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荒木飛呂彦作品紹介
ここでは荒木飛呂彦氏の短編作品を発表した順に追って紹介してゆきます。
『荒木飛呂彦短編集 ゴージャス☆アイリン』(1987年)
 表題作を含む四つの短編を収録。
 『ゴージャス☆アイリン』は荒木作品には珍しい女性が主人公の物語。アイリーンは一見どこにでもいる少女だがその素性は殺し屋。天涯孤独なため報酬は金だはなく友情によって行われる。化粧をすることによって普段は隠している 殺し屋としての才能を引き出す。残酷で美しい姿が魅力的。

 『魔少年ビーティー』は同名の連載作品の読みきり。無罪で殺人事件の容疑者となった少女を救う「有罪くずし事件」が語られる。連載作品に較べると探偵的要素が強い。事件解決の際の鮮やかな手際は相変わらず。

 『バージニアによろしく』は完全な密閉空間である宇宙船の中に何者かによって爆弾がしかけられる。犯人は犯行を宣告したうえで爆弾にバージニアという名前をつけ乗員にこう告げて通信を絶つ。「『バージニア』ニヨロシク!」。緊迫した場面とストーリー展開の巧みさが目を引く。爆弾より人間の方が恐ろしい、思ったよりも怖い作品。

 『武装ポーカー』舞台はアメリカ、開拓時代の西部。賞金首に掛けられる腕利きアウトロー2人が、銃ではなくポーカーで闘う。勝負は白熱し賭ける金額はしだいに上乗せされてゆく。やがて片方の男からあるとんでもないものを勝負に賭けようという提案がなされる。ポーカーにある、かけ金のつり上げ、ブラフ(はったり)、イカサマを題材にした作品。どんでん返しが痛快な作品。







『死刑執行中脱獄進行中』
 荒木飛呂彦短編集。表題作を含む四つの短編を収録。

 ■『死刑執行中脱獄進行中』

 殺人罪で有罪になった男は奇妙な牢獄に収容される。そこは牢獄に似つかわぬ高級マンションの様な内装がなされていた。不思議に思う男だったが、しだいに謎が明かされてゆく。

■『ドルチ〜ダイ・ハード・ザ・キャット〜』

 大海原の真ん中で一隻のヨットが座礁する。乗員はひとりの男と飼い猫一匹のみ。救助隊を待ちながら続く極限状態の中でしだいに男が恐ろしい本性を顕にしてゆく。

■『岸辺露伴は動かない〜エピソード16・・懺悔室〜』

 事故でひとを死に追いやってしまいその結果呪われてしまう男の数奇な人生を描く。「動かない」というのは岸辺露伴は主人公ではなく物語の本筋から離れたところにいる語り部であることを意味する。

■『デッドマンズQ』

 心の平穏を願って生活する男の行動を追う様に描いた作品。男の死生観、仕事に対する考えが静かに語られる。最後のシーンで男の生業が明らかになり、それ以前の行動がひとつに繋がる。非常におもしろい描かれ方をした作品だ。



『変人偏屈列伝』
 偏屈、奇妙な人生を送った人物の短編伝記。六つの短編を収録。

■史上最強!強打製造機
タイ・カッブ

 23年間連続で打率3割以上を打ち続け、生涯通算打率3割6分7厘という偉業をなしとげた大リーガーの生涯を描く。タイ・カッブは後年まで破られることのない記録を数々作ったが激しい気性のために多くの人から忌み嫌われた。野球での偉業と性格のふた方向からその姿を描く。
荒木飛呂彦:構成、鬼窪浩久:作画

■オリバー君を仕掛けた世紀の興行師
康芳夫

ネッシー探検隊、アリ対猪木など奇想天外な興行で世間を沸かせた男の心中を描く。自らを「虚業家」と称する興行師の価値観、世界観が垣間見える。
荒木飛呂彦:構成、鬼窪浩久:作画

■実在した究極の選択
腸チフスのメアリー

メアリー・マロンはチフス菌の保有者ながら発病しない体質の持ち主。菌保有者のために行く先々で腸チフスの感染者を出して歩く彼女に世間は彼女を「アメリカで最も危険な女」と評して恐れた。腸チフスを保有しながら賄い婦という職に執着し続けたひとりの女性の物語。
荒木飛呂彦:構成、作画

■未亡人が増築し続けた謎の館
ウインチェスター・ミステリー・ハウス

富豪の未亡人が終生増築を続けた館の物語。その館は迷路のように作りあげられ、最終的には部屋数160、2000枚のドア、10000枚の窓、47の暖炉、40の階段となった。ウインチェスター・ミステリー・ハウスは現在はカリフォルニア州歴史的名所として定められている。
荒木飛呂彦:構成、作画

■誰も知らない兄弟
コリヤー兄弟

ふたりの兄弟が揃って自宅の屋敷に引きこもってしまった様子を描く。コリヤー兄弟に近づこうとする者の視点で描写された物語。
荒木飛呂彦:構成、鬼窪浩久:作画

■エジソンを震えあがらせた大天才
ニコラ・テスラ

エジソンと同時代に活躍した発明家の生涯を描く。エジソンに憧れアメリカに渡るがテスラの傑出した才能にエジソンは恐れを抱き、やがて反目し合うようになる。交流電流を発明し世界を驚嘆させる。大天才ながら球状の物体に過度の恐怖を抱くなど変わった点も多かった。
荒木飛呂彦:構成、鬼窪浩久:作画



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