title.JPG           【べびぃケア】は私のライフワークです




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★ある赤ちゃんの成長とべびぃケア
★生後3カ月
★生後4カ月
★頸が座ったー生後5カ月
★生後6カ月
★寝返り完成ー生後7カ月
★生後10カ月
★自座位、ずりばいー1歳
★1歳6カ月
★1歳7カ月
★1歳8カ月

★タッチ成功!!−1歳11カ月

★歩いた!!-1歳11カ月
★2歳5カ月
★筋力落ちたらはいはいへー3歳2カ月
 

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記事を掲載させていただくにあたり


3年前よりずっと関わらせていただいているダウン症のお子さんがいらっしゃいます。

このお子さんは、私がべびぃケアを勉強し始めてから、

初めて本格的に関わらせていただいたダウン症の赤ちゃんです。

その関わりを少しずつまとめる過程において、

これを私一人の経験としておくには、あまりにももったいないと思いました。

 

ダウン症の赤ちゃんは筋力が育ちにくい、という特徴があります。

その筋力をどうやったら育てることができるのか、という過程は、

ダウン症という特徴がなくても、一緒だと思うからです。

この子に教えていただいた成長・発達の過程とその中での発達を促す関わりは、

今私のところにきてくださる他の赤ちゃんの成長・発達を援助する上で大いに役立っています。

 

今回、この関わりの過程をHPに公表するに当たり、ご両親からは、快諾をいただきました。

つたない私のような者に、赤ちゃんの状態をみせてくださり、

伝えたことを実践してくださったご両親には本当に感謝しています。

この記事が様々な赤ちゃんとそのご家族の育ちの一つの参考にしていただければと思います。

 

(参考資料)

ダウン症児141名全体の平均

定頸6.0カ月、寝返り6.8カ月、座位12.9カ月、四つばい17.4カ月、

つかまり立ち18.3カ月、独歩29.2カ月

1983年から2003年までに出生した141名、うち心疾患合併70名)

(出典:多和田忍、万歳登茂子.ダウン症児の運動発達、日本リハビリテーション医学会誌42(4),270,2005-4-18


ある赤ちゃんの成長とべびぃケア


ダウン症候群とは染色体異常で、いろんな疾患を合併していることが多いです。

一番の特徴は筋力が弱いこと。

筋肉が育ちにくいと想像してもらうといいのかもしれません。

 

私たちの提唱するべびぃケアでは、

その赤ちゃんの発達・発育に見合った姿勢をとれるよう援助していく、

というのが主題です。

筋力の弱い赤ちゃんであれば、自己防衛反応として筋肉はこわばるだろう。

そのこわばりがある状態では筋力は育っていきにくいので、まずこわばりをほぐす。

そして、その時の赤ちゃんに見合った姿勢を維持して、

次の発達を促す遊びをしていけば、

時間はかかってもしっかりと姿勢を維持できる体に育つのではないか、

というのが私の仮説でした。

 

時に理学療法・作業療法の専門家などと相談しながら、

この子の喜ぶことをいろいろとやってきた経過です。

この経過はダウン症候群だから有効だということではなく、どの赤ちゃんにも共通です。

赤ちゃんのよりよい生活、よりよい発達をめざす方にも

とても参考になる経過ではないかと思い、つづってみました。

 

初めてあったのは生後3カ月。頸がぱりぱりに凝って、ずっと頭の上をみていました。

一番気になったのは、肋骨がつぶれて平たくなっていることでした。

生まれる前から守られるべき胸部の後湾状態がつぶれ、

肋骨が丸く保たれていない状態だと想像しました。

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生後3カ月


初めてお会いした日です。

現在、心房中隔欠損はあるが、自然にふさがるかも、で様子をみています。

チアノーゼはでません。網目状チアノーゼはあります。母乳のみです。

抱き上げると項部に2本筋をふれる。筋肉のこりでした。

こんなにはっきりと筋肉のこりを鮮明に感じたのは、初めてでした。

お尻にもこわばりがありました。

筋力がつきにくい特徴があるゆえか、こっているところとそうでないところがすごくよくわかります。

 

生まれたときから右向き癖があったとのこと。

頭絶壁で胸郭も丸く保たれていません。

 

腹ばいでお尻をゆるめていたら寝てしまいました。

 

ダウン症の赤ちゃんはよく舌をだして上唇をなめる動作がでます。

これもなにか後頭部あたりのこわばりと関係があるのだろうか?

胸郭の丸みを保つのにはお雛まきがいいのか?

いろいろと疑問がわいてくる赤ちゃんです。

 

※)理学療法士の解説―全身的に低緊張のため、フラットに寝かされると重力に抗して胸郭を持ち上げることができず、扁平胸郭になります。心疾患を合併している児の多くは陥没胸郭?胸骨がグッと落ち込んだ変形になりやすいです。この胸郭の形の改善にはお雛巻きが適しているでしょう、とのコメントをいただきました。

 

ご家族にメールにてお雛まきと腹ばい遊びをセットでやってみるようお願いしました。


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生後4か月


そり返りが減り、左右顔を向けられます。

何よりも胸郭の丸みがしっかりしてきました。

腹ばい姿勢で、脊柱起立筋がしっかりとでてきました(太くなったと思います)

 

なんといっても、ご家族の関わりが素晴らしい。

腹ばい遊び、丸く寝かせる、丸く抱く、体をねじらずにおっぱいをあげる

といった、基本的なことを、この子にあわせてしっかりとやってくださっていました。

あんなにぺったんこだった胸郭が、こんなに丸くなるなんて。

 

後頭部のこり、むくみはありましたが2分でゆるゆるに。

頚椎(C3)のゆがみもありましたが、これも緩みました。

定頚は3ヶ月くらいに相当。もう少しです。

補助にて寝返りは途中まで。肘支持はできます。

健診で心雑音が消えてきたそうです。

握力が強くなり、しっかりと握ります。

 

ダウン症の赤ちゃんとは思えない、しっかりした体になってきました。

網目状チアノーゼはありますが、手足の冷感は格段に減り、

特にべびぃケアをするとぽかぽかになります。

 

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頸が座ったー生後5か月


引き起こしで45度で頭頸部一致、

寝返りは補助にてできる、右への寝返りは手が抜けるが、左への寝返りは手が抜けない。

仰臥位にてあごをあげて上をみる動作はなく斜め下をみている。

つまり、4か月くらいの赤ちゃんの体の動き具合になってきました。

舌で上唇を打つしぐさはほとんどみられず。

 

頸部が硬かったので、最初にそこをゆるめ、鼠径部ゆるめをしました。

その後、筋肉の連動をしっかり確認しながら引き起こしをすると、

足ももちあげて、丸く緊張しながら首があがってきました。

その後、寝返り練習もとても上手でした。

 

昨日、ダウン症の外来にいってきたそうです。

そのときは、筋肉の連動見られず、だら〜〜としていて、

その後ダウン症専門のベビマに参加したそうですが、されても特に反応なし、だったそうです。

 

ここで感じたこと。

筋肉の連動がされるように運動誘発をすることは、

随意運動の発達に寄与し、神経の伝達状態を改善するのではないか。

そういう意味では引き起こしは、単なる検査ではなく、その子の能力開発になりうる??

 

理学療法士の解説ー引き起こし反応の誘発は筋肉の使い方の学習になる、とのことでした。

                                                

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生後6か月

左へ体を横までもっていける。右は難しい。定頸OK

しかしやはり頸部が硬い。これが緩むと全体にしなやかにしっかりした様子。

それから引き起こしでの反応補助をしてみる。足まで使って体を起こす。

 

右の寝返りは補助すると、途中からばたんと落ちる感じ。

そこで途中で止めて操体法。するとなめらかにまわれる。

左はOK。まだ自力で寝返りはしない。

腹ばいにすると、肘支持ができ、しっかり頭があげられる。

 

離乳食が始まっており、ばくばく食べている。

下唇を閉じれずにもぐもぐできない子も多い、ということですが、

この子はしっかりと口をとじてもぐもぐする。

 

喃語も多く、きゃーなど大きな声もでる。

4か月後半くらいの発達状態になってきました。

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寝返り完成-生後7カ月

実家へ1週間里帰りをした後、めざましく動きが多彩になったと。

 

寝返りは左右ともOK.

お座り姿勢は手を前について支えることができずにわりとすぐにつぶれる。

前方パラシュートは弱いが出現。

 

 

 

頚椎部分が硬い。

ダウン症のべびぃちゃんは全体に筋力が弱い分、こわばることで支えようとするのか。

頸部の筋肉がほぐれると、ひきおこしも手に緊張を感じたとたん、ぐいっと自分であがってくる。

腹ばいでお尻もあがるようになってきた。

ママいわく、手(四肢)の力が弱い、と。

下肢はわりとよくけって寝返りしながら移動しているが、手の力は弱い。

 

指を握らせて軽く牽引し、自分でひっぱる遊び、

膝の上に腹ばいにして、床に手を着く遊び、などやってみる。

いやがらずにやるので、続けるようご両親と話し合いました。

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生後10か月

 寝返りができる。

またセット座位で12分上体を支えることができるようになってきました。

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自座位、ずりばいー生後1歳

2ヶ月前寝返りできる、セット座位で1,2分くらいだったのがなんと、

自座位がとれる、ずりばいOK、はいはいも時々、までできるようになってました!!

 

ママも立てるようになるんだろうか、とあせっておいでだったんですが、

この正月にパパと足裏を床につける練習やいろいろやっていたら、

正月すぎから急にできるようになってきたそうです!!

もうびっくり!!

 

こうしてみていくと、

骨盤周囲を自力で支えて上体を支えるには、やはり全身のバランス良い発達と相当の筋力がいるんだ、

と納得させられます。

 

自座位になるけれど、座位ではまだ手を前についた状態です。

それでも手をのばして体をひねったり、

「タタタ」と発語あり、「○○ちゃん」と呼ぶと手を上げる、「ん」という、

など精神的な発達もすばらしいです。

 

今日アプローチしたメニューは、やはり硬くなりがちな頸部(C5)緩め、

骨盤が緩む元になる腰部(L4)緩め、

骨盤を手でしめてはいはいの練習、

土踏まずへの抗重力刺激。

腰部を緩めていると、いつもは平泳ぎ状態でまわってくる足が

膝をまげて祖頚部を縮めてまわすことができました。

 

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1歳6か月

つかまりだちはOK.、伝い歩きはちょっと、はいはいは右足がのびる状態です。

ばいばい、いただきます、名前を呼ばれると「あ、あ」といいながら挙手、

パンを親指と人差し指でもって食べる、ができるようになってきました。

 

先月あたりから舌をだすしぐさが多くなってきていました。

首をさわられると手ではらいのけています。

「首はさわられるのをいやがって寝てるときしかできません」とパパ。

 

今日は座り姿勢で、腰椎が後弯。

「このごろ姿勢が悪いんです」とママパパがいわれていました。

先月、腰椎を下から上に、同時に恥骨上を少し押すと背筋がのびる、

ことを伝えてやっていただいてていました。

たぶん、この援助でこわばっていた腰椎周囲の筋肉がほぐれたんだろうと想像しました。

 

PSISIn方向に支えると、す〜〜っと背筋がたっていきます。

そして、舌が引っ込んできました。

ダウン症の赤ちゃんは舌をだしてもぐもぐする動作、また目がひきつったようになる

ダウン様顔貌がみられますが、

この子はこの顔貌はありません。

 

骨盤が脊柱を支えるには相当の筋力が必要で、

それがゆっくりとついていくダウン症の赤ちゃんは、骨盤周囲の支える力がゆるいのね、と実感しました。

そして、この支えをしていると、すーっと寝てしまいました。

「気持ちよさそうに寝てる」とママ。

 

そのまま腹臥位でしたので、MWになったところで、右仙骨周囲と腰椎5番をゆるめると、

どくどくと拍動し、腰付近があたたかくなってきました。

L5から左にねじれていたので、下肢を支えて軽くゼネラル調整チックにしてみました。

これで軸がそろいました。

 

「教室で同じ月齢の子がいるけれど、みな腕で体を支えづらくて、

はいはい動作に苦労をしている。この子はそれは難なくクリアした」といわれています。

 

小さいころはいつもC3がこり、これは今でもでてきます。

それを最初から私もパパママも緩めるようにして、それから腹ばい遊びなどをやっていました。

首を支える筋肉がしなやかなことが

腕を使うにも必要だということもこの子は私に教えてくれました。

 

それでもどうしても腕が回外、外転しがちになります。

先月あたりからママもおやつなどを本人に食べさせるように意識し始めたら、

今月はおやつは自分で食べる。ご飯も最初は自分で食べようとするようになったそうです。

 

リハでは、ボードに深めの穴があり、

そこに木の円柱がささっているのを抜いては缶に入れる、という遊びをしたそうです。

通常自分のほうにもってきてしまうのが、

これだと一度つかんで上に持ち上げないとはずれません。

この遊びで腕の動かし方を覚えて、アライメントが整う、というのが目的のようでした。

なるほど!!

遊びの中でいかに適切なアライメントでやれるかを工夫する必要があるんですね。 

 

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1歳7か月

お座りも随分としっかりしてきて、

親指と人差し指でものをつまむ、拍手、おもちゃの車を押す、

ができるようになってきました。

 

はいはいはもう前からしています。

まだ右足が伸び気味ですが、先月よりも左右差が減ってきました。

2ヶ月くらい前からストッキングで骨盤輪支持をしてもらっていました。

今日、お座り姿勢を見たら、腰椎が後湾している。

ふと思いついて、

布おむつのカバーを骨盤輪支持の場所にあて、お尻にタオルを挟み込みました。

なんせ座ってる時間も結構あるので、

いつもお尻にお座布団をかませておきたい感じだったのです。

 

これ、ビンゴ!!

きれいに骨盤が立って、背筋がピンとしてきました。

そうすると、足の送り出しが変わってきました。 

 

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1歳8か月

座り姿勢がずいぶんとしっかりし、

腰椎が前弯まではいかないけど、ストレートくらいになってきました。

そして、なんと、つかまり立ちできるようになってました!!

すごい!!

 

お尻クッション+おむつをあてると、OCCASがとれて、脊柱の湾曲がS字になってきます。

はいはい、右足は足裏を床に、左足は四つばい状態。

それでも今までよりも膝を前に運び、動きも早くなってきました。

なん語は活発。パラシュート前後左右ともOK

 

ただ、立ったときに足底が外向き、外反扁平ぽくなります。

まだ立てるだけの骨盤をしめる筋力が足りないんだろうな、と思います。

しばらく、無理にたたせず、本人のやりたいときだけにしましょう、と話しました。

 

首のこりは2箇所でています。

重力に逆らうにつれ、足りない筋力をこわばらせて補う

自己防衛反応が素直にでてくるダウンちゃんです。

これは首のこりがでている筋肉の停止部である、

肩甲挙筋の部分を緩めると結構とれてきたし、さわるのを嫌がりませんでした。

首そのものも先月ほどいやがりません。

だいぶ力ついてきたようです。

 

ママいわく

「声がほんとに大きくて、他の子とは全然違う。

座った姿勢も背中が伸びてるし、首をすくめるような姿勢にならないし。

初めに胸郭が丸くなるようにしたおかげですね〜〜」と。

 

また、順手でものをひっぱる動作をするといい、と教わり、

私の関わってる卒業したべびぃちゃんが遊んでいたおもちゃがその訓練によいかも、と思い、

ママに提案しました。

いろいろと探して、とてもいいものを見つけてこられました。

紐をひっぱると組子が上に上がっていき、離すとおりてきます。

少し遅れて小さいねずみが4匹いろいろな動きをしながら降りてくるのがとても楽しいらしく、

よく引っ張って遊ぶそうです。

これで、物を順手にもてるようになっていました。

「どうぞ」と渡すときも順手で渡せます。

次は「ちょうだい」です。

 

来月はもしかしたら・・・・・歩いてるか、独り立ちできてるかもしれません。

ゆっくりだけど、着実にしなやかな体と心で成長していくこの子。

ほんとに笑顔の素敵なかわいい子です。 

 

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タッチ成功!−1歳11カ月

立ちました!!

ずりバイあたりから成長速度がゆっくりになり、

体を立てるというのは、大変なことなんだな〜〜と毎月実感させてくれていたのですが、

ついに昨日たちました!!

ちょっと爪先立ちになるときもあるようですが、送ってもらった動画をみたら、

床から手をついてお尻をあげて上半身を起こす、というセンターを見事につかんだタッチです。

 

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歩いた!!−1歳11カ月

なんと1歩足がでました!!子供は早い。

タッチ成功からたった4日で足がでた。

ただ、画像をみていると足底が逆ハの字になっているので、

骨盤輪支持してみて、とママに伝えました。 

 

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2歳5カ月

療育にも通い、リハビリは先週で終了。言語のほうを今訓練中だそうです。

独り立ちまでは2年近くかかりましたが、たっちできたら、

2週間もせずに歩き始め、今はかなりしっかりと歩いています。

手足のむくみはあります。手のほうがきつい。

足はそうでもなく、足のサイズも大きくなっています。

 

クレヨンなどでお絵かきが握力が弱くてできない。歩き方がなんとなく変、

というのがご両親の持ってこられた課題でした。

 

土踏まずのむくみをほぐし、腰椎3,4番あたりをほぐしたら、

しゃきっとたって、膝を曲げるのもできるようになりました。

手のむくみがあるので、高い高いで上肢帯の根本をほぐす。

頭皮が緊張していたので、それもゆるめて、おしまい。

 

25ヶ月。発語は6つ。まね遊び、指差し上手にできます。

意思もはっきりしていて、いや、私が先にする、などボディランゲージでやります。

ズボンがちょっとの援助で自分ではけ、靴下をもちあげることができます。

お絵かきはシュタイナー学校で使っていた立方体の蜜蝋クレヨンでできました。

で、お絵かきしている間に手のむくみがましになってきました。

改めてシュタイナー教育の道具たちは、

子供の発達過程にそって選ばれてるんだ、と納得しました。

 

歩いているダウン症の赤ちゃんは、

首をたれ、首周り、手足にむくみがあり、口がしまりにくい姿勢の印象がありますが、

この子は手足のむくみはあっても、他は特に目立ったものがありません。

 

やっぱり2年かけて、定頸から骨盤がしまるまで、

じっくりと成長ペースにあわせてほぐしながらやってきたことが、

ここになって明確に違いとなって現れているように思います。 

 

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筋力おちたらはいはいへ−3歳2カ月

 7カ月ぶりにお会いしました。

しゃきっとした姿勢で顔もまっすぐあがり、しっかりと歩いてきました。

ただ、ちょっと膝が伸び気味な様子に見えました。

 

発語は増えづらく言語療法のため2カ月に一度新大阪の教室にいっているそうです。

しかしサインでしっかり欲求を伝える、指さしOK、真似遊びOK、と

かなりしっかりとコミュニケーションがとれるようになっていました。

 

ママとパパからの今回の課題。

2週間前に風邪をひき、熱がでてから、筋力が一気に落ちた。

そうすると、足や肩が動かすたびにごきごきと音がするようになった。

首のこりがきつく、夜寝るときに反り返り姿勢で寝るのが気になる、ということです。

 

小児整形でみてもらったら、いわゆる亜脱臼の状態。

ただ、すぐにどうこうという感じではないので、もう少し様子を見て、

どうしてもなおらないようだったら、手術という方法もある、というレクチャーだったそうです。

 

ダウン症のお子さんは足への荷重がうまくいかない子が多く、扁平足になるので、

足底板をいれたり、がっちりと踵から支える装具を使うことが多いそうです。

それはこの子はいらないんじゃないか、といわれたそうです。

 

筋力低下に気づいたご両親がアップのために何をしたか。

しまってあったジャングルジムと滑り台の遊び道具をだして、

はいはい、滑り台を四つばいで登る、ジャングルジムをくぐる、など

いわゆる四足時代の動きをいっぱいやらせたそうです。

やはり、もとに戻れ、なんですね。

これをちゃんと実践できるこの親御さんのセンスはすごいです。

 

させていただいたこと

座位で遊んでいる姿勢は腰椎が後湾ぎみだが、骨盤は立っている、

頸部も前湾がみられる。右足の内旋のほうが目立つ。

歩くときに踵から親指の付け根に体重が乗り、足を外反させて体重移動を行っている。

座位で触診すると、腰椎あたりはくすぐったがるが、

お尻、特に左は気持ちよさげにじっとやらせてくれるので、まず左仙棘靭帯ゆるめ。

その後腰椎近辺をさわってもいやがらなくなったので、気になっていたL3ゆるめ。

この子はほんとに赤ちゃんのころから頸椎がこわばるのですが、今日はお尻が緩んだら消失。

ぎっこんばっこんをやっていると屈曲するときに、ごきっと音がする。

よくさわっていると腓骨がぐりっとねじれていく。

どこの筋肉かわからず、解剖の本でご両親と一緒に確認すると、長母子伸筋が腓骨についている。この起始部を支えつつ、腓骨と脛骨が足首の所でそろうよう調整。長母子伸筋をストレッチするような感じ。

 

そうしたら、

「歩き方が施術後とてもスムーズになっている感じがしました(≧∇≦)

すごく身体が軽いようで、本人もすごくご機嫌さんで私たちも喜んでます!

発熱後、気になる事がたくさんあって心配だったんですが安心しました!

お世話になりましたm(_ _)m今晩は身体も反らず熟睡してます」

というメールをいただきました。

 

定頸前から、こわばり(特に頸)が改善するように工夫し、

胸椎の丸みが保たれるようにして肋骨の空間を確保し、

自力で骨盤をささえられるように段階を踏んでゆっくりと筋力アップをしてきたAちゃん。

また筋力が弱ったら、やれる動作=四つん這い動作をいっぱいやって

筋力アップしてから立てるようにしたことが、

装具のいらない、

顔のしゃきっとあがったきれいな姿勢でいられる今を作ってくれたんだ、

と確信しました。

 

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歳カ月

 

 

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