国鉄特急 |
<本州〜九州>
富士〔FUJI〕 PC特急
ブルートレイン 2008年3月4日新設 2009年3月15日更新
東京と九州を結ぶ超名門特急。富士は、さくらと共に日本で最初に愛称が付けられた列車で、歴史は古く、元は1912年(明治45年)に誕生した1・2等車と食堂車で編成された新橋〜下関間の日本初の特急1,2レで、1929年(昭和4年)9月15日に同じ東京〜下関間の特急3,4レの櫻(さくら)と共に、公募により愛称富士が付けられました。関門トンネルが開通すると1942年(昭和17年)11月15日には、富士は長崎まで延長され、下関からの釜山への関釜航路に加えて、長崎から上海への上海航路で、国際列車に連絡、国際列車の一員を担っていました。
その後、太平洋戦争が始まると、1943年(昭和18年)には急行に格下げとなり、さらに戦時下で一旦、消えてしまいました。
特急富士の戦後の復活は遅く、東京〜神戸、宇野間の151系電車特急として1961年に一旦、復活しますが電車特急としての期間は短く、東海道新幹線開業時、20系使用のブルートレインとして1964年10月1日に東京〜大分間寝台列車として復活しました。列車番号9,10レ、1965年10月からは、日豊本線をそのまま南下し、西鹿児島まで延長され、日本一の長距離列車となりました。又、電車特急富士の後継としては、新大阪〜宇野間のゆうなぎが引継ぎました。
写真は東京駅で出発を待つ富士、1974年につうば様が撮影された貴重な写真を掲載しています。車両は20系カニ21、1975年3月10日からは、20系から24系化されました。
特急<富士>20系 東京駅にて 1974年 つうば様撮影
この頃の富士の東京〜下関間の牽引機は、EF65 500番台でした。写真は、東京駅で、引き回し線を20系ナハネフ22の横を通過する牽引機のEF65 510です。
特急<富士>EF65
510 東京駅にて 1974年 つうば様撮影
写真は、雪に覆われた富士山をバックに走行するブルートレイン富士です。牽引機はEF65 1000番台、客車は24系25型、1985年2月25日に三島〜函南間で、デジアナ様が撮影された見事な写真を掲載しています。
特急<富士>EF65PF 三島〜函南間にて 1985年2月25日 デジアナ様撮影
写真は、富士山形ヘッドマークが取り付けられた富士です。牽引機はEF66 48、1987年8月12日に根府川〜早川間で、デジアナ様が撮影された貴重な写真を掲載しています。1985年3月に牽引機がEF66に変更され、これを機にヘッドマークが戦前と同様の山形ヘッドマークが取り付けられました。又、運転区間は東京〜宮崎間に短縮されました。
特急<富士>EF66 48 根府川〜早川間にて 1987年8月12日 デジアナ様撮影
写真は大幅な遅れで撮影が可能となった兵庫県元町駅付近を走行する富士です。牽引機はEF66 42、1994年9月18日に、デジアナ様が撮影された貴重な写真を掲載しています。
特急<富士>EF6642 1994年9月18日 元町駅にてデジアナ様撮影。
富士はその後、1997年11月からは列車番号は1,2レに戻されますが、運転区間は大分までに短縮され、ブルートレインの衰退がはっきりとしてきました。又、2005年3月には、はやぶさと併結運転されたいたさくらが廃止されると同時に、同じブルートレインはやぶさと併結されて東京発の最後のブルートレインとなりました。そして終に、2009年3月14日着の列車で、富士ははやぶさと共に残念ながら廃止されました。
特急<富士・はやぶさ>EF6646 2008年12月6日 東京駅にて。
写真は、最後の活躍をする富士、上り2レ、静岡県掛川〜菊川間にて、2009年3月2日に撮影。牽引機はEF6642で、3月14日の最終上り、9002レでもラストランナーを勤めました。
特急<富士・はやぶさ>EF6642 2009年3月2日 掛川〜菊川間にて撮影。
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