界の茶の流通

茶は自国消費はもとより、世界的な飲料として流通しており、全生産量の50%近くが輸出対象となり、
スリランカ (約26.8万t)・ケニア(約24.6万t)・中国(約20.9万t)・インド(約18万t)
インドネシア(約9.8万t)
 主要輸出国(世界計137.3万t)となっています。

 また、輸入量(世界計129万t)の多い国としては、
イギリス (約16.2万t)・ロシア(約16.1万t)・パキスタン(約12万t)・アメリカ(約9.3万t)
エジプト(約7.3万t)・ 日本(約4.9万t)

 あげられます。(緑茶、紅茶、烏龍茶の合計、1999年)

平成19年の日本が輸入している茶類は国内生産量の約半分の年間4万7304tで内訳は烏龍茶が45%、紅茶が35%、緑茶が29%。


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川根のお茶や 日本茶インストラクター協会

おいしいお茶を求めてー2003年11月開設・現在進行形