ハーモニカの種類について

Maki's Harmonicas 案外知られていない事ですが、ハーモニカには、たくさんの種類があります。
一番有名なのは、この3つでしょう。
・10ホールズハーモニカ(ブルースハープ)
・複音ハーモニカ
・クロマチックハーモニカ
この3つのハーモニカについて、簡単に説明したいと思います。
それぞれに個性があって、面白いですよ。(^)3^)


試聴コーナーで、色々なハーモニカの音を聞く事が出来ます。

10ホールズハーモニカ

10ホールズ ブルースやロック、フォークソングなどで使われる、穴が10個の小さなハーモニカです。
ギターを弾きながら金具に取り付けて吹くハーモニカありますよね?あれです。
小さいながらも、3オクターブの音域を持っています。音の配列にとても特徴があって、1オクターブ目は、ガバっとくわえて吹くと1度、吸うと5度の和音の出る配列になっています。2オクターブ目からは、ドレミファソラシドが並んでいます。 なぜこのような配列になったかは、いくつか説があるようで、楽団で正しい和音を聞くための調子笛だったとか、オルガンを作るための調子笛だったという話を聞いた事があります。
ブルースミュージックの中でソロ楽器としてとても良く使われ、『ブルースハープ(ハープ:ハーモニカの意)』とも呼ばれています。その独特な配列、ベンド奏法から生まれるブルージーなフレイジングは、他のハーモニカには真似できません。
10ホールズの音配列についてはこちら

複音ハーモニカ

複音ハーモニカ 日本では一番有名な、上下に二段穴の並んだハーモニカ。
上下の穴には同じ音が並んでいて、微妙に調律をずらしてあります。このズレから「うなり(波)」が発生し、エフェクターの「コーラス」のようなとてもきれいな音が出ます。
童謡や唱歌、日本的なメロディを持つような曲にはピッタリです。
このハーモニカは独奏のスタイルがポピュラーで、様々な技があります。ベース奏法、マンドリン奏法、バイオリン奏法、分散和音奏法など。これらの技は、昔は「秘技」とされ、習得した皆さんは秘密にしていたそうです。それらを『日本的奏法』としてまとめ、世に広めたのが、かの佐藤秀廊先生。 この時代の事、映画やテレビで取り上げてくれないでしょうか?とても面白い題材だと思います。
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クロマチックハーモニカ

クロマチックハーモニカ 主にジャズやクラッシック、ポップスなどで使われてます。トゥーツ・シールマンス、スティービー・ワンダーが吹いてるやつですね。
ボタンがついていて、シャープやフラットを演奏する事ができます。
10ホールズや複音は、基本的には一つの音階を吹くようにできているので、曲のキーが変わるとハーモニカを持ち替えなければいけません。でも、クロマチックはすべての音が出ますから、音階さえ覚えてしまえば、1本でどんなキーでも吹く事ができます。また半音を多用した、ジャズやクラッシックの早いフレーズなどは、このハーモニカでないと厳しいかも。
音の作り方、ビブラートのかけ方、表現の仕方などによって、プレイヤー一人一人の個性がとても良く出るハーモニカだと思います。
クロマチックの音配列についてはこちら

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