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私RS修平と寿庵皆男は、Player2004年9月号の特集記事作成に関してレーナード・スキナードの3人のギタリストの使用機材についての取材を受けました。今月はその取材では全く触れることの無かったレオン・ウィルクソン氏のJazzBassにスポットをあててみました。 レオン・ウィルクソン氏は時期によって色々なベースを使用していますが、もっとも印象的なのは白のJazzBassだといえるでしょう。上の画像は1976年6月のフォックス・シアターでの一枚です。レオン氏はこの時のライブアルバム「One More From The Road」の裏ジャケットにも写っている、彼のトレードマークとも言える白のJazzBassを抱えています。 |

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さて遡って71〜74年頃までのレオン氏のメインベースは64〜65年製のGibson ThunderbirdIIであり、「SECOND HELPING」のレコーディングにも使用していたようですが、ジェットグローのリッケンバッカー4000を使用している画像も存在します(画像左)。 エド・キング氏在籍時(74〜75年頃)のステージでは50年代初期のオリジナルプレシジョンベースをメインに使用していたようですが(画像右)、この他にもジョン・エントウィッスル風にメイプル1ピースのプレシジョンベース用ネックを付けたノンリバースの黒いThunderbirdを使用している映像が確認されています。 |
| エド・キング氏在籍時の3枚目のアルバム「Nuthin' Fancy 」のレコーディング風景と思われる上の画像では剥ぎナチュラルのJazzBassを弾いているのが確認できます。おそらくこれはエド・キング氏がFirstアルバムのレコーディングで使用した65年製のJazzBassだと思われます。(左後ろの遮音板の影にはエド・キング氏のものと思しきストラトが見えます。) |
| この剥ぎナチュラルの65年製JazzBassはエド・キング氏脱退後はレオン氏のメインベースになるのですが、エド・キング氏ご自身のHPにこう書いてあります。「あのJazzBassは自分が脱退した後にレオンが使っていたが、ステージ上でFreeBirdを演奏中、パフォーマンスの一環として壊すようにとロニー・ヴァン・ザントから要求され、レオンは相当嫌がったが結局ロニーの指示に従ったようだ。」 |
| その剥ぎナチュラルのJazzBassに代って76年頃からのメインベースとなるのがレオン氏のトレードマークとも言える白のJazzBassです。左の画像はフォックスシアターの楽屋だと思われますが、右手前にオリジナルプレシジョンベース、左奥には白のJazzBassが並べられています。このJAZZBASSですが、右の画像で見るとピックガードがベッコウではなく黒い1プライのものに交換されています。ブリッジとリアPUの間にはアース線が出ていませんし、リアPUの位置から64年〜70年までのJAZZBASSだということが判ります。ネックを見るとドットマーカーなので、てっきり64〜65年製のJAZZBASSかと思いきや・・・ |


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ヘッドのロゴを良〜く見ると、なんとJAZZBASSではなく、PRECISION BASSのトランジションロゴです。中央の画像が62年製JAZZBASS、右端の画像が66年製PRECISION BASSのヘッドですが、ナットの幅を見ても幅の狭いJAZZBASSのAネックではなく、プレシジョンベースのCネックのナット幅のようです。 おそらくレオン氏は64〜70年頃のJAZZBASSのボディに65〜68年頃のプレシジョンベースのネックを取付けていたのではないかと推測出来ます。 |
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76年8月以降は、白いJAZZBASSと共に1977年1月の来日時にも使用していた指板にミッキーマウスを象ったインレイを施した65年以降のノンリバースのThunderbird(サンバースト)を使用していました(画像左)。 1998年に発売された「Lyve from Steel Town」のジャケットには同じくミッキーマウスのインレイが施された白?のノンリバースのThunderbirdが掲載されていますが、ピックガードやピックアップも改造してあるようですし、前述のベースをリフィニッシュしたものなのか、別の個体なのかは判りません(画像中央)。 また、再結成後は白いボディーカラーが鮮やかなカスタムメイドのJAZZBASSモデルを使用していました(画像右)。 1999年12月に病気で倒れたレオン・ウィルクソン氏は2001年7月27日、ロニー、スティーブ、キャシー、アレンのもとへ旅立ちました。(合掌) |
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たびたび言うようにレーナード・スキナードの使用機材についての情報はあま
りにも少なく、残された数少ない写真や映像から分析するしか術が有りません。その上、アレンやゲイリーに比べてレオンの画像や映像は更に少ないため、詳細を解明するのは極めて困難です。 恐らく今月の特集も興味がある方は少ないでしょうが(笑)、今後とも探究し続けていく所存です。 |