ステージ・マジック


「ステージ・マジック」
  ステージの上で演じられるマジックは「ステージ・マジック」と呼ばれます。 ステージで用いられる道具をいくつか紹介しましょう。

■ ファン・カード
  ステージ・マジックで用いられるカード(トランプ)。 クロースアップで使うものに比べて若干薄く、 しなやかに作られており、パームやファンなどが しやすくなっています。
  ここで紹介するファン・カードは「ファン=扇」にしたときに 美しくなるようにデザインされているカードです。 中には竜などの絵が現れるものもあります。 写真では黄色のファンに開いていますが、 ファンの開き方によって違う色のファンになります。 表は普通のカードです。
  写真のものはローソクを一枚一枚、 両面によく擦りつけてあります。 ロウが塗られたことでスムースに、均一に開くことができます。 ロウが汚れ、手垢をくっつけてしまうため、近くで見るとポツポツと 黒い汚れがついてしまいますが、遠くからは見えないだろう ……といったところでしょうか(^-^;A


■ ミリオン・カード
  ステージ専用のカード(トランプ)です。 地味で目立ちにくい色の柔らかい紙で作られており、 パームしやすくなっています。 宙からカードを取り出すような演技に適しています。 パームするのが主な使用法なため「パーミング・デック」と呼ばれることもあります。
  これもファン・カード同様に、 ロウなどのすべりをよくするものを塗って使うことが多いようです。

写真準備中
■ ジャンボ・カード、マンモス・カード
  ジャンボカードというのは普通のカードよりもずっと大きなカードのことです。ジャンボカード1枚は普通のカード4枚分もの大きさなんですよ! カードを使ったマジックの最後に出す人もいます。最近ではそれを出したり消したりするマジシャンがいるんですよ。スゴイですね〜。
  そして、写真のものはマンモスカード。ジャンボカードをさらに4倍大きくしたもの。これなんて最後に出したら迫力があるでしょ? このカードをドンドンと出すマジシャンもいるから驚きです。

■ シンブル
  "thimble"。一般には裁縫で用いる「指ぬき」のこと。 人差し指にはめていた一本のシンブルが消えて、 現れて、また消えて、また現れて……今度は色が変わって…… 一本だけのハズが2つに増えて、気づけば4本、いや8本! などといった展開。詳細はこちら

■ ウォンド
  ひらたく言えば「魔法の棒」です。 クロースアップでもステージでも、ちょっとしたオマジナイをかける為や、 アクセントをつける目的で用いられることがあります。 一般的には黒い棒の両端に白い飾りがついています。 しかし、主にアマチュア・学生ですが、ウォンドを主体とした演技もあり、 そのようなときには様々な色のウォンドが使われます。 ウォンドを主体とした演技では、出現・消失の繰り返しから始まり、 分裂・増加して色が変化する(カラチェン)などの現象がダイナミックに、 そして流れるように行われます。


■ ビリヤード・ボール(4つ玉)
小さなボールが消えたり、また現れたり、そして増えたり色が変わったり……そんなマジック、みなさんもテレビなどで観た事があるのではないでしょうか。指先で巧みにボールを扱う姿は見ていてほれぼれするものです。
 詳しくはこちらで。

■ リング
  ステージでもクロースアップでも定番のマジックの一つと言えるでしょうか。 つながるハズのない金属の輪がつながり、そしてはずれてしまう……そんなマジックがこれ。
  2本、3本、4本も輪を使う人もいれば、 6本や8本、それ以上もの輪を使う人もいます。 しっとりと艶やかな演技に仕上げる人もいれば、コミカルにする人も、 テクニックを盛り込んでカッコよく演じる人や、 お喋りしながらの楽しい演技にする人もいて、 様々な演技のしかたができます。

■ コイン
  しばしばクロースアップでコインが用いられますが、ステージでも用いられます。用いるコインはハーフダラーのときもあれば、ワンダラーのときも、それ以外のコインが使われることもあります。   ステージで演じられるコインマジックの一つに「マイザーズ・ドリーム」というものがあります。これは、空中に手を伸ばすと、そこにコインが現れるというもの。出したコインは片手に持った小さな金属のバケツなどに投げ入れていくことが大抵です。コインが投げ込まれるときのチャリーンという音や、中でコインがたてるジャラジャラという音がコインの存在感をアピールし説得力をもたらすのです。

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■ ゾンビ・ボール
  フワフワと浮かぶ金属製のボールです。上に布をかぶせて浮かすこともあります。ボールは自作する人もいますが、私は手品用品店で売られているものをお勧めします。その方が近くで見ても綺麗で、美しく浮かすことができると思います。
  マジックには様々な現象、「出現(突然に出てくる、増える)」「消失(消える、減る)」「変化(大きさや色、形が変わる)」「移動(テレポートする)」などがありますが、どれもその「瞬間」で現象が起こるものばかりです。しかし、ゾンビボールで主となる「浮遊(浮かぶ)」という現象は、瞬間ではなく持続的に、浮かんでいる間ずっと現象が起こり続けているのです。その「持続的な現象」をしっかりと味わって演技をしましょう。他のマジックに比べてシンプルになりやすいですが、それでも他に負けない存在感があるマジックです。

  びっくり箱ではステージマジックの道具の記事、 演技・道具の写真を募集します。既に掲載されているものも、 項目すら作られていないものも募集しております。写真はメールまでお願いいたします。 なお、頂いた写真はこちらで手を加えさせて頂くことがあります。 また、人物が写っている場合にはボカシを入れるべきか、 本人の許可済みかなどお知らせ下さい。 ……って、応募はなかなか無いと思いますがね(^-^;   他のサイト様に転載をお願いしにあがるかも知れません。 そのときはヨロシクどうぞ。

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