日本のことわざ





































■ ま ■


 蒔かぬ種は生えぬ(まかぬたねははえぬ)

タネをまかなければ芽が出ないように、原因がなければ結果は生じないということ。


 枕を高くして寝る(まくらをたかくしてねる)

気がかりなことがなく、穏やかな気持ちで安心して寝る。


 負け惜しみの減らず口(まけおしみのへらずぐち)

負けた(失敗した)のをくやしがって、理屈をつけて人に憎まれるようなことを言うこと。


 負けるが勝ち(まけるがかち)

無理して争うのはやめて、相手に勝ちをゆずるほうが、結局は自分に有利な結果になる。


 馬子にも衣装(まごにもいしょう)

馬子のような、馬を引く職業の人でも(どんな人でも)身なりを飾れば立派に見えるということ。


 正宗も焼き落つれば釘の価(まさむねもやきおつればくぎのあたい)

優れた名高い刀も、火事などで焼きくずれてしまえば役に立たないので、たかがクギぐらいの値うちしかなくなる。すっかり衰えて威力を失うことのたとえ。


 勝るを羨まざれ劣るを卑しまざれ(まさるをうらやまざれおとるをいやしまざれ)

他人が優れているのを見て、自分もそうなりたいと思うこともなく、自分より劣るからといってバカにするというわけでもない。自分なりにベストをつくせばそれで良いという気持ち。


 升で量るほどある(ますではかるほどある)

量が非常にたくさんあること。


 待たぬ月日は経ち易い(またぬつきひはたちやすい)

期待して楽しみにしているときは、その日が早く来ないかと待ち遠しいけれども、あてにして心待ちにすることもないと、月日の経つのは早いように感じられる。


 真っ赤になる(まっかになる)

怒って、あるいは恥ずかしがって顔を赤くする。


 待つ間が花(まつまがはな)

そのときになってみれば大したことではないにしても、あれこれと思い巡らして待っているうちが、もっとも楽しい時である。


 待つ身より待たるる身(まつみよりまたるるみ)

早く来ないかと、今か今かと待っている人はイライラして落ち着かないが、来るのを待たれている人は、よりいっそう気がもめるものだ。


 待てば海路の日和あり(まてばかいろのひよりあり)

今は思うようにならなくても諦めずに待っていれば、そのうちに幸福・幸運がやってくる。


 学ぶ門に書来る(まなぶかどにふみきたる)

学問をする人の家には自然に書物(本)が集まる。そのことをいつも心がけている人には、好機が多く訪れる、ということ。


 学べば即ち固ならず(まなべばすなわちこならず)

学問をすれば知識が開けて、すべてに穏当でかたよらず、頑固さがなくなってくる。


 眉に唾をつける(まゆにつばをつける)

だまされないように用心する。


 眉を開く(まゆをひらく)

心配なことがなくなって、ほっと安心する。


 丸い卵も切りようで四角(まるいたまごもきりようでしかく)

言おうとしていることは同じでも、話し方によっては相手の感情をとがらせたり、また、気分をやわらげることにもなる。


 真綿で首を締める(まわたでくびをしめる)

ズバリ言わずに、遠回しに非難すること。また、段々とゆっくり責めること。


 満を持す(まんをじす)

弓を十分に引きしぼって構えるということから、いつでも取りかかれるように準備を整えて、機会が来るのを待つこと。

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