ハチジョウツグミ   スズメ目  ツグミ科  ツグミ亜科
                                          英名:Naumann‘s Thrush  
                                          学名:Turdus naumanni naumanni
   全   長   :24cm  雌雄同色
   観察可能時期:冬鳥として全国に渡来するが数は少なく観察機会は少ない。
   生 息 場 所:ツグミに混じって芝生と樹木の多い公園で見られることが多い。。
   類 似 種   :ツグミ  
   特  徴    :日本鳥学会の第6版種名リストではツグミの1亜種として掲載され独自のコードナンバーを持たない。
             体型はツグミだが頭から胸と全体的に赤っぽく、眉斑は目立たなくなってゆく。 
             個体変異が大きくツグミとの中間的な個体もいて俗に4畳半ツグミなどと言われるものもいる。  
 
    シベリアからサハリン方面で繁殖するツグミ類のうちツグミは極地方で繁殖し、ハチジョウツグミはそれより南で繁殖する。 
   日本列島から南の東南アジア一帯で越冬するツグミに比べて中国の北の方で越冬するハチジョウツグミ。  日本は渡りのルー
   から外れているので見られる機会は少ない。

    2,008年の年明けから春に掛けて大阪の都市公園に濃淡各色の複数個体が現われて大きな話題になった。

    このハチジョウツグミは脇腹が赤く頭から背中にかけて青味を帯びており、ツグミには無い色をしているが、胸に黒い縦斑が有
  るのでツグミとの中間種と見られる。     とても美しい個体だった。
                                2,008年3月12日  岐阜市
        

 
     山間の人気の少ない静かな公園であまり人を恐れるふうは無く、静かに待っていたら近くまで寄ってきたが、驚いた時には
    木の上に難を避けた。
                                  2,008年3月12日  岐阜市
       


        このハチジョウツグミは胸の黒い縦斑が見られず、岐阜のものよりよく特色が出ている。
                                2,008年3月16日  岡崎市
       


    横から見ると頭から背中が青味がかった灰色でくっきりと白い眉斑fが出ており、岐阜のものとほぼ同じである。
   ネット上で公開されている日本で観察されたハチジョウツグミの写真を50枚以上見たが、大部分がこのタイプだった。 
   図鑑に掲載されているような頭から背中も含めて赤い個体は日本では少ないようだ。

    岡崎市の小さな小さな公園に現われたハチジョウツグミは犬を連れた散歩の人が通るたびに公園脇の木立の中に隠れて通り
   過ぎるのを待ち、通り過ぎるとそっと降りてきて芝生の上で餌を探した。
   とてもシャイでなかなか近寄ってくれず、写真を撮るのが難しかったが、早朝とは言え駐禁道路に路註した車が気になって早々
   に退散した。
                                2,008年3月16日  岡崎市
       


    ハチジョウツグミは個体差が大きいので見る楽しみが大きい。  ツグミを見るたびにチェックを入れているもののまったく見付
   からないが、今度は全身が赤いハチジョウツグミを是非とも探し出したいと夢見ている。


    2010年11月に四日市市の北勢中央公園に現れたハチジョウツグミ。  岡崎市の個体より赤い部分が少ない。
                                  2,010年11月13日  四日市市
       



    岡崎の個体は胸の赤い部分が大きいが、この個体は色が鮮やかでとても美しかった。  四畳半ツグミとか六畳ツグミとか胸の
  赤さによっていろいろと揶揄されているが、こ個体は立派なハチジョウツグミと言えそうだ。   図鑑には頭まで赤い個体が掲載され
  ている。  一度はそんな個体を見てみたい。
                                  2,011年 2月9日  海上の森
        




                                 記:2,008年8月26日
                                   2,011年2月10日

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