TravelでのTrouble交換所 ('90〜'95)

 

旅先で体験した「困った事」「ビックリした体験」など、交換しませんか?

世界中には納得いかない事や、日本人の常識では考えられない事がたくさんあります。

ガイドブックには載っていない、あなたの体験を教えて下さい。


      

<イタリア:交通事情>

'95年5月、ローマにて by linlin

 

出発前から気を付けていたのに…、やっぱりローマの空港で「白タク」に乗ってしまった。確かに、空港からホテルまではタクシーで行くつもりだったが、タクシースタンドを探す間もなく、捕まった。

訳のなからないIDカードを見せ、「両替はこっちだ!」と案内、車まで行くとちゃんとドライバーは別にいて、助手席にその男が乗り込んだ。もちろんメーターはなく、結局1.5倍くらいの料金を取られた。料金よりも何よりも、訳の分からない所に連れて行かれて、身包みでもはがされたら大変だな〜。助手席の男は、こちらが不機嫌なのを感じ取り、必死に通りや建物の説明をしていたが…初めてじゃないんだけどな〜、ここに来るの。やっとホテルに着いたら、自分の乗ってきたBAのキャビンクルーたちがチェックインしていた。これって、回られたってこと?

 

 

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<イギリス:詐欺男>

'95年5月、ロンドンにて by linlin

  

まさか、私がロンドンで…ということに引っかかってしまった。場所は、ピカデリーサーカスからピカデリー通りを行こうと、横断歩道を渡ろうとした時だ。(フォートナム&メイソンに行く通り)。初老のおじさんが「写真を撮ってあげる」というではないか。「日本人の友達も多くて、ほら、こんなに送ってあげてるんだ」とアルバムを見せられた。確かに、ありがとうという手紙も持っている。(撮るなりお金を要求するに決まってるな…)と思いつつ、あっという間に写真を撮られてしまった。それも10ポンドといわれ、大声で文句を言ったが、写真を変なことに使われてもいやなので5ポンド払った。どうでもいいやと、住所はめちゃくちゃを書き、その場を離れた。

そしたら…、最近、そのおじさんだか、同業者だかに引っかかったという話があちこちで聞かれる。ロンドンに関するHPやMLを出している人は、必ずといっていい程その話題に触れているではないか!知っていたら、「こっちをバックに撮って!」と、ポリスのいそうな所に連れて行き、突き出してやったのに。とっさには、なかなか対応できないことですね、この手のことは。「次回は必ず捕まえてやる」と思っていますが、その後3年連続でロンドンに行ったけど、遭遇しない。手口がバレ過ぎたのかなぁ…。旅先で一般人(ま、その手のプロだろうけど)にだまされたのは、初めて。それも、大〜好きなロンドンで…。

 

 

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<イギリス:ブリティシュレイルにて>

'90年4月、ロンドンにて by linlin

 

ボクシング(タイソンの東京ドームでの試合)の仕事で知り合った、当時イブニングスタンダードのスポーツコラムニストであった、Mr.Aの家に1ヶ月ほど下宿させてもらい、ピカデリーの語学学校インターナショナルハウスに通っていた頃の話。

 

Mr.Aは再婚したばかりで、自分の古い家は仕事場にしていて、私が学校に行っている間に来て仕事をし、夕方には奥さんが持っていた方の家に戻ると言う生活だったので、下宿といってもHomeStayで、朝晩のご飯が着いているわけではなかった。Mr.Aは、私のことを「ロジャー」(=lodger)と誰にでも紹介した。なんか「ラジャ!」って掛け声みたいだな〜と、呼ばれるたびに思っていたが…。

 

土曜・日曜は、家を出て独立している息子達が、ロンドンに出て来て、お父さんの古い家に寄ることがあり、おちおちくつろいでも入られないので、その日は昼前の列車でビクトリアまで出て、ロンドンを歩き回ろうと決めていた。

最寄りの駅は、ビクトリアから南に3つ目。昼間は、1時間に数本しか便がなく、頃合いを見て家を出て駅に向かう。

ほぼ、時間通りに列車が入ってきた。ロンドンの中心を走るTube(地下鉄)とは異なり、手で扉を開けなければならないので、「窓際(つまりは自分が乗る所)に、あまり人の乗っていない所を見つけ、出来れば他の人が開けてくれた扉の所から乗りたいな〜」といつもながらブツブツ言いつつ、キョロキョロしながら狙いを定めた。

乗り込む人が少なかったので、自分でドアを開ける羽目になったが、丁度空いている所を見つけ「ああよかった!」と体を車内に入れたとたん…。靴が片方脱げた。それも…、列車とホームの間におっこちていってしまった。次の電車まで30分はあるな…と思ったが、仕方なくホームにおり、電車を見送ることにした。

が…、1時間に2本あるかないかの時間帯に、ホームに残っているのはとっても不自然であり、列車に乗っているお客さんからも、車掌さんからも、そして、駅員さんからも「あれ〜?」という視線を浴びせられたのだ。

仕方なく、駅員さんに「靴を落としたから、列車がでたら拾ってね」といったら、それを聞いた車掌さんが、すでに長い棒切れを持って向かってくるではないか!さらに、さっき私が乗り込もうとした所の乗客が、大声で「ここ!ここ!」と指差している。

「あ、後ででいいですから、早く出発して下さい!」と言っても誰も聞いてくれない。日曜の昼どきに都心に向かう客なんて、急ぎの人なんていない様だ。どうもみんな夕食時の「話のネタ」が出来たと嬉しそうだ。

いくら乗客の少ない列車でもロンドン行きだし、それなりに人は乗っていたわけで…、恥ずかしくて顔を上げれなかったほどだ。棒で靴を拾い上げた車掌さんからは「よかったね、シンデレラ!」と呼ばれた私。

 

ロンドンに行く日本人は、観光や留学などで多いだろうけど、列車を止めたのは私ぐらいだろうと思うな。
だって、「私も止めたよ」って人、他に知らないもの!私はシンデレラなんだぞ〜!

 

 

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