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Eduardo Soutoについて
Eduardo Souto(エドゥアルド・ソウト)は1882年4月14日、サンパウロ州南部のサントス市(または隣町のサン・ヴィセンテ市)に生まれた。ソウトは子供の頃よりピアノを習い、一家が11歳でリオデジャネイロに移住してからは本格的にピアノのレッスンを受け、14歳の時にはワルツ "Amorosa" を作曲している。一時、工学部で学ぶも学資が続かず、20歳から35歳まで銀行員を勤めた。
1919年、"O despertar da montanha" を作曲し、これが大ヒット。作曲家として一躍有名になった。また1920年には "Pois não" がカーニバルの音楽として流行した。同年、ブラジルを訪問したベルギー国王のレセプションでは音楽を担当した。その後は指揮者、合唱団 "Coral Brasileiro" の創立、楽器店 "Casa Gomes" の経営者として活躍した。("Casa Gomes" ではあのエルネスト・ナザレがピアノ弾きとして働いた。)また、自らが率いる "Grupo Eduardo Souto" という楽団で、当時始まったばかりのレコード録音を行った。
しかし1932年以降は音楽活動を辞め、再び銀行員として働いたとのこと。
1942年8月18日、リオデジャネイロで死去。
エドゥアルド・ソウトは三百〜四百曲を曲を作ったとされている。カーニバル音楽、ポピュラーソングなど多数あり。有名なボタフォゴ・サッカークラブの歌も作曲している。彼は下に記した通り歌曲とピアノ曲を多数作ったが、親しみやすい旋律により、ピアノ曲として作られていても後に歌詞が付けられているケースもある。同時期に活躍したゼキーニャ・ジ・アブレウやシキーニャ・ゴンザーガ同様、その作品がピアノ曲なのか歌曲なのか、クラシックなのかポピュラーなのかハッキリしない所が、ブラジル音楽のジャンルの垣根が低いことを示しているようで、そこがブラジル音楽のいいとこなんですよね。
Eduardo Soutoのピアノ曲(および歌詞付きの曲)リストとその解説
- Aborrecimentos 不機嫌(詞:José Evangelista)
- A despedida, Canção 別れに、歌(詞:Bastos Tigre)
変ホ長調。別れの気持ちをしっとりと描いたような、落ち着いた曲。- Adeus guitarra Amiga, Fado-Tango さよなら、愛しいギター、ファドータンゴ
- A esperança, Fado-Tango 希望(詞あり)
- Ai quem me déra modinha モジーニャだったらなあ(詞あり)
- Amargura, Canção 苦悩、歌
- Amizade amorosa 恋人の親切(詞あり)
- Amor, meu grande amor 愛、私の深い愛(詞:luiz Martins)
- Amorosa 恋人
- Anatomia, Marcha 体つき、行進曲(詞:José Evangelista)
- A roseira da estrada 街路のバラの木
- A saudade, Fado-Tango サウダージ、ファドータンゴ(詞:Bastos Tigre)
1932年作曲。ハ短調。左手ハバネラのズンンチャチャンズンのリズムにのって哀愁たっぷりの旋律が奏される。後半はハ長調になる。- A ternura do mar, Valsa lenta 海の優しさ、ゆっくりしたワルツ
イ長調、A-B-A-C-A形式。ソウトの妻に献呈された曲。彼の作品の中でも最も優しさに満ちた曲かな。BとCはニ長調で華やかになる。- Bailado das Nymphas, Fox-trot 妖精たちの踊り、フォックストロット
- Bandeirantes, Marcha-Rag-time バンデイランテス(サンパウロ州の人々)、行進曲ーラグタイム
- Batucada, Marcha バトゥキの踊り、行進曲(詞:João de Barro)
- Borboletas azues, Tango 青い蝶、タンゴ
- Brincalhão, Rag-time 遊び好き、ラグタイム
- Caboclo magoado, Catêretê à móda paulista 悲嘆に暮れるカボクロ、サンパウロ流のカテレテ(詞:Philomeno Ribeiro)
- Cacaréco, Catêretê つまらない物、カテレテ
- Canção dos pescadores, Barcarola 漁師たちの歌、舟歌(詞:Philomeno Ribeiro)
- Cantiga para tenor, Canção テノールのためのカンチーガ、歌
- Cantiga para barytono, Canção バリトンのためのカンチーガ、歌
- Cantiga praiana 海辺の歌(詞:Vicente de Carvalho)
- Capichaba, Tango à móda do Estado Espirito Santo カピチャーバ、エスピリトサント州流のタンゴ (詞あり)
- Caricias, Tango 愛撫、タンゴ
- Carinhosa, Schottisch 優しく、ショッティッシュ
ハ長調、A-B-A-C-A形式。プラルトリラー混じりの旋律は愛嬌ある。BとCはヘ長調。- Colibri, Tango ハチドリ、タンゴ
- Conheceu, papudo?, Maxixe brasileiro
- Desilusão, Modinha 失望、モジーニャ(詞:Philomeno Ribeiro)
- Divagações, Valsa lenta 放浪、ゆっくりしたワルツ
- Do sorriso da mulher nasceram as flores, Tango de salão 女性の笑顔は花、サロン風タンゴ(詞:Lelio de Aragão)
1921年の録音あり。ピアノ独奏の楽譜と、ピアノ譜の脇にLelio de Aragãoによる詞が記された楽譜の両方が流布している。楽譜には「ブラジルの女性達に捧げる」と記されている。ハ長調、A-B-A-C-A形式。右手旋律は大部分がオクターブで、身振りが派手ながらも女性らしい艶やかな雰囲気をゆったりと描いた曲。Bはヘ長調、Cはイ短調になる。- É a pobre guitarra morreu, Fado-Tango 哀れなギターの死、ファドータンゴ(詞:Mlle. Tell.)
- É assim que eu gosto..., Chôro carioca 気に入るやいなや、リオのショーロ
- É no toco da goiaba グアバの切り株で(詞:José Jannyni)
- É sim senhor, Samba 紳士です、サンバ
- É sopa, Marcha 朝飯前だ、行進曲
- Espanta o bóde, Samba(詞あり)
- Estão verdes, Fox-trot ブドウ、フォックストロット
- Eu só quero é beliscar, Catêretê 私はつまみたいだけ、カテレテ(詞あり)
- Eu só quero é conhecer, Catêretê 私は知りたいだけ、カテレテ
- Eu vou me embóra, Marcha carnavalesca 私は帰るよ、カーニバルの行進曲(詞:Philomeno Ribeiro)
- Evocação, Valsa lenta 想起、ゆっくりしたワルツ
変ロ長調、A-B-A-C-A形式。旋律は中声部にゆったりと始まり優雅に盛り上がる。Bは変ホ長調、高音部オクターブの旋律と、十度和音の伴奏がゴージャスな雰囲気。Cはト短調で半音階を下る旋律が艶やか。- Fogo de paia, Catêretê à móda paulista(詞あり)
- Foi assim そうだった(詞:Ari Kerner V. de Castro)
- Gegê, Marcha carnavalesca ジェジェ、カーニバルの行進曲(詞:Getúlio Marinho)
- George Walsh, Tango ジョージ・ワルシ、タンゴ
曲名の "George Walsh" とは謎めいていて、アメリカ大統領のジョージ・ワシントンのことか、当時のブラジル大統領ワシントン・ルイス(在位1926-1930)のことか?。ニ短調、A-B-A-C-A形式。ハバネラのリズムにのって悲しい旋律が奏される。Bはヘ長調、Cはニ長調になる。- Goiabada, Marcha carnavalesca ゴイアバーダ(グアバようかん)、カーニバルの行進曲(詞あり)
- Guanabara, Marcha グアナバラ(詞:Philomeno Ribeiro)
- Guitarrada, Fado-Tango ギター弾き、ファドータンゴ
- Harmonia da mata 森林の調和(詞:Olímpio Pinto)
- Hino a João Pessoa, Marcha patriótica ジョアン・ペッソア賛歌、愛国的マーチ(詞:Osvaldo Santiago)
1930年作曲の歌曲。ジョアン・ペッソアとは当時のブラジル東部パライーバ州知事の名前である。1929年、ジョアン・ペッソアはリオ・グランデ・ド・スル州知事のヴァルガスと組み「自由同盟」を結成し、革命運動をしていたが、1930年7月26日、レシフェにて暗殺された。パライーバ州都はジョアン・ペッソア市と改名され、この事件により革命運動は更に活発化し、ついに同年10月にヴァルガスは政権を取ることになる。Osvaldo Santiagoの歌詞は「ジョアン・ペッソア、ジョアン・ペッソア、その立派な姿は今もブラジル人の心の中で生き続ける‥‥」といった内容で、ニ短調~ニ長調の勇壮なマーチ。- Hino da legião mineira ミナスジェライス軍賛歌(詞:Osvaldo Santiago)
- Hino Oficial do Botafogo ボタフォゴ・サッカークラブ公式歌(詞:Octacílio Gomes)
- Hontem á noite, Rag-time 昨晩、ラグタイム
- Hymno official dos pescadores brasileiros ブラジルの漁師たちの公式歌(詞あり)
- Iaiá-Ioiô, Catêretê carnavalesco イアイア・イオイオ、カーニバルのカテレテ
- Ibis, Fado-Maxixe トキ、ファドーマシシェ
- Ideal de caboclo カボクロの空想
- Inverno, Valsa 冬、ワルツ(詞:Benedicto Lopes)
ニ長調、三部形式。優雅な、ちょっとショパン風のワルツ。中間部はト長調。- Isto é bom, Genuino chôro carioca こいつはいい、真のリオのショーロ
ニ短調、A-B-A-C-A形式。シンコペーションが小気味よい曲。Bはニ長調、Cはヘ長調になる。- Jagunço, Rag-time 用心棒、ラグタイム
- Jesus e a viola, Catêretê à móda do norte イエスとギター、北部流のカテレテ(詞あり)
- Mágoas 悲しみ(詞:Gastão Penalva)
- Malditos olhos, Fado-Tango 呪いの眼差し、ファド−タンゴ
- Manda buscar, Marcha carnavalesca(詞あり)
- Marabá, Tango マラバ、タンゴ
- Maria Pereira, Fado マリア・ペレイラ、ファド
- Marulhos, Tango de salão 潮騒、サロン風タンゴ
- Meditando, Fado-Tango 熟考、ファドータンゴ(詞:Benedicto Lopes)
- Mesmo assim, Chôro à móda carioca しかしながら、リオ流のショーロ(詞:João da Praia)
- Meu bem, Maxixe(詞あり)
- Não mexa commigo seu Honorato, Maxixe carioca
- Não sei dizer, Marcha carnavalesca
- Não sei o que é, Maxixe carnavalesco 何だか分からない、カーニバルのマシシェ(詞あり)
- Nêgo veio, Catêretê ネーゴ・ヴェイオ、カテレテ(詞あり)
- No batuque, Batuque バトゥキで、バトゥキ(詞あり)
- No meu tempo era assim 若かりし頃
- No mundo da lua, Fox-trot 月の世界で、フォックストロット
変ホ長調、A-B-A-B-C-A-B形式。エドゥアルド・ソウトの作品の中でも、私のお気に入りの一曲です。Aは月の世界の静寂をロマンチックに描くような息の長い旋律で、Bでは星が瞬く夜空をゴージャスに両手オクターブで華やかに描いているよう。Cは一転して左手ストライド奏法にのって、右手オクターブの旋律が陽気に奏される。- No rancho, Catêretê à móda paulista 小屋の中で、サンパウロ流のカテレテ(詞あり)
- No reinado da alegria 喜びの全盛期に(詞:Osvaldo Santiago)
- Nunca mais もう決して(詞:Heitor Modesto)
- Nuvens..., Valsa lenta 雲、ゆっくりとしたワルツ
1921年の録音あり。変ニ長調、A-B-A-C-A形式。冒頭の流れるような旋律は、さながら雲の上を浮かんでいるような心地だ。Bは両手オクターブとなって舞踏会を思わせるような華やかな響き。Cは変ロ短調で、音階の旋律が優雅。- O Bandeirante do espaço(詞あり)
- O carnaval, Fox-trot カーニバル、フォックストロット(詞あり)
- O despertar da montanha, Tango de salão 山の夜明け、サロン風タンゴ(詞:Francisco Pimentel)
1919年作曲。エドゥアルド・ソウトの名を有名にしている(といってもブラジルだけだが)代表作。原曲はピアノ曲だが、後にFrancisco Pimentelにより歌詞も付けられた。ニ短調、A-B-C-A形式。大振りな前奏に引き続き、何とも粋な“こぶし”混じりの泣かせる旋律がpで歌われる。次のBの旋律はfのオクターブで、感情そのままに歌い上げる。Cはニ長調になり少し希望を期待させるかな。その後ダルセーニョして“こぶし”のAの旋律が繰り返され、8小節のコーダで終わる。あまりにも分かりやすい?ストレートな旋律といい、ズンンチャチャンチャンという伴奏といい、タンゴというよりかはどうも日本の演歌みたいな雰囲気で‥‥最高にイイ曲です!。- O despertar de um sonho, Tango de salão 希望の夜明け、サロン風タンゴ
ハ短調。"O despertar da montanha" に何か似ているが、より寂しげな雰囲気の曲。- Olhos brejeiros いたずらな瞳(詞:H. de Carvalho)
- Olhos fatais 宿命的な瞳(詞:João de Barro)
- O Manoel e a Maria, Fado-Maxixe (com letra) マノエルとマリア、ファドーマシシェ(詞あり)
- O poeta do sertão, Catêretê à móda paulista セルタンの詩人、サンパウロ流のカテレテ(詞あり)
- O pranto do Fadista, Fado-Tango ファド弾きの悲嘆、ファドータンゴ
ホ短調、三部形式。哀愁たっぷりの旋律が静かに奏される。中間部はホ長調で、中声部に旋律が現れ、高音部に優しく装飾和音が奏される。- O puladinho, Chôro brazileiro オ・プラジーニョ、ブラジル風ショーロ
変ホ長調、三部形式。プラジーニョとはアフリカ起源の踊りの一種。速いテンポの陽気な曲。中間部はハ短調になる。- O que os teus olhos dizem, Valsa 君の瞳が語っていること、ワルツ(詞あり)
- O sabiá 哲学者(詞:Goulart de Andrade)
- O succo, Rag-time ジュース、ラグタイム
- Outomno, Valsa 秋、ワルツ(詞:Benedicto Lopes)
変ロ長調。落葉が舞うような雰囲気の旋律は趣きある。Bはト短調、Cは変ロ長調で、8分音符が上へ下へと舞うように奏される。- Pai Adão, Marcha carnavalesca 神父アダム、カーニバルの行進曲
- Paixão do artista 芸術家の情熱
- Palpite 胸騒ぎ(詞:Noel Rosa)
- Parati dançante, Chôro à móda carioca
ニ長調、三部形式。右手16分音符の旋律が踊りだすように陽気。中間部はロ短調になり、カバキーニョを思わせる右手和音連打の下で、左手で旋律が奏される。バンドリン奏者のジャコー・ド・バンドリンは、この曲をレパートリーにしていた。- Para todos, Samba carnavalesco 全てのために(詞あり)
- Pembêrê, Chula à móda bahiana ペンベレ、バイーア流のチューラ(詞:João da Praia)
- Piracicaba, Catêretê à móda paulista ピラシカバ、サンパウロ流のカテレテ(詞:Eduardo Souto)
ソウトの作品では珍しく、ソウト自身によるが歌詞が付いている。ハ長調。8小節の前奏に引き続き、勇壮な旋律が朗々と奏される。- Pois não, Marcha carnavalesca 何にいたしますか、カーニバルの行進曲(詞:João da Praia)
- Porquoi-pas?, Valsa lenta どうしていけないの?、ゆっくりしたワルツ
- Por ti 君のために(詞:Bastos Tigre)
- Praias de nossa terra, Barcarola 我々の故郷の海辺、舟歌
- P'ro Rei ouvir(詞あり)
- Presidente Wilson, Rag-time ウィルソン大統領、ラグタイム
- Primavera, Valsa 春、ワルツ(詞:Benedicto Lopes)
- Quando me lembro, Marcha 思い出す時、行進曲(詞:João da Praia)
- Que massada!, Maxixe com caracter de música norte-americana
- Quem quizer ver
- Relembrando, Maxixe brazileiro 回想、ブラジルのマシシェ
- Romantismo ロマンティスモ(詞:Zito Batista)
- Samba nosso 我々のサンバ(詞:Benoit Certain)
- Sanfona, Catêretê サンフォーナ、カテレテ
- Sarará, Toada サララ、トアーダ(詞あり)
- Saudade, Tango サウダージ、タンゴ
- Saudades da cachopa, Fado-Maxixe 若い娘のサウダージ、ファドーマシシェ
- Saycan サイカン(詞あり)
- Sem querer, Tango うっかり、タンゴ
- Seu Derfim tem que vortá, Maxixe (com letra de Norberto Bittencourt)
- Seu doutor, Marcha carnavalesca 博士様、カーニバルの行進曲
- Si eu pudesse esquacer-te, Romance 君のことを忘れることができたら、ロマンス(詞あり)
- Sonho, Valsa lenta 夢、ゆっくりしたワルツ
- Só pra machucar, Toada 苦しめるためにだけ、トアーダ
- Só teu amor, Marcha carnavalesca 君の愛だけ、カーニバルの行進曲(詞あり)
- Sublime provação, Valsa 大きな試み、ワルツ
ハ長調、三部形式。マズルカ風のゆったりとした曲。中間部はイ短調。- Sugestões de um olhar, Valsa lenta 眼差しの暗示、ゆっくりしたワルツ
- Sugestões de um sorriso, Tango 微笑みの暗示、タンゴ(詞あり)
1924年の録音あり。ヘ長調、三部形式。右手の旋律も左手のハバネラの伴奏もオクターブで、豪華な響き。中間部は変ロ長調。- Sul-americano, Marcha-Rag-time 南アメリカ、行進曲ーラグタイム(詞あり)
- Sustenta a nota, seu Bandeira, Catêretê その音を伸ばして、あなたの旗、カテレテ
- Tatú subiu no pau, Samba à móda paulista 木に登るアルマジロ、サンパウロ流のサンバ(詞あり)
1923年頃の作曲。ハ長調。速いテンポの愛嬌ある陽気な曲。1924年のカーニバルでは人気曲になったとのこと。- Tem moamba, Samba
- Tem que casá, Maxixe carnavalesco
- Tem que havê combinação, Samba
- Tira scisma, Catêretê(詞あり)
- Triste amor 愛の悲しみ(詞:Heitor Modesto)
- Tristeza, Valsa, estylo genuínamente brazileiro 悲しみ、ワルツ、真のブラジルのスタイルで
楽譜の冒頭には「ブラジル女流詩人Maysa Silvaに霊感を受け」と記されている。ハ短調、A-B-A-C-A形式。感傷的な旋律がゆっくりと奏され、何ともブラジル的でいい。Bの部分はハ長調で少し明るくなり、Cもハ長調で "Con saudade" と記され、昔を懐かしむような雰囲気になる。
Tristeza, Valsa (estylo genuínamente brazileiro)、1〜14小節、Eduardo Souto & Comp.より引用- U cumpadri di Araxá, Catêretê à móda Mineira (com letra)
- Uma festa no arraial, Fox-trot 田舎の祭り、フォックストロット
- Uma festa no Japão, Fox-trot 日本の祭り、フォックストロット
- Um baile em Catumbí, Legitímo chôro carioca カトゥンビの踊り、リオの正しいショーロ
カトゥンビとはリオデジャネイロの地区の名前。1921年の録音あり。ハ長調、A-B-A-C-A形式。速いテンポの曲で、中音部のギターのストロークを思わせる刻みにのって、低音部に跳ねるような旋律が奏される。Bはイ短調、Cはヘ長調になる。- Um beijo ao luar, Valsa lenta 月明かりでの口づけ、ゆっくりしたワルツ
- Um chôro na Praia Grande プライア・グランヂのショーロ
プライア・グランヂ市はサンパウロの南にある港町で、ソウトの生まれたサントス市の隣町。ヘ長調。上述の "Um baile em Catumbí" 同様の作りで、低音に飛び回るような旋律が奏される。- Verão, Valsa 夏、ワルツ(詞:Benedicto Lopes)
- Verbo ser, Marcha
- Vestido encarnado 赤いワンピース(詞:João de Barro)
- Viola Gaucha, Catêretê ガウチョのギター、カテレテ(詞あり)
- Viradinho, Catêretê à móda paulista 豆料理、サンパウロ流のカテレテ
ハ長調、三部形式。左手ズチャンチャズンチャンのリズムが広い音程で飛ぶのにのって、楽しげな旋律が奏される。- Visão de Pierrot, Valsa lenta ピエロの幻影、ゆっくりしたワルツ
変ホ長調、A-B-C-A形式。ゆったりとした優雅なワルツ。BとCは変イ長調になる。- Viva Portugal! ポルトガル万歳!(詞あり)
- Viver 生きる(詞:Eugênio Fonseca Filho)
- Viver dentro de um sonho, Valsa lenta 夢の中に生きる、ゆっくりしたワルツ(詞:Arlindo Leal)
- Viver... morrer... por um amor, Valsa 生きる・・・死ぬ・・・愛のために、ワルツ(詞:Osvaldo Santiago)
- Zaába, Rag-time
Eduardo Soutoのピアノ曲楽譜
全音楽譜出版社
- ラテン・アメリカ・ピアノ曲選ブラジル編2
- O despertar da montanha
Irmãos Vitale
- O melhor da música popular brasileira Vol. II
- O despertar da montanha
Editora Lítero-Musical Tupy
- Evocação (Valsa lenta)
- Tristeza (Valsa, estylo genuínamente brazileiro)
Eduardo Soutoのピアノ曲CD
星の数は、
は是非お薦めのCD、
は興味を持たれた人にはお薦めのCD、
はどうしてもという人にお薦めのCDです。
O Despertar da Montanha
UNICD 3073
- O despertar da montanha
- Hino a João Pessoa
- Tatú suboiu no pau
- Do sorriso da mulher nasceram as flores
- Um baile em Catumbí
- A despedida
- George Walsh
- Sublime provação
- Nuvens
- O puladinho
- Inverno
- A ternura do mar
- Um chôro na Praia Grande
- Sugestões de um sorriso
- O despertar de um sonho
Eudóxia de Barros (pf)
1969年にLPで発売されたアルバムのCDへの復刻。全曲エドゥアルド・ソウトの貴重なCDだ。
Clara Sverner interpreta Eduardo Souto (LP)
EMI-Angel, 064 422910
- O despertar da montanha
- Carinhosa
- Paraty-dançante
- Visão do pierrot
- Isto é bom
- O pranto do fadista
- Não mexa comigo, seu Honorato
- Do sorriso da mulher nasceram as flores
- O puladinho
- Saudade da cachopa
- Tristeza
- Viradinho
- Outono
- No mundo da lua
Clara Sverner (pf)
Nelson Souto interpreta Eduardo Souto (LP)
FESTA Discos
- Despertar da montanha
- Inverno
- Saudade
- Do sorriso da mulher, nasceram as flôres
- Evocação
- Viver... morrer... por um amor...
- Parati dançante
- Não sei dizer
- Só teu amor
- Gegê
- Tatú subiu no pau
- Batucada
Nelson Souto (pf) e conjunto
ピアニストのネルトン・ソウトは、エドゥアルド・ソウトの息子である。このLPは1958年の録音。
O PIANO BRASILEIRO DE ARTHUR MOREIRA LIMA VOL. II
Com licença
Tom Brasil, TBAM 002
- O Despertar da Montanha (Eduardo Souto)
- Flor Amorosa (Joaquim Callado)
- La Brésilienne (Henrique A. de Mesquita)
- Fandangoso (Laércio de Freitas)
- Gaúcho (Chiquinha Gonzaga)
- Mão Esquerda (Paulo Moura)
- Subindo ao Céu (Aristides Borges)
- O Cabo Pitanga (Laércio de Freitas)
- Seresta Sertaneza (Elomar)
- Chuva Morna (Heraldo do Monte)
- Choro de Mãe (Wagner Tiso)
- Lamento (Pixinguinha)
- Fantasia do Ar (Omar Fontana)
Arthur Moreira Lima (pf)