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ゾンカ紹介

ここでは、ブータンの国語ゾンカを紹介します。
ただし、私自身がしゃべることが出来るゾンカなんて市場で買い物するときくらいの言葉しかないので、ほとんどを書籍などから持ってきた内容です。
また、その書籍も英語の物しかないので、英語力も貧しい私が理解した内容は間違いがある可能性大。内容はかなりいいかげんかもしれないので、御注意願います。

単語編

 

基本的に、日本語の単語にゾンカ表記の画像と読みを並べて表示。読みについては、ローマ字表記は参考文献などの文字情報によるもので、カタカナ表記は実際に私が聞いた記憶がある場合、最も近いと思えるようなカナ表記を加えました。音声がある場合は、読みの所に音声ファイルへのリンクを張っています。また、その言葉に関する補足説明があれば、下に加えました。

0.準備と概要(は以下の通りです。)

1.文字・数字

2.あいさつなど

3.これ・あれ・彼

4.質問

5.食事系

6.病気系

7.体

8.数・時・期

9.星・地球・天気

10.動植物

11.服飾・色

12.場所・方向

会話編

ゾンカのカタカナ表記に同じ内容の音声ファイルへのリンクを張ってます。その下に日本語訳を付けました。なるべくゾンカの単語と同じ順番に言葉を並べるようにしたので、変な日本語になってる部分もあるかと思います。

1.はじめに。基本?

2.市場にて。

3.食堂で。

4.病院に行く。

5.散歩中。

6.奥様とお手伝いさん。

7.服の買い物。

0.準備と概要

ここでは、ゾンカに関する基礎知識的なことや、ゾンカに関するツールを紹介します。

ツール

ゾンカフォント(Windowsのみ) Drag.zip(26.9Kb)

ゾンカのTrueType フォント ファイルです。上のリンクがフォントファイルへのリンクになっています。拡張子がTTFのファイルがアップロードできなかったので、zipに圧縮しています。使用前に解凍してください。
Windowsの場合、クリックでダウンロードが始まると思うのですが、リンクを右クリックして「対象をファイルに保存」でもダウンロードできると思います。保存場所は忘れないようにお気をつけて。
その後は普通のフォント同様にインストールしてください。私のWin98の場合は、コントロールパネルにある「フォント」を開き、「ファイル」の「新しいフォントのインストール」で、ダウンロードしたファイルを選択してインストールします。他でも似たような手順だと思います。
このフォント、何か理由があると思うのですが、異常に小さい文字が出来ます。他の文字とあわせて表示させるには、フォントサイズを48とか72とか、普通使わないくらい大きく設定する必要があります。ちょっと使いにくいです。

ゾンカフォントのキーボード配列 DzongkhaKey.gif(23.9Kb)

上記のフォントを使うためには必須です。これを見ながらタイプに挑戦してください。
上の段が通常で、下の段がShift時です。もともと日本語キーボード用では無いので、不完全な部分があるのは御容赦ください。

ゾンカ概要

基本的な所は「ブータンあれこれ」の、「1.ブータンの概要」で解説していますので、その続きの紹介をここで行いたいと思います。

日本語と似ている?

ブータンと日本が良く似ていると言われる理由の一つとして言葉が似ているという事について良く言われます。数字の発音がよく挙げられるようなのですが、それ以外でも、文法もよく似ているように感じます。
たとえば、「あなたの名前は何ですか?」は、ゾンカでは「チェ(あなた)ギ(の)ミン(名前)ガチ(何)モ?(か?)」となります。単語の並びが全く同じです。これが英語なら「What is(何)your(あなたの)name(名前)?」ぜーんぜん違います。比べたら日本語と似てるなあ。と思います。
この辺の文法は、ネパール語やヒンディー・チベットの言葉も似ているようです。

もう一つ日本語と似ていると思ったところ。
疑問や敬語の表現方法です。疑問は語尾に「モ」を付けます。日本語の「か」に似ています。敬語は語尾に「ラ」を付けます。本当はもっとややこしいルールがあるかもしれないのですが、とりあえず「ラ」を付けていればOKとのこと。日本語だと「です」「ます」などにあたるのではないでしょうか。
英語などでは敬語表現と言うと遠回しに言ってみたり言いまわしを替えることで行っているようですが、こうだというような明確な手法はないのではないでしょうか。

単語や発音などはとんでもなく違うのですが、文法など基本的な所に共通点を見つけると、本当に似ているなあ。と感じます。

文字は?

文字は、チベット文字とほとんど同じというか、チベット文字を利用して表記しているのではないかと感じます。
ブータン人に、ゾンカ文字は表音文字か?と質問しても、大体はそうだよ。って感じの答えしか返ってきません。チベット文字でゾンカを表現しようとしても100%表現しきれずに、部分的にはややこしい手順を踏んで矛盾点を克服して何とか表現しているのではないかと勝手に想像しています。
ともあれ、ゾンカ文字はチベット文字とほとんど同じで、基本的には表音文字なのですが、完全な表音文字ではないという物のようです。

発音

発音は日本語とはかけ離れています。
「カ」が3つあったりするので、日本語の「か」を説明すると、それはどの「カ」だ?なんて質問されて、同じだと答えても納得してもらえず苦労したと言う話もあります。まあ、日本語に置きかえればその発音は「し」と「ち」と「き」のどれですか?なんて言う質問に、どれでも同じだと答えられるような物ですから、理解できないのも当然ですが。
そんな感じで、ブータンの50音表は日本の物とは全く異なります。

国語と言っても…

さて、ブータンの国語であるゾンカですが、国語と言っても共通語ではありません。ブータン国内では首都ティンプー・プナカ・パロ・ハなどの西部地域の言葉です。タシガン・モンガル・ブムタンなどの地域ごとにそれぞれの言葉がありますが、日本の方言などとは異なり、たとえばゾンカはチベット系の言葉ですが、シャショッパはビルマ系であるなど、基になる言語の系列から違う言葉だそうです。
という事で、ゾンカが話せるようになっても東部や中部ブータンに行った時にはほとんど使い物になりません。学校で教えているので学校を出た公務員などは話せるのですが、そう言う人達は英語での授業を理解して卒業した人たち。英語も通じます。
ですから、もともとゾンカが話されない地域においては、いくら国語とは言え英語と同じ程度の通用度です。そう言うことで、元々ゾンカが使われていない地域に行くには、その地域の言葉がわからないのであれば英語だけ勉強してもゾンカと英語両方勉強してもそんなに変わらないという事になります。
ブータンの新聞クェンセルにおいては、ブータンで使われている3種類の言葉(ゾンカ・ネパリ・英語)のものが発行されていますが、ゾンカ以外のブータンの言葉は文字を持たないので新聞では使われません。
ラジオに関しては、ゾンカ・シャショッパ・ネパリ・英語で放送されています。テレビは、私は見ていないのでよく分かりませんが、ゾンカと英語の放送は確認しましたが、その他の言葉は未確認です。放映地域によってその土地の言葉で放映されているのかもしれません。

ということで、約60万人(と言う説が最も有力)のブータン人の全てが知っているわけではない国語、ゾンカですが、それでも西部地域などの元々ゾンカが使われている地域で使うと非常に喜んでもらえる言葉でもあります。

上の目次にあるページからこのゾンカを具体的に紹介していきます。

一気には無理だったので少しづつ内容を追加していって、いつかは大きな辞書のような物になれば良いと思っています。
最後に、参考(予定)文献を以下に紹介しておきます。

Text book of spoken Dzongkha  JOCVブータン
Dzongkha handbook  町の本屋で購入。製作者不詳。たぶんブータン政府のどこか。
Introduction to spoken Dzongkha  海外ボランティアなどの長期滞在者向けテキスト。著者はBarbara Lhendup。
海外ボランティアなどの長期滞在者向けオリエンテーションで配られたゾンカ勉強用テープ。 政府が作成のはず。

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