ハト


ハト
 マジックをしない方でも「手品といえばハト」という イメージが強いのではないでしょうか。 白いシルクの中から忽然と出現するその姿は 「生き物」であるがゆえの存在感があるものです。 そんなハトの扱い方について少し解説しましょう。
 ハトの演技をするには、ただハトを出す練習をしているだけでは駄目です。 ハトを「調教」する必要があります。
エサ箱ではなく、手からエサをあげることをしばらく続け、 人間の手が怖くないことを学んでもらいます。
次に、カゴから出して手でエサをあげます。
これが安定してきたら、物にとまらせて、 手に飛び移ればエサを食べさせる、ということを繰り返します。 これは最初は10cm、20cmの近くから始め、慣れたら離していきます。

ハトを手で投げ、帰ってくればエサを食べられる、ということを繰り返します。
 無理は禁物です。焦ることはありません。,筬△世韻任癲 ハトとあなたの関係を良いものにする上では大きな意味があるハズです。 やい鬚垢觧間がないときでも、できるだけ,筬△妊┘気鬚△欧泙靴腓Αハトがあなたの手を信用し、心地のいい場所として認識してもらえるように努めて下さい。

 「アメとムチ」と言って厳しくしつけようとする人がいますが、 残念ながらハトは「自分の行動」と「自分への攻撃」の因果関係を 考える程には賢くなく、叩いたり手荒に扱えば「人間は怖い」と思うだけです。ひたすらに優しく接しましょう。
 あまり飛べないようにと羽を切る人がいますが、 飛べないハトは見苦しいものです。 また、ハトを空腹にして調教しようとする人がいますが、これも感心できません。

 ハトを使ったマジックをするとき、カゴごと移動する必要が 出てきます。このときにはできるだけ、カゴに覆いをしてあげましょう。 そうしないと外の景色が動くのを見てハトが酔ってしまう事が考えられます。 また、ハトの演技をするまえに観客にハトを見られてしまっては、驚きが減ってしまうものです。

 ここでは便宜上「道具」として載せてしまいましたが、 実際には「共演者」「アシスタント」と扱うのが本当でしょう。 ハトをマジックで使うのであれば、ハトを飼わなければならず、 責任と愛情を持ってハトとつきあっていくべきでしょう。

 ちなみに、日本語では「ハト」の一語ですが、 英語では「pigeonピジョン」と「doveダブ」があります 。平和のシンボルだったり手品で使われたりするのは「doveダブ」で、 公園でエサもらってるのが「pigeonピジョン」です。

 ハトをマジックで出す技術については本やビデオを参考にするといいでしょう。ビデオは「ステージマジックをビデオで2」で紹介しています。

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