日本のことわざ





































■ や ■


 焼き餅焼くとて手を焼くな(やきもちやくとててをやくな)

他人をうらやんだりねたんだりすると、結局は災いを自分に招くことになるから、過ちのないようにしなければならない。


 約束は遅く履行は早くなせ(やくそくはおそくりこうははやくなせ)

相手と事がらを取り決めるときは、多少遅れても注意深くし、それを実際に行うときには早く確実にすることが大切である。


 薬籠中の物(やくろうちゅうのもの)

その人にとって、なくてはならない(頼りにしている)人のこと。また、いつでも自分の思いどおりに利用できる物のこと。(薬籠は、腰に下げる小さい薬箱)


 焼け石に水(やけいしにみず)

熱く焼けた石に少しぐらいの水をかけても冷えないように、少しの量や苦労では、何の役にもたたないこと。


 安かろう悪かろう(やすかろうわるかろう)

値段が安いのがとりえで、品物は良くない。安物だから品が上等でなくても仕方がない。


 安物買いの銭失い(やすものがいのぜにうしない)

値段の安い品物は粗末で品質が悪く、長持ちしない物が多いから、かえって高くつく。


 痩せ我慢は貧から起こる(やせがまんはひんからおこる)

じっと我慢して苦しみや不自由をたえるのも、貧乏であるためで、生活に困らなければ無理にがまんするようなこともない。


 痩せても枯れても(やせてもかれても)

身分や生活状態が下がって、どんなにみじめになっても。


 柳に雪折れなし(やなぎにゆきおれなし)

ヤナギは柔らかいので、降り積もった雪の重みで枝や幹が折れることはないことから、柔軟(しなやか)なものは、強くてかたいものより、かえって物事に持ちこたえることができる、ということ。


 柳の下にいつも泥鰌はいない(やなぎのしたにいつもどじょうはいない)

一度うまくいったからといって、いつも得をするとは限らない。


 藪医者の病人選び(やぶいしゃのびょうにんえらび)

へたな医者にかぎって、病人の中から自分の手で処置できそうな患者を選ぶ、ということから、手際の悪い者はとかく仕事を選り好みする、ということ。


 藪から棒(やぶからぼう)

突然に物事をおこなうこと。


 藪をつついて蛇をだす(やぶをつついてへびをだす)

よけいなことをして、思いがけない災いを受けること。必要もないことをしたために、面倒なことを引き起こすこと。藪蛇(やぶへび)とも言う。


 病は気から(やまいはきから)

病気がよくなるのも悪くなるのも、心の持ち方しだいである。


 病は口より入り禍は口より出づ(やまいはくちよりいりわざわいはくちよりいづ)

病気は、暴飲暴食など、飲食が原因で起こることが多く、災いは口(言葉)を慎まないことによって引き起こされることが多い。


 山高きが故に貴からず(やまたかきがゆえにたっとからず)

山が尊いのは高くそびえているためでなく、景色がすぐれていることにもよる。物事は見かけに内容(実質)がともなわないと、値うちがあるとは言えない、ということ。


 山高く水長し(やまたかくみずながし)

君子の、徳が優れていることを、山が高くそびえ川が長々と流れるのにたとえている。


 已む身より見る目(やむみよりみるめ)

病気の人の苦痛にも増して、そばで世話をしている人はもっと辛いということ。


 病め医者死ね坊主(やめいしゃしねぼうず)

医者は人が病気になるのを願い、坊主(僧)は死人が出るのを願っている。自分の利益のためには、他人の不幸などかまっていられない、ということのたとえ。


 病んで医を知る(やんでいをしる)

病気になってはじめて医療に関心を持つようになる。必要を感じないときには気にもかけない。

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