* 分類 効能 注意 備考
プレドニゾロン 副腎皮質ホルモン 白血球数増加の薬理作用 長期投与後の減量は、
離脱症状(体内ステロイド量が不足して全身脱力など)や、反跳現象(リバウンド、症状が一気に悪化する)が起こるため、少量ずつでゆっくりと行います。

猫の場合は夕方に投与すると、自然なホルモン分泌による濃度変化となじんで副作用をおこしにくい(日に一回の投与の場合)。
犬は朝。
参考記述   
パセトシン50mg
Pasetocin
ペニシリン系抗生剤 合成のペニシリン剤で、細菌を直接殺す作用があります。 ペニシリン過敏症が起こることがあります。

下痢、食欲不振などが起こることがあります。
参考記述   
バイトリル
Bytril15mg
ニューキノロン系抗生剤 多くの病原細菌に対し、広い抗菌スペクトルを有します。

免疫機能が低下した患者の治療にも適しています。
1日1回投与にすることで、オーナーさんのコンプライアンスの向上が期待できます。 参考記述 


プレドニゾロンの特筆すべき効能は免疫抑制作用と抗炎症作用です。我が家の愛猫のステロイド服用は白血球数を増加させる目的であった為、薬効に関する詳細は記載していません。

抗生剤の多くは、動物用と人間用では共通に使用されています。 また菌種に対する抗生剤の効果は人間でも動物でもほぼ同様です。







インターフェロン


* 効能 注意 備考
インターフェロン 抗ウイルス作用



抗腫瘍作用(坑ガン作用)



免疫系へ作用
抗ウイルス作用とは;

ウイルスは動物の生きた細胞がなければ生きていけない性状をもっています。
細菌とも似ていますが、細菌は細胞の外で生きているのにウイルスは細胞の内側まで入り込んでしまうため、抗生物質などがウイルスに効果がないのはそのせいです。
細胞の中に入り込んだウイルスは、その中でタンパクを合成し、新しいウイルスを合成して増えていきます。
インターフェロンは、細胞のある特定の部分に結合し、細胞の機能の中心である核にシグナルを発信します。
このシグナルが発信されると、細胞の中に抗ウイルスタンパク(AVP)がつくられます。
このAVPの働きにより、細胞内でのウイルスのタンパク合成が阻害され、ウイルスが抑えられるのです。
このようにインターフェロンの抗ウイルス作用と言うのは、ウイルスを直接殺してしまうのではなく、細胞自体をウイルスが住めないような状態にすることなのです。


抗腫瘍作用とは;

瘍細胞のDNA合成を抑制する働き、
腫瘍細胞の分裂を遅らせる働き、
腫瘍細胞のタンパク合成を抑える働き   の3つの直接作用により、腫瘍を抑えるメカニズムがあります。


免疫系への作用とは;

腫瘍にかかっている動物の免疫系(白血球あるいはリンパ球など)にインターフェロンが働きかけ、
これらの細胞を活性化させ、腫瘍細胞をやっつけるのです。




ネコインターフェロンは投与後約15分ほどで体の外に出てしまうと言われ、上手くレセプターに到達できたネコインターフェロンは、
約6時間後から効果が現れ、1回投与により5〜6日は抗ウイルス作用を発揮すると考えられています。
(ウィルスやワクチン等が細胞に入る際の入り口のような物でワクチンが入り口をふさげば入り口を失ったウィルスは侵入できなくなる)


副作用に関してはほとんど無いと考えられていますが、製造メーカーは副作用アリと正式に発表しています。
微熱や元気・食欲の喪失といった症状が現れることもあります。
また、
肝機能が低下している場合に悪化する可能性があり、事前に血液検査で肝機能の状態を把握しておいた方がいいそうです。



使用回数が多くなるに従って1 回当たりの使用量が減少しても効果自体は減少しない傾向にあり、
初回の投薬料がかなり高価であっても継続して投薬を行う場合、2回目からは使用量が少なくなる為それほど大きな負担にならない場合があります。
参考記述