++ 外交官射殺の疑惑 衆議院予算委員会の録音 首藤議員の質疑 ++


地球が乗っ取られる日 その6
2004.2.5 初版

外交官射殺の疑惑 その4 衆議院予算委員会の録音 首藤議員の質疑

衆議院予算委員会の質疑応答の録音で、首藤議員の力強い質疑に対して、
間抜けであったり、やる気のない答弁が印象的でした。


小野委員長の間抜け答弁といい、あれでは自白したも同然。
たとえ演技でももう少し勉強をしたほうがいいですよ、小泉さん

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アメリカ軍で使われているハンビー(HMMWV)と固定機関銃

第159回通常国会、2004.1.26衆議院予算委員会:
「イラク国において銃撃され死亡した二名の外交官に関する質問主意書
」が提出されていてそれについての質疑と応答です。
首藤信彦議員の質疑の中から、外交官射殺に関する部分だけを抜き出して録音しています。

録音ファイルはMP3ファイルでも約3.53MBになってしまい、時間にして12分超ありますので、ブロードバンドの方にお勧めします。
衆議院ビデオライブラリよりデータ容量を小さくするために音声だけを録音したものです。

ダウンロードで聞けない方のために国会の議事録の抜粋を掲載します。

もう私がとやかくいうこともなく、生の衆議院ビデオライブラリビデオを見ていただくか、上記の外交官射殺に関する部分を聞いていただき以下の議事録を読んでいただき皆さんで考えていただくことが亡くなられたお三人への供養になると思っています。

平成16年1月26日第159回衆議院予算委員会の第2号会議録 → 159回(常会) → 第2号をクリックしていけば辿り付けます。
・・・・・以前カット

首藤委員 これは明確じゃないですね、全く明確でない。このことに関しては、委員長、ぜひもう一度審議の場を与えていただき、この問題に関して、これは一番重要な点でありますから、これが解決できなければこの予算は成り立たないということなんですよ。ですから、ぜひもう一度審議の場を与えていただきたいと思います。
 
 さて、この問題でやはり大きな問題となってくるのは、私たちの代表である奥さんと井ノ上さんがお亡くなりになったということです。これがもし、歴史にイフということはございませんが、もしそういうことがなければ、それなりにやはり具体的なプロジェクトも決まっていただろう、そういうふうに思うんですね。
 
 さて、この二人の外交官の死、これは本当に悲劇的な死です。しかし、これを最初の段階ではテロによる攻撃というふうに言われていました。そして、テロに屈してはならないということでいろいろ言われたわけですが、果たしてこれはどういう人たちがこれをやったか、大変疑問に思っています。私もこの地域をよく知っているし、この武器のこともよく知っている。一体どういう状況で、発表されているたった三枚の写真に載った、このたった三枚の写真の状況はどうして生まれたのか。

 私もいろいろ実験してみました。
カラシニコフのレプリカを持って、車高の低い一般車から車高の高いランドクルーザーにどうやったら撃てるのかと思いましたが、やってみると実に難しい。なぜならば、カラシニコフというのは、バナナカートリッジという三十発入る弾倉がひっかかって、窓からなかなか出せないんですよ、下がね。

 ですから、
車高の低い自動車から高いランドクルーザーを撃つということは非常に難しい
もし無理してやるとすれば、それはちょうどその翌日に韓国の車が襲われたように、弾がばあっと散ってしまうんですね。
我が国のランドクルーザーみたいに、奥さん、井ノ上さんが亡くなったこのランドクルーザーみたいに
ぴしっと当たらないんですよ。
 
そして、一体どういう状況で本当に当たったのか。
例えば、この地域では
カラシニコフAK47というのは、一般的な、最も普通な、普遍的な武器なんですよ。
では、果たして本当に外務省はこれに対して防弾の能力のない防弾車を持っていたか。
この車は、私も行きましたけれども、大使館は乗せてくれなかったですよ。
これは政府の人が乗るんで、あなたはだめよと言われましたよ。
 
 ですから、本当に外務省が持っている一番いい車ですね。
私も一回だけ乗りましたけれども、これは防弾が厚いですよ。
二十ミリじゃないですよ。もっと厚いですよ。かなり厚い。
本当にカラシニコフの弾が抜けたのかどうかと私は思いますよ。
ドイツの研究所の
レベル六なのか、アメリカの裁判所のNIJの三なのか、そのレベルですね。それの上のレベルかもしれないですよ。
ですから、
本当に弾が内部まで抜けたのかどうか、これだってわからないんです。

 そこで、私はいろいろ聞いたら、何とCPAからは
十数枚の写真が日本に送られているということを聞きました。川口大臣、一体何枚の写真が日本に送られてきたか、その正確な枚数をお伝え願いたいと思います。

川口国務大臣 今、何枚の写真であったかということは、記憶はいたしておりません。
ただ、その三枚ということで提供いたしましたのは、これは今後引き続き調査、捜査を警察として行っていく必要があって、警察と御相談の上、この三枚が適切であろうということで三枚をお出ししたということでございます。

首藤委員 こんな何枚来たかも公開できないようだったら、こんなことはもうだめですよ。
国民にそんなことは、現実に何が起こったかが伝えられないのだったら、これからの援助なんてやったらもうだめですよ。
もし我々が、サマワで、いろいろな地域で問題があったときに、そんなごまかしをやるんだったら、もうこれ以上の援助は続けられないですよ。
 
それで、私は、この三枚でもよく見ました。二カ月間見ていましたよ、この三枚で何かわからないか。
ようやく最近気づいたことがあるんですよ。
 
これは、今まで私たちは、低い車高の車から高い車高の車、ランドクルーザーを撃ったと思っていた。
じっと見ると、この写真の、左側には集中的に弾が当たっている。
その何発かは抜けているかもしれない。
抜ければ、当然のことながら反対側の窓ガラスも割れるんです。
たとえ通過しなくたって、防弾の
ポリカーボネートの樹脂を抜けて、ぴしぴしぴしぴしっとクモの巣のように割れるんですよ、通常。
一つもないんですよ
 
その仮説から一つ、唯一導き出せるのは、この左側のガラスから
高い角度でガラスの下、すなわち側壁に抜けたということですよ。
そうすれば表面には出ない。
その角度は
十五度から二十度ですよ。
そして、実際に具体的な照射角度を考えたら、撃った車の位置は
約三メーターですよ。
これが唯一の仮説ですよ。
三メートルのところから撃てる銃というのは
二つしかないですよ。
それは、百キロで走るピックアップトラックの上にだれかが仁王立ちになって立ち上がって撃ったか、
第二は、アメリカ軍の
ハンビーの上から固定機関銃で撃ったかじゃないですか。
 
 その二つを考えると、一体だれがこれを撃ったのかということが大きな問題となります。
もしテロリストであれば、これは我々は全力を挙げてそのテロリストを追わなきゃいけない。
当たり前ですよ。地の果てまで私たちは追っかけていって、私たちの仲間であった二人の外交官を射殺した人間を地の果てまで、アフガニスタンの奥にまで追っかけていって捕まえなきゃいけないんですよ。
 
 しかし、一体だれが撃ったかというのは簡単にわかるんです。
それは、この
二人の遺体の中から弾丸が発見されているわけですね。そして、司法解剖もされている。
そして、この弾丸も取り出されているわけですよ。
もちろん、防弾のガラスを抜けていますから、かなり割れたり、あるいは一つの弾の形にならなくて、幾つかに割れてばあっと散弾のようになっていたりしている。
それは、御遺体の写真を見ればその辺もよくわかります。
 
 しかし、それでも、現代科学でいえば、
その弾の口径を特定するのは簡単なんですよ。たった五種類の弾しかここにはないんです。
五・四五ミリ五・五六ミリ七・六二ミリ九ミリ十二・七ミリ、たった五種類ですよ。
その中の一体どの弾であるのか。
この司法解剖をされた警察の責任者に、きちっとした弾丸のスペックをお聞きしたいと思います。国家公安委員長に。

小野国務大臣 司法解剖の結果につきましては、奥大使は左側頭部の銃創によります頭蓋内損傷、井ノ上書記官は左上腕部の銃創によります失血死が死因と推定される、そういう報告を得ております。
 
現在、さらにお尋ねの点もあわせまして詳細については鑑定中でございますが、捜査の事件に関する情報の公表につきましては、
捜査上の支障あるいは関係機関や関係者の御意向にも配慮する必要があると考えますけれども、本件につきましては、事案の重大性にかんがみまして、可能な範囲において公表に努めたいと考えております。

首藤委員 これは本当にぜひ早急に結果を出していただきたい。
 私は、これは、こういうような戦場においては事故というものは非常に多くあり得るんだと思っています。私たちにとって重要なことは、真実を知っていることです。
テロに屈しないというのならば、問題があればそれを乗り越えていかなきゃいけない。
それをごまかしてやれば、必ず後で問題となって、二倍、三倍になって私たちの国際貢献努力に対してマイナスの影響を与えてくると思うんですね。
 
 これは、実は全く同じ事件が幾つも起こっているわけです。
このちょっと前に、やはりティクリートの周辺近くでイタリアの外交官が撃たれました。
どういう状況で撃たれたかというのがイタリアの新聞に載っています。
これは、追っかけていって、要するに車列を追い抜こうとした。
そのとき、
アメリカ兵が手を振ってとめた
手を振ってとめて、とまらなきゃいけないんだけれども数秒遅かった。
一瞬遅くて、その次の瞬間には弾が飛んできて通訳が死亡した、こういうふうになっているんですね。
ですから、私は、戦場というものはこういうものだと。
 
 私たちも、向こうでしょっちゅうこういうのがあります。
いろいろなところをNGOで活動していると、ぐうっと戦車が砲塔を回してくる、あるいは
ハンビーの射手がぐうっと銃を回してくるんです。
本当に瞬間で回ってくるんです。
そういうことがあり得るわけですから、本当に、この事件が一体何であったのか、私たちは真実を明らかにしなければいけないと思います。
そうしなければ、我々が援助だ、我々が国際貢献だと言っているのも、やはり何かのときに、こういうことで結局はだまされていたということになれば、再び私たちは国民の信頼を失うことになる。
 
 この海外援助に関しても、イラクに関しても、たくさんいろいろな問題を抱えています。
だからこそ、しっかりと情報公開して、私は、国民も覚悟を決めて、そして状況をしっかり学んで、こういう状況ではこうしたことをしちゃいけないんだ。例えばサマワでも、最近、取材の方がばあっと行って、そしてオランダ軍が車列に近づくなと。
車列に近づくということは、すなわちテロリストと目されるということなんですよね。
ですから、そういうふうにしてはいけないということを知ったわけですから、そういうこともしっかり我々の財産として知らなきゃいけない。
 
 ですから、私は、こういう状況を
ごまかすことなく、真実を徹底究明してやっていただきたい
もしそれがテロリストによる攻撃であれば、私たちは、可能な限りテロリストを特定して、地の果てまで追いかけなければいけないんです。そういう覚悟をぜひ小泉総理にも持っていただきたいと思うんですね。
 
 小泉総理、小泉総理は、この二名の外交官の死によって、テロを乗り越えなきゃいけないというふうに叫ばれていたわけですが、現実に、これはどのようなテロリストがやったとお考えでそのような発言をされたんでしょうか。いかがでしょうか。

小泉内閣総理大臣 これは、奥大使にしても井ノ上書記官にしても、安全だろうという気持ちで行かれたんだと思いますが、現実にあのような状況になって極めて残念であります。
今お話しのような防弾ガラスつきの自動車まで貫き通す銃を持っている、相当準備された犯行だと思っております。
今のところ真相不透明な部分がありますが、今後とも真相解明のために日本政府としても
努力を続けていきたいと思っております。

首藤委員 時間もほぼ大体終わりになりましたので、最後に、現在のこの問題をめぐるより大きな問題についてぜひ小泉首相の御意見をお伺いしたいわけですが、
・・・・・・以下カット

【 首藤議員の質疑にでてくるカラシニコフ:AK-47 】



【 ハンビーについて 】
最大出力150馬力のV8ディーゼルエンジンを備え、最高速度105km/hという機動力を発揮、
M2、あるいは7.62mmM60machine gun(機関銃)を搭載。
ハンビーはAM General http://www.amgeneralcorp.com/が作っています。

【 ハンビーの規格 】 Specifications
http://www.ghostrecon.net/html/arms_humvee.htm ←・・・ここから転載

Name : HMMWV "Humvee"
Primary function: The HMMWV provides a variety of wheeled vehicle platforms.
These are cargo/troop carrier, armament carrier, TOW missile system carrier, shelter carrier and two ambulance variants (2- and 4-litter). The HMMWV will also be the prime mover for the AN/TRC-170 Radio Digital Terminal and the Pedestal Mounted Stinger System.
Length: 15 feet (4.57 meters)
Width: 7.08 feet (2.16 meters)
Weight: 5,200 pounds (2359 kilograms)
Height: 6.00 feet (1.83 meters) reducible to 4.5 feet (1.37 meters)
Engine: V8, 6.2 litre displacement, fuel injected diesel, liquid cooled, compression ignition
Horsepower: 150 at 3,600 RPM
Transmission: 3 speed, automatic
Transfer case: 2 speed, locking, chain driven
Electrical system: 24 volt, negative ground, 60 amps
Brakes: Hydraulic, 4-wheeled disc
Fording depth:
without preparation: 2.5 feet (76.2 centimeters)
with deep water fording kit: 5 feet (1.5 meters)
Fuel type: Diesel
Fuel capacity: 25 gallons (94.63 liters)
Range: 350 miles (563.15 kilometers) highway
Unit Replacement Cost: $50,000




ハンビーは何種類もありここに写真があります。→ http://www.off-road.com/hummer/general/hmmwv-gallery.html
m1025 drawingM1025 - Armament Carrier, armored
M1026 - Armament Carrier with winch, armored
Nearly identical to the M966/M1036 TOW Carrier but with a pintle mount on the weapons ring. The weapons ring can accommodate the 40mm MK19 Mod 3 grenade launcher, M2HB 50 caliber machine gun, M60 7.62mm machine gun, and the M240 7.62mm machine gun. The Armament Carriers have the same protection as the basic armored M966/M1036 TOW Carriers. GVW of 8,200 lbs.

m1043 drawingM1043 - Armament Carrier with supplemental armor
M1044 - Armament Carrier with winch and supplemental armor
The M1043/M1044 are M1025/M1026 Armament Carriers with additional armoring like the M1045/M1046 with equivalent protection. Marine Corps only variant. GVW of 8,400 lbs.

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