ソロチューニング

10ホールズみたいな小さいハーモニカで、気軽に色々な曲を吹いてみたいんだけど、あまりブルースには興味ない方には、メーカーに頼んで、特注のハーモニカを作ってもらう事をおススメしています。
それが『ソロチューニング』です。

ソロチューニングでの演奏はこちらのページで聞く事が出来ます。

ソロチューニングってどんな配列?

ソロチューニングの音配列

穴番号 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
吹く音
吸う音 ファ ファ ファ
※ 赤色の箇所が、スタンダードチューニングと違う所です。

『ソロチューニング』というのは、クロマチックハーモニカと同じ配列の事です。10ホールズの4~7番穴は、ドレミファソラシドが揃っていますね?この配列が、低音部も高音部も同じように並んでいると思って下さい。
12穴のクロマチックの、両端の穴が無いのと同じですね。
非常に分かりやすい、シンプルな配列です。

10ホールズのメロディ吹きは難しい

10ホールズのスタンダードチューニングは、ブルースやロックを演奏するとき、ブルーノートを使ったとてもカッコよいフレーズを生み出してくれます。

でも、メロディ吹きをする時、ベンドを使わないと出せない音が出てくる事が多く、これがなかなか難しいのですよ。
またベンドを覚えたとしても、正確なピッチで曲の中で自然に使うのは、至難の技です。

ブルースにもあまり興味がなくて、10ホールズでただ簡単な曲を気軽に楽しみたいと方にとっては、ベンドの練習はとっても辛い修行のように思えるようです。
出来た暁にはどんな曲でも吹けるようになるのだったら、まだ頑張れるとも思うのですが、ベンドを効果的に使える曲とそうでない曲があるのですよね・・。

ソロチューニングなら、早いうちから「形」になって、発展性がある

そこで、10ホールズをこのソロチューニングにしてしまえば、単純に♯や♭がない曲なら、とりあえずは、となりの音が混ざってしまってもメロディを吹く事が出来ます。早いうちからなんとか「形」にする事ができると思うのです。
(ただし、低音の吸い音が出しにくいのは、ソロチューニングでも同じですからね!!)

例えば、複音ハーモニカの曲集の中には、「1本で吹けるハーモニカ曲集」という類のものがあります。これは♯や♭の出てこない曲だけを集めているので、このような曲集の曲はソロチューニングでほとんど演奏する事が出来ます。
音域もほとんど問題ないと思います。

また、10ホールズならではの、ハンドカバーや、フェイクも使えますから、「それらしい」表現をする事ができます。
そして、音の相対的な並びはクロマチックハーモニカと同じですから、もしその先クロマチックを始めたいと思っても、混乱せず吹けると思います。

つまり、その場しのぎだけの配列ではなく、発展性があるって事ですね。
ここがソロチューニングの大事なポイントなのです。

でもはっきり言って、ブルージーなフレージングは、スタンダードチューニングの足元にも及びません。
「サニーボーイやリトルウォルターみたいなブルースをやりたい!!」とか、「ブルージーなフィーリングで曲を吹きたい!!」という明確な目的がある方は、当然スタンダードチューニングや、カントリーチューニングなどで頑張るべきだと思います。

でも、そうでない、この小さなハーモニカで、とりあえず単純にメロディを吹きたいという方は、ぜひこのソロチューニングをおすすめします。
あと、クロマチックを吹く人にもいいかもしれませんね。配列一緒ですから。
釣りや山登りに持っていくには、クロマチックでかいなぁと思っている人におススメです。(笑)

特注のハーモニカを作ってもらうには?

鈴木楽器のホームページから、オーダーメイド配列の特注品を注文できるようになっています。
鈴木楽器のオーダーメイドハーモニカのページ
(商品代金と別に、特注料金と送料がかかります。)

下記の配列表を参考にしてください。赤色が、リードを交換する箇所です。

Cキーのソロチューニング

穴番号 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
吹く音 e1 g1 c2 c2 e2 g2 c3 c3 e3 g3
吸う音 f1 a1 b1 d2 f2 a2 b2 d3 f3 a3

ついでにAキーも。
私はちょっと低めのこのくらいの音域が、吹いてて気持ちよいので好きです。

Aキーのソロチューニング
穴番号 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
吹く音 c#1 e1 a1 a1 c#2 e2 a2 a2 c#3 e3
吸う音 d1 f#1 g#1 b1 d2 f#2 g#2 b2 d3 f#3

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