今月の特集はアレン・コリンズ氏追悼特集です。管理人の執筆です。

<特集No.13 アレンのFirebirdの全貌が明らかに!!>

レイナード・スキナードのギタリストである故アレン・コリンズ氏の使用ギターとして有名なのは自らの手でショートバイブローラを 取り付けた1958年製エクスプローラですが、1976年3月にエクスプローラを入手し、1976年8月からステージで使い始めるまでは GIBSON Firebirdがメインギターでした。
そのFirebirdに関しては資料も少ないため実態が明らかではありませんでした。
今月の特集では数少ない資料映像を参考にしてアレン氏のFirebirdの謎を解明してみます。
アレン氏が使用していたFirebirdは時期によって下記の4種類の仕様が確認できます。 これらの事実から推測すると少なくとも3本は存在していたようです。

Firebird機椒侫蹈鵐硲丕奸淵┘團侫ンミニハム)+ビブラート(詳細不明)+リアPUをP90に交換
Firebird機椒侫蹈鵐硲丕奸複丕坑亜法椒咼屮蕁璽函幣楮拮毀澄法椒螢■丕佞P90に交換
Firebird掘椒螢■丕佞鬘丕坑阿妨魎后1volume,1toneに変更、バダスブリッジに交換
Firebird掘楞宛紕丕佞Dimazioに交換(のPUを交換したモノであると推測されます。)


1973年〜1975年エド・キング氏在籍時のメインギター


これはエド・キング氏在籍中にアレン氏がメインで使用していたヘッドに白い縁取りがあるFirebird気任后
(縁取りだけでなくヘッド裏側からネックの途中までが白く塗装してあるようです。) Firebird気箸いΔ隼愴弔離丱ぅ鵐妊ングは無く、1ピックアップという仕様であるはずなのですが、 このギターにはフロントPUとビブラートが追加されています。



アレン氏のFirebirdのリアPUはエド・キング氏のSGと同じくメタルカバーのドッグイヤーP90に交換されています。 ビブラートユニットは何のモノなのか確認できておりません。 (この長いアームのみ1977年7月には58年製Explorerに移植されているのを確認しました。)



よく見るとフロントPUはFirebirdのミニハム(P720)ではなく エピフォンに付いているアジャスタブルポールピース付きのようです。 さらに黒いエスカッションが付いているように見えます。
コントロールはFirebird汽リジナルのままの1volume,1toneです。


1973年〜1975年エド・キング氏在籍時のサブギター


これは同じ時期に使用していたモノですが、こちらはヘッドに白い縁取りがありません。 アームを多用するアレン・コリンズ氏は同じ仕様のFirebirdを2本準備し、 チューニングが狂うとギターを取り替え、その2本がはっきりと識別出来るように ヘッドの周りに色を付けていたのではないかと推測されます。



白い縁取り有りと同じくバインディング無しのFirebird気鬟戞璽垢縫侫蹈鵐硲丕佞 ビブラートユニットを付け加え、リアPUはP90に交換されています。 但しこちらのギターのフロントPUは黒いソープバーのP90であるという違いがあります。


1975年エド・キング氏脱退後〜1976年7月頃まで


エド・キング氏脱退後はメイプルネックのストラトとこのFirebirdを使用しています。 これはバインディング有りの2ピックアップ(ミニハム)、ショートバイブローラ搭載の Firebird掘紛欧蕕1964年製)がベースになっていますね。
ライブアルバム「ONE MORE FROM THE ROAD」ではこのギターが使用されています。
この画像ではピックガード先端が割れており、鳥のマークがついているのが確認できますが、 「ONE MORE〜」のフォックスシアターでの写真ではピックガードを新調したため 割れもなく、鳥のマークが入っていない事が確認できます。



良く見るとオリジナルでは2volume,2toneだったコントロールがFirebird気汎韻1volume,1toneに変更されています。 ジャックの位置も変更し、残った穴を埋めた跡が有ります。フロントPUはオリジナルのミニハムのまま ですが、リアPUは´△Firebird気汎韻犬メタルカバーのドッグイヤーP90に交換されています。
メタルカバーのP90ってエピフォンカジノと65年以降のES330くらいにしか使用されていないのですが、 何故かメタルカバーのP90に拘ったようですね。birdmanさんから「ブリッジはバダスでは?」 とご指摘を受けたので良く確認してみると、バダスに交換されていました。 右の画像でスタッドに噛んでいる部分が長くて角張っているのが確認できますね!


1977年1月 日本公演時


来日時の楽屋での1ショットです。58年製Explorerと並んでレオンのJBやゲイリーのSGも見えます。 この時のFirebirdは轡戞璽垢妊團奪アップは前後ともディマジオに交換されており、 前述のをさらに改造したと推測されます。 隣のExplorerと見比べるとエスカッションも白いモノが付いているというのが判りますね。
来日時のインタビューではFirebirdは2本所有しており、どちらもディマジオスーパーディストーションにしていると答えています。 ひょっとしたらい帆瓦同じ仕様のFirebird靴鬚發Π賈椽衢していたか、,泙燭廊△Firebird気 さらに改造してディマジオを付けていたのかも知れませんね。 いずれにしても、この時期メインで使用していたExplorerのサブギターという位置づけにするためにP90からディマジオへ交換したのでしょう。


上記の情報をもとにアレン・コリンズ使用Firebirdの、3号機のレプリカを製作することにしました。

レプリカ製作過程をご覧ください。