タイトル

2nd edition, since 4-17-98
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Table of Contents last update
  白い波の荒野へ    〜作家、片岡義男氏の文章を読む人たちへ〜 5-5-2016
  ぼくだって雑学は大好きなのだけれど    〜植草甚一氏を愛する人たちへ〜 1-20-2005

  穴 6-15-2012
  片岡義男百科事典 4-23-2015
  片岡義男の本(インスタント・ストア) 10-14-2010
  片岡義男電子文書化計画    〜private! 4-21-2016

  one fine day 5-11-2007
  ぼくのホームページの僕 3-26-2007
  ウェブマスターからのお知らせ 7-21-2010
  What's New? 5-5-2016


 1974年から1988年にかけて片岡義男氏がパーソナリティを務め、FM東京系列で毎週月曜日の深夜1時から3時までの2時間番組として放送されていたラジオ番組「きまぐれ飛行船」の情報と音源を探しています。お心当たりのかたがいらっしゃいましたら、ぜひこちらまでご連絡下さい。
片岡義男氏の著作/関連書籍情報
【最新刊】

SORRY NO PICTURE

『コーヒーにドーナツ盤、黒いニットのタイ。』(光文社
著者初の「自伝」音楽小説が、ついに書き下ろしで登場。

大学生時代、3カ月の会社員生活、原稿用紙と鉛筆と喫茶店、バーの日々……。
1960年から1973年までのロック、歌謡曲、ジャズとともに、作家以前の「僕」の姿が、あの乾いた文体で、いまかたちを帯びてくる。

全篇を通して登場する121枚のレコード・ジャケットをすべて当時のまま、オールカラーで掲載。

目次(44篇中の一部)

  • ディーン・マーティンもリッキー・ネルスンも、いまのうちだから
  • あのペンネームはどこから来たのか
  • 大学の四年間は一通の成績証明書となった
  • 営業の人になりきったら、それ以外の人にはなれないでしょう?
  • あなたは、このコーヒーの苦さを忘れないで
  • 彼は鎖骨の出来ばえを語る。隣の店ではボブ・ディランが語る
  • バラッドは彼女の全身に吸いこまれていった
  • みなさんのお店ですから、気をつけてください
  • ビートルズ来日記者会見の日、僕は神保町で原稿を書いていた
  • 美しく楽しい本を、まだ僕は一冊も作っていないではないか
  • ヘルスセンターで、ジャニスは祈る
  • トラヴェリン・バンド。橋を渡る美人。黒いニットのタイ

登場するレコード(121枚中の一部)

  • 『夏の日の恋』(パーシー・フェイス・オーケストラ)
  • 『ブルースの真実』(オリバー・ネルソン)
  • 『霧子のタンゴ』(フランク永井)
  • 『赤いハンカチ』(石原裕次郎)
  • 『ビー・マイ・ベイビー』(ザ・ロネッツ)
  • 『東京ブルース』(西田佐知子)
  • 『骨まで愛して』(城 卓矢)
  • 『パープル・ヘイズ』(ジミ・ヘンドリックス)
  • 『イエロー・サブマリン』(ザ・ビートルズ)
  • 『唐獅子牡丹』(高倉 健)
  • 『至上の愛』(ジョン・コルトレーン)
  • 『君といつまでも』(加山雄三)
  • 『フィルモアの奇蹟』(マイク・ブルームフィールド&アル・クーパー)
  • 『ムーブ・オーバー』(ジャニス・ジョプリン)
  • 『雨を見たかい』(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)
  • 『なみだ恋』(八代亜紀)
(amazon.co.jp の解説文より)
【近日発売】

SORRY NO PICTURE

『冒険の森へ 傑作小説大全 10 危険な旅路』(集英社
2016年6月3日発売予定

集英社の創業90周年記念として、『冒険の森へ 傑作小説大全』というアンソロジー(全20巻)の刊行が、2015年5月より開始されました。編集委員には、逢坂剛氏、大沢在昌氏、北方謙三氏、夢枕獏氏、そして2015年4月に惜しくも亡くなられた船戸与一氏の名前もあります。その第10巻に、片岡義男作「ミス・リグビーの幸福」の収録が予定されているようです。
第十三回配本予定|第10巻|危険な旅路|2016年6月3日発売

【長編】
船戸与一「夜のオデッセイア」
矢作俊彦「リンゴォ・キッドの休日」

【短編】
石川淳「金鶏」/逢坂剛「幻影ブルネーテに消ゆ」/片岡義男「ミス・リグビーの幸福」/谷克二「サバンナ」/森詠「わが祈りを聞け」

【掌編・ショートショート】
阿刀田高「笑顔でギャンブルを」/川端康成「顔」/河野典生「かわいい娘」/坪田譲治「森の中の塔」/半村良「酒」/星新一「もたらされた文明」/眉村卓「帰途」
(出版社ホームページより)

SORRY NO PICTURE

『さらば、俺たちの拳銃』(早川書房
発売未定

早川書房『ミステリマガジン』に2010年10月号から2012年12月号まで連載された長篇小説です。2014年に刊行の噂を耳にしていましたが、未だに具体的な単行本化の予定はないようです。
【新刊】

『この冬の私はあの蜜柑だ』講談社/2015年

『この冬の私はあの蜜柑だ』(講談社
2015年11月17日発売(四六判、256ページ、本体1,700円[税別])
生きる切なさと夏の終わりのあの娘の涼しげな横顔。
思い止めていた告白が世界を変えていたかもしれなかったあの日。
そんなことを片岡義男さんの本を読むと思い出させてくれます。
               ――岡村靖幸(ミュージシャン)

片岡さんの小説はなんでこんなにクセになるのだろう。
この物語のなかでずっと生きていきたい。そんな叶わぬことを思ってしまった。
               ――窪美澄(作家)
              
西条美樹子と倉田明彦は高校の同級生。転居通知の葉書をきっかけに再会する。
高3の夏、水着姿で自転車に乗った美樹子が、葡萄味のアイスキャンディーを差し出したことを、明彦は今もはっきりと覚えている。(「愛は真夏の砂浜」)

作家の矢吹優美子がひとり暮らしを始めた一軒家には、掘り炬燵が備え付けてあった。
友人の景子は、炬燵に入りに来る男性を口説くべきだと言う。
優美子はかつての同級生で俳優の修司に電話をすることに。(「この冬の私はあの蜜柑だ」)

かつての同級生、兄と妹、客と店員、編集者と作家、元夫婦。
都市の一角ですれ違い、向き合い、別れていく男と女の姿を、研ぎ澄まされた文章で、譜面に音楽を刻みつけるように描く。
音楽、スニーカー、ラジオ……あるテーマを出発点に想像力が鮮やかに紡ぎだす、魅惑の9篇。

「愛は真夏の砂浜」
「いい女さまよう」
「銭湯ビール冷奴」
「春菊とミニ・スカートで完璧」
「フォカッチャは夕暮れに焼ける」
「ティラミスを分け合う」
「あんな薄情なやつ」
「蛇の目でお迎え」
「この冬の私はあの蜜柑だ」
(出版社ホームページより)

『去年の夏、ぼくが学んだこと』東京書籍/2015年

『去年の夏、ぼくが学んだこと』(東京書籍
2015年6月19日発売(四六判、200ページ、本体1,300円[税別])
1970年代、誰もが経験した「昭和の青春」を青春文学の巨匠がみずみずしく描く。 神保町、下北沢を舞台に、ジャズ、酒、文学、そしてタンメンにあけくれた時代のはかない恋と別れを、著者ならではの胸に迫るスイートビターな筆致で感動的に描く。
(出版社ホームページより)

『たぶん、おそらく、きっとね』中央公論新社/2015年

『たぶん、おそらく、きっとね』(中央公論新社
2015年6月10日発売(四六判、128ページ、本体1,200円[税別])

出版社ホームページ
1967年、東京。キャバレーのバンドマンと女性歌手は出会い、音楽を捨て、博多へと移る。それらがあたかも些細な日常のように。
(Amazon.co.jpの内容紹介より)
【特集誌など】

『MOTO NAVI/モトナビ』

『MOTO NAVI/モトナビ』ボイス・パブリケーション
2015年8月24日発売
『片岡義男とオートバイの夏』  
 
 
MOTO NAVI最新号 オートバイと“あの夏”をめぐる、片岡小説特集、第2弾!
 (出版社ホームページより)

【既刊】

『町からはじめて、旅へ』

『町からはじめて、旅へ』晶文社
2015年1月31日発売(装丁:平野甲賀、四六判上製カバー装、264頁、定価:本体1600円+税)

晶文社創業55周年記念企画 第一弾
――今こそ、片岡義男!


ぼくの本の読みかた、映画のみかた、食べかた。そしてアタマとカラダを取り戻すための旅――アメリカ西海岸へ、日本の田舎へ、もちろんハワイへ。魂と肉体の自由なトータリティを求めて飛びつづける、東京はぐれ鳥・片岡義男のハードな魅力溢れるエッセイ集。 1976年の初版から約40年の時を経て、片岡義男ファン待望の初期作品群がオリジナル・デザインのまま復刊。

☆ほか、『10セントの意識革命』、『ロンサム・カウボーイ』の2冊も同時復刊!
(出版社ホームページより)

『ロンサム・カウボーイ』

『ロンサム・カウボーイ』晶文社
2015年1月31日発売(装丁:平野甲賀、四六判上製カバー装、288頁、定価:本体1600円+税)

晶文社創業55周年記念企画 第一弾
――今こそ、片岡義男!


夢みたいなカウボーイなんて、もうどこにもいない。でも、自分ひとりの心と体で新しい伝説をつくりだす男たちはいる。長距離トラックの運転手、巡業歌手、サーカス芸人、ハスラーなど、現代アメリカに生きる〈さびしきカウボーイ〉たちの日々を、この上なく官能的な物語として描きだす連作小説集。
1975年の初版から約40年の時を経て、片岡義男ファン待望の初期作品群がオリジナル・デザインのまま復刊。

☆ほか、『10セントの意識革命』、『町からはじめて、旅へ』の2冊も同時復刊!
(出版社ホームページより)

『10セントの意識革命』

『10セントの意識革命』晶文社
2015年1月31日発売(装丁:平野甲賀、四六判上製ビニール装、324頁、定価:本体1800円+税)

晶文社創業55周年記念企画 第一弾
――今こそ、片岡義男!


ぼくのアメリカは、10セントのコミック・ブックだった。そして、ロックン・ロール、ハードボイルド小説、カウボーイ映画。50年代アメリカに渦まいた、安くてワクワクする夢と共に育った著者が、体験としてのアメリカを描いた評論集。私たちの意識革命の源泉を探りあてる、若者たちのための文化論。
1973年の初版から約40年の時を経て、片岡義男ファン待望の初期作品群がオリジナル・デザインのまま復刊。

☆ほか、『ロンサム・カウボーイ』、『町からはじめて、旅へ』の2冊も同時復刊!
(出版社ホームページより)

『歌謡曲が聴こえる』

『歌謡曲が聴こえる』(新潮新書 596
2014年11月15日発売(238頁、定価:821円)
〈あの夏の終わり、竹芝桟橋でふと聴いた女性の歌声。その曲は僕の内部にとどまった。良く出来た歌謡曲が持っている刺の一本が、僕に初めて突き刺さった……〉こまどり姉妹、並木路子、フランク永井、ナンシー梅木、田端義夫、美空ひばり……思い出の歌手とあのヒット曲、そして、終戦から高度成長期への日本の姿。心に刻まれてきた歌謡曲をいま再び聴きこみ、名手が透明感あふれる文体で「戦後の横顔」を浮び上がらせる。
(出版社ホームページより)

『片岡義男クラシックス 「スローなブギにしてくれ」』

『片岡義男クラシックス 「スローなブギにしてくれ」』株式会社ビームス
2014年10月17日発売(定価:864円[本体:800円+税])
大好評の「片岡義男クラシックス」第3号発売決定!ついにあの名作が登場します!
著者公認・絶版短篇復刻ZINE「片岡義男 クラシックス」スローなブギにしてくれ
500部限定 ナンバリング入り

「日本語小説界のクリント・イーストウッド」こと片岡義男、その絶版名作の「とっておき」を限定部数のZINE形式で復刻するこの企画。ついに今回は、社会現象を巻き起こしたあ の一作、「スローなブギにしてくれ」(75年)の登場です! ゴローとさち乃、ふたりのティーンエイジャーの出会いから突然に生じたありとあらゆるものが、疾走するオートバイのごとき猛速度で、たったひとつの消失点(バニシング・ポイント)へと収斂していく......71年のアメリカにおけるモンテ・ヘルマン監督『断絶』、59年のパリにおけるゴダール監督『勝手にしやがれ』、まさにそれらと同様に、レイト70sからアーリー80sの東京にて、時代の切断面を記録した傑作がこれだ! カップリングは、まず、80年に発表の長篇「ときには星の下で眠る」から、著者自ら抜粋した「片岡流・オートバイ美学の精髄」が凝縮された一文を。そして、マシンと交歓するライダーの心理を軽やかに描いたこれもマスターピース「トリップ・カウンター・ブ ルースだってよ」(79 年の『アップル・サイダーと彼女』より)をどうぞ。ガソリンとオイルの匂いとコンクリートの路面を吹き抜ける熱風を刻印した、これぞ「片岡義男伝説」の発火点、オートバイと青春のアンソロジーが本作です。しっかりつかまってないと振り落とされるぜ!

■三篇とも、著者自らリマスタリング(校正)済みの2014年度最新版を収録

■著者書き下ろしの「あとがき」も収録
紹介ページより)

『なんたってドーナツ 美味しくて不思議な41の話』

『なんたってドーナツ 美味しくて不思議な41の話』ちくま文庫
2014年10月10日発売(早川茉莉 編、文庫、定価:842円[本体:780円+税])

「ドーナツの穴が残っている皿」片岡義男 収録
甘くて、懐かしくて、ほろ苦い、〈秘密〉

貧しかった時代の手作りおやつ、日曜学校で出合った素敵なお菓子、毎朝宿泊客にドーナツを配るホテル、哲学させる穴……。文庫オリジナル。
(出版社ホームページより)

執筆陣

吉沢久子、五所平之助、岸田劉生、小出楢重、植草甚一、三島邦弘、俵 万智、阿古真里、野口久光、行司千絵、田村セツコ、堀江敏幸、井坂洋子、林 望、熊井明子、荒川洋治、武田百合子、岡尾美代子、丹所千佳、江國香織、松浦弥太郎、東海林さだお、小池昌代、高柳佐知子、村上春樹、角野栄子、千早 茜、細馬宏通、片岡義男、いしいしんじ、北野勇作、松村忠祀、増田れい子、筒井ともみ、ホルトハウス房子、西 淑、村井弦斎、西川玄房和尚、長田 弘、北原白秋、清水義範

『片岡義男クラシックス 「給料日」』

『片岡義男クラシックス 「給料日」』株式会社ビームス
2014年8月23日発売(定価:864円[本体:800円+税])
著者公認・絶版短篇復刻ZINE「片岡義男クラシックス」第2号
500部限定 ナンバリング入り

紹介ページより)

『翻訳問答 日本語と英語行ったり来たり』

『翻訳問答 日本語と英語行ったり来たり』(左右社
2014年7月15日発売(著者:片岡義男、鴻巣友季子|装幀:永利彩乃|四六判並製、224頁、定価:1,836円[本体:1,700円+税])
『赤毛のアン』『ロング・グッドバイ』『高慢と偏見』といった不朽の名作を、競訳!
ルールは四つ。
一、二人には訳す範囲のコピーしか与えられない。
一、対談当日まで既訳を参照してはならない。……
勝つのは、作家か、翻訳家か? 片岡義男の翻訳術を初公開。翻訳から言葉の謎と世の中の不思議と作家の頭の中が見えてくる。

冴々とした本だなあ。
広大な平原に、
片岡・鴻巣両氏と一緒にぽつんと立って、
言葉の地平を眺めている気持ちになった。
挑戦的で明晰、そしてなんとも魅惑的。
──江國香織

なんて楽しそうな遊び。
でも、実はこれ、
びりびりするような
魂のバトルじゃないかなあ。
──穂村弘
(出版社ホームページより)

『夏休み』

『夏休み』角川文庫
2014年6月20日発売(千野帽子 編、文庫、定価:475円[本体:440円+税])

「おなじ緯度の下で」片岡義男 収録
きらきらとした時間、忘れがたい思い出の数々。永遠の夏を描いた名作短篇集

灼熱の下の開放感。ひんやりとしたプール、甲子園、田舎暮らし、ほのかな恋。
江國香織、辻まこと、佐伯一麦、藤野可織、片岡義男、三木 卓、堀 辰雄、小川洋子、万城目学、角田光代、秋元 康が描く、名作短篇集。
(出版社ホームページより)

『ずるずる、ラーメン おいしい文藝』

『ずるずる、ラーメン おいしい文藝』河出書房新社
2014年6月19日発売(単行本(ソフトカバー): 208頁、定価:1,728円[本体:1,600円+税])
あの時のラーメン、あの土地のラーメン……ラーメン大好きで有名なあの人も登場?! ラーメンにまつわる名随筆32編を収録。読めば美味しい気持ちになる、大好評シリーズ「おいしい文藝」第二弾。

執筆陣

椎名 誠、宮沢章夫、川本三郎、角田光代、池上永一、吉村 昭、津村記久子、久住昌之、町田 康、島本理生、内澤旬子、内館牧子、東海林さだお、村松友視、千葉雅也、林 静一、丸山健二、片岡義男(「焼き餃子とタンメンの発見」)、池部 良、丸谷才一、北 杜夫、開高 健、古波蔵保好、荒木経惟、馳 星周、藤子・F・不二雄、藤子不二雄A、森下典子、曽野綾子、沢木耕太郎、吉本隆明、江國香織、石垣りん
(出版社ホームページより)

『片岡義男クラシックス 「パッシング・スルー」』

『片岡義男クラシックス 「パッシング・スルー」』株式会社ビームス
2014年5月25日発売(定価:864円[本体:800円+税])
著者自ら校正済みの最新版三篇を収録。
著者公認・絶版短篇復刻 ZINE(500部限定 ナンバリング入り)

紹介ページより)

『ミッキーは谷中で六時三十分』講談社

『ミッキーは谷中で六時三十分』(講談社
2014年5月20日発売(四六判、262頁、定価:1,836円[本体:1,700円+税])
内容紹介
フリーライターで独身の柴田耕平は、ふと入ってみた喫茶店で店主から突然、独身の娘のおまけつきで喫茶店をやらないかと誘われる。娘のナオミに連れられ、今度は母親が食堂を開いている谷中へ。ある家族を巡った疾走感あふれる一日の物語。(「ミッキーは谷中で六時三十分」)

髪が長く中性的な雰囲気の翻訳家・西野晴彦は、女物の服を好み、いつもタリーズでコーヒーを飲む。編集者と打ち合わせするときも、建て替えの相談のあとも、母が亡くなった日も、彼は同じようにショートサイズのコーヒーを飲んだ。(「タリーズで座っていよう」)

才気あふれるカメラマン、女優でもあるラジオ・パーソナリティ、奇妙な人々が集まる喫茶店のウェイトレス。高円寺の美しい三人の「ゆかり」と、五十代の作家が織り成す不思議な出会い。(「三人ゆかり高円寺」)

料理人の麻紀子と翻訳家のミルカは、偶然喫茶店で出会った作家の久保寺と編集者の津村と連れ添って、カレ−ライスを食べに「下りの各駅で六つ目」の駅へ。ウルトラマンが見守るその場所で交わされるのは、懐かしい漫画やアニメの話。やがて三人と別れた麻紀子は、ひとり三軒茶屋へ……。(「酔いざめの三軒茶屋」)

谷中、高円寺、祖師ヶ谷大蔵、三軒茶屋、経堂、下北沢、吉祥寺、渋谷……東京の街を舞台に、記憶と言葉、男と女を描いた魅惑の7篇。どの短篇も太陽が南中して影が一切ない日なたのように研ぎ澄まされた文章と構造を持っています。著者は2014年に作家生活40周年を迎えます。今こそ片岡義男を読むべき時であることを印象づける、鮮やかに研ぎ澄まされた作品集です。

目次
ミッキーは谷中で六時三十分
三人ゆかり高円寺
酔いざめの三軒茶屋
お隣のかたからです
タリーズで座っていよう
吉祥寺ではコーヒーを飲まない
例外のほうが好き
(出版社ホームページより)

『短編を七つ、書いた順』幻戯書房/2014年

『短編を七つ、書いた順』幻戯書房
2014年5月6日発売(四六上製、定価:2,052円[本体:1,900円+税])
作家生活40周年 書き下ろしの7つの短編
「自信のあるレイアはゴールド・コーストへいった。「もはや遠い思い出だよ。全長何キロと言ったっけ、あの砂浜は」」

収録作品
せっかくですもの
固茹で卵と短編小説
花柄を脱がす
なぜ抱いてくれなかったの
エリザベス・リードを追憶する
ある編集部からの手紙
グラッパをかなりかけます
(出版社ホームページより)

『私は写真機』岩波書店/2014年

『私は写真機』岩波書店
2014年1月17日発売(四六判変型・上製・カバー、定価:2,160円[本体:2,000円+税])
作家が写真機になると、普通にそこにある平凡なもののなかに、そしてものの組み合わせに、新しいイメージを見つける。写真機のレンズを通すことで初めて気が付く、自然光のなかの、思いがけない色とフォルム。私たちはこんなに美しく、楽しいものに囲まれていつも生活している!

編集者からのメッセージ

 片岡義男さんの写真には、街の中を歩きながら雑踏を切り取ったスナップと、文房具など「モノ」を静かにとった写真と、二系統あるように思います。
 この写真集は後者に属します。片岡さんの生活の周りに普通にあるものを、自然の中に浮かび上がらせ、それをポジフィルムに固定する・・・
 20年余りにわたって続けられてきた、そんな営みの集大成。
 静けさの中に、作家ならではの不思議な遊び心が、きっと発見できます!
(出版社ホームページより)
【特集誌など(既刊)】

『イン・ザ・シティ』第10集

『IN THE CITY』 2014年第10集・春号 (発行:株式会社ビームス/発売:サンクチュアリ出版
2014年5月28日発売 (ペーパーバック・サイズ[180mmX110mm]、定価:1,080円[本体:1,000円+税])
新感覚文芸カルチャー誌 『In The City/インザシティ』
『IN THE CITY』

IN THE CITY Vol.10 / SNEAKER BLUES

TOKYO CULTUART by BEAMS」が発行する新感覚の文芸カルチャー誌『In The City(インザシティー)』第10号。

片岡義男 「フォカッチャは夕暮れに焼ける」収録

連載エッセイ 片岡義男 「ドーナツを聴く」収録

『BOOK5』2014年11号

『BOOK5』 2014年1月 第11号 (トマソン社
2014年1月31日発行(150mm x 210mm、64頁、中綴じ冊子、定価:972円[本体:900円+税])
特集 私たちは今日も、片岡義男を読む  
 
 堀江敏幸           減速して、左へ寄って。――片岡義男小論
 大竹昭子           一人遊びでも閉じていない
 津野海太郎         [メールインタビュー]片岡さんとの本づくりの思い出
 北條一浩×根岸哲也×玉川学 “七七がない人”〜片岡義男ファン座談会〜
 宮地健太郎          古本屋の片岡義男
 川合雄高          “片岡義男本事件”――ある書店員の格闘と葛藤
 玉川学            片岡義男の多面体 〜ここ20年(“赤背”以降)の活動をみる〜
 崑野剛/のむみち/天野みか  キーワードから探る、片岡作品の魅力 オートバイ・サーフィン・文具・絵本
 井上到            これから片岡義男を知ろうとする人のために

『MOTO NAVI』2013年10月号

『MOTO NAVI』 2013年10月号 (ボイス・パブリケーション
2013年8月24日発売
特集 片岡義男とオートバイの旅  
 
 「彼のオートバイ、彼女の島」2013年、夏  
COVER STORY 「彼のオートバイ、彼女の島」、「ボビーに首ったけ」など、かつて赤い背表紙の文庫本で一世を風靡した片岡義男の小説には、オートバイが重要な役割を持って書かれている作品が多くある。それは80年代のバイクブームともシンクロし、多くのライダーを魅了し、影響を与えた。そしてそこに描かれた鮮やかな“あの夏”は、今も僕たちの心の中に深く刻み込まれている。「もういちど、片岡小説の世界を旅したい」。そんな想いから、この特集のアイデアが生まれた。片岡ワールドに浸った世代には懐かしく、知らない世代にはあらためて、そのオートバイ小説の魅力を感し?てもらえれば、嬉しく思います。
 
 海と、島と、カワサキと。  
バイクに乗りはじめたばかりの16歳の夏、書棚で偶然見つけた一冊の小説。「彼のオートバイ、彼女の島」。それが片岡義男さんの小説との出会いだった。それから30年後の夏、僕はカワサキに跨って、彼女の島へと向かった。
 
 青いオートバイの追憶  
オートバイ、サーフィン、見知らぬ女性からの手紙、父親との対立──。高校3年生のボビーこと野村昭彦の若さと溢れ出るエネルギーを瑞々しく描いた片岡義男の短編小説「ボビーに首ったけ」。物語の舞台となった千葉の九十九里近辺を、“ブルーのバイク”で駆け抜ける。
 
 アラフィフ3人男が語り合う、めくるめく青春の書 俺たち「片岡ワールド」に首ったけ!  
ひょんなことから片岡作品に触れ、大きく影響を受けたかつての少年たち。あれから30年。あのころの気持ちのまま大人になったアラフィフ3人組が、いまも色合わせない片岡ワールドの魅力を語り合う!
 
 片岡義男×三好礼子 スペシャル対談。  
特集の最後を締めくくるのは、片岡義男さんと片岡作品には欠かせない女性、三好礼子さんが語る、出会いから撮影秘話、そしてこれからのこと。本誌編集長河西が、長年の想いを込めて聞きたかったことすべてを伺いました。
 
 (出版社ホームページより)

『ミステリ・マガジン』2010年10月号

『ミステリ・マガジン』 2010年10月号 (早川書房
2010年8月25日発売
《特集/片岡義男を読む幸福》 新連載:片岡義男

片岡義男のイメージ――80年代を風靡した流行作家、恋愛小説、オートバイ、ハワイ、アメリカ、翻訳家、ペイパーバック、サーフィン、エルヴィス、音楽、写真、文房具、英語、日本語、映画……。あまりにも多面的で、読者の中にはそのいくつかの面しかご存じない方もいるかもしれない。だが、真似のできない、文章のキレ、自由な発想、鮮烈な物語は、いまも昔も変わらない。片岡義男は、現在進行形の本当に素晴らしい小説家なのだ。本号では、その素晴らしさを一端でも読者諸氏にご紹介すべく、各界からエッセイを集め、片岡義男セレクトの海外短篇や、デビュー当時の短篇と、最新の長篇第1回を掲載する。

〈長篇新連載〉「さらば、俺たちの拳銃」第1回 作:片岡義男

〈片岡義男セレクト海外短篇〉 解説:片岡義男
 「酷暑のバレンタイン」ジョイス・キャロル・オーツ 高山真由美/訳
 「ストーカー」ジョイス・キャロル・オーツ 宇佐川晶子/訳

〈短篇再録〉
 「ドノヴァン、早く帰ってきて」片岡義男 作(『ミステリ・マガジン』1969年7月号掲載)

〈エッセイ〉
 池上冬樹、亀和田武、小路幸也、佐藤秀明、堀江敏幸、本山賢司

〈資料と研究〉
 「年代からみる片岡義男“捏造”語録」(井上到)
 「『さらば、俺たちの拳銃』の舞台、1960年代東京」
 「〈マッケルウェイ〉シリーズ紹介」
 「片岡義男著作リスト」(井上到)(出版社ホームページより)  
【既刊】

『真夜中のセロリの茎』左右社/2014年

『真夜中のセロリの茎』左右社
2013年4月5日発売(四六判上製、232頁、定価:1,836円[本体:1,700円+税])
「すごいよ、ヨシオさん!」
岸本佐知子さん絶賛!!

人と人が会えば、それが夏であれば、物語が生まれ、人生が動き出す。再会から始まる7つのストーリー。

〈目次〉
かき氷で酔ってみろ
駐車場で捨てた男
真夜中のセロリの茎
三種類の桃のデザート
あまりにも可哀相
雨よ、降れ降れ
塩らっきょうの右隣
(出版社ホームページより)

『冬の本』夏葉社

『冬の本』(夏葉社
2012年12月12日発売(四六判変形、ハードカヴァー、200頁、定価:1,836円[本体:1,700円+税])
冬と1冊の本について、弊社が書いてほしいと願う人たちに、
それぞれ約千字で、エッセイを書き下ろしてもらいました。
冬に読んだ本や、冬に出会った本。
冬になったら思い出す本や、まるで冬のような本。
そんな「本の話」が、84本。
本にまつわるエッセイ集であり、ブックガイドでもある、
小振りな本です。
装幀は、和田誠さん。
ご期待ください。

【執筆者(敬称略)】
青山南、秋葉直哉、淺野卓夫、天野祐吉、安西水丸、いがらしみきお、池内紀、池内了、石川美南、井嶋ナギ、伊藤比呂美、伊藤礼、井上理津子、岩瀬成子、上原隆、宇田智子、内堀弘、大竹昭子、大竹聡、大谷能生、岡尾美代子、岡崎武志、荻原魚雷、角田光代、片岡義男、木内昇、北澤夏音、北沢街子、北村薫、北村知之、久住昌之、小林エリカ、越川道夫、小西康陽、近藤雄生、佐伯一麦、柴田元幸、杉江由次、杉田比呂美、鈴木慶一、鈴木卓爾、鈴木理策、曽我部恵一、高橋靖子、高山なおみ、田口史人、竹熊健太郎、武田花、田尻久子、田中美穂、丹治史彦、友部正人、直枝政広、長崎訓子、名久井直子、能町みね子、橋口幸子、蜂飼耳、服部文祥、浜田真理子、早川義夫、平田俊子、平松洋子、文月悠光、穂村弘、堀込高樹、堀部篤史、ホンマタカシ、前野健太、万城目学、又吉直樹、松浦寿輝、町田康、南博、森山裕之、安田謙一、柳下美恵、山崎ナオコーラ、山下賢二、山田太一、山本善行、吉澤美香、吉田篤弘、吉本由美
(出版社ホームページより)

SORRY NO PICTURE

『夜のアルバム』八代亜紀/ユニバーサル ミュージック ジャパン
2012年10月10日発売(2012年6〜8月に東京にて録音、CD、EMARCY:UCCJ-2105、定価:3,150円[税込])
ライナーノーツ:片岡義男
スタンダード・ナンバーと流行歌。
わたしがナイトクラブで歌い始めた頃を思い出して作りました。
― 八代亜紀

初の本格的なジャズ・アルバム。小西康陽プロデュース。

演歌の女王、八代亜紀とジャズとの出会いは、小学5年生のとき。
父親が買ってきた米国のポピュラー・ジャズ歌手、ジュリー・ロンドンのレコードを聴き、そのハスキー・ヴォイスに魅せられたのがきっかけだった。
それまで自身のハスキー・ヴォイスにコンプレックスを持っていたが、自分と同じジュリー・ロンドンの声質に勇気づけられ、歌手を志すようになった。

そして1960年代半ば、15歳で歌手を目指して熊本から単身上京し、銀座でクラブ・シンガーとして歌い始めた。
ナイトクラブでは、当時の歌謡曲/ムード歌謡とともに、海外のジャズ・スタンダードを耳で覚えながら歌っていた。
若いながらも魂のこもった歌唱に、男性客のみならず、ナイトクラブのホステスまでが涙したという。
1971年に演歌歌手としてデビューし、以降、“演歌の女王”へと登りつめた八代亜紀だが、
現在に至るまで、あの時のナイトクラブでの下積み経験が「歌手としての自身の原点」と断言する。

デビューから42年目を迎えた今年、ルーツであるクラブ・シンガー時代に思いを馳せ、
ジャズ・スタンダードや歌謡曲等の「流行歌」をジャズ・アレンジでカヴァー。演歌の八代亜紀とは一味もふた味も異なるスタイルを披露します。

アルバムのプロデュース&アレンジは、元ピチカート・ファイヴの小西康陽。
バックには本格派ジャズ・ミュージシャンを揃えつつ、過ぎし日のノスタルジックで大人のムードあふれるサウンドを表現。
ジャズ・スタンダードも曲によっては日本語詞も交えて歌うなど、八代亜紀ならではのジャズをお届けします。

このアルバムは、「八代亜紀が原点に立ち返る作品であると同時に、八代亜紀の新しいチャレンジでもある作品」、
そして、「演歌やジャズといったジャンルを超え、“シンガー=八代亜紀”の真髄に触れていただける作品」です。

(ユニバーサル ミュージック ジャパンのホームページより)

SORRY NO PICTURE

『真夜中のセロリの茎』左右社
2013年4月5日発売(定価:本体1700円+税 四六判上製/232ページ)
「すごいよ、ヨシオさん!」
岸本佐知子さん絶賛!!

人と人が会えば、
それが夏であれば、
物語が生まれ、
人生が動き出す。
再会から始まる
7つのストーリー。

(左右社ホームページより)

『日本語と英語―その違いを楽しむ』NHK出版新書 391/2012年

『日本語と英語―その違いを楽しむ』 [NHK出版新書 391] (NHK出版
2012年10月10日発売(192頁、新書判、定価:735円[本体700円+税])
「風呂を取る(take a bath)」ものだと思っていた少年は、「風呂に入る」ということが分からなかった・・・主体の思考とアクション(動詞)に奉仕する言葉である英語。一方、世界をすでに出来上がっていてそこに入っていく「状態」として捉える日本語。その二つの言葉の間で、思考し、楽しみ、書き続けてきた作家が、きわめて日常的で平凡な用例をとおして、その根源的な差異を浮き彫りにする異色の体験的日本語論/英語論。

【NHK出版 担当編集者 高井健太郎氏より】
 片岡義男さんのことについては、劇演出家・評論家の津野海太郎さんが、なにごとにもグルグルと遠まわしな植草甚一さんと対照的に、ものごとの本質をズバッと掴んでしまう「本質主義者」である、というようなことをなにかの本で書かれていました。私も片岡さんはまさしく「本質主義者」だと思います。レコード、本、写真、文房具、食べ物……etc。有無を言わさずその良し悪しをジャッジし、その本質を一言で言い表してしまう様子に、いつも凄味を感じます。
 本書はそんな片岡さんが、「日本語と英語」の違いについても、その本質をズバッと掴み、書き下ろされたものであります。ズバッと掴み、と簡単に言ってしまいましたが、「英語の人」である父上と「日本語の人」である母上の子として生まれ以来、片岡さんにとって日本語と英語がいかに違うかということは、永遠のテーマでもあります。片岡さんは長年、日常でふと目にした「英語らしい」「日本語らしい」フレーズをインデックス・カードに書きとめ、そこに仮の対訳をそえる作業をされてきました。本書では、そのなかから特に日本語と英語の違いが鮮明に分かる用例が取り上げられています。
 例えば、「お客様各位(Dear Valued Customer)」、「午後になってにわか雨も(chance of showers into the afternoon)」、「Is that supposed to mean something to me?(どうしろと言うの?)」「All right,you win(わかった、わかった、そうしよう)」……等々。
 日本語は英語の、英語は日本語の鏡となって「日本語らしさ」「英語らしさ」の本質が浮かび上がっていきます。ただ、片岡さんは、その違いを際立たせ、どちらがどうだということを本書で言おうとしているのではありません。「そのあまりの違いを笑いながら楽しむ」という境地にまで至っているのです。本書を読んでいただき、著者である片岡さんといっしょに日本語と英語の違いを楽しんでいただければ幸いです。


(NHK出版新書(NS新書)ホームページより)
僕はこんなことを考え、生きてきた

主体の思考とアクション(動詞)に奉仕する言葉である英語。一方、世界をいつの間にかそのように出来上がっている「状態」として捉え、常に名詞的である日本語。その二つの言葉の間に身を横たえ、考え、楽しみ、書き続けてきた作家が、長年カードに書きとめてきたきわめて日常的で平凡な用例などをもとにして、その根源的な差異を浮き彫りにしていく画期的書き下ろし。
(NHK出版ホームページより)

『洋食屋から歩いて5分』東京書籍/2012年

『洋食屋から歩いて5分』東京書籍
2012年7月30日発売(224頁、定価:1365円[本体1300円+税])
今、美味しい「食」エッセイをといえば、片岡義男!
街で歩き、街で食べる。希代のエッセイストの食べものにまつわるエトセトラ。
(出版社ホームページより)

『恋愛は小説か』文藝春秋/2012年

『恋愛は小説か』文藝春秋
2012年6月23日発売(272頁、四六判、上製、カバー装、定価:1785円[税込])
短篇小説の名手・片岡さんが雑誌「文學界」に発表した連作をまとめたのが本書。ありふれた町でごく普通の生活をする男と女が、ある日突然出会い、つかの間の夢を見ているような、けれども確実に記憶に残るに違いない関係を築いていきます。独特の世界観と研ぎ澄まされた言葉で読者を冒頭から引き込む片岡マジックは、本書でも健在。往年のファンが、この連作は近年のちょっとしたニュース、と呼ぶ粒ぞろいの小説集です。
(出版社ホームページより)

SORRY NO PICTURE

『言葉を生きる』岩波書店
2012年5月15日発売(198頁、四六判、上製、定価:2205円[本体2100円+税])
小説のための自分の日本語を、作家・片岡義男はどのように手に入れるのか.たった一人裸でこの世に産み落とされた赤子のころから、アメリカ大衆文化の象徴とも言えるペーパーバックと戯れる時代を経て、デビューして書き続ける現在まで、英語と日本語という二つの「母語」の間で揺らぎながら続く、言葉と思考の実践の日々とは。

■ 編集者からのメッセージ
アメリカを感じさせる作家として、あるいはラジオ・パーソナリティとして若者の間で絶大な人気を誇った、片岡義男。
今日では、作家のみならず、写真家、そして日本語と英語のあいだから、日米文化を鋭く見つめる批評家としても活躍しています。

3年間にわたって雑誌『図書』に連載された「散歩して迷子になる」が単行本にまとまりました。
とはいっても、連載を基にしつつ、ほぼ全編にわたり改稿された、ほとんど「書き下ろし」作品です。
片岡さんの赤子のころから、ペイパーバックと戯れた子ども時代、学生時代、そしてデビューして、とストーリーは時系列に沿って、自伝的に語られます。

片岡さんの小説を読んだ後、彼の「あとがき」を読むと、突然、そのあまりの難しさに「???」となったことはないでしょうか。
英語と日本語、二つの母語を持っていた片岡さんが、どのように言葉を獲得し、それを使ってどのように小説を完成させていくか、その秘密が『言葉を生きる』では明かされます。きっと難しい「あとがき」の秘密が解き明かされるでしょう。
片岡ファンならずとも、日米文化比較に興味のある方に手にとっていただけたら幸いです。 【編集部:清水御狩氏】

(出版社ホームページより)

SORRY NO PICTURE

『この夢の出来ばえ』片岡義男写真集(発行:株式会社ビームス、発売:サンクチュアリ出版
2012年4月10日発売(192頁、A5判変型、フルカラー、定価:2940円[本体2800円+税])
「書く人」にして「撮る人」でもある巨匠2人の写真集、片岡義男『この夢の出来ばえ』、堀江敏幸『目ざめて腕時計をみると』がビームスの発行により同時発売されました。東京という街の「謎」を切り取りつづける片岡義男さん、独自の審美眼で「瞬きをするように」シャッターを切る堀江敏幸さん。現代日本を代表する作家であるお2人の秀逸なる「カメラアイ」を、ぜひご堪能ください。(BEAMS Onlinne Shopのページより)

SORRY NO PICTURE

『僕らのヒットパレード』片岡義男、小西康陽 著(国書刊行会
2012年2月10日発売(290頁、B6変型判、定価:1890円[本体1800円+税])
片岡義男・小西康陽による初のコラボレーションブックが登場!

「芸術新潮」連載のリレーコラム他、対談や音楽エッセイを収録。装幀:平野甲賀

「LPは魔法だ。過去のある時あるところで流れた時間が、音楽にかたちを変えて、LPの盤面の音溝に刻み込んである。その音溝から音楽を電気的に再生させると、過去の時間が現在の時間とひとつになって、現在のなかを経過していく。何度繰り返しても、おなじことが起きる。これを魔法と呼ばないなら、他のいったいなにが魔法なのか。」(片岡義男 〈まえがき〉より)

「レコードを愛することと、音楽を愛することは似ているようだがまったく違う。レコードが素晴らしいのは、そこに封じ込められた音楽や会話、あるいは音のすべては、過去に奏でられ、発せられたものだ、ということだ。」(小西康陽 〈あとがき〉より)
(出版社ホームページより)

SORRY NO PICTURE

『絵本ジョン・レノンセンス』ジョン・レノン 著/片岡義男、加藤直 訳(ちくま文庫
2011年8月8日発売(176頁、定価840円(税込))
ジョンのナンセンスなセンスが光る!
ビートルズの天才詩人による詩とミニストーリーと絵。
言葉遊び、ユーモア、風刺に満ちたファンタジー。
原文付。序文=P・マッカートニー。

ビートルズの天才詩人が1964年に書いた"In His Own Write"の翻訳版。毒のある笑い、ルイス・キャロル的なファンタジー、言葉遊びいっぱいの詩とショートストーリーを片岡義男氏らがセンスたっぷりに翻訳した。ジョン・レノンらしい諧謔味あふれる絵が彩る。文庫化に当たり、原文を付した。

(部分的にだけデイヴ/フランクにハエはたかっていない/いとしのグッド・ドッグ・ナイジェル/歯医者にて/エリック・ヒアブルに生えたコブ/レスリングをする犬/ランドルフのパーティ/有名な五人がウオーナウ・アビーを抜けて/悲しきマイケル/おいらさまよえり〔ほか〕)
(出版社ホームページより)

SORRY NO PICTURE

『木曜日を左に曲がる』片岡義男短編小説集(左右社
2011年7月4日発売(240頁、定価:2310円[本体2200円+税])
物語とは生き方。
論理の筋道くっきりと、
孤独さが、
良き人とのつながりが、
心にしみて勇気となる。

主人公はすべて女性。キリリと生きる魅力溢れる女性たち、そしてその傍らには男性。ふとした出会いや記憶から、紡ぎ出される物語。すべて書き下ろしの短編全7編収録。

(アイス・キャンディに西瓜 そしてココア/追憶の紙焼き/髪はいつもうしろに束ねる/万能のティー・スプーン/鯛焼きの孤独/赤いスカートの一昨日/木曜日を左に曲がる/あとがき)(出版社ホームページより)

SORRY NO PICTURE

『彼女が演じた役―原節子の戦後主演作を見て考える』中公文庫
2011年1月25日発売(312頁、定価:780円[本体743円+税])
「晩春」「麦秋」「東京物語」を中心に原節子の戦後主演映画11本を詳細に分析して、原と映画監督・小津安二郎の魅力を浮彫にした異色の映画エッセイ。
(出版社ホームページより)

『名短篇ほりだしもの』

『名短篇ほりだしもの』北村薫、宮部みゆき 編(ちくま文庫
2011年1月6日発売(定価:本体800円+税)
宮部みゆきを震わせた
北村薫を奮わせた


「過呼吸になりそうなほど怖かった!」と宮部みゆきが思わず口にした、ほりだしものの名短篇!宮沢章夫「だめに向かって」、片岡義男「吹いていく風のバラッド」、内田百閨u亀鳴くや」、久野豊彦「虎に化ける」、伊藤人譽「穴の底」、織田作之助「天衣無縫」など、目利き二人を震わせた短篇が勢揃い
(出版社ホームページより)

SORRY NO PICTURE

『ここは東京』片岡義男写真集(左右社
2010年12月16日発売(144頁、定価:2625円[本体2500円+税])
愛する東京、私の故郷。
好きな景色を写真機で拾い歩けば、
それも東京、これも東京。
132点の絶景を1冊にまとめて、『ここは東京』

小説家・片岡義男にとって、写真を撮ることとは。
内なる思考の動きを語った「あとがき」収録。

(出版社ホームページより)

『階段を駆け上がる』

『階段を駆け上がる』片岡義男短編集(左右社
2010年7月1日発売(236頁、四六判、定価:2310円[本体2200円+税])
片岡義男、2年ぶりとなる待望の短編小説集。

現実から一歩だけ遠のくと、
そこには物語の時間がはかなく美しく流れる。
ほんの一歩、それが小説。
主人公たちはあらゆる人生を越えている。
片岡義男、2年ぶりとなる待望の短編小説集。
夏の時間の流れと、男女の再会を描く極上の7編。
「階段を駆け上がっていった」を除く6編は書き下ろしです。

(階段を駆け上がっていった/夏の終りとハイボール/いまそこにいる彼女/美少女のそれから/雨降りのミロンガ/積乱雲の直径/割れて砕けて裂けて散る)(出版社ホームページより)

『文房具を買いに』

『文房具を買いに』片岡義男 著(角川文庫
2010年5月25日発売
カラフルなペンや実直な消しゴムに隠されたちょっと素敵なエピソード!

ジム・ジャームッシュが愛したMOLESKINEのノートから名前にひっそりとこだわりのある色鉛筆まで、奇を衒わない雑貨に秘められた、豊かで愛すべきストーリーを綴る名エッセイ。同名ロングセラーがついに文庫化!(出版社ホームページより)

『日曜日の随想 2009』日本経済新聞社 編/日本経済新聞出版社

『日曜日の随想 2009』日本経済新聞社 編(日本経済新聞出版社
2010年3月25日発売

「残暑好日、喫茶店のはしご」片岡義男 収録 

『タタド』小池昌代著/新潮文庫

『タタド』小池昌代 著(新潮文庫
2010年2月1日発売

解説 片岡義男 

『もののはずみ』堀江敏幸著/角川文庫

『もののはずみ』堀江敏幸 著(角川文庫
2009年6月25日発売

この「もの」の物語のなかに、僕も入りたい。
――片岡義男氏(解説より) 

『ひと粒の宇宙』

『ひと粒の宇宙』角川文庫
2009年11月25日発売

片岡義男 作「目覚まし時計の電池」収録! 

『ピーナツ・バターで始める朝』

『ピーナツ・バターで始める朝』東京書籍
2009年8月1日発売 

『ミス・リグビーの幸福』

『〈片岡義男コレクション―3〉ミス・リグビーの幸福 ―蒼空と孤独の短篇―』早川文庫JA
2009年6月10日発売 

『さしむかいラブソング』

『〈片岡義男コレクション―2〉さしむかいラブソング ―彼女と別な彼の短篇―』早川文庫JA
2009年5月5日発売 

『花模様が怖い』

『〈片岡義男コレクション―1〉花模様が怖い ―謎と銃弾の短篇―』早川文庫JA
2009年4月15日発売 
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La, la, mu by ’s Honey

La, la, mu by ’s Honey

ジャズ・シンガーの ’s Honey(スハニー)さんが、「Art of spirit(s)」レーベルより、アルバム『ララムー("La, la, mu")』で2010年7月29日にデビューしました!

このデビューCDのジャケット・デザインを担当させていただきました。
ウォームなヴォイスで、しなやかにスタンダードナンバーを歌う、ジャズシンガー「's Honey」のファーストアルバム。

パーソネル: スハニー(vo) 小野 晃(g) 向井 康(org) 宇治雅久(b) 尾崎元章(dr, perc)

収録曲(全10曲):Skylark / How High The Moon / Love For Sale / Fly Me To The Moon / Little Girl Blue / Someday My Prince Will Come / What A Difference A Day Made / Love Is Here To Stay / Miss Celie’s Blues(Sister) / My Romance
(Amazon.co.jpの紹介ページより)
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