ONE CHILD BORN 〜 LAURA NYRO JAPANESE SITE

    珠玉のシンガーソングライター、ローラ・ニーロに捧ぐ

HOME

  BIOGRAPHY

  CHRONOLOGY

  DISCOGRAPHY

     <1967-1971>

    <1972-1978>

    <1984-1992>

    <1993-1995>

    <Collections>

  BOOKS

  MOVIE

  RARE ITEMS

  MUSICIANS

  Original Songs(1)

  Original Songs(2)

  Original Songs(3)

  Billboard HOT 100

  ARTICLE

     <MONTEREY>

     <5TH DIMENSION>

     <SING OF LAURA>

     <LABELLE>

    <LIVE IN JAPAN>

     <HELEN MERRILL>

     <OFF BROADWAY>

  ABOUT ME

  B B S

  LINKS


Yahoo!ジオシティーズ

   

 

 

 1967−1971  早熟のデビュー、そして飛翔

 

 

 

  |   1972-1978

 

 

◎1967  MORE THAN A NEW DISCOVERY

 

 

Verve/Folkways FT3020 (mono)

 

<A>Goodbye Joe,Billy'sBlues,And When I Die,Stoney End,Lazy Susan,Hands Off The Man

 

<B>Wedding Bell Blues,Buy And Sell,He's A Runner,Blowin' Away,I Never Meant To Hurt You,California Shoe-Shine Boys

 

→セカンドプレス・ジャケ(1969)他

 

 

  弱冠19歳。新人女性歌手がトータルなアルバムなど制作できなかった時代に、全曲自作による驚異のデビュー作。純60年代的アプローチを主張したプロデューサーのミルト・オクン(PP&Mで有名)と意見が衝突したため、本人としては不本意な出来のようだが、今となってはどの楽曲も「アメリカン・ポップスの古典」である。

 この時期、西海岸で音楽活動を開始したこともあり、後年の悲哀と陶酔に満ちた作品群とは大きく異なり、<B>,筬Δ砲魯リフォルニア・ドリーミングな時代の雰囲気が横溢している。また少女にして達観した詞世界が衝撃だった<A>にしても、ヒッピー達が心酔したチベット密教の輪廻感に図らずも近しい解釈が可能でもある。「私が死ぬとき/1人の子供が生まれる(ONE CHILD BORN)/そして世界は巡って行く」。 

→ヴァーヴ・レコードによる雑誌広告

 

 


 

 

◎1967(2005)  THE COMPLETE MONTEREY POP FESTIVAL (DVD)

 

 

 

 

<Disc3>The Outtake Performances:

Wedding Bell Blues,Poverty Train

 

〔The Other Artists〕

The Association,Simon& Garfunkel,Country Joe & The Fish,Al Kooper,The Paul Butterfield Blues Band,Quicksilver Messenger Service,The Electric Flag,The Byrds,Jefferson Airplane,The Blues Project,Big Brother & The Holding Company,Buffalo Springfield,The Who,The Mamas & The Papas

 

 

 1967年6月16〜18日に開催されたラヴ&ピースの祭典「モンタレー・ポップ・フェスティヴァル」。ジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリックスらを一躍有名にしたサマー・オブ・ラヴの2日目に、主催者の1人であるルー・アドラーの要請でローラ・ニーロが出演した。映画版への収録がなかったこともあり、ローラは観客のブーイングにより泣く泣くステージを降りて以後ステージ恐怖症になったという「伝説」が長く信じられてきた。

 その未発表シーンをアウトテイク・パフォーマンスとして収録した完全版DVDが遂にリリースされた。そして従来の「伝説」が若干的外れだったことも判明してきた。ローラ・ニーロ唯一の映像作品であり、ファンなら神々しいまでの輝きに失神必至だ。

→「モンタレーの悲劇」の真偽 へ

 

 


 

 

◎1968  ELI AND THE THIRTEENTH CONFESSION

        (イーライと13番目の懺悔)

 

 

 

 

Luckie,Lu,Sweet Blindness,Poverty Train,Lonely Woman,Eli's Comin',Timer,Stoned Soul Picnic,Emmie,Woman's Blues,Once It Was Alright Now (Farmer Joe),December's Boudoir,The Confession

 

<Bonus>Lu(Demo),Stoned Soul Picnic(Demo),Emmie(Demo)

 

 

 モンタレーの試練を経てCBS移籍第1弾。プロデューサーにフォー・シーズンズのアレンジで有名なチャーリー・カレロを迎え、本望だったコンセプト・アルバムの制作に取り組んだ。収録の13曲は「13話の懺悔」に見立てられ、その内容はお酒やコカインの楽しみを歌った┐ら得意の自棄気味な失恋話まで多岐に亘っている。

 特に後半部分から、R&Bのお約束を踏み外し、ジャズからブロードウェイまで音楽性の激しい振幅で転調を繰り返しながら、ローラの本領と言うべき凄まじい「女」の情念が燃えたぎってくる。時に静謐に、時に憤怒を湛えた歌声で。そして、ラストの清冽な一節に、戦慄が走る。「乳房を許した男たちは他にもいる/でも心を許したのは彼だけ/今の私は一人の処女/私は告白する」。イズート・シムズ(t.sax)にも注目。

 

 


 

 

◎1968  ELI’S COMIN’ / SWEET BLINDNESS (Single)

 

 

 

 

<A>Eli's Comin'(original ending shortened into a fadeout)

<B/W>Sweet Blindness

 

 

(Columbia 4-44531)

 

 

 4枚目にして、ジャケット・スリーブのある唯一の7inchシングル(フェイドアウト・エンディングのシングル・ヴァージョン)。滝川クリステルばりの美しさ!に垂涎。

 

 


 

 

◎1969  THE FIRST TIME (Collector's CD)

 

 

→写真・解説はこちら

 

 


 

 

◎1969  NEW YORK TENDABERRY

 

 

 

You Don't Love Me When I Cry,Captain For Dark Mornings,Tom Cat Goodby, Mercy On Broadway,Save The Country,Gibsom Street,Time And Love,The Man Who Sends Me Home,Sweet Lovin' Baby,Captain Saint Lucifer,New York Tendaberry

 

<Bonus>Save The Country(single version)(mono),In The Country Way

 

→ジャケ違いはこちら

 

 

ルバート(=自由なテンポ)だらけのピアノの弾き語りに、リズム・セクションやオーケストラをオーバーダビングするという大胆なアイデア。恐らく「Stoned Soul Picnic」の印税の大半を注ぎ込み、約1年間の録音期間を経て完成した最高傑作。

 漆黒のイブニング・ドレスを纏い、陶酔感に浸るジャケ写が、アルバム全体を支配する暗黒世界を見事に物語っている。68年冬の凍てつくNYを、その街に生きる自身を描写した本作において、孤高な女の情念もまるで悪魔と戯れているかのよう。刹那的なストリングスや荘厳なブラスに一歩も譲らず、圧倒的にソウルフルな歌声を、魔力を秘めて木霊させる。録音スタジオを訪ね、トランペット・ソロを依頼されたマイルス・デイビスは「俺が付け加えるべきものはない」と最大級の賛辞を贈ったと伝えられる。

 

 


 

 

◎1970 TIME AND LOVE/THE MAN WHO SENDS ME HOME (Single)

 

 

 

<A>Time And Love

<B/W>The Man Who Sends Me Home

 

 

 4719 CBS

(原盤:Columbia 4-45041)

 

 

 ポルトガル盤の7inch シングル。稀少価値ではこれの右に出るものはないでしょう。

 

 


 

 

◎1970  GOODBYE JOE / I NEVER MEANT TO HURT YOU (Single)

 

 

 

<A>Goodbye Joe

<B/W>I Never Meant To Hurt You

         (邦題:涙は二人で)

 

 

 日本グラモフォン DV1030

(原盤:Verve/Forecast KF-5112)

 

→ジャケット裏はこちら(提供:mogie氏)

 

 

 当時ヴァーヴの版権を持っていた日本グラモフォンから唯一と思われる7inchシングル。デビュー・アルバムのセカンド・プレスに合わせて70年3月頃に発売された。筆者不明の裏面解説には「女性ボブ・ディラン」と紹介されて、当時の日本での位置づけが良く分かる。貴重な資料をmogie氏より提供いただきました。ありがとうございました。

 

 


 

 

◎1970  STONED SOUL PICNIC / SWEET BLINDNESS (Single)

 

 

 

 

<A>Stoned Soul Picnic

<B/W>Sweet Blindness

 

 

 CBSソニー CBSA82064

(原盤:Columbia JZSP139152)

 

 

 CBSソニーから唯一と思われる7inchシングル。両面とも『イーライと13番目の懺悔』からのカット。「ニュー・フォーク・キャンペーン」というコピーが時代を物語る稀少盤。

 

 


 

 

◎1970  CHRISTMAS AND THE BEADS OF SWEAT (魂の叫び)

 

 

 

Brown Earth,When I Was A Freeport And You Were The Main Drag,Blackpatch,Been On A Train,Up On The Roof,Upstairs By A Chinese Lamp,Map To The Treasure,Beads Of Sweat,Christmas In My Soul

 

 

 荒々しく感情が起伏した前作とは打って変わり、ハドソン河畔の街にも陽光が差し込み、窓越しに穏やかな時間が流れている。ニューヨークという街の息吹をここまでリアルに描写した詩人がいるのだろうか。公民権運動にも触れて政治への不満を表明しているが、では鐘の鳴るクリスマスの夜に聖母のように祈りを捧げている。

 プロデュースは、アレサ・フランクリン等を手掛けたアリフ・マーディンと元ラスカルズのフェリックス・キャヴァリエ。バックにはデュアン・オールマンらも顔を揃える。また、初のカバー曲はゴフィン&キングのァソングライターとしてブリル・ビルディング勢とライバル関係にあったローラが、50年代R&Bへの敬意を表した名唱である。 

 

 


 

 

◎1970  FILLMORE EAST, DECEMBER 22,1970 (Collector's CD)

 

 

 

Introduction,He's A Runner,Brown Earth,When I Was A Freeport, And You Were The Main Drag,Christmas In My Soul(spoken word),Poverty Train,Emmie,Gibsom Street,Captain For Dark Mornings /Map To The Treasure,Up On The Roof,And When I Die,Time & Love /Save The Country,Walk On By / It's Gonna Take A Miracle,Tom Dooley / California Shoeshine Boys,Timer

 

(注)本盤はコレクターズCDですが、資料的価値が高いと思われるため紹介いたします。

 

 

 

 これには参った。ジャクソン・ブラウンを前座に、フィルモア・イーストへの2回目の出演となった70年クリスマスのサウンドボード録音。3回目の『飛翔』が『ゴナ・テイク・ア・ミラクル』への前哨だとすると、本公演は初期アルバム4枚の総括といったところか。この構成で悪かろうはずがない。ローラの声のコンディションと録音状況こそ『飛翔』には適わないものの、イ力読、初登場の、ライヴではここでしか聴けない珠玉の┃、キングストン・トリオの等、聴き所は満載。観客の熱狂振りは『飛翔』以上に生々しく、是非とも正式リリースを期待したい音源だ。

→ツアー・パンフはこちら

 

 


 

 

◎1971(2004)  SPREAD YOUR WINGS AND FLY : LIVE AT THE

             FILLMORE EAST MAY 30,1971  (飛翔)

 

 

 

 

American Dove,Medley:Ain't Nothing Like The Real Thing/(You Make Me Feel Like) A Natural Woman,Spanish Harlem,I Am The Blues,Medley:Walk On By/ Dancing In The Street,Emmie,Map To The Treasure,Christmas In My Soul,Save The Country,Medley :Timer/ O-O-H Child / Up On The Roof,Medley :Lu/ Film Flam Man,Mother Earth

 

 

 こういうのが聴きたかった、と誰もが思ったに違いない死後7年目に発掘されたフィルモア・イースト3回目の出演を捉えたライブ・アルバム。ビル・グラハムがフィルモア・イーストを閉鎖するわずか1ヵ月前の記録である。フィルモアの専属カメラマンは次のように語る。「フィルモア・イーストは古い映画館だったの。こじんまりとしているんだけど、同時に2,600人もの観客を収容することができた。ローラはそこでたった一人ステージに上がり、グランド・ピアノに向かった。彼女の横には上品な小さいテーブルがあって、水差しと2,3本の花の入った花瓶が載っていたわ。この魔法のような環境には彼女とオーディエンスしか存在しなかった」。モンタレーの悪夢は霧散した。未発表曲,ら、リスナーは絶対的な自信に満ちたローラ・ニーロの歌声に釘付けになることだろう。

→ツアー・パンフはこちら

 

 


 

 

◎1971  GONNA TAKE A MIRACLE (featuring Labelle)

 

 

 

I Met Him On A Sunday,The Bells,Monkey Time/Dancing In The Street,Desiree,You've Really Got A Hold On Me,Spanish Harlem,Jimmy Mack,The Wind,Nowhere To Run,It's Gonna Take A Miracle

 

<Bonus>Ain't Nothing Like The Real Thing,(You Make Me Feel Like) A Natural Woman,O-O-H Child,Up On The Roof

 

→未発表ジャケはこちら

 

 

 14〜15歳の頃、ローラは駅の構内などエコーがかかる場所でプエルトリコのストリート・グループと一緒に歌っていたという。そんな甘酸っぱい十代の気持ちを満載してフェイヴァリット・ソングを歌う全曲カバー・アルバム。┐12歳から愛聴している曲。

 プロデュースは、翌72年からハロルド・メルヴィン等のフィリー・ソウルで一世を風靡するギャンブル&ハフ。コーラスにパティ・ラベル率いるラベル。このラベルとの掛け合いでグイグイと盛り上がっていくなど鳥肌ものだ。とにかく、50年代ドゥーワップや60年代ガール・グループを歌う姿が板に付き、かつ愛情に満ち溢れている。ソプラノでこんなに黒いソウルが歌えるのはブロンクス育ちのローラ・ニーロだけだ。

→パティ・ラベルとの友情へ  →原曲紹介はこちら

 

 


 

 

◎1971  IT'S GONNA TAKE A MIRACLE / DESIREE  (Single)

 

 

 

 

<A>It's Gonna Take A Miracle

<B/W>Desiree

 

 

(原盤:Columbia 4-45537)

 

 

 蘭CBSからと思しき7inchシングル。勿論、『ゴナ・テイク・ア・ミラクル』からのカット。

 

 


 

 

◎1972  JIMY MACK / LAURA NYRON Y LA BELLE  (Single)

 

 

→写真・解説はこちら

 

 


 

 

◎1973  THE FIRST SONGS

 

 

 

Wedding Bell Blues,Billy's Blues,California Shoeshine Boys,Blowing Away,Lazy Susan,Good By Joe,Flim Flam Man,Stoney End,I Never Meant To Hurt You,He's A Runner,Buy And Sell,And When I Die

 

 

 ヴァーヴからのデビュー作 『More Than A New Discovery』 は、セカンドプレスからタイトルを 『The First Songs』 へ、曲順を 「Wedding Bell Blues」を 冒頭へと変更されていた。本作はさらにジャケットを差し替えて6年振りに再発されたCBS盤。当時の宣伝文句は「時代が漸くローラ・ニーロに追いついた」であった。 

 

 

 

 

 

 

 

  |   1972-1978

 

 

 

  

Counter