コルキット・スピカとMC127による

月面スケッチ

Lunar drawings with 4cm refractor and 12.7cm maksutov

3000円でできる月面の散策〜

 

 

  3000円足らずのキット望遠鏡を用いた月面の観察記です。機材(コルキット・スピカ)についてはこちらを、またスケッチの方法についてはこちらをご覧下さい。

 

  MC127(国際光器:口径127mm、焦点距離約1500mm、マクストフ・カセグレン)を購入しました。機材についてはこちらをご覧下さい。

 

       雑記

星のソムリエ トークテスト(H24.5.2

クレーターの形成年代(H22.1.24

かぐやのデータをカシミールで表示する(H22.1.17

メシエ・クレーターと「幽霊リング」(H21.11.8

E-Listに選んでいただきました(H21.10.25

  「からす座」のない?星座早見盤

クレーター隕石孔説への反論(H20.11.3

 書評「最新・月の科学―残された謎を解く」(NHKブックス)H20.10.26

 月面からの眺望(カシミール3D

 地球の雨・タイタンの雨 

 アルプス谷は月面の地溝帯

 手動ガイドによる星野写真(失敗編)

 月に関する本

 スピカによる天体写真

 自己紹介

 

        メール:

 

 

 





月面北部

20153221:30 

コルキット・スピカ Or6mm70×)

   今度は月齢11の頃の月面北部です。欠け際にある
  2つのクレーターはサウスとJハーシェルで、多角形
  の形状が目を引きます。




月面北部

201522517:45 

コルキット・スピカ Or6mm70×)

  月齢7の頃の月面北部です。2つの大きなクレー
 ター(エウドクソスとアリストテレス)がよく目立
 ちます。




J.ハーシェル〜フィロラオス〜アナクシメネス

201513118:30 

コルキット・スピカ Or6mm70×)

 北風の強い日でしたが、コルキット・スピカはシーイ
 ングの影響を受けにくく、実に頼もしい望遠鏡です。多
 角形をしているJ. ハーシェル、彫りの深いフィロラオス
  とアクシメネスなど、見どころの多い場所です。


月と恒星

2014101903:51

MC127 UW6mm250×)

 早起きして月を見たところ、明るい恒星がすぐ近くに
 あり、スケッチしました。調べたところ、しし座πと
 いう4等星で した。この後、みるみる星が移動し、
 結局掩蔽されずに離れていきました。





フォキリデス〜ワルゲンチン〜シッカード

20149718:30 

コルキット・スピカ Or6mm70×)

 切り株のように盛り上がったワルゲンチン、色が
 塗り分けられたようなシッカードなど、見ていて
 楽しい場所です。シッカードの火口内の色は、オ
 リエンタル・ベースンができた時に噴出物をかぶっ
 たからだと聞いたことがあります。




テオフィルス周辺

201483118:05 

コルキット・スピカ Or6mm70×)

カタリナ・キリルス・テオフィルスの3つのクレーター
や、アルタイ壁など、見どころの多い場所です。神酒の
海は巨大な二重クレーターであり、アルタイ壁はその周
壁のように見えました。




ヒギヌス谷

20148319:15

MC127 UW6mm250×)

名前は「谷」ですが、よく見ると明らかにチェーン・
クレーターです。列状の隕石で造られた? それでは、どうして途中で曲がっているのか、その成因は謎です。




ポセイドニオス

20148218:30

MC127 UW6mm250×)

  残念ながら、火口内の亀裂は確認できず・・・

 


アリスタルコスとシュレーター谷

201451120:45

MC127 UW6mm250×)

月面の名所なのですが、何度描いても上手く描けない、ちょっと苦手な地形です。「への字」に曲がったシュレーター谷は、溶岩が流れた跡のようです。


 


アリアデウス谷

20145618:45

MC127 UW6mm250×)

長さ220kmに渡ってのびている、月面の細い亀裂をスケッチしました。断層か地溝か分かりませんが、過去に月面の地殻に何か強い力が働いた跡ようです。

 

 

エンデュミオン周辺

201421621:00 月面余経度110.8°

MC127 UW6mm250×)

エンデュミオンは直径125kmの大きなクレーターです。火口の中が平坦で、ツルっとした印象です。この日はシーイングが悪すぎ、あまり細かいところが見えませんでした。

 

地球照

201412705:20 月面余経度219.5°

アイベルRFT80S UW20mm20×)

地球照の下弦バージョンを狙いました。意外とクレーターの数が多く、全部のクレーターはとても描ききれませんでした。

 

 

J.ハーシェル

201411217:50 月面余経度43.7°

MC127 UW6mm250×)

虹の入江の外側にある、直径156kmの大クレーターです。J.ハーシェルはW.ハーシェルの息子で、偉大な天文学者だったようですが、活躍したのが19世紀であったため、端っこのクレーターしか空いていなかったのでしょう。

 

 

クラビウス

20142918:00 月面余経度24.3°

MC127 UW6mm250×)

月面で最も有名なクレーターの1つです。富士山を描くのが難しいのと同様に、有名クレーターは描くのがとても難しいです。デッサンが狂わないように、慎重にクレーターの配置を描きました。

 

 

月齢2.8

20141417:00 月面余経度306.0°

アイベルRFT80S UW20mm20×)

地球照を水彩絵の具で、クレーターをサインペンで描きました。渾身のスケッチです。

 

 

月齢0.88

20141217:17 月面余経度281.7°

アイベルRFT80S UW20mm20×)

月齢1より細い月を観たのは初めてで、スケッチをとりました。フンボルト・クレーターが見えています。

 

 

フンボルト海

201392021:05 月面余経度97.5°

MC127 UW6mm250×)

秤動ゾーンにある見事な平原。二重構造になっていることから、形成時の衝突の凄まじさが想像できます。

 

 

シラー・ズッキウス・ベイスン(正立像)

201391621:00 月面余経度48.8°

RFT80 UW6mm67×)

とても目立つ無名の大平原です。よく見ると二重クレーターになっているように見えたので、スケッチしてみました。鉛筆ではなく、ペンによる点描画です。

 

 

アリスタルコスとシュレーター谷

201381821:00 月面余経度54.8°

MC127 UW6mm250×)

月面の名所。もし人類が月面観光に行ける時代になったら、最大の名所になることでしょう。蛇行した谷が素晴らしい。

 

 

 

エウドクソスとアリストテレス

201371518:30 月面余経度358.1°

MC127 UW6mm250×)

月面北部にある2つの目立つクレーター。2つのクレーターの特徴の違いに注目して書き分けようと思いましたが、描いている途中に曇ってしまい、細部が描けませんでした。残念。

 

 

オリエンタル・ベースン(東の海)

201352422:30 月面余経度84.6°

アイベルRFT80 UW6mm67×)

オリエンタル・ベースンは秤動ゾーンにある有名な三重クレーターですが、なかなかその実態が見えません。今回は外側2つの周壁がなんとか見えました。星空観察用に買ったRFT80ですが、月も良く見えます。

 

 

アインシュタイン

201322521:40 月面余経度91.1°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

アインシュタインは秤動ゾーンにあるクレーターで、これまでなかなか見る機会がありませんでした。残念ながらシーイングが最悪で、ピントがまともに合わない状況でしたが、二重クレーターであることがはっきり確認できました。

 

 

シュトルーヴェ周辺

201322418:50 月面余経度77.5°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

ひょうたんのような形をしたシュトルーヴェとラッセル、チェーン・クレーターで繋がれたクラフトとカルダーノ、光条が横切っているセレウコスなど、面白い地形の集まっている場所です。本当はそれぞれを高倍率で狙いたいところです。

 

 

ピタゴラス周辺

201322320:00 月面余経度65.9°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

ピタゴラスは月の北東部の端にあるクレーターで、秤動の具合によって見え方が変わります。今回は火口の中までよく見えていました。ホレボーというクレーターから白い光条がのびていたのも印象的です。

 

 

アグリッパとゴダン

201321717:50 月面余経度351.9°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

ヒギヌス谷の近くにあるクレーターで大きい方がアグリッパ(46km)、小さい方がゴダン(35km)と呼ばれています。彫りの深いクレーターでよく目立ちます。この構図はしばしば描かれるようで、”Agrippa and Godin”で検索をかけると、スケッチや写真が出てきます。

 

 

神酒の海

20131314:00 月面余経度137.9°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

冬の日の明け方。ふと目を覚まして外を見ると、綺麗な月が出ていました。望遠鏡を出して30分くらい覗いていると、次第に像が安定してきて、きりっとした像になってきます。さて、神酒の海はよく見てみると、海の色がところどころ微妙に違っていて、溶岩が広がっていった跡のように見えました。

 

 

 

月齢3.0

2012121617:15 月面余経度305.5°

コルキット・スピカ K12mm35×)

月面の全体スケッチにチャレンジしました。月齢3の頃は大型のクレータが欠け際に並び、なかなかの壮観です。

 

 

 

シラー・ズッキウス・ベイスン

2012112517:45 月面余経度50.8°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

シラーという細長いクレーターの外側に、無名の大クレーターがあります(矢印)。マニアの間では「シラー・ズッキウス・ベイスン」と呼ばれているそうですが、国際天文学連合の正式名称がないのです。見ごろだったのでスケッチしました。

 

 

ポセイドニオス

2012102117:50 月面余経度344.3°

MC127 UW6mm250×)

かつて多くの人がスケッチを残した、月面の名クレーターの1つです。本当は火口内にたくさんの亀裂が入っているのですが(ポセイドニオス谷)、残念ながら確認できませんでした。

 

 

カペラとカペラ谷

2012102018:00 月面余経度332.2°

MC127 UW6mm250×)

望 遠鏡で月面を見ていたところ、串刺しにされたようなクレーターを見つけました。「カペラ」(上図の左)というクレーターで、右下から延びる「カペラ谷」 が、クレーターを突き抜けているように見えます。カペラ谷はチェーン・クレーターで、おそらく列状の隕石が衝突したのでしょう。

 

 

バイイ周辺

201283021:00 月面余経度71.7°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

直径303kmもある巨大クレーター・バイイ。口径4cmのコルキットでもよく見えます。周辺にある3つのクレーター(キルヒャー、ベッティヌス、ズッキウス)が、大きさが揃っていて面白いです。

 

 

テビット(Thebit

201282519:30 月面余経度10.0°

MC127 UW6mm250×)

重なり方がよく話題になる三重クレーター。望遠鏡で見ると、真ん中のテビットAは比較的新しく、一番大きなテビットCは非常に古いクレーターであることが分かります。全体にくっきりとした影ができて、立体感のあるクレーターです。

 

 

月面に置き忘れた眼鏡?

201262922:00 月面余経度34.7°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

左がメルカトル、右はカンパヌスという、雲の海にあるクレーターですが、まるで眼鏡のようです。

                        

 

グリマルディ周辺

20125521:30 月面余経度82.4°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

今宵はスーパームーン。月の近日点と満月が重なり、普段の月よりも大きさで14%、明るさで30% 増量されているとのこと。そんな好条件ですから、普段見えないような細かい地形が見えるのでは、と期待したのですが・・・やはりシーイングには勝てず、う す雲が出た上に像がユラユラ、とても好条件とは言えませんでした。さて、着色されているグリマルディ、火口内に部分的に色がついているリッチョーリに注目 して描いてみました。

 

 

ペタビウス

20124822:20 月面余経度112.4°

MC127 UW6mm250×)

中野繁氏が「月面最美」と呼んでいるクレーターです。最美かどうかは議論が分かれますが、興味深い地形であることは確かです。火口に走っている亀裂(ペタビウス谷)に沿って、周壁まで分かれています。亀裂形成時に、大規模な地割れが生じたことを示しています。

 

               

 

ブリアルドス周辺

20124119:30 月面余経度26.8°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

ブリアルドスは直径61kmの円形クレーターです。雲の海にあり、比較的新しいクレーターのようです。「クレーターの外側に興味深い放射状の構造が見られる」(エリア別ガイドマップ・月面ウォッチング)そうですが、コルキットでは全く見えませんでした。

 

 

.ボンド〜ゴルドシュミット

201233018:40 月面余経度2.0°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

.ボンドはちょうど0度の子午線の上にあって、普段は半月過ぎに見えてくるのですが、秤動の関係で今日は半月前に見えています。図の左上の隅の部分、クレーターが円形に並んでいるように見えます。

 

 

東の海周辺

20121820:15 月面余経度84.8°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

東の海(オリエンタル・ベースン)を一度は見たいと思い、満月の前日に何度もチャレンジしているのですが・・・今回も「海」は見えず、一番外の外輪山だけでした。

 

 

 

皆既月食の「青い光」

2011121023:43 MC127 PL32mm47×)

Cannon PowerShot S95 ISO-3200 コリメート 1/60

こ れはスケッチではなく写真ですが・・・皆既中の月の南部が青白く輝き、赤銅色の部分と美しい対比をなしていました。皆既月食で月が部分的に青く見える、と いうのは聞いたことがなく、びっくりしました。おそらく地球大気のある層が、青い光を透過させる構造になっていたものと想像します。

【追記】これは「ターコイズ・フリンジ」と呼ばれる現象なのだそうです。

 

 

 

エラトステネス

201112417:50 月面余経度18.1°

MC127 UW6mm250×)

円形の美しいクレーター、エラトステネスがちょうど見ごろでした。残念ながらシーイングが悪くて細かい地形が良く見えませんでしたが、火口の斜面に十字の亀裂が入っているらしいことが分かりました。

 

ヘベリウス周辺

2011101021:00 月面余経度70.0°

MC127 UW6mm250×)

満月前の月の縁で、ロールマン〜ヘベリウス〜カバレリウスの3つのクレーターはよく目立ちます。本当はヘベリウスの床面には十字の亀裂が入っているのですが・・・眼を皿のようにして見ましたが、確認できませんでした・・・。

 

 

 

虹の入江

201110722:30 月面余経度34.3°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

何回目かのチャレンジですが、美しい地形ですのでまた描きました。ちょうど朝日が入江に差し込んでいるところです。海の微妙な色合いが見どころです。

 

 

アルタイ壁と神酒の海

201191723:00 月面余経度150.4°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

満月を過ぎた月が、木星と一緒に昇ってきました。この月齢で見ると、神酒の海が巨大な二重クレーターに見えます。アルタイ壁は、おそらく神酒の海の外側周壁なのでしょう。

 

J・ハーシェル〜フィロラオス

20119922:15 月面余経度52.6°

MC127 UW6mm250×)

月面の北のへりのところにJ・ ハーシェルという大きなクレーターがあり、そこから延びる山脈がアナクシメネス、フィロラオスという2つのクレーターにつながっています。ここらは描きき れない無数の小クレーターがあり、荒れた印象ですが、ところどころクレーターの空白地帯もあって、見ていて飽きない場所です。

 

 

 

ティモカリス

20119722:00 月面余経度28.1°

MC127 UW6mm250×)

雨の海にポツンとある直径34kmのクレーターです。円形に近く、中央丘があり、周囲にはわずかに光条があって、月面クレーターの基本形をなしています。スケッチの途中で曇りだし、やや中途半端になりました。

 

 

ノイマイヤー

201171622:00 月面余経度100.5°

MC127 UW6mm250×)

月面の縁辺部を散策していたところ、何やら火口に2本のスジが入ったクレーターを見つけ、スケッチしました。ノイマイヤー(Neumayer)という、直径76kmのクレーターです。

 

人面クレーター(ヴェルツェルバウアー)

201171019:30 月面余経度26.1°

MC127 UW6mm250×)

久しぶりに月を見てみたら、月面に人の顔があってびっくりしました。ヴェルツェルバウアーという、ティコの近くにあるクレーターです。私の他にも、同じことを指摘している人がいました。こんな些細な発見も楽しいものです。

追伸:小休止さんが見事な写真を撮って下さいました

 

 

 

グリマルディの夜明け

201141621:40 月面余経度68.9°

MC127 UW6mm250×)

直径222kmの大クレーター、グリマルディの夜明けです。とても迫力があります。ミヤモリ谷も見え始めています。

 

 

虹の入江

201141320:30 月面余経度31.8°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

3/11の 大震災以来、久しぶりの観望です。放射線レベルも安定してきて、やっとゆっくり星が見られるようになりました。当地、茨城県は震度6弱でしたが、愛機のコ ルキット・スピカは損傷を受けず、優れた耐震性を示しました(紙製で軽いだけですが)。さて、夜明けで日が当たり始めた虹の入江です。ネーミングにふさわ しく、とても美しい地形です。

 

モレトス

201121318:00 月面余経度31.9°

MC127 UW6mm250×)

クラビウスの南側にある形の良いクレーターです。直径114km、周壁はなだらかな段丘状で、ペタビウス・クレーターによく似ています。

 

 

シラー・ズッキウス・ベイスン

201111618:00 月面余経度51.3°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

ひょうたん型のシラークレーターの周辺に、無名ですが見事な海盆があります。月面初心者の頃は「こんなところに無名の大クレーターがある」と騒いでいましたが、シラー・ズッキウス・ベイスンと呼ばれていることをその後知りました。

 

 

リンデナウ周辺

201111017:40 月面余経度338.3°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

アルタイ壁の南側、ピッコローミニ〜ロートマン〜リンデナウ〜リッチウスなど賑やかです。望遠鏡で見ると、いかにも風化の進んだ古い地形に、彫の深い新しいクレーターが刻まれている様子がわかります。

 

ジャンサン

20111917:00 月面余経度325.7°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

強い西風の吹く悪条件でしたが、コルキット・スピカはシンチレーションの影響をほとんど受けず、気持ちの良い像を見せてくれました。2011年の初スケッチは、豪華なクレーター、ジャンサンです。火口の中央が丸く盛り上がっているように見えましたが・・・。

 

 

直線壁

201012295:00 月面余経度185.9°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

直線壁は、上弦の時は黒いスジに見えますが、下弦の時は白いスジに見えます。知ってました?

 

 

東の海(オリエンタルベースン)

2010122020:30 月面余経度84.3°

MC127 UW6mm250×)

本当のオリエンタルベースンはこちらの画像のようになっているのですが、その実像は地球からはよくわかりません。

 

アトラスとヘラクレス

2010112422:00 月面余経度128.7°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

有名なペア・クレーターです。ネーミングも素晴らしい・・・でも他のクレーターは科学者の名前がついているのに、どうしてここだけギリシャ神話の人物名なのか?クレーターを命名したリッチョーリによると、こういう名前の研究者が実在したのだそうです。

 

 

リッチョーリ

2010112020:00 月面余経度79.1°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

満月直前の欠け際に見える、直径146kmのクレーターです。火口の内部に黒っぽい部分があり、溶岩が噴出した跡のようです。ルナオービターの写真で見ると、まるで湖のように見えます。おそらくクレーターが形成された跡に溶岩が湧き出てきたのでしょう。

 

 

 

デランドル周辺

2010111419:15 月面余経度5.9°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

直径234kmの大クレーター、デランドルの夜明けです。光が斜めから当たって細かい凹凸が見えていたので再度描いてみました。左にはヴァルター・クレーター(直径140km)があります。

 

夜明けのコペルニクス

2010101719:30 月面余経度25.0°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

海の中に聳え立つ見事なクレーターで、構造も細かく、月面No.1の名所だと思います。スケッチの出来は何度書いても満足できませんが・・・。

 

 

 

デランドル

2010101619:00 月面余経度12.6°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

直径234kmの大クレーターで、小口径の良い対象ですが、なぜかあまり注目されないクレーターです。面白いのは火口内の「色」で、薄暗い部分と明るい部分があります。溶岩や噴出物の年代を反映しているようです。

 

 

ペタビウス

201092522:15 月面余経度118.0°

MC127 UW6mm250×)

月面最美、とも言われている直径177kmのクレーターです。複雑な形状の中央丘と、ペタビウス谷と呼ばれている火口内に走る亀裂が見どころでしょうか。かなり古いクレーターのようで、内部は結構荒れており、見れば見るほど細かい地形が見えてきます。

 

バイイ

201092121:00 月面余経度68.7°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

バイイは月面最大級のクレーターで、直径が303kmもあります。小口径望遠鏡の良いターゲットですが、月面の端っこに位置しており、火口の内部がじっくり見られるチャンスは多くありません。今回は火口内の小クレーターから長い影が延びているのが印象的でした。

 

 

ブリアルドス

201091821:00 月面余経度32.2°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

雲の海にある非常に形の整ったクレーターです。暗い海の中に浮かぶ姿はとても美しい。次回はもう少し大きな望遠鏡で見てみたいです。

 

 

ティコ

201091721:30 月面余経度20.3°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

満月になると素晴らしい輝きを放つティコ・クレーターですが、欠け際にあるときの印象は意外と地味です。このクレーターが形成されたのは数千万年前で、最も新しい部類です。古くて浅いクレーター群の中に、くっきりとそそり立っているその姿を描写したかったのですが・・・。

 

豊かの海

201082722:15 月面余経度124.1°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

豊かの海はその名の通り、いろいろな面白い地形が楽しめる豊かな場所です。その1つは彗星研究家にちなんで名付けられたメシエ・クレーターで、2本のコメット・テイルはコルキットでも良く見えます。他に埋もれたクレーターを思わせる山脈や、溶岩が盛り上がっている場所など、見どころ満載です。

 

 

ラングレヌスとナオノブ

201082621:40 月面余経度111.6°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

巨大なラングレヌス・クレーターのすぐ近くに(図では大きなクレーターの右下)、3つの小さいクレーターがあります。そのうちの1つが江戸時代の数学者・安島直円にちなんで名付けられた「ナオノブ・クレーター」です。海の中にぽつんと集まった3つのクレーターの可愛らしい感じが、コルキットでも楽しめます。

 

 

ワルゲンチンとY字の山脈

201082221:15 月面余経度62.7°

MC127 UW6mm250×)

切り株のような凸型のクレーターのワルゲンチンを観察しました。よく見ると一部に周壁が残っており、クレーターに溶岩が覆って形成されたことがわかります。さらに表面を見ると、Y字の山脈が走っている様子がわかります(実際にはK字なのだそうですが)。

 

ガッサンディ

201072219:30 月面余経度43.1°

MC127 UW6mm250×)

月面スケッチの定番、ガッサンディです。過去多くのスケッチャーたちが名作を残しています。周壁が低くて描きやすく、また内部に無数の谷が走っていて飽きない、というのが魅力でしょうか。今回は残念ながら途中で薄雲が張り出して、微細な谷が確認できませんでした。

 

 

 

アリストテレス

201071819:30 月面余経度354.2°

MC127 UW6mm250×)

突然の梅雨明け、快晴の日曜日、シーイングもばっちりで主砲のMC127で観望しました。アリストテレスはちょうど半月の頃が見ごろになるクレーターで、火口内部に小さな丘が点々と連なって延びている様子が見えました。

 

 

シッカルト周辺

201062421:15 月面余経度61.7°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

312日に描いたものとは逆位相のシッカルトです。火口の内部が半分暗く、半分明るいちょっと変わった地形です。もともとは溶岩に覆われて暗い色をしていた火口に、オリエンタルベースン形成時の噴出物が堆積したために、このような2色になったと何かで読んだことがあります。

Wボンドとゴルトシュミット

201052121:15 月面余経度6.3°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

久しぶりのスケッチになりました。W.ボンドは直径158km、四角形をしており、周壁に深い谷がある不思議なクレーターです。その近くのゴルトシュミットも直径120kmの大型クレーターです。両者とも大クレーターですが、月面の端にあるのであまり注目されていないようです。

 

 

 

ガウス

201042922:00 月面余経度97.9°

MC127 UW6mm250×)

低空を這うような低い月で、おまけに春とは思えない北風が吹いて、シーイングは最悪でした。それでも秤動の関係で、普段は見えにくいガウス(直径177km)の火口を楽しむことができました。内部には小丘陵が3つあるように見えましたが、これらは実際にはクレーターなのだそうです。

 

 

ジョン・ハーシェル

201042519:30 月面余経度48.0°

MC127 UW6mm250×)

ジョン・ハーシェルは天王星を発見したWハーシェルの息子で、有名な天文学者だったそうですが、生まれたのが遅すぎたせいか月面の隅にある地味なクレーターにその名が付けられています。火口内は非常に荒れており、数え切れない小クレーターで満たされています。

 

プラトー(大暗湖)

201042420:00 月面余経度36.1°

MC127 UW6mm250×)

土曜日、久しぶりの晴天ということで、埃をかぶっていたMC127を取り出して観望しました。プラトーはかつて「大暗湖」とも呼ばれていたそうで、火口の中が薄暗い溶岩に満たされています。周辺には、溶岩があふれた形跡もあるように見えます。火口の中には直径数kmの小クレーターが存在することが知られていますが、残念ながら確認することができませんでした。

 

 

危難の海とクレオメデス

201041718:50 月面余経度310.0°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

夕方の三日月を望遠鏡で見ると、大きなお盆のような危難の海がとても良く目立ちます。その北側(図では下側)にあるのがクレオメデスで、これも直径126kmの大クレーターです。クレオメデスの内部には「クレオメデス谷」という亀裂があるのですが、残念ながら確認できませんでした。

 

フンボルト海とベルコヴィチ

201033021:30 月面余経度91.8°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

月の秤動(首振り運動)の関係で、フンボルト海がよく見えています。海というには小さい感じですが、実際にはその周辺もくぼんでいて、二重構造になっているようです。お隣のベルコヴィチは直径198kmもある大クレーターですが、その一部が見えました。

 

ピタゴラス周辺

201032921:30 月面余経度79.7°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

やっと晴れた!と思ったらほとんど満月。上空の寒気のせいかシーイングも悪く、像もいまひとつでした。さて、1ヶ月前と同じ構図でピタゴラス周辺を描いてみました。見え方が微妙に違います。

 

 

シッカルト周辺

20103125:15 月面余経度224.2°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

シッカルトは直径227kmにおよぶ大クレーターで、火口の内部が黒っぽい部分と白っぽい部分に塗り分けられています。そういえばずっと以前、同じ位相のスケッチをアストロアーツに載せていただいたことがあります。最近は日の出が早く、薄明の中急いで描き上げました。

 

 

ピタゴラス周辺

201022819:45 月面余経度85.6°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

満 月の頃は影ができにくいので、クレーターを楽しむには不向きといわれますが、逆に普段は見られない月面の縁辺にあるクレーターを楽しむことができます。ピ タゴラス・クレーターの外側に、ガルバーニ〜ボルタ〜クセノファネス〜ブール〜クレモーナと呼ばれる普段は見えないクレーターが並んでいます。

 

虹の入江周辺

201022420:30 月面余経度37.4°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

虹の入江は、元々大きなクレーターだったものが、半分溶岩に埋もれてできたものと思われます。その南側(図の上側)もまた、溶岩に埋もれた古い大きなクレーター状の地形があるように見えたので、描いてみました。

 

 

 

アルバテグニウスとヒッパルコス

201022118:00 月面余経度359.6°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

冬とは思えない好シーイングで、微細な地形に思わず見入ってしまいました。アルバテグニウス(直径136km)はよく目立つクレーターで、ガリレオのスケッチに大きく書かれているのもこれではないかと言われています。火口内にあるクライン(直径44km)は円形で美しいクレーターです。お隣のヒッパルコスは周壁の低い平原で、影のできかたも随分ちがいます。

 

 

デランドル

2010274:30 月面余経度182.1°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

デランドルは直径234kmにおよぶ巨大なクレーターです。大きすぎて輪郭がはっきりしないためか、ガイドブックに詳しい解説はなく、むしろ火口内にあるヘル・クレーターの方が有名なようです(かつて一帯はヘル高原などとも呼ばれていたらしい)。マイナス3.5℃の極寒の中のスケッチ、不本意な出来栄えですが、長時間屋外にいるのはつらく、早々に引き上げてしまいました。再チャレンジしたい地形です。

 

スミス海〜ネーピア〜縁の海

201013020:45 月面余経度93.5°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

このあたりは地殻が薄いのか、大小さまざまな海が楽しめます。欠け際に、中央丘のあるネーピア(直径137km)を挟んで、南北にスミス海と縁の海が並んでいます。ちなみにネーピアは『対数』を考案した数学者だとか。

 

 

クラビウスの夜明け

201012418:00 月面余経度19.0°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

雄大なクレーターで、夜明けの光景はまさに絵にしたくなります。内部は小クレーターに満たされ、スケッチが難しいとされる対象ですが、小口径の望遠鏡であれば細かい地形が平滑化されて描きやすくなります。

 

 

カタリナ〜キリルス〜テオフィルス

2010164:30 月面余経度153.0°

スペースアロー50M(口径5cm F12Or6mm100×)

人 からもらった「ホームセンター望遠鏡」を試してみました。この望遠鏡、実に良く見えます。眼視設計になっているのか、色収差をほとんど感じず、シャープな 像を結びます。難点は架台で、微動が無いため高倍率の追尾は大変です。さて、月面の名所である3つのクレーターを描いてみました。アルタイ壁の一部も見え ています。

 

 

虹の入江

20101105:30 月面余経度202.2°

MC127 UW6mm250×)

MC127を 屋外で冷やしておき、早起きしてチャレンジしたのですが、複雑な地形を描くのに手間取り、未完成のまま夜が明けてしまいました。入江の海岸は古いクレー ターが密集していますが、入江の海にはほとんどクレーターがありません。おそらく、すでにクレーターがたくさんあった場所に、巨大な隕石が飛び込んでこの 地形ができたのではないか、という印象を持ちました。

 

メシエ周辺

20101322:30 月面余経度125.7°

MC127 UW6mm250×)

彗 星の尾のように一方向に光条が伸びるメシエ・クレーターを狙ってみました。直径が小さいので詳細はよくわかりませんが、他のクレーターと異なり、形が楕円 であることはよくわかりました。欠け際に見えているリンクル・リッジは「モーソン尾根」と「ゲーキ尾根」と呼ばれています。その周辺には、溶岩に埋もれた 古いクレーターが浮かび上がっています。

 

 

ガウス周辺

20101121:00 月面余経度100.7°

MC127 UW6mm250×)

久しぶりにMC127を使って観望しました。有名な数学者ガウスの名がつけられた直径177kmの大クレーター、これが今年の初スケッチになりました。火口内部は平原状になっていると言われていますが、中央が山脈のように盛り上がっていることがよくわかります。

 

 

火口列

20101222:30 月面余経度113.6°

コルキット・スピカ Or6mm70×)

1219日の三日月の時に描いた火口列を、逆の位相で眺めてみました。冬にもかかわらずシーイングが良く(というか口径4cmなのでシンチレーションが気にならず)、ペタビウスの中央丘が3つに分かれていることも判別できました。

 

 

  過去のスケッチ

2009年以前