EF65PF後期型のヒサシ修正&前面手すり装着



上が永大キハ28、下がTOMIXキハ58

*別にそのままでもよかったんだけど。。。
永大製のキハ28とキハ58を偶然手に入れたのですが、
キハ58のクーラーになぜか赤マジックの色入れがあったので、ユニクリーナーで目立たなくしていました。
しかし永大製品の塗装は弱く、ユニクリーナーでもグレー塗装の一部が剥げてしまったんです。
それを見て思いました。

「TOMIXキハ58系のクーラーを使えないかな」

TOMIXキハ58系と比較してみたところ、さすがにTOMIXのクーラーはスッキリと精密にできています。
しかし永大のクーラーも、ややモールドがゴツイという以外は不満はありません。
本当は妙な色差しがなければ、このまま使いたかったところですが・・・

さて、知る人ぞ知る、TOMIX補修用パーツの在庫はピカ一の某模型屋に行った私。
果たして、キハ58用クーラーの在庫があったので、早速手に入れ、クーラー交換と相成りました。


箱の手前左が永大製品についているクーラー(網部分に赤マジックが。。。)
右はTOMIXのクーラー。

*永大クーラーを取り外す
製品のクーラーは屋根にはめ込んであるだけなので、つまんで持ち上げれば簡単に外すことが出来ます。
ところがキハ28の方は・・・・裏から接着剤が流されていました。
簡単に取り外せる=すぐに取れてしまうということで、前オーナーが接着したのでしょう。
しかしそのために屋根を外そうとして、妻面に傷をつけてしまったようです。
どんな接着剤を用いたのかわかりませんが、
無理に捻ると、差込部分が折れて残ってしまったので、ピンバイスを用いて穴を開け直しておきました。

クーラーを取り外し、TOMIX製と比較してみると・・・
永大製は黒樹脂をグレー塗装しているのに対し、TOMIX製はグレー樹脂の無塗装でした。

*パーツと屋根の加工
基本的には両車とも屋根の穴に差しこむ構造で、同じなのですが、
TOMIXクーラーの裏には出っ張りがあり、そのままでは永大屋根の上に出ている部分と干渉します。
そこで、TOMIXクーラーの裏側出っ張りをカッターでそぎ落としました。
これでTOMIXのクーラーを永大屋根に取り付けられるようになりますが・・・
TOMIXクーラーの材質の方が薄いようで、クーラーの高さが低くなってしまうのです。
そこで続いて、屋根の出っ張りに、0.3mmプラ板から切り出した小片を貼り付け、高さを稼ぐことにしました。
この上にクーラーを接着すれば、ちょうどいい感じの高さになります。


左写真:TOMIXクーラーの裏側の出っ張りをそぎ落とす
右写真:永大屋根のクーラー取付位置にプラの小片を貼り、高さを稼ぐ

ちなみに接着剤は、20年以上も前に購入した、アクリル用接着剤を用いています。
アクリル、スチロール、ABSなどの樹脂を溶かして接着する接着剤で、
樹脂を溶かすため、完全に密着させないと接着しないことに注意すれば、
完全に固着するまで多少の融通が利くので、瞬間接着剤よりも便利です。

永大の屋根、TOMIXのクーラー、プラ板は、見事に溶着してくれました。
尚、モハ103の屋根交換でプラ板を接着する際、KATOの屋根も接着できる事を確認済みです。

昔買ったので、今もこのパッケージかどうかわかりませんが


*ついでにウェザリング、そしてドキドキ
これで工作は終わりです。
クーラーが一直線に揃うこと、水平に接着することに注意すれば、特に難しいことはありません。
しかし残念な事に、交換しても、TOMIXのパーツと永大の屋根の色が似通っており、
交換した効果を実感できないのです。。。。


クーラーを交換した永大製キハ28(手前)とキハ58。交換したと言われなければ気づかない?
キハ28の妻面には、前オーナーが屋根を外すときに付けたと見られる傷痕が。。。

そこでせっかくのTOMIXの素晴らしいモールドを際立たせるため、
クーラーの上面ファン部と側面ルーバーに、艶消し黒のエナメル塗料を流し込んでみました。
多少はみ出し気味に流し、乾燥後に余分な部分をエナメルシンナーで拭き取ります。
通常はこれで上手く行くのですが・・・・永大の塗装の弱点がここでも露呈!
なんと、側面のオレンジ部分に垂れたシンナーで、塗装が簡単に溶けてしまいました!
幸いほんのちょっと溶け出しただけですが、永大製品の塗膜には、ほんとにハラハラさせられます。。。
単に保存していただけで塗膜が傷んだとか、
クリーナーで拭いただけで塗装が剥がれたとか、
トラブル事例はいろいろ聞きます。

クリアスプレーでも吹いておいた方が、安心かもしれませんね。

墨入れにより、ディテールが際立ったクーラー