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ぼちぼちやっております。 おひまな方はごゆるりと。

2004年12月30日 (木) さまざまな年の暮れ
 少し前にわかっていたことだが、待っていたラフが年内には届かなかったので、なにやら気の抜けた年末となった。
 休み明けに上げるということは絵描きさんはお正月に仕事されるのだろうか。
 ううむ。ぼくはモチを食って応援しています。

2004年12月29日 (水) ふたごのたまご
 たまごを割ったら黄身が二つあった。びっくりした。ふたごのたまごだ。子どものころそういうのがあると聞き、期待に胸ふくらませつつたまごを割ったことがあったっけ。すき焼きのときもたまごかけご飯のときも、母がホットケーキやオムライスを作るときも、目を皿のようにしていたが、黄身が二つ現われることはついになく、そのうち忘れてしまった。今頃になって出会うとはね。
 そういえばチョコボールだってそうだった。おもちゃの缶詰に恋焦がれていたころは銀のエンゼルにもまず出会わなかったが、5年生くらいになってどうでもよくなったころ金のエンゼルがぼくに微笑んだ。ふん、と鼻先で笑い、それでも応募すると、届いたのは「おもちゃの缶詰」ではなく「おもちゃの玉手箱」だった。時代は変わっていたのだ。中身はやはり5年生が喜ぶようなものではなかったが、正直に告白するとぼくはあのとき少し思った。「おもちゃの缶詰ならもっとスゴかったのかもしれない……」

2004年12月27日 (月) ワタクシ的3大ニュース
 今年も残り一週間をきったので、全く個人的な3大ニュースをささやかにつつましく発表する。

1、ホームページ「絵本で会いましょう」開設。
 去年の今ごろ大掃除中に突然思い立ち、雑巾を放り出しネットでお勉強、1月16日に勢いでスタートした。やはりやってみて初めてわかることはいろいろある。約一年たち、当初と比べればだいぶ充実してきたと思う。たまに知らない方からメールが届くのは嬉しいことだ。無理せずマイペースで続けていきたい。

2、展示会に初参加。
 10月下旬から11月上旬にかけて、「動物と子どもたち展」と「ぼくはあやまらないぞ絵本原画展」に参加した。展示会は好きでよく見にいくが、主催側にまわるのは初めて。作家と読者は基本的に作品を通した間接的交流なので、直接お会いできる機会は貴重でとても刺激的だった。

3、穂高登山
 8月、激烈な猛暑を逃れ、友人の北野玲さんと北アルプス穂高連山へ。北野さんは10回くらい登っているというベテランだが、ぼくは初めてだった。涸沢に立ち、くるりと囲む高山を見上げたときの気持ちは忘れがたい。日程の関係で登頂は果たせなかったので、次の機会には北穂あたり目指してみたいと思っている。

 それなりに年を重ねても、毎年なにかしら新しい体験はあるものだ。だから生きているのは面白い。

2004年12月23日 (木) 毎週テストした方がいいよ。
 山手線に乗っているとこんなセリフが飛び込んできた。「やっぱ、ウィークリーポイントを作らないことが大事だよね」。高校生くらいか、女子2男子2の4人組。「できる科目ってほっといてもできるじゃん」「そうそう」。
 おい。誰もつっこまないのか? キミらのできる科目は英語じゃあないな?
「リーはいらないぜベイビー」と教えてあげようかと思ったが、少しでも口を開くと噴き出してしまいそうだったので噛みしめてこらえた。あの子らが受験生だとしたらぼくはとても心配だ。

2004年12月20日 (月) えりまきねこ
 もうずいぶん前なのだが、妙なものを見たことがあった。猫がプラスティック製と思われる漏斗状のものを首につけ、よたよた重そうに歩いていたのだ。漏斗の直径が顔の倍くらいはあり、門をくぐろうとしてひっかかっている様は痛々しかった。
 まさか新手の猫いじめでもないだろうから、何かわけがあるのだろうと思ったが、今日雑誌を読んでいて初めて知った。エリザベスカラーというらしい。怪我や手術の後、傷口をなめさせないために装着するものだそうだ。猫にはなめて治る傷とそうでない傷の区別がつかないということか。やむを得ないこととはいえ、あんなエリマキトカゲみたいなものを着けさせられては、猫もさぞストレスが溜まることだろう。
 それにしても、視界もせまくひげも使えない不自由な猫を外に出していたのが不思議だ。事故にあったらどうするのか。常ならぬ身なのだから部屋の中で静養させるのが普通だろう。うっかり逃げ出されたのかな?

2004年12月17日 (金) よく歩いた一日。
 お昼を食べたあと出かける。気持ちよい冬晴れ。
 まずは原宿ペーターズギャラリーでグループ展「とりのうた」。50人以上のアーティストが、「Loving You」から「ほとぽっぽ」まで、鳥にちなんだ音楽にインスパイアされた絵を出している。曲にまつわる思い出など書かれたキャプションを読むのも面白い。
 東へとことこ歩き、ギャラリーハウスマヤのグループ展「Once upon a time」。子供がはじめて哀しみと出会う20の物語、というテーマで各作家が「銀河鉄道の夜」や「青い鳥」などを絵にしている。自分が初めて哀しみに出会った物語はなんだったろうと考えたが、思い出せない。
 外苑西通りを通ってスペースユイ、沢田としき作品展「黒い聖人サントネグロのクリスマス」。雪など決して降らないアフリカや南米には日本人が抱くイメージとは全く違うクリスマスがある。でもわくわくする楽しい感じは共通か。会期は25日(土)まで。沢田さんはなるべく会場にいるようにするとおっしゃっていたので、行けばお会いできる可能性大。
 青山通りを越え都営住宅を突っ切り、オーパ・ギャラリーで「オリジナル燐寸ラベル&マッチ箱アート展」。幼いころマッチは危険物だった。勝手に触ると怒られた。もう怒られることはないが使う機会もなくなった。気に入ったものをいくつか購入するが、中身の使い道が思いつかない。大晦日にマッチ売りの少女ごっこでもするか。
 表参道の交差点を曲がりピンポイントギャラリーへ。旅で出会った人やモノをテーマにしたグループ展「旅の絵」。トムズボックスの土井さんがみえていてなにやら珍しそうな古い本をご披露されていたので横からのぞかせてもらう。オーナーの西須さんに年末のごあいさつ。今年はいろいろ勉強させていただきました。
 曙橋に移動、ギャラリーゑいじうで「スズキコージのとびだすエノカッパくん絵本原画展」。エノカッパくんは凛々しいし、人魚のスーパンちゃんはセクシー。作家とポップアップデザイナー(仕掛けを作る人)の共同作業がどのように行われたかなどコージさんにお聞きする。絵本原画以外にも作品はてんこ盛りで、とくに1階の壁を埋める巨大な絵は必見の迫力。コージさんも会場にみえる日は多いそうなので、ファンの方はぜひぜひどうぞ。25日(土)まで。
 ゑいじうホームページで、コージさん在廊情報が得られます。
http://www011.upp.so-net.ne.jp/eijiu/

2004年12月14日 (火) 野菜玉子更新
 むやみと高かった野菜がやっと安くなってきて嬉しい。しかし替わって玉子が高くなったのはどういうわけか。ニワトリたちに何か起こっているのか? 酉年が近づいたことと関係あるのか? 謎は深い。

 リンクに画文家斎藤雨梟さんのサイト「雨梟庵」を追加。熱いハートの小学生ピオちゃんとクールな頭脳の物知り猫スピ丸を見つけてください。

2004年12月12日 (日) 更新
 おまけコーナーを更新。「絵のない4コマ漫画」。想像してください。

2004年12月9日 (木) チルチンびと
 地球生活マガジン「チルチンびと」(31号 2005WINTER)に「ぼくはあやまらないぞ」の紹介が載りました。210ページです。
 地球生活マガジンってなんだろう?と思って読んでみたら、住む人の生き方にあった住まいとはどういうものかを探求する雑誌のようです。今号の特集は「子どもがのびのび育つ家」。機会があったらご覧ください。
 他にも雑誌新聞等で取り上げられているのを見たという方がいらっしゃったら、ご一報いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

2004年12月8日 (水) きょうのわんこ
 近所でひっそりささやかにテレビの収録が行われていた。クルーが「きょうのわんこ」と書かれたスタジャンを着ていたから、そういう番組なのだろう。
 おじさんが散歩させる柴犬ぽいイヌを、中腰のカメラマンが後ずさりしながら撮っていた。腰にキツそうだ。イヌがニンゲンにあわせるのも大変だろうが、ニンゲンがイヌにあわせるのも大変だ。違う生き物だからな。

2004年12月7日 (火) 平日とはいえ拍子抜けするほど空いていた
 「ハウルの動く城」を見る。不安視する声の多かったキムタクハウルは意外に違和感なし。一方、倍賞ソフィーは違和感ありまくり。まあ、18歳から90歳まで一人でやれというのが無理な話か。
 「もののけ姫」は「ナウシカ」に似ていたが、「ハウル」は「千と千尋」に似ている。観客のほとんどが前作を見ていることを前提に、わざと似たシーンを入れているのかもしれない。

2004年12月5日 (日) カメタロウ、カメジロウ
 やけに暖かい一日だった。25度くらいいったらしい。夏日じゃないか…。
 近所の公園の池で大小のカメを見た。意外だった。岩の上でひなたぼっこするのは彼らの晴れた日の日課なのだが、寒くなるといつのまにやら見なくなる。冬眠するのだ。今年は暖かいからまだ活動しているのか、例年こんなものなのか、ちょっと覚えていないのでわからない。まさか春と間違えて出てきたなんてことはないだろうな?

2004年12月3日 (金) あちこちであれこれ。
 新宿伊勢丹で亀澤裕也展。ぼくの知る限りでも今年三回目の個展だ。すごいペースで制作している。そしていつも何か新しいものを見せてくれる。本館6階アートポスターで7日(火)まで。
 千駄ヶ谷のギャラリーエフで、こしだミカ展。昨年の展示作品を元にした絵本が来年出版されるそうで、色校が置いてあった。しっかりした手応えのあるいい絵本だ。今年の展示作は絵巻物のように横長サイズでお話いりのものもあり、次なる絵本の準備は充分という感じ。来年以降が楽しみだ。10日(金)まで、日曜休廊。
 高円寺の古絵本屋、るすばんばんするかいしゃへ。以前から探していた「さんかく」山本忠敬さく(年少版こどものとも39号)と出会う。24年も前の月刊誌絵本が出てくるとは望外の喜び。店長のAさん、ありがとう!
 おとなりの阿佐ヶ谷に移動、原画展でお世話になったフェローズでお茶。新作の搬入に来ていたカワシマさんと入れ違いだと言われる。おや残念。フェローズのクリスマス仕様は派手派手ピカピカではなく、さりげなくほくほくした感じ。こういうのもいい。
 駅前の「よるのひるね」でタイカレーを食す。宮澤賢治の原作をスズキコージさんやたむらしげるさんが漫画化した本など読む。
 階上のロックバー「ストロベリーフィールズ」へのぼり、ストーンズ、ビートルズ、ピンクフロイドなど聴きながら一杯やる。店を出るとき流れていたのはドアーズのジ・エンド。駅のホームで時刻表を見上げ、終りまで聴けたなと思いつつ襟元をしめる。

2004年12月1日 (水) 夕日はなぜ赤い?
 このところ気が向くと午後4時過ぎにマンションの屋上に出る。夕日を見るのだ。大きな夕日が空を染めながら家並みの向こうへ落ちていくのは実に早い。4時20分ごろにはすっかり沈んでしまう。
 梶井基次郎に何か夕日について書いたものがあった。よく見える場所を求め町をさまよった男が落日後の夕焼け雲を見て、遠いあの雲の下まで行かなければもう日は見られないと嘆く…そんな一節。
 夕日が感傷的なのはもちろん赤い色のせいだが、なぜ赤いのか考えたことのある人は案外少ないかもしれない。ぼくはなかった。夕日だから赤いのだくらいに思っていた。ちゃんとした理由を知ったのは先月のグループ展のときだ。
 メンバーの斎藤雨梟さんがパイオニア株式会社のサイトで「マンガ技術玉手箱」という連載をしていて、そのなかで夕日が赤いわけにも触れているのだ。プリントアウトされたものを読んだらとてもわかりやすく、ほほう、と納得してしまった。

「マンガ技術玉手箱」に興味を持った方は、雨梟さんのサイト「雨梟庵」http://www6.plala.or.jp/ukyo/index.html
のリンクページ「雨梟庵網の目」からどうぞ。
 面白くてためになります。

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