日本のことわざ





































■ ほ ■


 傍若無人(ぼうじゃくぶじん)

人に気がねなどせず、自分の思いどおりに行動すること。人がいても平気で勝手な振る舞いをすること。傍らに人無きが若(ごと)し。


 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い(ぼうずにくけりゃけさまでにくい)

その人が憎らしくてたまらないと、その人に関わりがあるものは何から何まですべて憎く思う。


 棒に振る(ぼうにふる)

努力や苦心のかいがなく、むなしく終わる。


 棒ほど願って針ほど叶う(ぼうほどねがってはりほどかなう)

こうしてほしい、こうありたいと思っても、望みどおりになるのはほんの一部にすぎない。


 星に起き月に臥す(ほしにおきつきにふす)

朝早く起き、夜は遅く寝ること。


 星を戴いて出で星を戴いて帰る(ほしをいただいていでほしをいただいてかえる)

まだ星が見える夜明け前に家を出て、夜空に星が輝くころになって帰る。(仕事に励んでいるという意味)


 臍を固める(ほぞをかためる)

心を決める。決心する。


 臍をかむ(ほぞをかむ)

及ばないことを悔いる。後悔する。


 仏作って魂入れず(ほとけつくってたましいいれず)

一通り出来上がってはいるが、一番大切な点が抜け落ちているということ。


 仏の顔も三度(ほとけのかおもさんど)

仏様でも三度殴ると腹を立てる、ということから、どんなに思いやりがある人、穏やかな人でも、何度も嫌なことをされると、しまいにはムッとして怒ることがある。


 仏ほっとけ神構うな(ほとけほっとけかみかまうな)

神や仏を信仰するのはよいが、深入りするとかえって精神が乱れることさえあるので、ほどほどにしておくのがよい。


 仏も昔は凡夫なり(ほとけもむかしはぼんぷなり)

仏教を聞いた釈迦も、もとは普通の平凡な人間にすぎなかった。


 骨折り損のくたびれもうけ(ほねおりぞんのくたびれもうけ)

苦労して力をつくしても、疲れるだけでなんの得(効果)もないこと。


 誉人千人悪口万人(ほめてせんにんわるくちまんにん)

偉い、立派だ、美しいなどと誉めて良く言う人が少ないのにくらべて、悪く言う人のほうが世間には多い。


 蒲柳の質(ほりゅうのしつ)

体が弱くて病気になりやすい体質を、カワヤナギ(蒲柳)の葉が秋に早く落ちることにたとえている。


 惚れた腫れたは当座のうち(ほれたはれたはとうざのうち)

好きだ好きだと甘えているのは結婚したてのころ少しの間で、やがて生活の苦労のために、そんな甘いムードにひたってはいられなくなる。


 ぼろを出す(ぼろをだす)

隠していた欠点(失敗)が現れる。


 盆と正月が一緒に来たよう(ぼんとしょうがつがいっしょにきたよう)

大変忙しいことのたとえ。また、めでたいこと(幸運)が重なることのたとえ。


 煩悩の犬は追えども去らず(ぼんのうのいぬはおえどもさらず)

いくら追い払っても離れずに、うるさくつきまとう犬のように、心を悩まし身をわずらわす迷いの心は、人に付いてまわって離れない。

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