日本のことわざ





































■ く ■


 食うだけなら犬でも食う(くうだけならいぬでもくう)

何もしないでただ食っているだけでは犬と同じで、人間の値打ちはない。


 空中楼閣(くうちゅうろうかく)

大空の中に、高く立派な建物を建てるようなもので、あれこれと思いめぐらしても実現するはずがないことのたとえ。


 臭いものに蓋をする(くさいものにふたをする)

みっともないことや不正の事実を隠して、その場だけ人に知られないようにすること。


 腐っても鯛(くさってもたい)

色彩や味が良く、魚類の主といわれるタイは、少々いたんでもある程度の値打ちがあるように、良いもの(優れているもの)は、少しばかり悪くなっても(劣った状態になっても)その価値を失わないということ。


 愚者も一得(ぐしゃもいっとく)

愚かな人でも、色々な考えの中にはいくつかの良いものがある。


 薬九層倍(くすりくそうばい)

薬の値段は原価にくらべて非常に高く、不当な利益を得ているということ。


 口から先に生まれる(くちからさきにうまれる)

口先の達者な者、口かずが多い者をあざけって言う。


 口三味線に乗せる(くちじゃみせんにのせる)

口で三味線(しゃみせん)の音色や曲をまねることから、語る言葉で人をだますこと。


 口も八丁、手も八丁(くちもはっちょう、てもはっちょう)

しゃべることもすることも、普通の人より優れていること。


 靴を隔てて痒きを掻く(くつをへだててかゆきをかく)

靴の上からかゆい所をかくように、思うようにならずじれったいこと。


 雲をつかむよう(くもをつかむよう)

はっきりせず、つまみどころがない。または、要領を得ないことのたとえ。


 暗闇の鉄砲(くらやみのてっぽう)

どうなるかを考えずに事をおこなうたとえ。


 車の両輪(くるまのりょうりん)

車は二つの車輪が一緒になってはじめて使い物になることから、たがいに密接な関係にあることのたとえ。


 群盲象を評す(ぐんもうぞうをひょうす)

大勢の盲人がゾウをなでまわして、互いに自分が触った部分だけでそれがゾウだと思いこむように、平凡な人が大人物や大事業を批評しようとしても、一部分にとどまって、全体を観察することはできないということ。

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