ステージ・マジック


「ステージ・マジック」
■ シルクハット
 マジックと言えば燕尾服(えんびふく)着て、ステッキ(ケーン)を持って、シルクハットを頭に登場!というイメージが強いのではないでしょうか。イラストなどではシルクハットからウサギをつかみ出すマジックが描かれますが、最近では実際にそんなマジックを見ることはあまりありません。それでもマジックとの縁は深いようで、帽子から何かを出したり、マジックテーブルの上に置いて、マジックで出したものを入れたりして使われることが多いようです。
 かつては狩りのときに被ったもので、ハンティング・トッパーと呼ぶこともあるとか。写真のものがそうですが、折りたたむことのできるものはオペラ・ハットと呼ばれています。
 フェルト製のものであれば池田製帽で購入することもできます。
 乗馬用品としてBoro Riding Shopの「上着/帽子」でもシルクハットあります。ここなら女性用もあります。

■ ハト
  マジックをしない方でも「手品といえばハト」という イメージが強いのではないでしょうか。 白いシルクの中から忽然と出現するその姿は 「生き物」であるがゆえの存在感があるものです。
  詳細についてはこちらこちらこちら

■ 毛花
  鳥の羽で作られた造花。 出せばフワーッと広がり、演技を華やかなものにします。 その大きさや色、形などは様々です。 なかには、重く、鋭い先端を持つ「投げ花」というものもあり、 放り投げて床に突き刺すことができます。 (ただし、床そのものを傷つけないように物を敷く必要があります。)
  隠し持っていたものをパッと出すというわけにはいかず、 これだけのものを出すにはそれなりの方法が必要で、 しばしばシルク等の他のマジックと合わせて用いられます。 方法は沢山あり、専門書やビデオにあたるなり、 他のマジシャンに習うなりする必要があるでしょう。
  しまっておくと広がらなくなってしまうことや、 寝グセのように毛が乱れてしまうことがあります。 大切にしまいましょう。場所に余裕があれば 花瓶のようなものに立てたり、つるしたりして保存しても いいかもしれません。 もし、つぶれてしまったときには、霧吹きで水分を与えて 広がった状態で放置すると回復することがあります。

■ バネ花
  板バネの力でパッと開く花です。写真の左側は手に持って一つずつ出すミリオン・フラワーと呼ばれるもの。右側のものは、沢山集めて糸でたばねれば「くす玉」になりますし、まとめて散らせばとても華やかです。「メリケン・ハット」という、帽子からいろんな物を出すマジックがありますが、そのときにもよく使われます。
■ くす玉
  たたんだ状態から、板バネの力でパッと球状に開きます。 華やかで、存在感もあり、演技に豊かなイメージを加えます。 色や大きさは様々で、写真のものはカラフルな銀紙で作られています。 これも毛花と同様に、出せばいいのではなく、くす玉だけでは 成り立ちません。シルクを使ったり帽子を使ったり、 流れの中で出すことになります。欠点としては、 たたむのに手間がかかることが第一に挙げられるでしょうか。 しかし、それを上回る効果が得られるのは確かでしょう。

■ パラソル
  「パラソルparasol」とは日傘のこと。 実際には雨に日にもさせそうな傘を使ってますが、 「アンブレラ(雨傘)」と呼ぶよりも「パラソル」の方がカッコいいでしょ?
  いろんな色の傘がパッ、パッと開くのは見ていて楽しいもので、出した傘でステージ上がカラフルに飾られて、とても華やかな雰囲気になるものです。
  傘は普通のジャンプ傘を使うこともありますが、大抵は手品用品店で売っている専用の傘が用いられます。演技全体を和風にしたてた「和妻」では番傘や蛇の目傘が用いられることもあります。


■ シルク
  ひらたく言えば「ハンカチ」となるでしょうか。 シルクとは絹のことですが、化学繊維のものが用いられることが多いのが実際です。
  シルクは手品のいろんな場面で用いられ、 ステージマジックではシルクが全く出てこないものの方が少ないのではないでしょうか。 シルクを主体とした演技もしばしば演じられ、 様々な色が踊るそのステージは華やかなものになるでしょう。 ステージマジックをするのであれば、必ず学んでおきたいところです。
  なお、シルクは美しく振ることが良いとされています。 購入したらぜひ、シルクのなめらかさを表現できるような 綺麗な振り方を研究・練習しましょう。
  また、シルク自体を美しい状態で保つことも大切で、 練習で使ったシルクはキチンとたたんで保管しましょう。 グシャグシャに道具箱に入れてしまえばシワだらけになってしまいます。 私は書類を挟むようなファイルに保存するようにしています。


■ ジャイアント・フラッグ(旗)
  シルクの大きな布をつけられた旗です。 大きく振り広げられる旗は演技の終わりにふさわしく、他の物を圧倒する力があります。振って広げながら出すことから「振り出し旗」と呼ばれることもあります。
■ ケーン
  「ケーンcane」とはいわゆる杖、ステッキのことです。ステージマジックではしばしばケーンが登場します。いろいろなトリックがあり、 「アピアリング・ケーン」=忽然と出現するケーン、「バニシング・ケーン」 =消えたり別のものに変わったりするケーン、「ダンシング・ケーン」= 空中を踊るケーン、など様々なものがります。

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