DANCE HALL

【エムザ有明】
■所在地:東京都江東区有明1−3−27■経営:エムザグループ■床面積:6360.30u(サウンドコロシアム・エムザ、スタジオ・エムザ、クラブ・ガディル、カフェ・ヒドラ、レストラン・サラサ込み)■オープン:1988年7月21日■総工費:28億円(建物込み)■デザイン+プランニング:山本コテツ■設計:建築制作工房


■ コメント ■
当時、私はキンキラキン・ディスコが好きで、このお店自体あまり興味ありませんでしたが、この頃は、空間デザイナーという言葉がもて映やされ“山本コテツ”や“松井雅美”を筆頭に、大御所では表参道のY'sスパーポジション(ヨージ・ヤマモト)や福岡のイル・パラッツオ(当時、地下1階にクラブディスコ有り)などを手掛けた“内田繁”や、無印良品・バーOLD/NEW(池袋店や六甲店が有名でした。)などバブルの象徴セゾングループを数多く手掛けた“杉本高志”(奥さんがセゾン役員の親族だったような?)、80'sディスコのMDこと“武藤豊彦”、そして建築家系で、戎橋キリンプラザの“高松伸”や、南海電車のラピートを設計した“若林広幸”らは、京都の祇園や北山に大量の作品(ポストモダン建築)を残しており、現地に足を運んでみると往時の隆盛が目に浮かびます。

『エムザ有明』の立地はお台場と東雲に挟まれた地味な倉庫街にあり、都心部はバブルで地価が高騰しテナント料もばかにならず、さすが不動産会社が経営しているだけあって、まだリーズナブルな湾岸に目を付けたみたいです。
『芝浦ゴールド』や『ジュリアナ東京』 『O’BAR2218』、『横浜ベイサイドクラブ』にNOVA21の『エデンロック』 『ロイヤルトン』など、ただ単に湾岸ブームが到来した訳ではなく、こうした事情があったんですね。

『トゥーリア』しかり、実質の経営者が不動産屋さんで “不動産=ディスコ=バブル” という方程式が成り立ち、ともすれば2007年には不動産投資ファンド系のディスコが現れる可能性有りかも?

ちなみに、この『エムザ有明』の経営していた不動産会社は、価値の低い土地に集客できる施設を作って地域全体に付加価値を付けるバリューアップ手法をとっていたようで、現在の不動産ファンドが行なっている、古いビルを安く購入しリノベーションしてテナントを誘致し満室にして付加価値を付け売却する手法を20年も前にやっていたんですね。


【建物全体】
倉庫を改装する手法です。
【夜の正面】
夜は倉庫らしさがなくなります。
【正面ファサード】
“アトランティスの宇宙神殿”がコンセプト。
【サラサ エントランス】
洞窟ブームなのかここもそうです。
【ダンスフロア】
ライブハウスみたいな感じです。
【ステージ上部】
レーザービームにバリライト。
【ダンスフロア】
2階席より、フロア全体を見渡すと奥にステージもあります。
【ステージ】
生ライブで踊れます。
【ダンスフロア】
広い空間に凝った照明。
【守護神ガーゴイル】
「うひょひょひょ」って笑っている様です。
【守護神ガーゴイル】
「悪い子は食べちゃうぞ!」って感じ。
【サラサ フロア】
東京湾が一望できるそうです。
【サラサ バーカウンター】
お魚が泳いでいます。
【ヒドラ店内】
時代を感じさせるカフェです。
【ヒドラ店内】
天井にヒドラが!
【ヒドラ】
この怪獣がヒドラです。
【サウンド・コロシアム エムザ】
コンサート会場です。



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