びっくり箱

 筑波大学マジシャンズクラブでは、クロースアップマジックの習得を促すべく「クロースアップマジック級段位制度」をもうけています。この制度は、筑波大学のクラブ以外でも検定可能ですので、機会があればお声をおかけ下さい(^-^)


筑波大学式クロースアップ級段位制度

■ 三級 ■
目安: マジックを始めて短期間で身に付くレベル
知識:
□ サーストンの3原則
□ エンドポジション、ディーリングポジション
技術:
□ ヒンズーシャッフル (ポジション、正確さ。ジャパニーズヒンズーシャッフルは不可)
□ オーバーハンドシャッフル (ポジション、正確さ)
□ ドリブルあるいはスプリング
トリック: 下記の全て
□ カード当て (キーカード・ロケーション等)
□ 4枚のエースが出現するトリック (エース・ボナンザ等)
□ オイル&ウォーター(任意の方法)
経験: 不問

■ 二級 ■
目安: マジック始めて数ヶ月以内に身に付くだろう内容、殆ど技法を求めないレベル
知識:
□ 世界の3大大会
□ カードの基本用語(デック、パイル、パケット)
□ カードの部位の名称(トップ、ボトム、エンド、サイド、コーナー、フェイス、バック)
技術:
□ リフルシャッフル (ポジション、正確さ)
□ コインを消す技法 1種類
□ フォルスカット 1種類
□ ドリブルとスプリング
トリック: 下記の全て
□ エレベーターカード(「カードマジック事典」etc)
□ カードの裏の色が変化するトリック(シカゴオープナーやオッド・カラー・バック等)
□ ミリオン・トゥ・ワンチャンス、あるいはアウト・オブ・ディス・ワールド(「カードマジック事典」etc)
□ 観客が関わって4枚のエースが出現するトリック2種類 (リーピング・ジ・エーセスやアクロバティック・エーセス等 3級取得時のトリックを含めて良い)
□ フォーエース (4枚ずつのパケット各々に1枚ずつあったはずのエースが、ひとつのパケットからまとめて出てくる現象の類)
□ 1枚のカードが別のカードに変化する現象(できるだけデックを手に持たない方法が望ましい。アードネスのカラーチェンジやスナップチェンジ、バートラムチェンジ等)
台詞: 審査対象者が指定したトリックを実演する際、現象を示し、そして「拍手を促す台詞」が適切に使えている。
経験: 三級取得。および当団体が認める1ヶ月以上。

■ 一級 ■
目安: ダブルカットやダブルリフト、エルムズレイカウント等の簡単な技法を求めるレベル
知識:
□ 世界の3大大会のうちいずれかの、最近のクロースアップ優勝者の名前
技術:
□ コインを消す技法 2種類
□ フォルスカット 2種類
トリック: 下記のうち5つ。
□ コインアセンブリーあるいはチンカチンク
□ 輪ゴムの貫通現象(クレイジーマンズ・ハンズカフやリンキング等)
□ オイル&ウォーター 2種類
□ カードワープ(「カードマジック入門事典」etc、あるいは破って復活するカード
□ サッカートリック1種類
□ ダブルカットを用いたトリック
□ ツイスティング・エーセス(「カードマジック事典」etc)
□ カッティング・ジ・エーセス(「カードマジック事典」etc)
□ 4枚のエースのうち、テーブルに置いたはずの黒2枚が赤に変化し、手元に残した赤2枚が黒2枚に変化するトリック
□ アンビシャスカード(それぞれ異なる手段でトップに上がる現象3回以上を含む手順)
台詞: 審査対象者が指定したトリックを実演する際、ただの操作説明などの無駄な台詞が無い。
経験: 二級取得。および、ショーへのクロースアップでの出演経験。ショーの定義は審査員の判断によるが、観客10人以上が同時に見る規模をショーの目安とする。

■ 初段 ■
目安: 技術的な基礎ができているレベル
技術: 下記のうち3つ
□ フォース
□ ピンキーカウント
□ フラリッシュ1種(ワンハンドカットやトリプルスイーベルカット等)
□ トップチェンジ
□ パス等、ダブルカット以外のトップあるいはボトムコントロール
□ デック全体を保つフォルス・シャッフル
トリック: 一級の審査対象となるトリックの全て
台詞: 審査対象者が指定したトリックを実演する際、現象を強めるための「前フリ」の台詞が適切に用いられている。
経験: 二級取得。および、ショーへのクロースアップでの出演経験が2回以上。

■ 二段 ■
目安: パスやパーム等を用いるレベル
技術: 初段の審査対象となる技術の全て
トリック
□ サインした客のカードがポケットに移動するトリック
□ リセットあるいはその類似のトリック
上記以外、そして初段の審査対象となる技術全てを用いたトリックを含めた30種類のトリック
経験: 初段取得。および、ショーへのクロースアップでの出演が3回以上。

■ 三段 ■
目安: 二段よりも明らかに優れている
技術: 初段の審査対象となる技術の全て
トリック: トリック50種類のトリック
経験: 二段取得。および、当団体が認める大会やコンテスト、それに準ずるショーへのクロースアップでの出演。上記の実演経験の定義は審査員の判断によるが、観客30人以上が同時に見る規模を目安とする。

■ 四段 ■
目安: 三段よりも優れている
技術: 未定
トリック: 未定
経験: 三段取得。当団体が認める大会やコンテストでの、何らかの受賞歴を有する。
当ランクについては詳細を決めておらず、下記の者の判断で認定を行う。 □ さとる
□ 筑波クロースアップ研究会(筑波土クロ研)会長、あるいはそれに代わる者

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

当制度の目的は、カードマジックを主体としたクロースアップの持続的な成長を促すことを目的とする。

昇級・昇段の審査は下記の審査員が行う
□ さとる@びっくり箱(以下「さとる」)
□ 筑波クロースアップ研究会(以下「筑波土クロ研」)会長
□ 上記2者と「審査員認定員」が指定した審査員
□ 目的の級の1ランク上の者。(二級の審査を行う者は一級以上)
□ 目的の段以上の者。(初段の審査を行う者は初段以上)

審査員認定員は、さとると筑波土クロ研会長がが認定する。

知識の審査は1対1の口頭試問あるいはペーパーテストで行う。口頭試問では、即答が正解の条件とする。回答の遅延や小さなミス等は審査員の判断に委ねる。
二段審査における30種類のトリック、三段審査における50のトリックは、下記の方法で審査する。
□ 審査員あるいはそれに代わるものが全てを見る。
□ 対象となるトリックをリストアップし、無作為に2割を選び、審査員あるいはそれに代わるものがその全てを見る。

初段以上は”Black Belt”を名乗ることができる。

同一の審査対象を異なる級・段について、同一の日に審査する事は可能である。同一の級・段について同一の日に再審査することを禁止する。
2007年は、級・段の認定結果の全てを筑波土クロ研会長に報告した時点で承認とする。希望者には級・段の証明書を発行する準備がある。

この規定は今後、筑波土クロ研会長により予告なく改変されることがある。

昇級・昇段の審査は下記の文言で始める。
審査員 「ただ今より昇級(or昇段)審査を行います。押忍(おす)!」 審査対象者 「押忍!」
これすらも遵守できていなければ、審査の規定が尊守できているとは思えない。よって是が非でも実行すること。

←トップに戻る