楽器紹介

 
ここでは、フォルクローレの演奏によく使われる楽器について紹介します。


ケーナ(Quena)
 前インカ時代に失った恋人の骨で作ったものが最初と呼ばれるほど古い管楽器。葦の茎や竹、骨などで作られており、主に旋律を奏でる楽器です。
 40cmほどの竹の筒に穴を開け、歌口を付けただけの簡単な作りの楽器ではありますが、とても素直で尺八ににも似た音色を持っています。前面には6つの穴が、後面には親指用の穴が1つ開いており、これを押さえることで音階が変化します。

 
サンポーニャ(Zampon~a)
 アンデス地方のパンフルート。葦の茎を乾燥させた片方が閉じている筒をたばねた楽器です。ケーナ同様単純な楽器で、ケーナに比べるとより丸く風のような音がします。元々は2段あるものをそれぞれ二人で分け交互に吹くことで一つの楽器と成立していました。
 現在一般にサンポーニャと呼ばれるものも長さによって名前が異なり、小さい方からチュリ、マルタ、サンカ、トヨといい、一番長いトヨになると160cmほどの大きさになります。

チャランゴ(Charango)
 小振りの複弦5コースの弦楽器で、スペイン侵略の際に持ち込まれたギターの祖先である「ビウエラ・デ・マノ」というものから生まれた楽器の一つであり、ギターの兄弟ともいえます。アルマジロを共鳴胴として使うものもあります。 
 ある時は細やかなメロディをきざんだり、ある時は激しく掻き鳴らしたり、情熱的な楽器と言えるでしょう。

ギターラ(Guitarra)
 ギターラというのはスペイン語でギターのことです。一般に低音楽器が少ないフォルクローレにその低音、そしてそれだけでなく幅広い音域でリズムをしっかりリードする楽器です。
ボリビアやペルーで使われているギターラは現地製で材料が異なりますが、基本的にはクラシックギターと同じものです。フォークギターのようなピックは使わず、自分の指を駆使することによって変化に富んだ音を出します。

チャフチャス(Chajchas)
 ヤギやリャマの爪をわっかにくくりつけただけの簡単なパーカッション。リズムのアクセントなどに刻んだり、シャラシャラと振ることで効果音のような役割も果たすことが出来ます。
 簡素な見た目とは裏腹にしっかりとリズムを刻むのは難しい奥深い楽器です。

 
 
ボンボ(Bombo)
 ヤギやリャマの皮をなめさずに毛のあるまま木枠に貼り付けただけの単純な構造の大太鼓です。表面を叩けばドンドンという音が出て、縁を叩くとカツカツという音が出ます。
 ドラム同様リズムキープする役目を持ちますが、それ以上にフォルクローレらしさをしっかり醸し出すという大事な役目を持っています。
 

マトラカ(Matraca)
 歯車と撥ね板を組み合わせて作られたパーカッション。この楽器が用いられるモレナーダという舞曲では、黒人奴隷の足につけられた鎖の音を表していると言われています。
 共鳴胴となる箱の部分は単純な四角いものだけではなく、バッタや車の模型、果てには本物のアルマジロが用いられているものまであります。

 

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