僕の愛車 マークU

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1.一言言わせて下さい

 僕の周りにはなぜかどうもならん車ばかり乗っている人が多い。
何でこんなに車に金かけるの? 僕にはそれが理解できなかった。
僕にとっての車は、でかくて、誰がみても高級車で、排気量がでかい4枚ドアの車。
.....そうです、世間一般で言う
「高級セダン」がもっとも車らしい車であると思っていた。
 しかしだ。この、JR北海道に入社して、旭川運転所、検修科に配属になって、周りの車を見渡すと、ターボ車、当然2枚ドア、外観はノーマルじゃすまなく、爆音ばかりする車がほとんどであった。最初はそんな車には全く興味のなかった僕だったが、旭川という走り屋にとってかっこうの場である「
旭川環状線」を友達の車で走り、ゼロヨン(「そうだな、運動会で言えば400m競争」)なる競技を体験するに従い、
「ああ、速い車はいいなー」「うーん、スポーツカーもこの若いうちに乗っておかんといかんなー」
などと思い始め、自分がこれまで高級セダンにあこがれていたことがばからしく思ってきた。
 高級セダン好きだった僕が、入社とほぼ同時期に購入した、「
トヨタ最大の居住空間」として名高い「アバロン」を新車で400万円で購入し、自己満足に浸っていた自分が情けなかった。
 だが、これだけは勘違いしないで欲しい。こんな周りに影響されかけた僕ではあるが、今でも「
高級セダン」が大好きである。「高級セダン」こそが、誰にでも自慢の出来る車である。僕が、わずか3年に満たないうちに次の新車を購入した理由は、周りに影響されたからではない(と信じたい)。
みんな、誰も僕の愛車であった「
アバロン」を理解してくれなかった。「こんなおやじ車」「遅い車」「中古で売っても金にならないような安い車」....などとバカにされ続け、つもりにつもったそのストレスが僕の心を揺れ動かした。「そうだ。周りからもある程度納得できて、自分の好きなセダンで、少なからずちょっとでもいいから高級で、少しでもいいから速い、ターボ車を買おう。」そう僕は決心した。
 さっそく、購入計画を立てた。
アバロンの借金がまだ120万以上残っている現状で、頭金100万程度ではそれほど高い車は買うことが出来ない。アバロンは、中古市場では人気がなく、元の車両価格がクラウン並の割にはかなり下取り価格が安かった。はっきり言って、残債を相殺できないほど安かった。そんな現状で、僕が買える精一杯の車はだいたいすべて込みで370万程度が限界であった。本当のところ、買いたかった車は「アリスト V300」だったが、これは当然の事ながら新車では500万を越え不可能である。
おまけに、僕の「
アバロン」を高く下取ってくれそうな店といえば、僕の実家が新車をその店から6台も買っているという、「札幌トヨペット 澄川営業所」しかなかった。トヨペットといえば売っている車も限られ、僕の買いたい車の条件を満たしている車種は一車しかなかった。
 そうです。あれです。


MarkU TOURER V 


これしかない。というわけで平成11年5月27日に以下の仕様で車を購入したわけです。皆さんには理解できないかもしれませんが、僕は800万近くもの金をこの4年間に車に費やしてしまった愚か者なのです。

 

2.僕の愛車仕様

  マークU ツアラーV

ボディタイプ

排気量

ミッション

ボディカラー

形式

ハードトップ

2500

4ECT−iE

ホワイトパールマイカ

JZX100−ATPVZ

 

車両本体価格     3,399,000円


付属品明細       クリーンエアフィルター(寒冷地仕様には必要らしい)
              フロアマット(ロイヤル)
              トランクマット(カーペットタイプ)
              ウィンターブレード(俗に言う冬用ワイパー)
              コーナーセンサー(前 後)
              フットランプ
              ゴールドエンブレム
              トルセンLSD
              CDチェンジャー(6枚)
              特別仕様ホワイトパールマイカ
              字光式ナンバープレート

諸経費込み総価格   3,757,120円

支払い価格合計     2,350,000円也  

 

 

3.前の僕の車と今の車

 

これがあのアバロン

装備についてはほぼ今と同じ

まったくのノーマルです。(いまもノーマルだけど)

これがマークU ツアラーV

どっからみてもただのマークU

これがまた気に入っている

ノーマルだけどそれほど遅くはない

皆さんの車から比べればはるかに遅いが

 

4.ナンバー「29−59」の由来

 皆さん知っての通り、全国どこの地域でも乗用車のナンバーは自分で希望できるシステムになっている。むろん自分が希望すればの話だが。というわけで、僕の車のナンバーは当然希望ナンバーで取得したわけです。
上の写真を見ても分かるように、日本人がいやがる「9」が2つもついており、何でこんなナンバーを取得したか気になるでしょうね。
鉄道マニアの君だったらすぐにピンとくるはずです。このナンバー「29−59」は列車の名前から来ているのです。
 旭川運転所には以前、お座敷列車(内装が畳敷きで、シートなど一切ない列車)が2両ありました。この車両はとても古くマニアにとっては最高の産物だったかもしれません。その車両形式の名が、

    キロ29−1
    キロ59−1

だったのです。もう、この2台は廃車になってありませんが、この僕が好きだった?車両の名を取ってこのようなナンバーになりました。小生この2両の写真が存在しなく、今思えばかなり後悔してます。みたい方、ごめんなさい。

 

5.僕の車の今後

(1)17インチアルミ
 純正アルミは、前後異サイズでフロント16×6.5JJ(205/55R16 89V)、リア16×7.5JJ(225/50R16 92V)である。当然これでは、見た目もおやじっぽくいけてない。そこで、17インチアルミ購入を考え、このほど9月に購入した。

   レイズ ボルクレーシングAV3 フロント17×7J(215/45ZR17)、リア17×8J(235/40R17)

を購入した。

 

(2)マフラー交換
 見た目にも、機能的にもこの手の車はマフラー交換が必要であると思う。購入は金銭的に余裕がないため、平成12年以降になると思われるが、僕が買うつもりのマフラーは、

   フジツボ LEGALIS R
   ZEES Premium W

のいずれかの予定である。

(3)エアクリーナー交換
 
エアクリーナー交換は、マフラー交換とセットで行うのが効果的である。効率的にも純正交換タイプよりはキノコタイプの方がはるかに効果的ではあるが、いかんせんどこのメーカのものを選べばよいか迷っている。誰か良きアドバイスを下さい。

(4)コンピュータ交換
 
 う〜ん。これまた金のかかるものであるが(トヨタ車の泣き所)、出来れば交換したい。1JZ−GTEエンジン性能をめいいっぱい使用するためにもなんとか交換できれば.....。

(5)ブーストアップ
 
ここまで来ると、こんなに金かけるんだったら、最初からもっと速い車を買えば良かったと思うが、どうせならブーストアップもしたい。ただ、コンピュータとうまくセッティングしないと、それほど効果的に速くならないというのが100系マークU系の悪いところでもあるが、ノーマルの弱いところである4500回転から上の回転数のブース圧のたれを少しでもカバーできるようなチューニングが出来ればもう少し走っていておもしろい車になるのではないだろうか。
 マークU系ファンだったら知っているとおり、100系は90系と違いタービンがシングル化されている。しかも、エンジンがBeamsになり可変バルタイVVT−iのおかげもあって、低回転のトルクが非常に太く、タービンの力を借りずとしても280馬力(6200rpm)、38.5kg・m(2400rpm)というビックパワーを生み出している。タービンも90系のCT12A×2に変わって、100系はCT15B×1を使用して、一見容量が大きくなったと思うがシングル化になったことで、タービン容量がかなり小さくなっている。
280馬力を扱いやすくセットアップするために、ノーマルブーストではほとんどターボのおいしいところを使い切れる。これにょって低回転域、たとえば3000回転からフッワーッとパワーやトルクが膨らんでくるような味付けになっているようだ。従って、ブーストアップすれば簡単にパワーが出ると言ったターボ車ならではのパワーアップ効果はそれほどなく、ブーストアップしてもタービン容量が足りず高回転域で頭打ちになってしまう。ブーストアップの限界はだいたい1.1Kg/cm2から1.2Kg/cm2程度だろう。ただ、ここまでブーストアップしてもフィーリングは良くならないと思われる。
 というわけで、100系マークUはノーマルのままで乗るのが一番おいしく安上がりなのではないだろうか? と思う。

(6)タービン交換
 というわけで全く考えてません。

(7)車高調
 現在のままだと17インチアルミをはいたがタイヤとボディーの隙間が気になり、車高が高いことが一目瞭然である。車高を下げたいが、乗り心地は失いたくないし、ボディーにも悪影響を与えかねないので、喉から手が出るほど欲しいが、我慢している。ここが、ふつうの若者と違う考えなのかもしれないが。

 

6.新旧試乗インプレッション
(1)AVALON 3.0G

主要諸元表

エンジン形式

1MZ−FE V型6気筒DOHC

最高出力

210PS 5400rpm

最大トルク

29.5kgm 4400rpm

全長

4895mm

全幅

1790mm

全高

1435mm

燃費

9.3km/L

 アバロンはとにかく広かった。車両自体ももちろんクラウンより大きく、ほぼマジェスタサイズであり、広いのは当たり前かもしれないが、FFというメリットを最大限に生かし、セルシオをしのぐ室内空間をもっていた。これがこの車を購入する最大のきっかけとなったのだが、結局この車はそれだけが特徴の車だった。サスペンションは非常にマイルドで乗り心地が良く、ボデイ剛性も良かったのでそれなりに質感のある走りをしたが、ただプヨプヨした足まわりだった印象がある。この車としてはこれでいいのかもしれないが、ちょっと物足りなさを感じた。ハンドリングはFF車とは思えないほど良かった。ただし、100km/hまでは。それ以上のスピードになると、急にハンドリングの違和感を感じ、それがFF車の欠点なのかと思った。しかし、ハンドリングの技術の高さには驚かされた。エンジンは、3リッターNAとしてはごく一般的な馬力であるが、さすがに低速トルクはある。それほどアクセルをふまなくてもそれなりに早く走れる。その辺のスポーツカー並とは行かないが、ゼロヨン16秒前半程度の速さはあるのではないだろうか。僕はこれで満足であったが。エンジン音はかなり静かで、振動も無に等しい。非常に良くできたエンジンだと思う。ただし、ブレーキは最悪だ。この重たくある程度出力のあるエンジンをもった車を受け止めるだけのブレーキにはほど遠く、利きが悪いの一言。さらに、これはクレーム処理したが、パットとロータの不具合により、ブレーキをかったときにハンドルに振動が伝わってくる現象があった。部品を交換したが若干はその傾向が直らなかった。この辺はやはり輸入車の質の悪さなのだろうか?燃費は思ったより良いと思うが、街乗りだとさすがに燃費が悪化し、6km/L程度になることもしばしばだった。
 室内に目をやると、一見すると高級車らしい質感をもったアイテムばかりであるが、手抜きが至る所にみられた。プラスチック丸出しのインパネや細かい室内の仕上げ方に安っぽさがあった。装備はそれなりに充実しており、特に世界初オプティロンスペースビジョンメータなる立体的に見えるアナログメータがこの車の最大の売りであった。このメータは見やすいの一言。このメータ以外のメータは安っぽく見えてしまうほどのものであった。オーナとしては自慢できる一品だった。そのほかの安全装備(ATS、TCS、エアバック)などは標準装備で、ごく一般的なものだ。オーディオは、CD12枚チェンジャー付き9枚スピーカという豪華なものだったが音はさすがに純正チックな音だった。
 最後に、北海道の人間として宿命なのが冬道の運転だ。はっきり言ってこの車は冬は楽だった。滑らないし、カーブでも思ったように曲がることが出来た。やはりFFは冬道には強いということが分かるだろう。

(2)MarkU TOURER V

主要諸元

エンジン形式

1JZ−GTE 直列6気筒ツインカム24ターボ VVT−i

最高出力

280PS 6200rpm

最大トルク

38.5kgm 2400rpm

全長

4760mm

全幅

1755mm

全高

1400mm

燃費

9.6km/L

 このツアラーVはアバロンに比べればかなり室内は狭い。ボディがハードトップということから頭上のスペースが少なく、特に後席は頭がリアガラスに当たってしまう。前席も開放感がなく、背の高い僕にとっては運転しにくいとまでは行かないが、ちょっとだけ苦痛を感じる。しかし、ボディ自体は3ナンバーサイズなので一般の人ならそれほど狭いと感じないのでは。やはりアバロンから乗り換えると、特に高感じる。室内自体はクラウンロイヤルシリーズ(JZS160系)と変わらないのだが。
 肝心な走りはというと、さすがに前後ダブルウィッシュボーンスポーツチューンドサスペンションを採用している事もあって、スポーティー。ファミリーセダンとしての乗り心地もある程度維持しながら、ロールは必要最小限に押さえていることが分かる。ちょっとしたスポーツ走行も簡単にこなしてしまうような足まわりをもっている。限界域に持ち込もうとしても、僕の腕では持ち込むことが出来ないほどねばっこい足をもっている。さすがにツアラーシリーズといえる。ボディ剛性も良く、重厚な走りを見せてくれる。ハンドリングはFR車としてはごく一般的だろう。以前アルテッツァに乗ったことがあるが、さすがに全然かなわない。今となっては古くさいハンドリング性能である。
エンジン性能に目をやると、さすがに280馬力ターボ車である。速いの一言。オートマにも関わらず、ぐいぐい加速してくれる。アクセルをグイッと踏んでやればあっという間に100kmオーバーの世界だ。スピードを抑えて走るのが難しいほどだ。低回転からでるトルク感は最高で、こんな走りはこれまで体験したことがない。しかし、ターボ車ならではのGを感じる走りというとけっしてそうではなく、ブーストがほとんどかかっていないのではと思うような走りである。これは前にも述べたようなエンジン性能だからいたしかたがないだろう。しかし、スポーツカーとしても十分満足のいく性能だと思う。ブレーキ系はほぼ満足。ききにいいし、フィーリングも良い。だけど、もっと大きいブレーキでも良いのではと思うが。エンジン音はさすがに1JZ系エンジンといいたいほど静かであり、以前のアバロンの1MZよりも静かである。外にいてもエンジンの音がほとんど聞こえず、かすかにマフラーから漏れるボボボボボという音のみである。燃費は以前のアバロンより若干いい程度。税金も以前より安く、保険も安い。いいことずくめの車である。
 次に室内に目をやると、ブラックで統一された室内が最高だ。前期型は室内はダークブルーであり、後期がより明るい雰囲気だったが、後期型はスポーティー。グランデ系では木目で統一されているが、ツアラーではカーボンパネルであり、これも気に入っているアイテムの一つ。メータは一般的なオプティロンメータだがオレンジ色に変更されている。そのほかのスイッチ類のランプもオレンジになっており、FDを思わせるような雰囲気をかもし出している。また、ATシフトレバーもセルシオと同じゲート式で、最初は使いづらいと思ったが、これがなれるとストレート式よりはるかに使いやすく、かつスポーティー。
オーディオは前期型では7枚スピーカのウーファー付きだったが、後期型ではウーファーが省略され6枚スピーカとなった。そのかわりカセットCD/MD付きになり、豪華になっていた。それにオプションで6枚CDチェンジャーを装着したが、このチェンジャーがセンターコンソール内にうめこまれ、大切な物入れがなくなってしまったのがちょっとだけ残念だ。音はアバロンよりパンチのある重低音が出力され、自分としては満足。
 その他の安全装備などはほぼアバロンと同様なのでもんくはないが、ETCSがちょっとだけじゃまな装備だと思う。ETCSは電子制御式スロットルであり、高級車には当たり前についている物だが、これが着いているおかげで、ちょっとだけホイルスピンをさせて発進しようとすると、勝手にスノーモードに入りスロットルを押さえてしまう。トラコンをオフにしてもこれが働いてしまい、ゼロヨン発進にはむいていない。
 最後に冬道走行だが、まだ冬を体験していないので分からない。まぁー一般的なFR車的な走りだろうが。ただちょっとだけ低速トルクのでかさが気になるが。

 

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