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アッドゥー環礁に行って来ました



アドゥーの街並み



かつおの燻製つくっています
さて、先日モルディブ最南端の環礁、アッドゥ環礁にいってきました。モルディブではマーレに次ぐ大都市で、多くの人が生活しています。一つだけリゾート(「Equator Village」)があるのでダイバーなんかが時々行くようですが、他の島とちがってこの島はあくまでも地元の人が生活するところです。モルディブ在住の日本人もほとんどいかないようなところなのですが、今回私は仕事の都合で二泊三日滞在してきました。

さて、このアドゥー環礁はマーレから国内線で1時間半、なんと赤道をこえ南半球にあります(26ある環礁のうち2つの環礁が南半球に位置します)。マーレからは478KM南にあたり、今は空港があるので空路で移動でき便利ですが、昔は船で3-4日かけて移動していたようです。そんな地理的事情もあるのか、アドゥの人はマーレの人と言葉(方言)もかなり違い、また独立心が強いようです。それから顔もちょっと濃いように思われます。よくマーレでは「あいつは気が強いんだ、なんといってもアドゥーだから」「あー、なるほどね」という会話がなされるようです。(日本風にいうならば、「あの人がんこだよね」「だって九州男児だもん」てなかんじ?)

アドゥー環礁のうちのひとつGun島には1956―76年の間イギリス軍の基地がおかれていたたえめ、飛行場や道路もしっかり整備されています。実際今も国内線の空港としてつかわれているのですが、地方のわりに(?)設備のととのった空港という印象です。
島の所々にイギリス式の家や旧兵舎が残っており、それがまた違った印象を与えてくれます。
さらにゴルフコースもあるようですが、その一部が滑走路とまたがり、かつ誰も整備していないので残念ながら野ざらしとなっているようです・・。あったら面白いですけどね。

環礁右半分のメインの4つの島が珊瑚の土手道でつながっているので、おおきな長細い島という印象です。マーレと違って高い建物なんかはなく、道もひろく、まだまだ素朴なローカルの生活という印象です。一つ一つの家の敷地は広く、そこには椰子、バナナ、グアバ、パパイヤ・パンの木等様々な野菜や果物が生い茂っています。まさに自給自足の生活をしているってかんじです。たまたま今回一緒にいったスタッフの実家がアドゥーだという事で訪れたところ、そこでつくっているかつおの燻製をいただいたり、ココナッツの実、ココナッツジュース、バナナ、レモンみたいな酸っぱい果物、そしてなんと別で述べたお食事の後のエチケット、木の実薄切りと葉っぱ・・・とすべて庭からもってきてくれました。気分はまさにウルルン滞在記。
マーレでは味わえない「本当のモルディブ人の生活」をかいまみさせていただきました。

この広大な敷地をあてこんだのか、ここには香港やスリランカ資本の洋服工場がたくさんあり、スリランカからの出稼ぎ人が働いています。男性も女性もいますが、80パーセントは女性でしかも20―30代が中心のようです。あまりにもおおく目に付くので実は島の人口の半分以上を占めているんではないかとひそかに思っています。
街の旧兵舎を改装した寮ですんでいて、一つの部屋にベッドが沢山いれられている部屋の様子が道路から見えたり、またときには工場と寮をつなぐバスにぎゅうぎゅうづめでのっている彼女らの姿をみると、ちょっぴり日本の戦時中の女性の姿(ああ、野麦峠)をおもいうかばれ、なんとなくブルーになってしまいました。
島には沢山の人が仕事がないといわれているので、どうしてモルディブ人は工場で働かないのかときいたところ、「1ヶ月100ドルも満たない金で1日14時間労働はモルディブ人にはできない・・」とあっさり言われてしまった。スリランカは本当に貧しい国なんだな、とまた改めてブルーはいってしまいました。

そんなアドゥーなんですが、ところどころ荒廃した敷地が目に付きました。これは多くの家族がマーレに移住してしまい、段々過疎化しているようです。漁業以外に特に産業がないし学校も小さいので、仕事をしたい、教育を受けたい、という向上心の強い人はマーレに行くしかないようです。だからマーレに人口が集中してしまうんですよね。私の同僚も10歳でマーレにうつったそうで、アドゥーには年に1・2回しか帰らないようです。そんな彼に質問して見ました。「将来リタイアしたらここに戻って来たいと思うか?」と聞いたところ、「自分は死ぬまで仕事をしていたいので、状況にもよるが、何もないこの島には多分戻らないだろう」・。これがアドゥの最大の問題を象徴しているように思われます・・・。

マーレとは違う地元の島に訪れ、新たなモルディブの一面を楽しむ事ができました。モルディブには自然がない、モルディブ人は温かみがない、というのはマーレだけのことです。自然にかこまれ、笑顔で生活する、本当のモルディブ人の生活にふれれば、モルディブに対する印象がぐぐぐっとかわるでしょう。
今後は海だけではなく、このような地元の生活にふれられるようなツアーが増えればいいですね。
 







ある昼下がりの一面
家族憩いの場

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